アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
実験記録XXX - 日付YYYY/MM/DD
対象:
実施方法:
結果:
分析:
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 全てのSCP-XXX-JPはサイト-81██の標準的植物用生育ユニットに収容されます。ユニット内に立ち入る際は防護服と対塵マスクを着用し、ユニットから出る際は徹底した清掃を行いSCP-XXX-JP-Aを持ち出さないようにしてください。実験時を除き少しでも体調がすぐれない職員は体調が回復されるまでユニット内への侵入が禁止されます。
全てのSCP-XXX-JP-Bは標準人型標準人型収容セルに収容し、標準人型オブジェクト用プロトコルに従ってください。新たにSCP-XXX-JP-B実例が発見された場合はSCP-XXX-JP-Aの除去の後収容してください。またその時に適切なカバーストーリーを流布し、関係者に対してSCP-XXX-JP-Bは行方不明または死亡したと思わせてください。
説明: SCP-XXX-JPは██県の山間部に生育していた未知の植物です。その見た目や遺伝子配列はクロユリ(Fritillaria camtschatcensis)に類似しており、後述する異常性を除けば一般的なクロユリとの違いは存在していません。
SCP-XXX-JPの異常性は、男性がその花粉(SCP-XXX-JP-Aと呼称)を吸い込んだ際にSCP-XXX-JP-Bに変化することです。実験により免疫力が高いほど変化に必要なSCP-XXX-JP-Aの量は増加することがわかっていますが、風邪をひいているなど免疫力が低い場合はごく少量のSCP-XXX-JP-Aでも変化するため、SCP-XXX-JPに接近するだけであったとしても変化を引き起こす可能性があります。
SCP-XXX-JP-Bは平均して身長140cm、体重50kgのコーカソイド系女性の姿をした人型実体です。
実験記録XXX - 日付YYYY/MM/DD
対象:
実施方法:
結果:
分析:
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPを収容・無力化する手段は現在発見されていません。SCP-XXX-JPによる影響を最小限にするため、すべての教育機関において後述するSCP-XXX-JP-A群に共通する思想を生徒に学習させます。反発する団体は倫理委員会による許可を得たのち解散させてください。 SCP-XXX-JPにより倫理委員会が正常に機能できなくなると推測されることからSCP-XXX-JPに対して倫理委員会が行使できる権限を凍結させることが同意の上決定されました。
SCP-XXX-JP-Aには常に護衛を配置し、。SCP-XXX-JP-Aに対する
説明: SCP-XXX-JPは特定の思想を持つ人物(以後、SCP-XXX-JP-A)が不自然に減少する現象です。SCP-XXX-JP-A及びその思想には異常性が認められません。
実験記録XXX - 日付YYYY/MM/DD
対象:
実施方法:
結果:
分析:
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
http://scp-jp-sandbox2.wikidot.com/qawser/
t~サブカルクソピクチャここから~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以上を理解した上で新しいページを作成するにはこのリンクをクリックして下さい。
- safe
- scp-jp
- 交換
- 未収容
- ゲーマーズアゲインストウィード
- 強制力
~サブカルクソピクチャここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アイテム番号: SCP-1169-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid
特別収容プロトコル: SCP-1169-JPは、大学の研究施設と偽装されている二重構造の収容棟内部に、4基のスクラントン現実錨(Scranton Reality Anchor, 以降SRAと略記)を用いて収容されます。収容棟と収容棟の間の気圧を10-5Pa以下に保ち、収容棟内部のヒューム値を3.5Hm、気温を77Kに固定してください。毎日カメラと集音マイクを利用して収容棟内部を監視し、異変が認められた場合サイト管理者に報告してください。収容棟内部への立ち入りは推奨されませんが、機材トラブルなどやむをえない場合はサイト管理者の許可を条件に認められます。
現在SCP-1169-JPの調査は無期限に延期されています。(事案1169-JP-3を参照)
特別収容プロトコル(改訂前): SCP-1169-JPは、財団フロント企業の倉庫に偽装されている二重構造の収容棟内部に収容されています。収容棟と収容棟の間の気圧を10-5Pa以下に保ち、収容棟内部の気温を100 77Kに固定してください。収容棟内部への立ち入りは推奨されませんが、機材トラブルなどやむをえない場合はサイト管理者の許可を条件に認められます。
毎日カメラと集音マイクを利用して収容棟内部を監視し、異変が認められた場合サイト管理者に報告してください。またSCP-1169-JPの内部調査の際は、SCP-1169-JP内部が極低温であることに留意してください。
