Shaba

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-XXの一室に収容されています。SCP-XXX-JPが収穫出来る状況になり次第一つでも残さないように全て収穫し、財団の食堂へと運搬してください。また調理後はSCP-XXX-JPの種を全て回収後、焼却処分してください。

説明: SCP-XXX-JPは遺伝子的には通常のミカン科ミカン属の常緑樹につく実(SCP-XXX-JP-1)です。非活性時は一点を除いて通常のものと変わりなく、摂取することが可能です。

SCP-XXX-JPは日本時間で12月28日から1月10日までの期間中に物質や生物の上に置くことにより活性化します。活性化すると1月11日へと日付が変わるまでどのような手段を取ろうともSCP-XXX-JPを外すことが出来なくなり、またSCP-XXX-JP及び取り付けられた物質や生物は強固な耐久性を付与されます(以後SCP-XXX-JP-A)。
SCP-XXX-JP-Aに対して物理的な損傷を与える事は非常に困難であり、仮に損傷を与えても即座に活性化時の状態へと修復されます。

そして1月11日になるとSCP-XXX-JPは非活性へと戻り、取り外すことが可能になります。この際SCP-XXX-JP自体とSCP-XXX-JP-Aの所持しているもの又はSCP-XXX-JP-Aが消失、その後成文的には餅であるとされる白い物質が出現します(以後SCP-XXX-JP-B)。

SCP-XXX-JP-Bを割ると中から消失したものが時間を巻き戻された状態で出てきます。この時の巻き戻り具合は活性化時に受けた衝撃が大きければ大きいほど巻き戻ります。

実験記録
被験者: D-78246
実験内容: D-78246自身にわざと暴発するように仕込んだ拳銃での自害を命じる。
消失したもの: 暴発し壊れた拳銃
出現したもの: 元通り実験時に渡した状態に戻っている拳銃

被験者: D-43954
実験内容: 活性化させたSCP-XXX-JPを装着したD-43954へ自動車で時速80kmの速度で衝突する。
消失したもの: D-43954
出現したもの: D-43954
備考: D-43954は衝突の衝撃で吹き飛んだものの無傷。実験後の検査の結果、D-43954の肉体と記憶は30歲ほど若返っていることが判明しました。