Repic
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元来、我らはひとつだったはずだ。
どこで道を踏み間違えたのか、自分が一番わかっているはずだろう。

今からでも遅くない。頼む、我らの地に戻ってきてくれーーーーSCP-XXX-JP

             
             

             

             
             

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPに携わる可能性のある全ての職員に定められる前提条件に、「西洋占星術において水瓶座(1/20~2/18生まれ)でない」ことが求められます。異動等による職員のSCP-XXX-JP関連の視覚的情報を水瓶座の職員に曝露しないよう十分注意してください。万が一曝露してしまったSCP-XXX-JP-2については全て終了処分が下されます。

SCP-XXX-JP-2の終了処分プロトコル


SCP-XXX-JP-2は 3500℃以上の高温による焼却処分が下されます。SCP-XXX-JP-1の終了処分プロトコル作成にあたって、アルミニウム粉末燃焼を利用した専用焼却炉が用意されました。SCP-XXX-JP-2が麻酔による昏睡状態にあるうちに処置を執行してください。

SCP-XXX-JPの存在する地点から1kmはサイト-81██として財団の管理下に置かれます。SCP-XXX-JPは現在までサイト-81██から離脱した事はありません。自身も今後も何処かに移動することはないと供述していますが、万が一SCP-XXX-JPの移動が見られた場合の対応、また一般人の潜入を防ぐためサイト-81██周囲1.2km地点から関係者以外の立入禁止措置をとり、財団規格のSi4-2火炎放射器を装備した警備隊をサイト-81██の中心から800m地点に、放射状に配置してください。SCP-XXX-JPとの接触人員として、常に機動部隊25-J (防波堤)をサイトに常駐させてください。必要以上の接触はなるべく避け、かつ短時間で終了するように注意してください。またSCP-XXX-JPとの交渉には必ず、SCP-XXX-JPに提供するためにスイカ(10kg以上が好ましい)を携行してください。

説明: SCP-XXX-JPは、ベネズエラの███、███洞窟の奥地地下250m地点に存在する異常存在です。SCP-XXX-JPの外見は視認した人間に発生する認識災害によって記憶できず、カメラなどの撮影機器による記録も原因不明のノイズの発生など、全て失敗に終わっています。ただし、後述するSCP-XXX-JP-2のみはその外見を認識できることがわかっており、その供述によると、SCP-XXX-JPの外見は、空中に浮遊する青いクリオネのような形の本体に紋様が刻まれた棘を持つ甲殻が周囲を取り囲んだ姿をしています。
SCP-XXX-JPは知性を有し、人間の言葉でコミュニケーションをとることが可能です。主にベネズエラの公用語であるスペイン語を始め多数の言語を流暢に話すことが出来ます。SCP-XXX-JPは20██年9月に発生した大雨に伴う土砂災害によって形成された洞穴内にて、侵入した現地人数人によって発見されました。SCP-XXX-JPの目撃者にはクラスA記憶処理を施し、隠匿活動が行われました。

SCP-XXX-JPの異常性は3つ存在します。

SCP-XXX-JPは常時、地球上のあらゆる地点に水に関する自然災害(SCP-XXX-JP-1)を引き起こすことが可能です。SCP-XXX-JP-1は、発生地点とその付近に河川や海等、水流の存在を必要とはせず、SCP-XXX-JPの異常性によって水を生成し、洪水や大雨をもたらします。下記は現在までに判明しているSCP-XXX-JP-1の一部抜粋リストです。

日付:場所 発生したSCP-XXX-JP-1 補遺
20██/9/13:フィリピン イザベラ市 1時間に950mmに及ぶ猛烈な大雨とそれに伴う洪水が発生。死者321人 行方不明者137人 当時イザベラ市は台風や低気圧の影響下になく、現在でも国と気象研究機関は調査を進めています。
20██/07/21:マレーシア バトゥーパハト 局地的な津波が発生。高さ最高28mを記録した。死者419人 行方不明者110人 この津波はバトゥーパハト沿岸部にのみ襲来していたことが判明しています。
20██/03/08:アルジェリア モロッコ サハラ砂漠 半径4.6kmに渡って猛烈な降水を記録。6mの冠水を伴う洪水が発生。 同時期に財団はSCP-XXX-JPを発見。SCP-XXX-JPが左記の災害について自身の関与を供述する。
20██/06/24:日本 富山県 立山町 町内のダムの水量が急激に増加。ダムが決壊し川下流域に甚大な被害をもたらした。 SCP-XXX-JPとの関連性を確認。

SCP-XXX-JP-1は総じて被害規模が大きく、死者行方不明者は現在まで計53,███人を記録しています。
SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1の発生は故意であることを供述しています。SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1の発生について「自分の仕事」であると発言しており、現在までSCP-XXX-JP-1の停止要請に従った例はありません。
追記:20██/6/30: 20██年6月15日に機動部隊25-Jによる再三に渡るSCP-XXX-JP-1の停止要請の結果、事態の進展が確認されました。