Sela 夢見のオルゴール
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Neutralized

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回収時のSCP-XXX-JP

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは通常時は発見時に同時収容された木製の箱(縦15cm、横8cm、高さ15cm)に収納した状態で不可燃性の衝撃吸収梱包材で包んでから通常の低危険物収容ロッカーに収納し必ず鍵で施錠してください。
また、その鍵はクリアランスレベル3以上の担当職員のみが管理し、実験許可は主に書面等で担当員に実験内容を申請し、認可されれば可能です。

現在、SCP-XXX-JPは特異性が消失したとしてオブジェクトクラスをSafeからNeutralizedに変更しました。また、今後のSCP-XXX-JPの処置については現在検討中です。

説明: SCP-XXX-JPは19██年に日本の██████市で発生した██████事件の際の焼き跡から現地警察により回収され、その特異性が確認され警察内の回収エージェントにより回収されました。
SCP-XXX-JPの外見は木製の一般的な小型オルゴールに見えます。主な材質は杉や銅でその他材質に特に特異性は見当たりません。また、同一製品と思われるオルゴールも多数発見されていますが現在のところ、特異性を発見されたのはSCP-XXX-JPのみです。
SCP-XXX-JPの特異性は木製の箱から取り外し、SCP-XXX-JPを机などの平坦な場所に置き、尚且つ、近くに鑑賞することが可能な人間がいる場合に発現します。また、鑑賞する人間に聴力の有無は関係ありません。
SCP-XXX-JPは平坦な場所に置いてから平均して約5秒後にゼンマイを巻いたか否かに関係なく音楽を奏で始めます。SCP-XXX-JPの音楽を鑑賞した人間は最初は驚きこそしますが次第に落ち着きを取り戻し、鑑賞者に精神的安心感と幸福感を齎します。鑑賞を続けると次第に白いワンピースを着た少女(SCP-XXX-JP-2)がSCP-XXX-JPを手に歌っているかのような幻覚を見ます。またこの少女は歌う以外の行動は通常行なわず、被験者側からの接触は出来ません。それと同時にインタビューその他コンタクトは成功していませんが、後述の実験記録からも一定の自我があると思われます。さらに鑑賞を続けると殆どの者が感謝等の発言をし、最終的には安静からの軽い昏睡状態に陥る場合があります。昏睡状態は個人差はありますが大体5分から10分で回復し、その後、昏睡状態の有無に関わらず精神的回復と幸福感を与えます。
また、SCP-XXX-JPに内蔵されている音楽基盤の大きさに比例せず5分から7分程度の演奏を行います。更に曲自体も1回1回変化し視聴者が最も安心感を得やすい音楽に変わります。

補遺1: SCP-XXX-JPの収容前の具体的な内容
SCP-XXX-JPは██████事件の被害者の少女の唯一の遺品であることが確認されています。SCP-XXX-JP-2は被害者の少女にとても酷似しており、本人だと思われます。また、確認されている唯一の血縁者である姉は事件の約█年前に[削除済み]しており、その際にこのオルゴールを少女に送ったと思われます。