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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Safe Neutralized

SCP-XXX-JPはSafeクラスからNeutralizedへ再分類されました。──201█/██/██

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、サイト-81██の小型オブジェクト収容室に保管されます。収容室は1台以上の監視カメラによって常時監視される必要があります。
エージェントは、定期的にSCP-XXX-JP収容室内およびSCP-XXX-JP内部を点検し、異常がないことを確認してください。新たなSCP-XXX-JP-01が出現した場合は、担当職員を経由してすみやかにセキュリティクリアランスA以上の職員に報告してください。 [事案 β-01]以降、新たなSCP-XXX-JPの出現は確認されていません。

すべてのSCP-XXX-JP-01はサイト-81██内のロッカーに保管されています。これまでに出現したSCP-XXX-JP-01のリストについては下部を参照してください。

説明: SCP-XXX-JPは、高さ約20cm、直径約18cmの金属製の円筒状容器に納められた、死亡時推定█歳の日本人男性の遺灰です。

SCP-XXX-JPの半径1m以内には、一定期間おきにSCP-XXX-JP-01と総称される小型の物体が出現します。
SCP-XXX-JP-01の出現は最低頻度でおよそ1ヶ月の周期内で発生していますが、最高頻度では45分おきに発生した例が報告されています。

注目すべき点として、1954年以降に出現したSCP-XXX-JP-01については、その出現傾向が国内および国外の重大事件のおよそ1ヶ月前に偏っている点が挙げられます。このとき、SCP-XXX-JPはおよそ1日〜3日以内に複数件出現します。

SCP-XXX-JP-01の出現はこれまでに███件が確認されており、出現した全てのオブジェクトについて異常性は確認されていません。

主要なSCP-XXX-JP-01のリスト

  • 記録されているSCP-XXX-JP-01の一部についてここに示します。完全なリストは、セキュリティクリアランスC以上の職員に問い合わせてください。
  • SCP-XXX-JP-01に関して実験を行う際は、クリアランスB以上の職員に計画書および報告書を提出することが必要です。

[事案 α-04]以前に出現したSCP-XXX-JP-01

物品名 説明
乳児用スプーン 1953/██/██回収: [事案 α-01]の際に回収されました。一般的な木製の匙です。回収と同年の分析の結果、微量のニコチンが検出されました。 200█年の分析では、残留していたDNAからSCP-XXX-JP本人、またはその近親者のものであると推定されています。
小児用なわとび 1953/██/██回収: [事案 α-01]の際に回収されました。紐はビニール製で、身長約100cmの児童が使用する長さに調整されていました。一端の持ち手は裂けて失われており、反対側の端は30cmほどの輪を描いて結ばれていました2。分析の結果、紐の表面に、主に屋外で使用される塗料が付着していたことがわかりました。
ステンレス製裁ち鋏 1953/██/██回収: [事案 α-01]の際に回収されました。刃裏とカシメ部分に付着していた指紋を照合したところ、SCP-XXX-JPのものと一致しました。
SCP-███の収容プロトコル 1954/07/29回収: A4のコピー用紙数枚に印刷されており、内容の7割以上は判読不能な状態まで汚れていました。また、用紙には弾痕が残されていました。この収容プロトコルが印刷された用紙を目視したCクラス職員およびSCP-XXX-JPには軽度の記憶処理が施されました。紙面から検出された二種類の血液型のうちの片方は、SCP-XXX-JPのものであることが確認されています。
███社製のハンドガン 1954/08/01回収: 財団の機動隊および職員の標準的な装備として支給されている拳銃です。発砲されて数分以内に出現したとみられます。銃身に付着していた血液の血液型と、トリガー部の指紋がSCP-XXX-JPのものと一致しました。また、拳銃のナンバーを照合したところ、エージェント・█████に支給された型番と一致しました。
ICレコーダー 1954/08/02回収: 財団でインタビュー記録用に支給されているものと同系統の機種ですが、支給時に印字される支給日時が回収日から8日後(1954/08/10)であり、出現時に録音は継続して行われていました。また、付着していた血液から採取されたDNAが、エージェント・█████のものと一致しました。ICレコーダーに録音されていた音声内容については、[音声記録 α-02]を参照してください。

[事案 α-04]以後に出現したSCP-XXX-JP-01

物品名 説明
ポラロイドカメラ 1979/██/██回収: 1978年製のポラロイドカメラです。出現時はシャッターが切られた状態でしたが、写真は感光していませんでした。
手帳および航空券 1985/07/12回収: 革表紙の手帳の間に航空券2枚が挟まれていました。航空券は1985年8月██日のものでした。手帳には予定および日記が記入されていました。内容から、記入者は1985年8月で38歳となる人物であり、同年8月██日に発生した航空機事故で墜落した便の搭乗者であることが推定されていますが、調査の結果航空機の搭乗者に該当する人物は含まれていないことが判明しました。
封筒および文書 1985/07/13回収: 長型3号の封筒に新聞の切り抜きと遺書が同封されていました。新聞は回収日から一か月後の夕刊の一面記事でした。遺書について、前日に回収された手帳の筆跡と一致しました。
集合写真1枚 2018/██/██回収: [事案 β-01]の際に回収されました。ポラロイドカメラで撮影されたもので、劣化と退色が進んでいます。フィルムの裏面に記された日付から1995年に撮影されたものと思われます。日付の筆跡と、1985年に回収された文書類の筆跡は一致しました。複数名の男女が写っていおり、被写体の背景は██県██市3の老人ホームであることが判明しています。中央のおよそ60~70代とみられる男性の顔画像を解析したところ、SCP-XXX-JPの顔画像を経年変化シミュレートしたものとほぼ同一であることが判明しています。これ以降、新たなSCP-XXX-JP-01の出現は確認されていません。

 

補遺:
[事案 α-04]以降、EuclidクラスからSafeクラスへ再分類されました。
[事案 β-01]以降、新たなSCP-XXX-JP-01の出現が██年の間確認されていないために、異常性は失われたと判断され、SafeクラスからNeutralizedへ再分類されました。