お見通しな耳かき

アイテム番号:SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Safe

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは、サイト-6891内の和風住宅の1室にある鍵付き金庫の中に保管されています。オブジェクトの持ち出しは禁止されていますが、部屋の中でレベル2以上のセキュリティクリアランスを付与された者が2人1組で使用することは許可されています。

説明:SCP-XXX-JPは製作者不明の竹で作られた耳かきで、後端には梵天の変わりに小さな拡声器か取り付けられており、それ以外に外見的異常は見受けられません。SCP-XXX-JPは上記の和風住宅内タンスの上に置かれているのを、サイト内探索時に発見されました。

非活性状態のSCP-XXX-JPには異常性は見受けられず、2人又は1人で一般的な耳かきと同様に使用することで活性状態となります。

SCP-XXX-JPは2人で使用する場合と1人で使用する場合では、その異常性は大きく異なります。

2人で使用した場合、耳掃除を初めて20秒程で拡声器からマイクのテスト音が鳴ります。その後拡声器は耳掃除をされる側(以降被験者)の声と全く同じ音で「今から君の秘密を見通してあげよう。」と伝え、被験者が現在望んでいること、興味のあるもの等を耳掃除を終えるまで喋り続けます。この内容について間違いであったことはありません。わざと耳掃除を終わらせず、拡声器が話す内容が尽きるまで続けた場合、拡声器は再び振り出しから喋り始めます。

1人で使用した場合、耳掃除を始めてすぐに拡声器からノイズ音が鳴り、SCP-XXX-JPが被験者の手から離れなくなります。これはありとあらゆる手段を用いても離すことは出来ず、手を切り落としても離れることはありません。その後、拡声器はノイズ音混じりの男性と思われる声で「自分のことが分からないとは、おぉ、なんて愚かなのだ。」と軽蔑する様な口調で言い、ここで被験者はSCP-XXX-JPを耳の奥に突っ込みたくなる衝動に駆られます。手を切られた場合でも、もう片方の腕を用いて同様の行動に移ります。被験者は鼓膜を破り、頭蓋骨を砕き、脳にSCP-XXX-JPが到達し、死亡するまでこの行為を止めることはありません。この時、SCP-XXX-JPは一切汚れることはありません。