視点 軍事組織に属する人間 日本でいうところの普通科隊員が理想
展開 平凡な世界の人間を異常怪奇に満ち溢れた場所といって差し支えないクソな場所に連れていく
目的 順応できるかと金払いによってはそこに留まりたいか(忠誠を何に誓うか 国か?地球か?)
仕様 本人の口調は汚くしたい 仲間受けはいいが上からは怪訝な顔されるタイプの
理由 引き抜きの根拠は比較的簡素で明確に 「それだけで?」「それだけで」
敵 実包を使うのだから相応 対人なら規模中隊無いくらい目安 OBJなら射撃が必要なやつ
味方 小隊程度の少なめにしたい、ただの引き抜きだが班長程度の働きは最終的にさせたい、踊ってほしい
われはどうする 対象の制圧もしくは無力化、他班の支援
君たちは 正面もしくは背面からの打擲、直接火力支援
人事 捕虜を1人は取る、これはしゃべれる程度の半殺しに抑える 装具は生死問わず全回収->後送
兵站 演習中引き抜きとすれば武器があるが大抵空砲だし数もあれ 最初から別働にして弾薬は定数までは支給?
指揮 CPは演習に偽装する HQはサイトが理想、遠ければ遠いほどギャップが生まれるしね
通信 本部>小隊長>各員 頭越しは原則として行わない「意見具申」の形式で通したい

シリアにおけるSCP-XXX-JP-21実体群
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの生育範囲から周囲2kmは環境保護を名目に封鎖します。
またSCP-XXX-JPは現在完全な隠匿が不可能と考えられているため各支部は機動部隊シータ-4("庭師")を中核とする植物学専門部隊の指示を仰ぎ、対象の早期発見と封鎖に努めてください。
やむを得ず対象に接近する場合はNBC防護服を着用し、外気との接触を避けてください。
SCP-XXX-JPはその特質から地球上の如何なる地域においても発生する可能性があります。
研究観測用に指定された場合を除き対象を完全に焼却してください。
対象は偶発的に大衆に暴露する可能性があり、完全な隠匿は不可能と考えられるためプロトコル「なつくさ」が適応されます。常に警戒し民間人が対象範囲へ侵入することを最大限防いでください。
国際連合環境計画世界自然保全モニタリングセンターから各国環境省庁を経由し、対象実体を類似した植物の突然変異種であり、即効性の有毒なフェロモンを保有している致死性の高い植物であると伝達してください。
また、SCP-XXX-JPの発生しうる人口過密地域には特徴を記載した注意書きを掲載します。
環境保護団体に偽装したフロント企業から慈善事業という名目でパンフレットを配布します。
このパンフレットには該当する植物を発見した場合、速やかにパンフレットに記載された環境保護団体に通報するように明記してください。
必要である場合、通報者に金品の報酬を与えて構いません。この場合学術研究の補助という名目で行います。
政治的に不安定な地域の場合、無人機及び人工衛星による調査を中心とします。
対象の出現もしくは対象由来と思われる騒動が確認された場合、後述の手段によって対象及びその影響下にある人物を終了します。
対象の発見もしくは通報を受けた場合、対地攻撃演習もしくは植物学研究を基幹とするカバーストーリーを展開したうえで焼夷弾頭を積載した航空機または地対地攻撃車両による遠距離攻撃で根を含む実体全てを焼却してください。
地形上根の焼却が困難な場合、最小の範囲で無人機材による地形破壊を行い、根元の露出を促します。
衆目に触れやすい地域の場合、不発弾の発見やテロ予告の通報という形をとり、付近の住民を退避させた上でNBC防護を施した部隊を動員し、火炎放射器等で焼却します。
根元の露出には遠隔操作による適切な機材の使用が許可されています。
この時、建物上部などから作業を行うことは特異性への暴露を引き起こすため禁止します。
作業に不備が生じ、対象の影響範囲に作業人員が侵入した場合、当該人員を即時終了処分してください。
有人機材の場合は適切な手段によって破壊します。
これらについて上級管理官によって事後申告が許可されています。速やかに終了してください。
破壊した機材は証拠隠滅のために焼却作業後に回収、破棄してください。
必要に応じて先述の航空機等からMAWS(Missile Approach Warning System)1を撤去し投入することが認められていますが、不必要な損耗を避けるために現地の情勢を鑑みた上で実施するようにしてください。
対象の特異性に暴露した人物が観測された場合、遠距離より本人同定のため写真撮影を行った後に終了し焼却作業を実施します。回収と対話を試みることは許可されません。
写真から身元が特定できた場合、適宜事故等によって死亡した事にした上でそれに則した遺体を用意してください。
説明: SCP-XXX-JPは向日葵(学名:Helianthus annuus)の形を取る植物実体です。
キク目キク科の植物実体で、主に一年草である向日葵(学名:Helianthus annuus)の形をとります。
対象は人類の有史200年内において人類の歴史上において戦闘地域となった場所2に対し、自立したおよそ10m2のテリトリーを持って出現します。
この時対象は当該地域の植生を無視した形で自生する他、未知の手法によりこの段階になるまでの発見が不可能です。
また、対象は異常性のない同種と異なり、開花後の枯死をすることはありません。
その他の事例として特異性のない実体と比べ破損への抗体が強くなっています。
なお出現時の詳細については参考記録5.1を閲覧してください。
対象の特異性としてフェロモンを感知した人物をテリトリー内に誘い込む効果があります。
これは通常の植物由来の誘引効果よりも強く、特異性に暴露した人物は強迫観念にも類似した反応を示すことが明らかになっており、先述の異常性から対象は出現段階で致命的な影響範囲を有します。
また、対象のテリトリーに2人以上の人間が侵入した場合、当該人物らは闘争本能を刺激され、勝者として1人が残留するまでの間3争闘状態となります。
この時テリトリーに侵入した人物に非武装の者が存在する場合、武装している者が先だって余剰を融通することが遠距離観測により確認されました。
対象生育範囲に侵入した場合の状況については各種実験記録を参照してください。
発見経緯: SCP-XXX-JPは200█年初冬、ポーランド共和国のオルシュティン(ポーランド語:Olsztyn)郊外の湖水地方に枯れない向日葵畑4があるといった噂話を聞いたフィールドエージェントが調査に進発後未帰還となった事で財団の注意を引きました。
エージェントの報告地点付近に捜索救難部隊を派遣したところ、人型と思われる実体が争闘している群生した向日葵の視認報告がなされています。
人型実体が単独となった際に部隊の半数が警戒しつつ接近し人型実体の同定を行った結果、未帰還となっていたフィールドエージェントである報告と、同時に命令を無視した対象への接近を試みました。
この時待機部隊は複数に渡り接近の中止を指示しています。
部隊員が向日葵の生育地に立ち入った際、内部にいたフィールドエージェントと交戦状態となり、安全性の確保のためやむを得ず待機部隊による狙撃によって全ての人員の終了処分を行いました。
この報告を受け当該地域の向日葵が特異性としての誘引効果を発露し、何らかの闘争効果を保持していると仮定されたため、影響外部に柵を構築したうえで近隣住民に対し環境の保護とした立ち入りの制限を実施し、後日オブジェクトクラスの協議を実施するものとしました。
数日後、アメリカ合衆国テキサス州のSafeオブジェクトを取り扱うサイト-██5より定時連絡が途絶えたため、現地に救難隊の派遣を行いました。
しかし、事前偵察隊の報告により進路上に由来不明の向日葵の開花を確認したため、上層部はオルシュティンの例から部隊の投入を中止し、周辺地域6封鎖に切り替えました。