説明: SCP-1169-JPは██県██町の廃屋に存在する、かつて小動物の巣であったと思われる空間に発生した異空間(以下SCP-1169-JP-Aと呼称)に繋がっているトンネルです。その直径は12cmであり、現在未知の易融金属(以降SCP-1169-JP-Bと呼称)により閉じられていました。(事案1169-JP-3を参照)。
SCP-1169-JP-Aは3.0×106m3程度の容積だと推定される異空間です。異空間内の気温は平均して100Kであり、重力や気圧といった環境要素は地球上のそれと大きく異なっています。GPS装置による場所の特定は失敗に終わりました。SCP-1169-JP-A内部には人工的に作られたと思われる物品や建築物が存在しています。また、調査の結果より知的生命体(以降SCP-1169-JP-Cと呼称)が存在すると推測されていますが現在まで観測することはできていません。
SCP-1169-JPは19██年に「夏なのに凍てつくように寒い廃屋がある」という噂が財団の目にとまり、調査の結果SCP-1169-JPを発見したため、廃屋を財団フロント企業が買い取る形で収容されました。噂が小規模だったことからカバーストーリーの適用は行われませんでした。20██年、SRAの設置のためSCP-1169-JP収容棟の改装に対しカバーストーリー「液体窒素貯蔵庫建設」が流布され、書類上の名義は財団傘下の███大学になりました。
調査記録1169-JP-1 - 日付19██/██/██
対象: SCP-1169-JP並びSCP-1169-JP付近3m以内のSCP-1169-JP-A
実施方法:特殊な内視鏡とGPS装置、温度センサー、集音マイクをSCP-1169-JP-Aに送り込む。
結果: SCP-1169-JPの壁面には異常性が見られませんでした。SCP-1169-JPを出てすぐに複数の羽が生えた回転体が設置されていました。回転体は高速で回転しており、多少の融解が見られました。回転体の周囲は金属により閉じられており、GPS装置による位置の特定は失敗しています。SCP-1169-JP-Aの気温は100Kでした。
分析: 設置されていた物体は人工物であるように見受けられるため、SCP-1169-JP-Aには知的生命体が存在しているかしていたと思われる。GPS装置が正常に作動しなかった原因は金属によって遮蔽されていたためではないか。回転体が融解していたことから耐熱性が低いと思われる。マイクは回転体以外を音源とする音を検出したが、詳細は不明。
備考: 初期調査であったため耐冷性が低い機材を利用しており、調査は4分で終了しました。また、以降の実験ではSCP-1169-JP-Aに与える影響を鑑みて予め機材を冷却することが定められ、この調査の結果から初版の特別収容プロトコルが定められました。
調査記録1169-JP-2 - 日付19██/██/██
対象: SCP-1169-JP-A
実施方法:延長された内視鏡を用いてGPS装置、ソナー、集音マイクをSCP-1169-JP-Aに送り込む。
結果: 回転体の融解は停止していました。回転体の奥の金属壁に溶けて出来たらしい穴が存在しており、そこから外を観測することができました。その結果、複数の家屋のようなものを確認出来ましたが、地面や家屋の素材はすべて同種の金属であるように見えました。。金属壁の外に出たにも関わらず、GPS装置は正常に作動しませんでした。ソナーによりSCP-1169-JP-Aの大まかな体積が判明しました。集音マイクは一定の規則に基づいている音声を検出しました。調査終了時に金属壁の一部を採取しました。金属はSCP-1169-JP-Bと呼称されることになりました。
分析: SCP-1169-JP-Aは生命が存在するために必要な条件の殆どを満たしていないが、そこに知的生命体が存在しているかしていた事は確実だろう。GPS装置が正常に作動しなかった原因は判明しなかったが、ソナーで判明した「壁」を調査するには内視鏡の限界があるためにこれ以上GPS装置を用いても効果はないと思われる。SCP-1169-JP出口の建物とそれに隣接した建物は、その建材を除けば一般的な現代家屋のような形をしているのに対し、他の家屋は金属製の竪穴式住居と形容するのが一番正確だろう。かなりちぐはぐな印象を受ける。
備考: 調査は30分で終了しました。また、研究の結果SCP-1169-JP-Bの融点は150K程度であることが判明しました。存在すると推測される知的生命体はSCP-1169-JP-Cと呼称されることになりました。
事案記録1169-JP-3: SCP-1169-JPの定期調査の際、SCP-1169-JPに金属が詰められていることが確認されました。調査の結果この金属はSCP-1169-JP-A内部に存在していたSCP-1169-JP-Bと同じであることが判明し、SCP-1169-JPが閉じた理由が不明であることから、以降SCP-1169-JP-A内にSCP-1169-JP-Cが存在すると仮定され、一時的に通常の調査を延期することに決定しました。しばらくの間は集音マイクを利用した継続的監視に留める方針になりました。今回の事案によりSCP-1169-JPのオブジェクトクラスがEuclidに変更されました。
調査記録1169-JP-4 - 日付19██/██/██
対象: SCP-1169-JP
実施方法: 集音マイクによる長期調査を行う。
結果: SCP-1169-JP-Bに阻まれているため正確ではありませんが、複数の声質による会話や叫び声と思われる音などが観測されました。調査中に音の発生頻度が低下しており、また研究より判明した融点よりも低い温度で保っているにも関わらずSCP-1169-JPを閉じているSCP-1169-JP-Bが融解していることが判明しました。
