Shelf Theoryのごちゃごちゃした机

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは低危険度収容ロッカーに収容されます。実験などで取り出す際にはロボットアームを用い、素手で触れることは禁止されています。また、混入や流失による収容違反を防ぐため、サイト81-██の職員は袋状の調味料を持ち込むことは禁じられています。

説明: SCP-XXX-JPは、異常性を持つ、ある一辺に「こちら側のどこからでも切れます」と書かれている小袋の総称です。中には中濃ソースやわさび等の調味料や薬味がいずれか1種類入っています。これらの内容物に異常性は無いことが確認されており、現在██袋が収容されています。
「要検討」⇒SCP-XXX-JPは通常非活性状態ですが、人間の親指といずれかの手の指で直接開封されることで異常性を発揮します。
素手で開封した人物(以下、SCP-XXX-JP-1)は開封の瞬間に強い多幸感を得ます。これは(麻薬とかと比べて)XX倍に値します。
開封後、SCP-XXX-JP-1の状態は大きく分けて三段階に変化していきます。

第一段階:SCP-XXX-JP-1は「袋をとにかく開封したい」という強い衝動に襲われます。多くの場合その衝動に抗えず、身近にある袋状の物を開封しようと試みます。大抵は菓子の袋や調味料の入った袋、封筒などが対象になります。

第二段階:SCP-XXX-JP-1の持つ衝動はより強まり、袋状でない物でも積極的に対象に取るようになります。加えてそれらの対象物を、SCP-XXX-JP-1の元来の握力や対象の硬度に関係なく、一直線に切り裂くことができるようになります。具体例としては、コピー用紙や厚さ約6cmの漫画雑誌、厚さ2.5cmの板状の金属などです。

第三段階:SCP-XXX-JP-1の衝動は最大まで高まり、第二段階では切ることができないような厚さ、硬さの対象物を問題なく切り裂くことができるようになります。この状態まで進行したSCP-XXX-JP-1は、切り裂く対象物が無い状況下に置かれると、約5時間ほどで自身の体を切り裂き始め、死に至ります。

補遺: SCP-XXX-JPに記載された工場を