Ren By Sunabako
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Safe Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはそれより上流と下流を塞き止められて収容されています。この塞き止めを解除することは許可されていません。

現在SCP-XXX-JPへの接触及びサイト-81██への侵入は禁止されています。侵入を試みた人物は機動隊員により終了されます。

施設の劣化が少しでも確認された場合、サイト-81██周辺の半径1kmを封鎖しそのエリアを完全に覆うようにします。

説明: SCP-XXX-JPは神奈川県██市に存在する██川の一部です。SCP-XXX-JPはそれより上流と下流を塞き止められて収容されているにも関わらず常に流れています。この原理は解明されていません。

SCP-XXX-JPはかつて存在した███橋によって隠されるように存在していましたが、不明な原因により███橋が倒壊した結果、SCP-XXX-JPの異常性が発生し██人の死者が発生しました。この事件によりSCP-XXX-JPが発見され、収容に至りました。

SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JPに人員が直接接触した場合に発生します。SCP-XXX-JPに接触した人物は水の溜まっている物をそれの水量やサイズに関わらず”とても深い”と認識するようになります。この効果はSCP-XXX-JPに接触した時間が長いほど効果が強まることが分かっています。

SCP-XXX-JP実験記録001 - 日付20██/2/28

対象:
SCP-XXX-JPに1分間接触させたDクラス

実施方法:
SCP-XXX-JPを視認させる

結果:
対象はSCP-XXX-JPを水深10mはありそうだと説明した。

SCP-XXX-JP実験記録002 - 日付20██/2/30

対象:
SCP-XXX-JPに1分間接触させたDクラス

実施方法:
水深1.3mのプールを視認させる

結果:
対象は水深13mもあるプールには潜れそうにないと説明した。

SCP-XXX-JP実験記録003 - 日付20██/3/2

対象:
SCP-XXX-JPに3分間接触させたDクラス

実施方法:
水道水を入れたコップを視認させる

結果:
対象はコップの水を少なくとも20mはあるほど深いと説明した。

コメント:
人の入れないサイズでも関係ないようだ。
                              ███博士

事案1- 日付20██/3/7

実験記録002でSCP-XXX-JPに接触したDクラスの引率者がサイト-81██のトイレに行ったところ新たな異常性が確認されました。
彼はSCP-XXX-JPに接触していないにも関わらず通常のトイレを深すぎて危険で用を足せないと叫んでいました。

この事案の後、SCP-XXX-JPに接触した人物はSCP-XXX-JP-1指定されることになりました。

SCP-XXX-JP実験記録004 - 日付20██/3/8

対象:
SCP-XXX-JPに1分間接触させたSCP-XXX-JP-1

実施方法:
水深1.3mのプールを視認させる

結果:
SCP-XXX-JP-1は水深20mもあるプールは危険すぎると抗議した。

コメント:
明らかにSCP-XXX-JPの影響が強まってきている。何も起きないといいのだが。
                              ███博士

SCP-XXX-JP実験記録005 - 日付20██/3/10

対象:
SCP-XXX-JPに5分間接触させたSCP-XXX-JP-1

実施方法:
水深1.3mのプールを視認させる

結果:
深いSCP-XXX-JP-1 は水深20mもあるプールは危険すぎると説明した。

SCP-XXX-JP実験記録006 - 日付20██/3/12

対象:
SCP-XXX-JPに10分間接触させたSCP-XXX-JP-1

実施方法:
水道水を入れたコップを視認させた後、水道水を飲ませる

結果:
[データ削除済] 。

SCP-XXX-JP実験記録007 - 日付20██/3/13

対象:
████研究員。対象はSCP-XXX-JPへの溺れ接触及び視認はしていない。

実施方法:
SCP-XXX-JPを視認させる

結果:
対象は「何もかもが深い。いずれ全ては飲み込まれるだろう。」と叫びあまりにも深いXXX-JPに身を投げた。

私たちは失敗した。
SCP-XXX-JPを完璧に潜る収容出来ていると思っていた、それがそもそもの間違いだったのだ。SCP-XXX-JPの影響はもはや深く拡散し、止めることはできないだろう。
既に7割以上の職員がSCP-XXX-JP-1となってしまった。私もじきにSCP-XXX-JP-1になる。
私は今から深いサイト-81██を封鎖し、深いkSCP-XXX-JPを永久に閉じ込めておく。
                                         ███博士

事案2- 日付20██/3/14
SCP-XXX-JPの収容違反が発生しました。SCP-XXX-JPの収容エリアからの流出によりサイト内の全人員がSCP-XXX-JP-1となり、███名が死亡しました。原因は複数のSCP-XXX-JP-1による収容設備の破壊と思われます。
収容違反の直前に███博士の行ったサイト-81██の封鎖及びSCP-XXX-JP実験記録の送信により現在の特別収容プロトコルが制定されました。