分析: 融解した原因は分からないが、音の発生頻度が低下したのはSCP-1169-JP-CがSCP-1169-JPから離れた結果ではないか?SCP-1169-JP-A内部は狭いとはいえ遠くに移動すれば検出される音も少なくなるだろう。SCP-1169-JP-CがSCP-1169-JPを作ったのかどうかは分かっていないが、SCP-1169-JPは彼らにとって良いものではないのだろう。
備考: 調査は██年間行われていました。最後に音が検出されたのは20██/██/██、です。この調査の結果からSCP-1169-JPの収容棟内の気温は100Kから77Kに変更されました。結果、SCP-1169-JP-Bの融解速度は減速しましたが融解自体は停止できず、20██/██/██にSCP-1169-JPを閉じていたすべてのSCP-1169-JP-Bが融解しました。現在SCP-1169-JP-A内の調査計画がなされています。
事案記録1169-JP-5: 財団へのカント計数機導入の際、██町一帯でカント計数機が異常な値を示しました。当初は未知のオブジェクトによるものと思われましたが、異常の中心地がSCP-1169-JPであったため調査がされました。その結果、この異常はSCP-1169-JP-Aから現実性がこちらに流出したことで発生したことだと判明しました。特別収容プロトコルは直ちにヒューム値を現在値に固定することを含めた新たな特別収容プロトコルに変更されました。
補遺1: SCP-1169-JPの推定発生日時及び事案記録1169-JP-5時点における現実性の流出速度からの逆算によりSCP-1169-JPはその発見時に約███Hmであったと推測されています。
補遺2: SCP-1169-JP-Bに対しSRAを利用した再調査が行なわれました。その結果、SCP-1169-JP-Bには周囲の現実性を蓄積し、その強度により融点を変化させるという特性があることが判明しました。このことから20██/██/██にはSCP-1169-JP-A内のすべてのSCP-1169-JP-Bは融解したと推測されています。
アイテム番号: SCP-1169-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid
特別収容プロトコル: SCP-1169-JPは、大学の研究施設と偽装されている二重構造の収容棟内部に、4基のスクラントン現実錨(Scranton Reality Anchor, 以降SRAと略記)を用いて収容されます。収容棟と収容棟の間の気圧を10-5Pa以下に保ち、収容棟内部のヒューム値を14.5Hm、気温を77Kに固定してください。毎日カメラと集音マイクを利用して収容棟内部を監視し、異変が認められた場合サイト管理者に報告してください。収容棟内部への立ち入りは推奨されませんが、機材トラブルなどやむをえない場合はサイト管理人の許可を条件に認められます。
現在SCP-1169-JPの調査は無期限に延期されています。(事案XXX-JP-3を参照)
特別収容プロトコル(改訂前): SCP-1169-JPは、財団フロント企業の倉庫に偽装されている二重構造の収容棟内部に収容されています。収容棟と収容棟の間の気圧を10-5Pa以下に保ち、収容棟内部の気温を100 77Kに固定してください。収容棟内部への立ち入りは推奨されませんが、機材トラブルなどやむをえない場合はサイト管理人の許可を条件に認められます。
毎日カメラと集音マイクを利用して収容棟内部を監視し、異変が認められた場合サイト管理者に報告してください。またSCP-1169-JPの内部調査の際は、SCP-1169-JP内部が極低温であることに留意してください。
説明: SCP-1169-JPは██県██町の廃屋に存在する、かつて小動物の巣であったと思われる空間に発生した異空間(以下SCP-1169-JP-Aと呼称)に繋がっているトンネルです。その直径は12cmであり、現在未知の易融金属により閉じられています(事案XXX-JP-3を参照)。
SCP-1169-JP-Aは3.0×106m3程度の容積だと推定される異空間です。異空間内の気温は平均して100Kであり、重力や気圧といった環境要素は地球上のそれと大きく異なっています。GPS装置による場所の特定は失敗に終わりました。SCP-1169-JP-A内部には人工的に作られたと思われる物品や建築物が存在しています。また、調査の結果より知的生命体(以降SCP-1169-JP-Bと呼称)が存在すると推定されていますが現在まで観測することはできていません。
SCP-1169-JPは19██年に「夏なのに凍てつくように寒い廃屋がある」という噂が財団の目にとまり、調査の結果SCP-1169-JPを発見したため、廃屋を財団フロント企業が買い取る形で収容されました。噂が小規模だったことからカバーストーリーの適用は行われませんでした。20██年、SRAの設置のためSCP-1169-JP収容棟の改装に対しカバーストーリー「液体窒素貯蔵庫建設」が流布され、書類上の名義は財団傘下の███大学になりました。
調査記録XXX-JP-1 - 日付19██/██/██
対象: SCP-1169-JP並びSCP-1169-JP付近3m以内のSCP-1169-JP-A
実施方法:特殊な内視鏡とGPS装置、温度センサー、集音マイクをSCP-1169-JP-Aに送り込む。
結果: SCP-1169-JPの壁面には異常性が見られませんでした。SCP-1169-JPを出てすぐに複数の羽が生えた回転体が設置されていました。回転体は高速で回転しており、多少の融解が見られました。回転体の周囲は金属により閉じられており、GPS装置による位置の特定は失敗しています。SCP-1169-JP-Aの気温は100Kでした。
