Sghr

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPのサンプルは現在サイト-8181の専用ロッカー中に保管されています。実験を行う場合はSCP-XXX-JPの担当研究員あるいはセキュリティクリアランスレベル2以上の職員に許可を取ってください。栽培を希望する際も同様です。盗難を防ぐため、SCP-XXX-JPの栽培は指定の区域で大豆アレルギーを持つDクラス職員に行わせてください。
SCP-XXX-JP-Bが発見された場合は直ちにカバーストーリー「いたずら」を適用し、SCP-XXX-JP-Bを認識した人物にAクラス記憶処理を施してください。場合によってはSCP-XXX-JP-Bを本来のものに差し替える必要があります。

説明: SCP-XXX-JPはごく限定的な情報改変を発生させるダイス(学名 Glycine max)の種です。遺伝子に特異性を持ち、それらは交配によって次世代に受け継がれることが確認されています。SCP-XXX-JPは通常のダイズのように栽培することが可能です。SCP-XXX-JPは20██年2月、都内の居酒屋「███」で発見されました。(補遺1参照)

SCP-XXX-JPは12.5mlのアルコール1と塩酸を加えると半径2m以内に限定的な情報改変(SCP-XXX-JP-Aと指定)を引き起こします。SCP-XXX-JP-Aの影響を受けた物体(SCP-XXX-JP-Bと指定)に何らかの勝敗や優劣についての記録がされていた場合、形式を問わず(文章・動画・画像・音声ファイルなど)その記録は結果や印象が逆転したものとして改変されます。フィクションの作品であった場合も影響を受けますが、実験により人間の記憶や現実に影響を及ぼす可能性は無いと判断されています。

[[tabview]]