Rikky17


アイテム番号:SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル: 現在SCP-XXX-JPはI5サイト内に収容されています。
SCP-XXX-JPは半径500m以内にSCP-XXX-JPが抑圧された強い欲望をもつと判断した人間が侵入するとその人間の付近へ転移します。
よって検知範囲500mを中心とした1km×1km区画を立入禁止とします。止む終えない場合を除きSCP-XXX-JPを調査する場合は無人ドローンなどで行ってください。
説明:いたって普通のシルバーの指輪で、内側にNo,666と印字されています。ロシアのシベリア付近の██████で不審死が相次いだため調査され、すべての亡骸達はどれも眼球が黒く変色し体中を掻き毟った形跡が見られ、左手の小指が欠損。最も新しい亡骸の手の指にSCP-XXX-JPが装着されていました。調査員はこの指輪が不審死の原因の可能性ありと判断し保護しました。

研究結果、解剖結果からSCP-XXX-JPは人間が指に装着することで幻覚症状を発祥し、また幻覚の中で幸福感が絶頂を迎えると幻覚が説けます、幻覚を見る期間は対象者によって異なり記録した中で最短3分56秒、最長が1日と15時間48分24秒にも及び、対象者の幸福感が最頂点を迎えるまで幻覚は継続します。そして幻覚覚醒後の初期症状は眼球変色が起こり対象者は失明します、その後皮膚の下を蟲が這いずり回るような感覚に襲われます、この2つの症状は全ての対象者に見られました。覚醒後、対象者の幸福感が最頂点に達するまでに要した時間と等しい時間この症状が継続されます。全対象者の死後、解剖した結果心臓およびほぼすべての臓器に4本の指で強く握られた痕跡が見つかり、特に心臓は完全に握りつぶされており対象者の死因は心臓麻痺、心臓破裂、多臓器不全によるものだと判明しました。そして死亡直前、全ての対象者は本人の声ではない声で「こいつじゃない」「持っていない」とつぶやき対象者は死亡しました。
SCP-XXX-JPは何かを探し人間に指輪を装着させているように感じ取れます。
以降SCP-XXX-JPをオブジェクトクラスEuclidに指定、SCP-XXX-JPは装着すればどんな人間でも幻覚症状が発祥し、転移する場合は半径500m以内にSCP-XXX-JPが抑圧された強い欲望をもつと判断した人間が侵入するとその人間の付近に出現します。よってI5サイト内の海中に収容、検知範囲から1km区画を人間の立入を禁止します。