分析: 設置されていた物体は人工物であるように見受けられるため、SCP-1169-JP-Aには知的生命体が存在しているかしていたと思われる。GPS装置が正常に作動しなかった原因は金属で遮蔽されていたためではないか。回転体が融解していたことから耐熱性が低いと思われる。マイクは回転体以外を音源とする音を検出したが、詳細は不明。
備考: 初期調査であったため耐冷性が低い機材を利用しており、調査は4分で終了しました。また、以降の実験ではSCP-1169-JP-Aに与える影響を鑑みて予め機材を冷却することが定められ、この調査の結果から初版の特別収容プロトコルが定められました。
調査記録XXX-JP-2 - 日付19██/██/██
対象: SCP-1169-JP-A
実施方法:延長された内視鏡を用いてGPS装置、ソナー、集音マイクをSCP-1169-JP-Aに送り込む。
結果: 回転体の融解は停止していました。回転体の奥の金属壁に溶けて出来たらしい穴が存在しており、そこから外を観測することができました。その結果、複数の家屋のようなものを確認出来ました。金属壁の外に出たにも関わらず、GPS装置は正常に作動しませんでした。ソナーによりSCP-1169-JP-Aの大まかな体積が判明しました。集音マイクは一定の規則に基づいている音声を検出しました。調査終了時に金属壁を少量採取しました。
分析: SCP-1169-JP-Aは生命が存在するために必要な条件の殆どを満たしていないが、そこにSCP-1169-JP-Bが存在しているかしていた事は確実だろう。GPS装置が正常に作動しなかった原因は判明しなかったが、ソナーで判明した「壁」を調査するには内視鏡の限界があるためにこれ以上GPS装置を用いても効果はないと思われる。SCP-1169-JP出口の建物とそれに隣接した建物は、その建材を除けば一般的な現代家屋のような形をしているのに対し、他の家屋は金属製の竪穴式住居と形容するのが一番正確だろう。かなりちぐはぐな印象を受ける。
備考: 調査は30分で終了しました。また、研究の結果金属壁の融点は150K程度であることが判明しました。今回の調査によりSCP-1169-JPのオブジェクトクラスがEuclidに変更されました。
事案記録XXX-JP-3: SCP-1169-JPの定期調査の際、SCP-1169-JPに金属が詰められていることが確認されました。調査の結果この金属はSCP-1169-JP-A内部に存在していた金属と同じであることが判明し、SCP-1169-JPが閉じた理由が不明であることから、以降SCP-1169-JP-A内にSCP-1169-JP-Bが存在すると仮定され、一時的に通常の調査を延期することに決定しました。しばらくの間は集音マイクを利用した継続的監視に留める方針になりました。
調査記録XXX-JP-4 - 日付19██/██/██
対象: SCP-1169-JP
実施方法: 集音マイクによる長期調査を行う。
結果: 金属に阻まれているため正確ではありませんが、複数の声質による会話や叫び声と思われる音などが観測されました。調査中に音の発生頻度が低下しており、また研究より判明した融点よりも低い温度で保っているにも関わらずSCP-1169-JPを閉じている金属が融解していることが判明しました。
分析: 融解した原因は分からないが、音の発生頻度が低下したのはSCP-1169-JP-BがSCP-1169-JPから離れた結果ではないか?SCP-1169-JP-A内部は狭いとはいえ遠くに移動すれば検出される音も少なくなるだろう。SCP-1169-JP-BがSCP-1169-JPを作ったのかどうかは分かっていないが、SCP-1169-JPは彼らにとって良いものではないのだろう。
備考: 調査は██年間行われていました。最後に音が検出されたのは20██/██/██です。この調査の結果からSCP-1169-JPの収容棟内の気温は100Kから77Kに変更されました。結果、金属の融解は停止しました。
事案記録XXX-JP-5: 財団へのカント計数機導入の際、██町一帯でカント計数機が異常な値を示しました。当初は未知のオブジェクトによるものと思われましたが、異常の中心地がSCP-1169-JPであったため調査がされました。その結果、この異常はSCP-1169-JP-Aから現実性がこちらに流入したことで発生したことだと判明しました。特別収容プロトコルは直ちにヒューム値を現在値に固定することを含めた新たな特別収容プロトコルに変更されました。計算によるとSCP-1169-JPはその発見時に約███Hmであったと推定されています。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid
![]() |
|
SCP-XXX-JPのコロニー |
---|
特別収容プロトコル(200█年██月██日改訂): 新しくSCP-XXX-JPを発見した職員はサイト管理人の指示に従い、すべてのSCP-XXX-JPの除去作業を行ってください。収容の安定とスクラントン現実錨の不足のため、除去されたSCP-XXX-JPは焼却処理による無力化が行われます。焼却による無力化が失敗した場合、カビ取り剤を使用する等一般的なクロカビ(Cladosporium herbarum)を除去する手段をもって無力化してください。
SCP-XXX-JPのサンプル10gはサイト-8123の低危険性物体保管ユニットに配置されます。SCP-XXX-JPの生命活動維持のためスクラントン現実錨によってユニット内部のヒューム値を3日周期で1.2~0.8Hmに変更してください。また、常にサンプル量が10gであることを保つために過剰に繁殖した分は焼却処理により無力化してください。周期並びにヒューム値の変動量の変更は原則禁止されていますが、サンプル量の減少などが見られた際にはサイト管理人の許可を得て変更してください。
