Rapid_Rabbit
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-████の物品保管庫-██に設置されたSAFEクラスSCiP用ロッカーに分解された状態で収容されています。
持ち出しにはセキュリティクリアランス4以上の職員による許可が必要です。
SCP-XXX-JPを用いての実験は現在凍結されています。

説明: SCP-XXX-JPは過去に市販されていた███社製の3.5インチフロッピーディスクメディアです。
同種の製品を調べても、同様の特性を備えた製品は存在していません。

SCP-XXX-JPの異常な特性は、シャッター部分を手動で開き、3秒以内に"PINCH"と書かれた部分を摘まんでシャッターが閉じた際に発現します。
シャッターが閉じた直後、SCP-XXX-JPのハブを基準として、前方20mの範囲内に存在する全ての有機物が消失します。消失した有機物はその後再出現する事はありません。
SCP-XXX-JPの分解は問題無く行えますが、各パーツは同種の製品と変わりは無く、また異常な特性は見られません。
SCP-XXX-JPを構成する部品を1つでも外した状態でシャッター部分の開閉を行っても、異常な特性は発現しません。

この特性が発現した後、SCP-XXX-JP内のデータを確認したところ、特性が発現した回数と同じ枚数のjpgファイル(以下、SCP-XXX-JP-1)が作成される事が分かっています。
SCP-XXX-JP-1の容量は、SCP-XXX-JPの特性が発現した時に消失した有機物の体積と同じ容量(1g=1byte)を保有しています。現在の全SCP-XXX-JP-1の容量はSCP-XXX-JPと同種の製品が保有できる本来の容量を超えており、また、外部からSCP-XXX-JP内にデータを移動させようとした場合、一般的な容量不足のエラーメッセージが表示されて移動させることができませんが、その後でもSCP-XXX-JPの特性が発現した際には正常にSCP-XXX-JP-1が作成されており、この部分にもSCP-XXX-JPの異常な特性が見られます。

SCP-XXX-JP-1のファイルに写っている画像は、SCP-XXX-JPの特性が発現した瞬間、ハブ部分を基準としたおおよそ視力1.5の人間が見える範囲と一致しています。

補遺1

実験記録XXX-01
実験対象:██社製の一般的な熊のぬいぐるみ
実験場所:サイト-████実験██室
結果:

補遺1
> 実験記録XXX-01
> 実験対象:
> 実験場所:
> 結果: ぬいぐるみの消失
> 分析: 予想通りの

実験記録XXX-01 - 日付20██/██/██
> 実験対象:
> 実験場所:
> 結果: ぬいぐるみの消失
> 分析: 予想通りの

実験記録XXX-01 - 日付20██/██/██
> 実験対象:
> 実験場所:
> 結果: ぬいぐるみの消失
> 分析: 予想通りの

~あいうえお かきくけこ

補遺: