rain-000
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP及び子房内にSCP-XXX-JPを有さない個体全ては自生地域一帯をセクター-8155に指定し、標準人型オブジェクト収容室に収容されます。収容室内は低危険度植物性オブジェクト収容プラントR-77A6-Fと同様の環境を維持しポリネーターの散布や一定時間毎の散水を行ない、週に一度の担当職員による土壌の整備や剪定を行って下さい。
SCP-XXX-JPを妊娠した個体が確認された場合、10ヶ月程度の経過観察と肥料散布等を行い出産を促して下さい。詳細はグリーン/プロトコルXXX-b-δを参照です。出産に成功した個体は担当研究員である鶴木博士に引き継ぎ、研究の後に良好な成長が見られるSCP-XXX-JP-aとSCP-XXX-JP-bをサンプルとして保存してください。

説明: SCP-XXX-JPは子房内の種子が全裸の日本人女性の形状に異常成長した原生種の桔梗(Platycodon grandiflorus)1群です。

SCP-XXX-JPは死亡済みの個体を含め現在██体収容されています。多少の差異は確認できますが、全ての個体はほぼ同一の人物を模している事が確認されています。
身長は統一して156cm体重41kgであり、解剖の結果により体内の臓器及び五感は虚弱ですが人間程度の機能を有している事が確認されています。検出した体組織は通常の桔梗同様の成分で構成されていたにの関わらず皮膚や骨格を含め人間同様の色相や強度、形状を有している理由は判明していません。

複数のSCP-XXX-JPに対し知性の有無、コミュニケーションが可能かの実験が実行されました。全ての個体において此方に対して意識を向ける仕草が確認されましたが、未発達な声帯と不十分な筋肉により明確なコミュニケーションは不可能と結論付けられました。

SCP-XXX-JP-aは現在鶴木博士の提言により通常個体(以下、SCP-XXX-JP-a)と花弁個体(以下、SCP-XXX-JP-b)の2種に分類されています。
SCP-XXX-JP-aは出産後も成人女性の形状を維持し続け、臍の緒と同機能の器官を通じ栄養を供給しますが、栄養供給の有無に関わらず寿命を迎えて死亡します。人為的な場合を除き死因は全て心不全でした。通常個体の寿命は、およそ1年3ヶ月です。
SCP-XXX-JP-bは出産直後はSCP-XXX-JP-aと同様に成長し、成熟から1ヶ月程度の期間を経ると眼球の腐敗が発生が確認され1週間程度で眼孔部及び口内からおよそ5輪以上の桔梗の花弁が出現します。同時に地面に接した腹部及び脚部に根が発生が確認され、肉体の腐敗の後に通常の桔梗が残ります。
発生した桔梗は再び受粉しますが、現在に至るまでSCP-XXX-JPを妊娠した個体はごく僅かであり、出産数と死亡数の差が大きくSCP-XXX-JPの個体数は激減しています。

補遺: SCP-XXX-JPは19██年██月█日に██県███の山中で発見されました。発見場所から半径█kmに存在する██山の登山道から離れた観光客によって発見され通報の後に収容されました。
収容時、SCP-XXX-JP発見地域一帯は廃棄物の不法投棄と燃料ガス製造工場の有害物質による深刻な土壌汚染と観測されていましたがSCP-XXX-JP発見地域一帯は人為的な保護と改善の痕跡が確認されました。汚染された土壌の隔離や肥料の散布等が行われ、26体のSCP-XXX-JPの生存が確認されました。
発見地域は私有地であり、所有者の特定に成功しました。