rindou1216の下書き置き場
0B702E49-BE01-4373-A15E-D2153822FBDD.jpeg
収容前のSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはそれを覆うようにして建設された収容棟内部に収容されています。収容棟はサイト-8129の管轄に置かれています。SCP-XXX-JPの内部の様子を調査する際は無人探査機を用いて下さい。実験等によりSCP-XXX-JP内部に侵入する必要がある場合のみDクラス職員に侵入させて下さい。現在、SCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP-2-1はサイト-8181の管理下に置かれています。また、SCP-XXX-JPに侵入する試みは禁止されています。

説明: SCP-XXX-JPは██県███市に存在する1階建ての民家です。調査により、18██年に建築され、19██年頃から空き家となっている事が明らかになっています。SCP-XXX-JPがいつその異常性を持ったのかは分かっていません。

SCP-XXX-JPは19██年に以下のような経緯で収容に至りました。

SCP-XXX-JPはその内部に人間(以下被験者と表記)が入った時にその異常性を発揮します。SCP-XXX-JP内部に被験者が侵入した直後、SCP-XXX-JPにより、 すでにXXX事象が完了している状態へと現実改変が行われます。 XXX事象とは、被験者の生きる目的と言える最大目標です。この現実改変は、被験者当人だけが認識することができます。

現実改変によるXXX事象の完了は、それが達成されることによる場合と、達成が不可能になることによりXXX事象そのものが消失することによる場合の2種類があります。

XXX事象が、被験者がSCP-XXX-JP内部に侵入する以前に達成可能なものであった場合はXXX事象は達成された状態へと現実が改変されます。

XXX事象が、SCP-XXX-JP内部に侵入時よりも未来でなければ達成できないものであった場合、被験者がXXX事象を達成することが不可能になり、XXX事象を断念せざるを得ない状態へと現実が改変されます。

現実改変によるXXX事象の完了を認識した被験者は強烈な無気力状態に陥ります。そしてその後、多くの場合対象は自殺を試みます。これは対象自身の意思により引き起こされるものであることが分かっています。

実験記録XXX-JP-1

対象: D-9089

実験方法: D-9089をSCP-XXX-JP内部に侵入させ、無線機によるインタビューを試みる。

結果: D-9089はSCP-XXX-JP内に侵入した直後、「おい、俺はプロゴルファーなのか?」と困惑した様子で発言しました。その後、「そうか、こんなものだったのか。」と呟き、舌を噛み切って自殺しました。

付記: D-9089は財団職員となる前はプロゴルファーでした。これがD-9089のXXX事象であったと予想されます。

実験記録-XXX-JP-2

対象: D-7459

実験方法: D-7459をSCP-XXX-JP内部に侵入させ、無線機によるインタビューを試みる。また、D-7459には記憶処理を行い、財団に所属する以前の記憶を削除している。

結果: SCP-XXX-JP内部に侵入後、D-7459は深い悲しみを訴えました。D-7459はその理由を説明することができませんでした。2分後、[編集済み]により自殺しました。

付記: その後の調査により、D-7459が財団職員になる前、周囲の人々に「子供のウェディングドレス姿を見るまでは死ねない」とよく話していたことが分かっています。実験が行われた当時、D-7459の長女は12歳でした。D-7459の長女は8歳の時から事故による植物状態となっています。

実験記録-XXX-JP-4

対象: D-8281

目的: SCP-XXX-JPに曝露した対象がSCP-XXX-JP外に出た場合の経過の観察。

実験方法: 全身を器具で拘束し自殺を不可能な状態にしたD-8281をSCP-XXX-JPに曝露させた後、サイト-8129に移動させインタビューを試みる。

結果: D-8281はSCP-XXX-JPに曝露された後、速やかにサイト-8129に移送されました。

以下はサイト-8129で行われたD-8281に対するインタビューの記録です。

インタビュアー: 如月博士

対象: D-8281

<録音開始,20██/█/██>

如月博士: SCP-XXX-JP中に入ってから何か変化はないかな?

D-8281: もういい。殺してくれよ。

如月博士: 君は以前まで自分の死刑判決に対しても非常に反抗的だった筈だ。どうして急に死を望むようになったのかね。

D-8281: 今は生きるのがすごく苦痛なんだ。

如月博士: それはどうして?

D-8281: 例えば博士さん。あんたは自分の抱えていた仕事を終えたあと、次に何をすればいいか分からなくなったことはないか?

如月博士: ……続けて。

D-8281: 今、まさしくそれなんだ。俺にはもう生きる理由がない。今の俺には全てが苦痛なんだ。これからの人生の全てが不毛なんだからな。息を吸って吐くことすら無意味で退屈だ。だから殺してくれよ。

<録音終了,20██/█/██>

この発言の後、D-8281は一切の質問を無視し、自らを殺害する様懇願し続けました。実験は終了され、如月博士の指示によりD-8281の終了処分がなされましたが、これがインシデントXXX-JP-1に繋がりました。

インシデントXXX-JP-1
実験-2の後D-8281が終了された直後、サイト-8129にいた全ての職員(███名)がSCP-XXX-JPに曝露した被験者と同じ状態になり、自殺しました。現在、この際発生した現実改変についての調査が行われています。サイト-8129はSCP-XXX-JP-2-1に指定され、職員の侵入は禁止されています。

インシデントXXX-JP-1によりSCP-XXX-JPに曝露した対象(これはSCP-XXX-JP-1と指定されます。)が死亡した建築物(これはSCP-XXX-JP-2と指定されます。)はSCP-XXX-JPと同様の性質を持つことが判明しました。

また、インシデントXXX-JP-1後、Euclidクラスへの格上げが申請・承認され、特別収容プロコトルが改定されました。