アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは常に2名以上の財団職員によって観測され一般住民の目に触れないようにします。SCP-XXX-JPが一般住民に確認されやすい場所に移動してしまった場合SCP-XXX-JPは捕獲もしくは殺処分が検討されます。SCP-XXX-JPが一般住民に既に絶滅した生物だと認識された場合、Cクラス記憶処理がなされます。
説明: SCP-XXX-JPは日本各地に不定期的に発生する、現地において既に絶滅した種と類似した容姿を有する未知の生物です。SCP-XXX-JPは、現在ニホンオオカミの容姿をとり奈良県[編集済]市に生息しています。 SCP-XXX-JPの存在が確認されたケースはこれまで同時に一度までです。またSCP-XXX-JPがどのようにして発生するのかはSCP-XXX-JPが現れる範囲の大きさが大きな要因となり解明されていません。また、SCP-XXX-JPは人間に捕獲された場合消失します。この特性はSCP-XXX-JPの死体または肉片や毛など体から離れた物には存在しません。消失するタイミングは現在解明されていませんが多くの人間に認識される前に消失する傾向があります。SCP-XXX-JPが消失する瞬間を観測する試みは毎秒2億コマの高速カメラでも失敗に終わってしまいSCP-XXX-JPにGPSを飲み込ませる試みもGPSの反応が消失することにより失敗に終わっています。この時SCP-XXX-JP及びがどのようにして人間の意思を感じ取るのかは解明されていません。SCP-XXX-JPは発生した場所からあまり動かないと見られています。SCP-XXX-JPは生殖行為を行わず、財団職員によるSCP-XXX-JPのクローンの製作及び遺伝子学上近い生物との交配は失敗に終わっています。
SCP-XXX-JPは『過去に絶滅した、または新種の生物を捕まえたが、目の前で消失してしまった』という例から発見に至りました。詳しくは収容記録XXX-1を参照してください。
収容記録XXX