特別収容プロトコル(改訂版):(199█年██月██日改訂)
新しくSCP-XXX-JPを発見した職員はサイト管理人の指示に従い、すべてのSCP-XXX-JPの除去作業を行ってください。除去されたSCP-XXX-JPはサイト-8123の低危険性物体保管ユニットに配置されます。SCP-XXX-JPの生命活動維持のためスクラントン現実錨によってユニット内部のヒューム値を1日周期で1.4~0.6Hmに変更してください。
サンプル不足の為、一週間に一度SCP-XXX-JPが繁殖しているかどうか確認してください。繁殖速度が加速していた場合はスクラントン現実錨によるヒューム値の変動量を増加させ、減速していた場合は変動量を減少させてください。
特別収容プロトコル(初版):(200█年██月██日改訂)
新しくSCP-XXX-JPを発見した職員はサイト管理人の指示に従い、すべてのSCP-XXX-JPの除去作業を行ってください。除去されたSCP-XXX-JPはサイト-8123の低危険性物体保管ユニットに配置されます。SCP-XXX-JPの生命活動維持のためスクラントン現実錨によってユニット内部のヒューム値を2日周期で1.4~0.6Hmに変更してください。収容の安定とスクラントン現実錨の不足のため、一定数サンプルが集まり次第新規に除去されたSCP-XXX-JPは焼却処理による無力化を行う方針に切り替える予定です。
サンプル不足の為、一週間に一度SCP-XXX-JPが繁殖しているかどうか確認してください。繁殖速度が加速していた場合はスクラントン現実錨によるヒューム値の変動量を増加させ、減速していた場合は変動量を減少させてください。
説明: SCP-XXX-JPは現実改変能を持つクロカビ(Cladosporium herbarum)の一種です。生命が生存不可能な環境であったSCP-████-JPの収容室に発生していたSCP-XXX-JPが財団の目に留まり、異常であると認定されました。
注:対象が認識しているSCP-XXX-JP-Bを括弧内に表記しています。
実験記録XXX-JP-4 - 日付20██/██/██
対象: D-XXX002(SCP-XXX-JP)、D-XXX006、D-XXX101
実施方法: D-XXX002に口頭でSCP-XXX-JPをD-XXX006に認識させるよう指示した。D-XXX006にはSCP-XXX-JPを筆記・録音するよう指示し、D-XXX101にはそれを黙読するように指示した。
結果: D-XXX002、D-XXX006は問題なく指示に従ったようにみえた。D-XXX101は白紙であり読むことができないと拒否した。D-XXX006には記憶処理がなされた。
分析:
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
対自分メモ
高ヒュームにさらされることで発生する現実改変能持ちのカビ(個体が増えるほど強化)
知能はないが本能的に自身を保護するために現実改変を行う(養分と出来る素材の増加、環境への適応、特別収容プロトコルの改竄)
ポンコツ
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
説明: SCP-XXX-JPは反ミーム的作用を持ちミーム汚染を引き起こす情報です。SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JPに曝露された者(以下、SCP-XXX-JP-Aと呼称)との口頭による会話によってのみ認識及び曝露が行われます。SCP-XXX-JP-Aでない者が文章・音声・映像・その他メディアにおいて記録されたSCP-XXX-JPを認識する試みはいずれも成功していません。
ほとんどの例においてSCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPをより多くの人に曝露しようと行動しますが、その優先順位は低く、命令や社会的制約によって制止することができます。また、Bクラス以上の記憶処理によりSCP-XXX-JPの影響を消去できることが判明しています。
SCP-XXX-JPはしばしば伝達される際にその性質を一部改変します(以下、改変されたSCP-XXX-JP群をSCP-XXX-JP-Bと呼称)。ほとんどのSCP-XXX-JP-BはSCP-XXX-JPと同種の特異性を持ちますが、いくつかのSCP-XXX-JP-Bは異なる性質を示します。実験よりSCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-Aが行う他者の発言に対する認識とSCP-XXX-JP-Aの発言それぞれを歪めているのではないかと推測されています。詳細については実験記録XXX-JPを参照してください。
注:対象が認識しているSCP-XXX-JP-Bを括弧内に表記しています。
実験記録XXX-JP-4 - 日付20██/██/██
対象: D-XXX002(SCP-XXX-JP)、D-XXX006、D-XXX101
実施方法: D-XXX002に口頭でSCP-XXX-JPをD-XXX006に認識させるよう指示した。D-XXX006にはSCP-XXX-JPを筆記・録音するよう指示し、D-XXX101にはそれを黙読するように指示した。
結果: D-XXX002、D-XXX006は問題なく指示に従ったようにみえた。D-XXX101は白紙であり読むことができないと拒否した。D-XXX006には記憶処理がなされた。
