SCP案
- あいさつ啓発運動
- あのまらす・くそあにめ
- --マン・イン・ザ・ミラー、或いはドッペルゲンガー-- 有象無象
- --https://www.nullandvoid.虚無-- 無効の救済
- 願望達成機(仮)
- 其処に"有る"
- unogamiの提言 - 疑神安気
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは専用収容サイト-8143内に設けられた高危険物収容金庫に保管されます。
SCP-XXX-JPの発生が確認された地域では、常に5人以上のサイト-8143職員による巡回を行ってください。
回収時には、支給された特殊加工グローブを着用し、SCP-XXX-JPが皮膚に接触することを避けてください。
新規収容時にSCP-XXX-JPが2枚以上確認された場合、サンプルとして1枚を回収し、焼却手順-XXX-JPに基づいて他全てを焼却してください。
SCP-XXX-JP-Aはサイト-8143内に設けられた標準人型実体収容セルに収容されます。
SCP-XXX-JP-Aには1日に3回の食事を与えてください。新たなSCP-XXX-JP-Aが確認された場合、機動部隊り-9("PTA")への通達が義務付けられています。
SCP-XXX-JP-Aが確認された場合、カバーストーリー『通り魔による殺害』を流布し、その場で終了してください。その後、遺体の回収、清掃を行い、クラスA記憶処理剤を散布することで隠蔽してください。
説明: SCP-XXX-JPは「あいさつは大きな声で」と書かれたA4サイズの厚紙のポスターと、SCP-XXX-JP-Aが生成する同様のデザインと材質、特異性を持つB5サイズのポスターです。
SCP-XXX-JPが人間の皮膚に接触した場合、自身の意思に問わず、コミュニケーションを取る際に必ず挨拶を行うようになります。挨拶をされた人物(以下、対象)が返答をしなかった場合、対象の脳幹付近にオジギソウ(学名:Mimosa pudica)の種子が発生し、脳機能障害及び脳死を引き起こします。
また、対象の年齢が6〜9歳の場合、曝露者は不明な方法でSCP-XXX-JPを複数枚生成し、対象に手渡そうと試みます。この試みが失敗した場合、曝露者は生成したSCP-XXX-JPを地面、あるいは壁面に貼付します。
その他
危険ヤバい
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter Euclid
特別収容プロトコル: わからん
説明: 1秒に1回自己複製を行う約33cm3のラスクです。
SCP-XXX-JPは破壊不能であり、O5-█の許可無しでの実験は禁止されています。
SCP-XXX-JPは██県███市に存在するスーパーから回収されました。
補遺: 美味しいです。(たぶん)
インタビューログXXX-JP - 日付: 20██/3/27
対象: ████氏 - SCP-XXX-JP購入者。
インタビュアー: 螺透研究助手
<録音開始>
螺透研究助手: こんにちは、████さん。
████氏: まだおはようの時間だぜ、博士。
螺透研究助手: すみません。…早速インタビューに移らせて頂きます。████さん、先日購入されたラスクは美味しかったですか?████氏: あんなの食えたもんじゃねぇ。実際、歯が欠けまくって鉄の味しかしなかったからな。
[以下省略]
<録音終了>終了報告書: 私の間食には向いていないようです。- 螺透研究助手
追記: 食べようとしないでください。オブジェクトはあなたのおやつではありません。- 小麦研究主任
実験記録XXX-JP - 日付:20██/9/26
対象: D-1234
実施方法: SCP-XXX-JPを1枚飲み込ませ、経過を観察する。
結果: 自己複製を行う様子は見られず、大腸に到達した時点で既に消化されていた。
分析:体外での実験では消化酵素による消化は確認できなかったため、体内でのみ異常性を喪失するようだ。