seiryu
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: このオブジェクトは内側に低反発素材を設置した小型の金属容器に入れて保管してください。財団職員であれば誰でも持ち出しが可能です。持ち出しにはレベル3以上の研究員の許可を得てください。(SCPオブジェクトで遊ぶ時は私も呼びなさい! :上鶴間博士)

説明: SCP-XXX-JPはサイト████内に設置してある男子トイレから発見された一般的なサンダルです。同じメーカーで製造された同ロット品には異常性は確認できませんでした。このオブジェクトの特異性はすべての物質に対し摩擦力を一切持たないことです。エージェント・██が20██/██/██日に上記の男子トイレを使用しようとした際に、このオブジェクトの特異性を発見しました。このオブジェクトを発見したエージェントは発見の際タイルの床を約10メートルすべり壁に当たって転倒し、立とうとして3回転倒、打撲などの軽い怪我を負いました。このオブジェクトは物理的な衝撃で傷をつけることが出来ず、接着剤などで固定する試みも失敗に終わっています。
補遺:以下が同オブジェクトに行われた実験の記録である。
実験記録XXX - 日付20██/██/██

対象: SCP-XXX-JPを着用した三田那助手

実施方法:その場で歩行を試みてもらう。

結果: 三田那助手はその場で転倒し、その反動で足から外れたサンダルは職員の手によって回収されるまで実験室内を滑り続けた。

分析:むやみにこのサンダルを着用するのはあまりお勧めできない。:上鶴間博士

実験記録XXX - 日付20██/██/██

対象: SCP-XXX-JP

実施方法:サイト████内の資材搬入用大型スロープから滑らせる。

結果: スロープはコンクリート製であったが問題無く滑走。この際高速で滑走していたオブジェクトがガラス窓に衝突。窓を一つ損傷し、修繕費は三田那助手のポケットマネーより支払われた。

分析:加速度の計算によるとこのサンダルは空気抵抗の影響も受けないようである。使用するときは回りにクッション材を用意しておくことが推奨される。:上鶴間博士
窓ガラスって高いですね・・・:三田那助手

実験記録XXX - 日付20██/██/██

対象: SCP-XXX-JP

注意:この実験は財団職員が非公式に行ったものです。この件を受け、特別収容プロトコルが一部改変されました。

実施方法:SCP-XXX-JPを着用し、サイト████内の中庭に位置する斜面を滑走する。

結果:滑走をした職員は停止することが出来ず中庭に生えていた木に激突。大腿骨にひびが入る怪我を負った。

分析:どんなに危険性が低いオブジェクトでも勝手に研究目的以外で使用することは許されません。次回行うときは必ず私に事前に通達してから私と一緒に行うように。:上鶴間博士

またこの後超大型スロープを用いた速度計測の実験計画が提出されましたが滑走速度が秒速600mを超えるという試算が出たため人体を用いた実験は危険だという判断が下され却下されました。
・有人実験が出来ないのはあまりよろしくないな。:上鶴間博士
・楽しくなさそうな顔をしながら言わないでください。:三田那助手
この後不慮の事故によりオブジェクトが約マッハ6でサイト内の壁にぶつかる事案が発生。サイトの一部を破壊し、上鶴間博士は3ヶ月の自室謹慎中です。よって現在の管理官は三田那助手になっています。