分析:
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
対自分メモ
反ミー
ム効果を失ったXXX-JP-Bを元のXXX-JP-Aに見せるとそんなことは言っていないという感じ伝わってください
たぶん辻褄おかしいからなおしてね
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
![]() |
|
SCP-XXX-JPのコロニー |
---|
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPならびにSCP-XXX-JP-1はサイト-8123の低危険性物体保管ユニットに小型のスクラントン現実錨とともに保管されます。新しくSCP-XXX-JP-1を発見した職員はサイト管理人の指示に従い、すべてのSCP-XXX-JP-1の除去作業を行ってください。除去されたSCP-XXX-JP-1はサンプルの50gを残して焼却処理による無力化が行われます。
説明: SCP-XXX-JPはクロカビ(Cladosporium herbarum)の一種です。不活性時
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはその性質上移動できないため、気象観測所に偽装された臨時サイト-81██に収容されています。後述の性質から、SCP-XXX-JP内に立ち入らなければならない場合はできる限りDクラス職員に行わせてください。
説明:SCP-XXX-JPは東京都から███kmに位置する半径約 250 mほどの無人島内部に複数名のヒトが侵入している間に発生する異常現象です。ヒト一人のみやヒト以外の生命体、機械がSCP-XXX-JPに侵入した際には何も起こりません。ヒトがSCP-XXX-JPに侵入した場合(今後侵入したヒトをSCP-XXX-JP-1とする)、大きな安堵感を覚えることが確認されています。安堵感の度合いは個人差がありますが、一般に束縛感を感じていたり非政府主義者である者のほうがより大きな安堵感を感じるようです。SCP-XXX-JP-1になると睡眠や食事を行わなくても生存できるようになりますが欲求自体はなくならないようです。また、滞在時間に応じて多くのSCP-XXX-JP-1に次のようなことも確認されています。
滞在3日目 | 今まで行った犯罪について自白する (SCP-XXX-JP-1の今までの言動・犯罪歴にかかわらず) |
滞在12日目 | 所持品の紛失または盗難 |
滞在16日目 | SCP-XXX-JP-1周辺の環境が悪化 |
滞在18日目 | 思考能力の低下 |
滞在19日目 | 行動範囲が半径20mほどまでに縮小 |
滞在21日目 | 他人へ宗教を強制する |
滞在23日目 | 体の動きが鈍くなり、立ち歩かなくなる |
滞在27日目 | 人種や信条、性別でSCP-XXX-JP-1間に上下関係が生まれる |
滞在28日目 | 一か所に集まり、同じ行動のみとるようになる |
滞在29日目 | 身体機能のほとんどが機能停止し、動かなくなる |
滞在30日目 | 死亡する |
ほとんどのSCP-XXX-JP-1は滞在30日目で
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8181にある特設倉庫にて0ルピー紙幣(ここに脚注)と一緒に保管してください。3か月に1回0ルピー紙幣を使用して後述するSCP-XXX-JP-Aを発生させてください。この際、後述するSCP-XXX-JP-1の値が変動していないことを確認してください。実験や清掃などの理由で特設倉庫に入るときは後方散乱X線検査装置による所持品検査を必要とします。負債を抱えた職員が特設倉庫に入ることは禁止されています。SCP-XXX-JPに対する実験にはレベル4以上の職員の許可が必要です。
説明: SCP-XXX-JPは金銭を投入する穴がないことを除き██社製のものとほぼ同型のスロットマシーンです。SCP-XXX-JPの上部にある15×100mmの液晶(以下、この液晶に表示される数字をSCP-XXX-JP-1と呼称)は少なくとも10桁までは表示でき、負の数も表示できることが判明していますが、小数が表示されたことはありません。その原理はいまだ解明されていません。
SCP-XXX-JPの電源プラグをコンセントにつなぎ、合計でSCP-XXX-JP-1の絶対値の5%以上の現金をSCP-XXX-JPの半径5m以内に置いて、SCP-XXX-JPの上部にあるボタンを押すことでSCP-XXX-JPが活性化し、「ゲーム」(以下この「ゲーム」をSCP-XXX-JP-Aと呼称)を開始できます。この際使用できる通貨は一定数の人に通貨だと認識されているものが使用でき、複数種類の通貨を混合していてもよいことが確認されていますが、日本円換算で使用されます。
SCP-XXX-JP-Aでは「勝利」「敗北」の2パターンがあり、これまでの実験から「勝利」する確率は約37%程だろうと推測されています。
SCP-XXX-JP-Aにて「勝利」した場合投入した現金が4倍になって帰ってきます。SCP-XXX-JP-Aにて「敗北」した場合には1円も帰ってきません。また、SCP-XXX-JP-1が、「勝利」したときは排出された金額分増加、「敗北」した場合は使用した金額分減少します。その後SCP-XXX-JPは不活性化します。
SCP-XXX-JP-Aが100日以上行われなかった場合、SCP-XXX-JPは不定期に自動で活性化し、最も近くにある現金を順にSCP-XXX-JP-1の絶対値の25%消費しゲームを開始します。
