rain-000
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは自生地域一帯をセクター-8155に指定し、低危険度オブジェクト収容室に収容されます。収容室内は低危険度植物性オブジェクト収容プラントR-77A6-Fと同様の環境を維持し一定時間毎の散水を行ない、週に1度の担当職員による土壌の整備を行って下さい。

発見されたSCP-XXX-JP-aは身元確認の後にセクター-8155内に併設された低音乾燥プラント内の保存カプセル-RD5型に1人ずつ収容して下さい。 担当者以外の職員がSCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP-aとの接触を希望する場合にはクリアランスレベル3以上の職員による承認と接触理由を纏めたレポートを担当職員に提出して下さい。
経過観察の後に接触が許可されます。

工場

セクター-8155近影

説明: SCP-XXX-JPは██県██市の山中で発見された植物性人型実体です。
SCP-XXX-JPは、身長は156cm、体重は49kgです。モンゴロイド系の肌に茶髪の20代程度と思われる女性です。下腹部には手術痕があり、脚部の膝より下は根を模した部位となっています。

SCP-XXX-JPから摘出された体組織は人間よりも植物に近しいと判明していますが、体表面の色相や触感は人体と同程度の状態であり、原因は不明ですが37.5℃程度の体温を維持しています。簡易スキャンの結果から複数の内臓器官の存在が確認されましたが、機能を保持しない外見のみの複製である事が判明したためSCP-XXX-JPに五感や自意識は存在せずコミュニケーションを取る事は不可能であると考えられており、実行された実験において自意識の欠如が証明されました。現在実験の再試行が計画されています。
担当職員の報告により散水時等には筋肉が存在しないにも関わらず僅かな四肢の痙攣が確認されています。
また下腹部に発見された手術痕は出産時に行われる帝王切開の痕跡と判明しており、術後の行われる縫合は施されていませんでした。

SCP-XXX-JPの異常性は後述に記載されている、特定条件に該当した遺体の収集能力にあります。SCP-XXX-JPは不定期に自身の周囲約半径1メートルに下記の条件に符合する遺体(以下、SCP-XXX-JP-a)を出現させます。

1: 死亡時の年齢が6歳前後である。
2: 母親の失踪や離婚、死別により父子家庭である。
3: 父親の虐待が原因で死亡している。
4: 男児である。

SCP-XXX-JP-aの出現時の過程は映像のノイズや肉眼による目視においては瞬間的な盲目により観測に成功していません。

出現したSCP-XXX-JP-aは損壊状態によっては身元が不明な個体も存在しますが、身元の確認が取れた個体は全て日本国籍である事が確認されます。一部のSCP-XXX-JP-aは既に火葬処理が行われているにも関わらず火葬後に出現が確認されており、出現したSCP-XXX-JP-aは殺害後に転移するのでは無く死亡後、新たに死亡直後の状態の個体を複製していると考えられます。

SCP-XXX-JP-aは発見時において9体確認され、現在は13体存在しています。全てのSCP-XXX-JP-aはSCP-XXX-JP-a-1から-13として識別されます。

識別番号 死因 報告
SCP-XXX-JP-a-1 窒息 首に人の手による索溝。捜査の結果、実父の手形と一致しました。
SCP-XXX-JP-a-2 撲殺 頭蓋骨の陥没、顔面に複数の殴打痕。 衣服を着用していなかった。
SCP-XXX-JP-a-3 失血性ショック 右腕部に輸血用注射器による注射痕。右乳房の欠損、傷口から人間の歯型を確認。
SCP-XXX-JP-a-4 撲殺 背骨の骨折。下半身の衣服を着用していなかった。
SCP-XXX-JP-a-5 失血性ショック 首と足首に刃物による裂傷。両足首には縄による索溝を確認。
SCP-XXX-JP-a-6 撲殺 全身に打撲痕。右眼球が圧縮され眼孔が何らかの手法で拡張されていた。遺体は金髪のコーカソイドでした。
SCP-XXX-JP-a-7 不明 外傷無し。
SCP-XXX-JP-a-8 窒息 首に縄による索溝。頭部から右上腕部にかけて[編集済み]。
SCP-XXX-JP-a-9 栄養失調 発見時、体重は基準値を15kg程度下回っていました。
SCP-XXX-JP-a-10 撲殺 頭部に殴打痕。2013年12月に出現。収容後に出現した最初の個体。
SCP-XXX-JP-a-11 絞殺 首に索溝を確認。2014年█月に出現。
SCP-XXX-JP-a-12 焼殺 全身に重度の火傷を確認。201█年█月に出現。
SCP-XXX-JP-a-13 刺殺 [調査中]。

補遺1: 財団データベース検索により、日本国内においてSCP-XXX-JP-aと同様の条件と考えられる家庭は201█年現在において16件確認され、経過観察の後にそれぞれの家庭から新たなSCP-XXX-JP-aの出現の有無を計測する実験が立案されています。