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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは、周囲10m×10m20m×20mの範囲を工場に偽装した仮設収容サイトXXX内に管理されています。サイトXXX内には5名からなる収容チームを常駐させ警備と監視を行って下さい。警備を行う際は、一般的な民間警備会社と同様の制服を着用し、財団のフロント企業である████総合警備という会社に偽装して下さい。最低3人は常時敷地内を巡回し、外部からの立ち入りを防止して下さい。

一般人がサイトXXX内に侵入しSCP-XXX-JPを目撃した際は、対象を速やかに確保しAクラス記憶処理を施して下さい。何らかの要因により周辺住民への大規模な漏洩が発生した場合は、付近のサイトから増援を要請し、記憶処理及びカバーストーリーの流布を行うことで事態を沈静化して下さい。また常にネットや雑誌などを監視し、SCP-XXX-JPに関する情報を確認した場合削除し、必要に応じてカバーストーリーを作成してください。

説明:SCP-XXX-JPは、██県██市に建てられた部屋数10の標準的なアパートです。現在SCP-XXX-JPは20██/█/██に不審火が原因で発生した火災の被害によって半壊しており、2階は完全に焼失もしくは倒壊、1階も半分近くが崩壊しています。外部からSCP-XXX-JP内の様子を確認することは出来ません。

SCP-XXX-JPは、家屋からの火災が一切消えることのない異常を示す物件です。この炎は通常の住宅火災の火と同様の温度や光度を有していますが、その勢いが増減することは一切なく、常に同じ状態が維持されています。放水や薬剤を用いた消火や窒息消火法など様々な手段が財団によって実行されましたが、炎が沈静化することはできませんでした。また、炎の性質とは逆にSCP-XXX-JPを修復または破壊する試みは、実施した箇所が瞬時に元の状態へと復元してしまうことから成功には至っていません。

SCP-XXX-JP-1は、SCP-XXX-JP内部から不定期で出現する、全身が焼け焦げている人型非実体です。出現後、SCP-XXX-JP-1は不明瞭な音を発しながらオブジェクトの周辺を彷徨い、突如消失します。SCP-XXX-JP-1が消失するまでの時間は30秒から10分までと規則性がなく、また行動範囲はおおよそSCP-XXX-JPから半径10m15mまでであると推測されます。現在、SCP812-JP-1の行動範囲及び出現時間には一切の規則性が認められず、また回数を経るごとに範囲が拡大しつつあります。担当職員はSCP812-JP-1の出現状況を監視し、サイト81██の範囲を出るようになった場合には収容範囲の拡大を行って下さい。なお、SCP-XXX-JP-1には男性型のSCP-XXX-JP-1-Aと、女性型のSCP-XXX-JP-1-Bが存在しますが、その性質に大きな差異はありません。

補遺1: SCP-XXX-JPで発生した火災事故では大半の住民が外出もしくは避難したため無事でしたが、事件後に1██室の住民の生存が確認できなかったため、火災時に逃げ遅れたものと推測されます。また照合の結果、SCP-XXX-JP-1-A及びSCP-XXX-JP-1-Bが事故の被害者と酷似していることが判明しています。

このオブジェクトは、火災事故の際に██消防署に潜入していた財団工作員が担当したことで発覚しました。一般的な住宅火災にも関わらず、消火作業時██時間に渡る消火活動が行われたものの沈静化する様子が見られなかったため、財団にその異常性が報告されました。その際、付近に滞在していたエージェント██によって目撃者へのBクラス記憶処理とカバーストーリー”化学火災”の流布が行われました。

SCP-XXX-JP内部への通路は倒壊した瓦礫で封鎖されており、SCP-XXX-JPの性質により瓦礫の撤去が不可能であるため進入は困難です。現在、SCP-XXX-JP内部の調査計画は無期限で延期されています。