いままでの実験によりSCP-XXX-JP-1の桁数が変化するたびに[編集済み]が███だけ増減していることから、何らかの形で日本経済に大きな影響を与えていると推測されています。
SCP-XXX-JPは19██年██月██日に██県██市に住んでいた███氏の遺品整理中に家族によって発見され、その後SCP財団職員によって回収されました。回収直後のSCP-XXX-JP-1は██████████になっており、その後の調査で社会情勢などから███氏がSCP-XXX-JPを頻繁に使用していたと推測されました。
補遺1: SCP-XXX-JPの収容を容易にするため、████博士から19██年██月に意図的にSCP-XXX-JP-1を下げることが提案されました。O5評議会はこれを承認し、翌年から█回にわたってSCP-XXX-JP-1と同じ金額を使用してSCP-XXX-JP-Aを発生させることによってSCP-XXX-JP-1を0まで下げることに成功しました。これ以降SCP-XXX-JP-Aには一円玉を使用することになりました。
補遺2:20██年に[編集済]などの理由からSCP-XXX-JP-Aに0ルピー紙幣を使用することになりました。現在Safe区分への再分類が申請中です。
アイテム番号: SCP-XXX-JP-J
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Jはその性質上収容されていません。SCP-XXX-JP-Jに対する干渉は基幹世界でのK-クラスシナリオを伴う大規模収容違反が発生する可能性がある為禁止されています。SCP-XXX-JP-Jへの影響を少なくする為、全てのSCiPの収容に関してスクラントン現実錨やシャンク/アナスタサコス恒常時間溝といった現実性や因果律へ影響する物品の使用は最低限に抑えられるべきです。現在SCP-XXX-JPの研究のため財団すべての部門から選抜されたメンバーによる仮設特殊部門が設置されています。O-5の許可なしにSCP-XXX-JP-Jの調査または収容を行おうとした者はセキュリティクリアランスに関わらず即刻機動部隊て-3("ヘル・ボーテ")によって終了されます。
説明: SCP-XXX-JP-Jは財団に発生していると考えられている反ミーム的時空間異常です。SCP-XXX-JPが一体いつなぜこのような性質を持ち始めたかはわかっていません。███個のSCiPにより記録上すでにK-クラスシナリオが████回発生しているにも関わらず財団が存続していることから発見されました。
様々な状況証拠からSCP-XXX-JP-Jには全ての異常性を持つオブジェクトをその周囲ごと基幹世界から「はがし」、被害が周囲へ拡大することを防いでいると考えられます。例えば[編集済]の収容違反によって宇宙が消滅し、XK-クラス:世界終焉シナリオが発生したにも関わらず今日も世界が存続しているのはSCP-XXX-JP-Jによって[編集済]ごと世界の全てが削られて基幹世界から「はがれていた」ためという説が有力とされています。調査の結果████個のSCiPがK-クラスシナリオを起こしていないにも関わらず「はがれて」いることが確認されたためK-クラスシナリオの発生の有無にかかわらず全ての異常性を持つオブジェクトは常に「はがれて」おり、K-クラスシナリオはあくまで完全に「はがれる」主因となりやすいだけではないかと推測されています。
また、発見経緯から見て、SCP-XXX-JPは反ミーム作用を持ちますがあくまで「自然に気づくことをある程度妨げる」「報告書間の矛盾を認識しにくくする」程度の効果しかないことが判明しています。SCP-XXX-JPの存在を他者に告げる行為は口頭、文章、映像その他すべての情報伝達方法により成功しています。
SCP-XXX-JP-Jが世界からオブジェクトを「はがす」時に基幹世界から何が失われているかは未だに不明です。既に「はがれた」回数が著しいのに対して最初にSCP-XXX-JP-Jが確認されたころから変化が確認されていないために「はがれる」割合は極微小であると考えられますが、あとどれほどの回数許されているのか具体的な計算はできませんでした。
補遺1: この報告書は職員教育の一環でオブジェクトの報告書を書く練習のために新人職員である████が作ったJokeの報告書です。この報告書に対する意見や感想、改善案があればディスカッションにて彼に連絡し、より読みやすい報告書が書けるよう教育してください。誰にでも編集できるようにしておきますので具体的に変更をくわえてあげるとわかりやすいかもしれません。彼はまだ若く、このページの初版を編集した日はK-クラスシナリオとミーム/反ミームについての講習があったことを付け加えておきます。 -███博士
補遺2: 「練習でオブジェクトクラスがKeterなSCiPを書くな」という報告がとても多かったので一旦この報告書は凍結させていただきます。別のJoke報告書を書きますのでそちらでご指導よろしくお願いします。この報告書に関するものだけここのディスカッションでお願いします。 -████研究員
- euclid
- scp-jp
- joke
- K-クラスシナリオ
- 反ミーム
-
- _
ようこそ[ERROR]様。
君がこれを見ているならばきっと君はK-クラスシナリオに遭遇したか、あるいは高クリアランスになったことで報告書間の矛盾に気づいて上司に報告したのだろう。
わざわざレベル2/XXX-JP-Jクリアランスというものを設定していることからもう察してはいると思うが、SCP-XXX-JP-Jは実在するオブジェクトだ。決して内輪ネタではないことを保障しておこう。
上に書いたSCP-XXX-JP-Jについての情報は不正確なものであり、実際職員間で流行った噂を基にして一部真実を紛れ込ませたダミー兼ルアーのようなものだ。
