SCP-XXX-JP - 妖物の気持ちなんか知るもんか

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

説明: SCP-XXX-JPは香川県██村の森林に位置するおおよそ半径10.5km2の半球状の異常領域です。SCP-XXX-JP内部は周囲と同様にほぼ樹木で覆われていますが、後述の異常性により外見上は荒原のように見えます。

SCP-XXX-JPに侵入した物体は形状に関わらず光学的な干渉を一切受け付けなくなり、例外なく透明となります。上記の状態に変化した物体をSCP-XXX-JP-Aと指定します。一度SCP-XXX-JP-Aに変化した物体はSCP-XXX-JPの範囲外に脱出しても元の状態に復元されることはありません。但し、SCP-XXX-JP-Aの光学的な物理影響以外は変化せず、SCP-XXX-JP-A同士は互いを光学的に認識することが可能です。また、このSCP-XXX-JP-Aの異常性は機器を通しても持続します。

第一発見者の証言により、SCP-XXX-JP内部には1軒の民家が存在していることが判明しています。この民家内には1頭の人型実体(SCP-XXX-JP-A-1と指定)が生息していることが確認されています。SCP-XXX-JP-A-1は人類に対し敵対的であり、民家内に侵入すると大声で威嚇します。SCP-XXX-JP-A-1は銃を攻撃手段として保持しており、民家内に侵入した人物を狙撃するという行動も確認されています。

探索記録-XXX-JP-1
日付: 20██/██/██
探索者: 玉崎隊長・阿賀野隊員・志木隊員・遠浅隊員
司令官: 最上博士


<探索開始>

玉崎隊長: 最上博士、観測機器には異常は無いですか?

最上博士: ええ、ビデオ・音声・GPS共に異常はありません。

玉崎隊長: では、これからSCP-XXX-JP内へと進入する。

阿賀野隊員: 了解です。

<探索者全員がSCP-XXX-JP内へ侵入>

志木隊員: うわっ!入った途端に目の前にでっかい木が!

遠浅隊員: …やはり、証言の通りSCP-XXX-JP内部は外部の環境と変わらないようですね。

玉崎隊長: ああ…最上博士、何か変わったことはありませんか?

最上博士: …ん?こちらからはまだSCP-XXX-JP外から見た景色と変わりありませんが。

阿賀野隊員: …おかしいな、こちらは見る限り一面の森なのだが…。

遠浅隊員 もしかすると、SCP-XXX-JPの異常性は間隔的にも発生するのでは?

志木隊員: そうだったら、カメラは使えなさそうだな。

最上博士: …そうですね。そこは後で調査します。では、記録の為に随時視界上の情報を報告して下さい。

玉崎隊長: 了解。

志木隊員: 今の所一面の森…ん?

阿賀野隊員: 志木、どうかしたか?

志木隊員: 今、何か人工物がチラッと見えたような…。

玉崎隊長: どちらの方向だ?

志木隊員: ええと…南東方向。

遠浅隊員: …見えました。…どうやら建築物のようです、一帯が少し開けています。

最上博士: 何か生命体のようなものは見えますか?

阿賀野隊員: …いや、今の所は居ないな。

玉崎隊長: 接近する。全員、SCP-XXX-JP-Aと遭遇することを予測して行動せよ。…相手は重火器を保持している可能性がある。

志木隊員: 了解。

<1分間の足音>

阿賀野隊員: 結構大きいな、見た感じ2階建てみたいだな。

遠浅隊員: …あまり立派では無いですね。まるで継ぎ接ぎしたような家です。

玉崎隊長: どうやら第一発見者の報告とあまり差異が存在していないようです。…花が植えてありますね…土が湿ってます1、生活している痕跡はありますね。