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アイテム番号: SCP-XXX-JP 生ける花瓶

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 自然光、人口光の当たる人目につく台座の上で管理してください。SCP-XXXX-JPを覆う、暗所下に置く、通常生活圏で視界に入らない場所に置く等の行為は厳禁です。ただし夜間はこれに当てはまりません。また、1日に1度花瓶の花を交換してください。SCP-XXXX-JPが空の状態で24時間以上放置してはいけません。

説明: SCP-XXXX-JPは一般的によく見られる花瓶の形状をしています。色は白、全長20cm、口径3cmで、陶磁製です。一般的な陶磁製の花瓶に比べ衝撃、圧力、振動等の劣化に非常に強いことが分かっています。
この花瓶に生けた植物は、水を張っていなくても最低1週間、最長1ヶ月間は新鮮な状態で保存することができます。水を張っている場合、最長5ヶ月の植物の維持が確認されています。また、生けられている間植物は、取り替えることは可能ですが、切る、燃やす、ちぎるなどの暴力的接触は故意、過失問わず全て無効となります。
この花瓶に何も花を生けない状態が24時間続くと、自動的に植物(特に花)が現れます。現れた植物は基本24時間ごとに変化し、特殊な場合を除いて種類、本数に規則性は無く季節も無視します。また自動的に植物が現れた場合のみ、その植物の名前とその由来、主に花瓶が存在している地域で一般的な別称、花言葉等に関係した現象が引き起こされます。花瓶本体はその影響を受けません。効果範囲や威力は生けられている花の本数に比例しており、外界からの接触がなければ24時間植物は存在し続けますが、効果の持続時間には一定の法則は見られません。花言葉が複数存在する植物の場合、植物の発生ごとにその効果は変化し、1度発生した効果が途中で変更されることはありません。自然発生した植物も取り除くことは可能であり、取り除くとその時発生していた効果は即座に消えることと、その後何も花瓶に生けなければ、24時間後に植物が現れることが確認されています。
花瓶の中身を水以外の無機物、もしくは有機物で埋めた場合、内容物は直ちに消滅します。

補遺: SCPーXXXX-JPは███県███市の一般家庭で発見されました。████夫妻がSCP-XXXX-JPを木製の箱に密閉して保管していたところ、████家含む10棟が全焼する火災が発生。現場に居合わせた財団職員が唯一損傷がなかったSCP-XXXX-JPを発見。確保、回収されました。

補遺2: 回収されたSCP-XXXX-JPは当初、金属製の0.5×0.5×0.5㎥の箱にて保存されていましたが、収容された翌日、施設の1部に著しい経年劣化が見られました。調査の結果、SCP-XXXX-JPを中心として時間の圧縮が起こり最大10^6倍の時間の加速が引き起こされていたことがわかりました。これにより3名の職員が老衰により死亡。効果範囲内で過ごしていた職員12名も、それぞれ段階の違う老化の症状を訴えました。一連の被害はおよそ12時間で収まり、確認したところ収納に使用していた金属製の箱が腐食しており、また周囲半径10mも風化して、花瓶は完全に露出していました。なお、収容内容を現在の形に変更して以来、類似した事故は報告されていません。(この一連の事象を以後SCP-XXXX-JP-Aとする)

補遺3: 20XX/XX/XX SCP-XXXX-JPの被害にあった財団職員の1人が、SCP-XXXX-JPを故意に破壊しようと試みたところ、SCP-XXXX-JPに小さなヒビが入りました。その24時間後、職員の変死体が発見され、当日SCP-XXXX-JPに生けていた花は消失していました。(この一連の事象を以後SCP-XXXX-JP-Bとする)このことから、SCP-XXXX-JPは単純な状況の応答だけでなく、もっと複雑な機構のもと反応している可能性が高いと判断されました。

補遺4: 現在確認されている自然発生した花とその効果、およびその関連性考察