Potato Son
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回収直前のSCP-XXX-JPに襲撃された職員

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの全てはエリア-8144の地下収容個室の金属製の個室に収容されています。個室の出入り口は常に3重に施錠し、映像による監視を24時間体制で行ってください。個室の出入り口は2重に施錠してください。

実験の際などSCP-XXX-JPが収容されている個室に入室し接触なければならない場合にはDクラス職員を動員させてください。その際ゴム製の手袋の上に金属製の███を装着することが義務付けられています。作業終了後ただちに職員と装備にアルコールによる消毒を行ってください。

説明: SCP-XXX-JPの外見は染みが付着した衣服です。主に人間の飲食物から生成された染みと人間の衣服で構成されています。
染みが付着した人間の衣服であれば素材や形、色、デザインといったものに関係なく出現することが判明しており、SCP-XXX-JPの着用者(以下SCP-XXX-JP-aと表記)は、着用から█分後にSCP-XXX-JP-aの皮膚組織が接触部分から徐々に壊死していきます。壊死し始めてから█時間後には行動不能に陥り、更に██時間後には細胞組織が完全に破壊され、肉は腐敗し、上半身は骨のみが露出した状態でSCP-XXX-JP-aは死に至ります。

会話記録XXX-JP-█

対象: Dクラス職員(被験者)

インタビュアー: ████博士

付記: 被験者はSCP-XXX-JP着用後█時間経過した状態である。

<録音開始, (19██/██/██)>

████博士: その服、洗濯してませんよね?

被験者: 「しなくていい」っていわれたら、そりゃしねえだろうよ。

████博士: そうですか…では、体に痛みなどは?

被験者: ねえよそんなもん。

████博士: ではだるさ等は

被験者: ねえっつってんだろいい加減にしろ!

<録音終了>

この█時間後に被験者は死亡。
以上から壊死が進行する過程でSCP-XXX-JP-aに自覚症状は無いように思われます。

19██/██/██、██県██町の[編集済]にて、上半身のみが骨となった男性が発見されたことでSCP-XXX-JPの存在が発覚。第一発見者及びその他目撃者にはBクラス記憶処理を施し、遺体を回収。事態を沈静化しました。
被害にあった男性は現在行方不明者として捜索願が提出されています。

SCP-XXX-JPの特性が移動することは確認されておらず、また、新たに出現する法則性及び原因は不明です。
出現範囲は現在、エリア-8144の敷地から25km以内の範囲に限られています。
新品の衣服には特性が見られず、SCP-XXX-JPは必ず染みが付着していますが、[削除済]など飲食物以外による染みではSCP-XXX-JPは出現しません。
このためエリア-8144の職員には食後は衣服を交換し、交換した衣服は可能な限り早急に洗浄することが義務付けられます。1
なお、SCP-XXX-JPを家庭用・業務用問わず衣類用の洗浄機械で洗浄を行うとSCP-XXX-JPはその機械内から存在を消すことが確認されています。洗浄後にSCP-XXX-JPが瞬間的に移動するのか消滅するのかは不明です。

医者の言うことは遮らずにそのアドバイスに従うのが一番だということを学んだよ。
……もっとも私は医者ではないが。―████博士

補遺: 19██/09/██の実験直後、実験者はパニック状態に陥り個室から慌てて退出。
後にこの際、個室の入り口の1箇所を施錠し忘れていたことが発覚。さらに映像監視室のモニターが故障していたことが点検者の証言により発覚しました。それにより当時の映像監視室の責任者であった██████は直ちに解雇されました。
上記の状態が6ヶ月以上継続、かつSCP-XXX-JPに異常が見られなかったためオブジェクトクラスをEuclidからSafeに変更しました。