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アイテム番号:

オブジェクトクラス: SCP-XXX-JP

特別収容プロトコル:Euclid

説明:SCP-XXX-JPの発症者の増加を防ぐため解答欄の空欄等のズレをお互いに注意喚起するプロトコル「うっかりミス防止キャンペーン」が各種メディアを通して一般人に告知されています。
また、財団職員がSCP-XXX-JPを発症した場合、業務に対して多大な損害を与えることが予測されているため、財団職員に対しては日々の職員同士による発症確認が推奨されています。
SCP-XXX-JPを発症し、その影響が不可逆的なものとなった財団職員には情報管理業務から簡易作業を行う部署への異動目令が行使されます。

補遺: SCP-XXX-JPは不特定の人物が情報媒体に記述を行う際に発生する認識災害です 
発症者に遺伝的、環境的な共通点は見られず、年齢・男女を問わず、発症例が確認されています。

この認識災害をを発症した人物は情報媒体の空欄や解答欄に情報を挿入する過程において無意識的に、情報を記入すべき欄を一つ下にずらしてしまいます。
またずれが発生したことによって生じた空欄を発症者自身は認識することができません。
SCP-XXX-JPの影響は発症者以外の人物から空欄のずれが生じていることを指摘されることによってはじめて空欄を認識することができ、その時点でSCP-XXX-JPの症状は無効化されます。
この方法での無効化は発症後50分以内であれば可能ですが、50分を超過した場合に症状は完全に不可逆的なものとなり記憶処理によっても取り除くことはできませんでした。

SCP-XXX-JPの最初期の記録は19██年に多数の人物が発症した事例が確認されています。
発見に至るまでの間にSCP-XXX-JP発症者は増加し、現在までその数は█万人を超えていると推測されています。

事件記録SCP-XXX-JP - 日付20██/██/██

SCPデータベース内にデータを追加した博士がSCP-XXX-JPを発症したことにより、博士の記述したSCP識別番号以下のデータにくり下がりが発生し、本来アクセスすることができない職員の重要記録へのクリアランス違反、および間接的な収容違反が発生しました。
財団情報保安管理局のデータベース復元によって事態は収拾しましたが、編集者本人への指摘が行われた時間が発症から50分後を超過していたため、博士は永久的な認識災害を受けました。

博士は現在、施設内の清掃職務に部署を移動されています。

Footnotes

1.実験記録SCP

 被験者:SCP-XXX-JP発症が疑われるDクラス職員 D-62835

<記録開始>

エージェント・██:D-62835実験を開始します、こちらの解答用紙の1問めからここの解答欄に答えを記入してください(エージェント・██は解答欄の最初の欄を指さしD-68235と確認する)

D-68235: わかったよ、ここから記入すればいいんだな。(D-68235は1問目の空欄を指さし確認する)

エージェント・██:では解答を始めてください、時間は無制限ですので終わったら教えてください。

D-62835はいはい。 

-10分経過後-

D-62835:終わったよ。でもこの解答用紙、最後の問題の欄がなかったから枠外に書いておいたぜ。

エージェント・██: では採点していきますね・・・おや、D-68235、解答欄が1問目からズレているようですが。

D-62835: そんな訳ないだろ、最初にあれだけしっかり確認して・・・あれっ。

<記録終了>

財団情報保安管理局から通達
この文書を編集したエージェント・██は直ちにサイト管理者に出頭して下さい。
必要に応じて、記憶処理および部署移動が検討されます。