もしかしたらSCP-XXX-JP-Jに関する情報は極秘であるかのように感じたのであればそれは勘違いだとも言っておこう。財団職員の大きな割合をレベル2/XXX-JP-Jクリアランス所持者で占めている。
SCP-XXX-JP-Jを知ることが財団職員としての第二試練だという者も多いがそのようなことはない。知らないに越したことはないのだから。改めて財団へようこそ。 - O5-█
アイテム番号: SCP-XXX-JP-Jオブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Jは記録情報セキュリティ管理室(RAISA)によって財団のすべての電子書類に埋め込まれます。すべての財団職員の利用する端末で認識できないように設定してください。また、緊急時にすぐに財団の電子書類からSCP-XXX-JP-Jが削除できるようにしてください。SCP-XXX-JP-Jに対する干渉は基幹世界でのK-クラスシナリオを伴う大規模収容違反が発生する可能性がある為禁止されています。SCP-XXX-JP-Jへの影響を少なくする為、全てのSCiPの収容に関してスクラントン現実錨やシャンク/アナスタサコス恒常時間溝といった現実性や因果律へ影響する物品の使用は最低限に抑えられるべきです。現在SCP-XXX-JPの研究のため財団すべての部門から選抜されたメンバーによる仮設特殊部門が設置されています。O-5の許可なしにSCP-XXX-JP-Jの削除または収容を行おうとした者はセキュリティクリアランスに関わらず即刻機動部隊て-3("ヘル・ボーテ")によって終了されます。
説明: SCP-XXX-JP-Jは財団の電子媒体による特別収容プロトコルに埋め込まれていた文字列です。SCP-XXX-JPが一体いつなぜこのような性質を持ち始めたかはわかっていません。SCP-XXX-JP-JはSCiPの報告書すべてのデータ量が想定されるより一定の値だけ大きかったことから発見されました。後述する異常性を除けばごく普通のデータであり、情報災害や現実改変によるものではないかという調査はすべて否定的な結果になりました。
様々な状況証拠からSCP-XXX-JP-Jには全ての異常性を持つオブジェクトをその周囲ごと基幹世界から「はがし」、被害が周囲へ拡大することを防いでいると考えられます。その後SCP-XXX-JP-Jはそのオブジェクトの記事から消滅しますが、もう一度埋め込むことは可能です。例えば[編集済]の収容違反によって宇宙が消滅し、XK-クラス:世界終焉シナリオが発生したにも関わらず今日も世界が存続しているのはSCP-XXX-JP-Jによって[編集済]ごと世界の全てが削られて基幹世界から「はがれていた」ためという説が有力とされています。SCP-XXX-JP-Jの消滅によりオブジェクト以外に対する被害は消滅しますが、これはオブジェクトと被害だけが「はがれた」ためと考えられています。調査の結果████個のSCiPがK-クラスシナリオを起こしていないにも関わらず「はがれて」いることが確認されたためK-クラスシナリオの発生の有無にかかわらず全ての異常性を持つオブジェクトは常に「はがれて」おり、K-クラスシナリオはあくまで「完全にはがれる」主因となりやすいだけではないかと推測されています。特別収容プロトコル以外にSCP-XXX-JP-Jを埋め込む実験が行われています。通常の報告書でも効果が確認されたため財団すべての電子書類に埋め込むことに決定しました。
また、発見経緯から見て、SCP-XXX-JPは反ミーム作用を持ちますがあくまで「自然に気づくことをある程度妨げる」「報告書間の矛盾を認識しにくくする」程度の効果しかないことが判明しています。SCP-XXX-JPの存在を他者に告げる行為は口頭、文章、映像その他すべての情報伝達方法により成功しています。
SCP-XXX-JP-Jが世界からオブジェクトを「はがす」時に基幹世界からどれほどのものが失われているかは未だに不明です。既に「はがれた」回数が著しいのに対して最初にSCP-XXX-JP-Jが確認されたころからほとんど変化が確認されていないために世界から「はがれる」割合は極微小であると考えられますが、あとどれほどの回数許されているのか具体的な計算はできませんでした。SCP-XXX-JP-Jの消滅前後にどのように世界が変化しているのかは現在調査中です。
補遺: まだ仮説段階ではありますが、SCP-XXX-JP-Jはシャンク/アナスタサコス恒常時間溝と似たような働きをしていると考えられています。シャンク/アナスタサコス恒常時間溝はいうなれば縦に切り込みを入れて”溝”を掘ることで因果流を安定させますが、SCP-XXX-JP-Jは横に薄い切り込みを入れることで因果を世界から「はがして」いるのでしょう。SCP-XXX-JP-Jを構築するデータが英語を元にした人工的なモジュールであることから考えてもおそらくSCP-XXX-JP-Jは何者かが意図的に作り出し、財団に送り込んだのではないでしょうか。世界から(K-クラスシナリオが大半とは言え)この世界の一部がほんの少しの割合づつ削れているだろうことも考えると完全な救いの手とは思いませんが。 -███博士SCP-XXX-JP-Jについては以上だ。
SCP-XXX-JP-Jの存在こそつかめてはいるものの、原理・出自・効果が正確にわからない上ただのデータであるため偶然収容違反する可能性を加味しEuclidとしている。
願わくはSCP-XXX-JP-Jを削除しなければならない事態が起きないことを。
- O5-█PS: SCP-XXX-JP-Jを見たいという声が多いので画像を添付しておく。