無人機による観測を実施したところ、サイト付近の公園を中心に向日葵の開花が確認され、その範囲はサイトを含む市街地一帯に及んでいたことから、カバーストーリー「深夜帯の大規模な山火事」を適応し、周辺地域の人員全てが死亡したと政府を通じ発表しています。
映像分析を行ったところ、サイト付近において武装した人員が戦闘行為を行っていることが判明したため、サイト周辺の安全確保を目的とした周辺爆撃計画が立案、実行されました。
しかし、爆撃機が対象地域に到達した際、爆撃航程を確認していた通信が突如何かを誘致する文言となり、同士討ち7を開始しているのがレーダーに捕捉されました。
この時通信のモニターを担当していた職員が無断で管制室から退席し以降の職務を放棄、その後申告のない武器庫の開放を要求しているのが確認されたため麻酔弾による鎮静化を行っています。8
結果としてサイト周辺地域への爆撃は一定の成果を上げましたが作戦参加機はその後も本部からの帰還命令を無視する行動を行いました。
絨毯爆撃のために動員された機数が多く、一般市民の目撃する可能性を考慮した協議の結果、やむを得ず後日の研究用として1機を残し、長距離からの対空ミサイルによって撃墜処分を行なっています。9残存機の現状については参考記録を閲覧してください。
この事案から対象には強い誘引効果が存在しており、有人機材が対象の生育範囲に侵入した際にはその上空においても争闘効果があることが確認されました。
後日調査を行ったところ、各国において同様の由来不明の植物実体10の報告があり、全ての場合において共通する事項を検索した結果、有史200年内において武力衝突のあった地域と判明しました。
そのため当該となる地域への立ち入り禁止を基幹とした収容プロトコルの策定とEuclidクラスの付与が決定しました。
以下は、対象の特異性把握のために行われた実験の一部です。
実験記録XXX-3 - 日付200█/7/7
対象: 日本国 沖縄県南部のSCP-XXX-JP-3
植物実体: 向日葵
想定される戦闘: 沖縄戦
発見経緯: 在日米軍基地において巡回中に不自然に形成された向日葵畑があるとの内部通報を傍受。
実験用に形成した人工物である事を念頭に連絡が行き違った事とし、日本国環境省及びアメリカ合衆国環境保護庁による合同実験中であるため柵の設置をしたという通告と共に接近を禁止した。
この時柵は想定されるフェロモンの感知範囲よりも外側に設置されている。実験内容: 単独侵入の場合特異性はどのように働くかの検証
実施方法: 通信手段を持たせた完全武装のDクラス1名(以降SCP-XXX-JP-3-bと呼称)を徒歩で対象の生育範囲に立ち入るよう指示、当該人員は国防組織に在籍していた経歴がある。
結果: SCP-XXX-JP-3-bは対象の中心部まで警戒をしながら歩む、その後中心部で佇むような動作を行った上で「ここは夢のようなところだ、ぜひあなたも」と発言をした。
これにより通信指示を出していた職員が誘引効果に暴露した。
この時当該職員はその場で一切の職務を放棄し無許可の外出及び申請のない銃火器の持ち出しを行おうとし保安職員に取り押さえられた。分析: 単独の場合、闘争行為が発揮されない事が判明した。
また、生育範囲に立ち入った場合の通信においても誘引効果が付随することがこれにより発覚した。
音声を聞いた職員はCクラス記憶処理で回復したが対策をする必要がある。
なお対象との交信による特異性解析を優先し、処分は保留としている。後日、暴露時の光景を録画したものを研究のために用意したところ、音声においても誘引効果は発揮されなかった。
ここから音声による誘引効果は一度に限り有効であると推測される。よって今後の実験では音声はリレーしたものを用いる事とする。
また、無人機の観測は映像を問題なく受信していることから無人機材には特異性が発揮されない可能性が高い。メモ: 根本的に通信においての特異性暴露は事例があったにも関わらず報告がなかったため我々はここで始めて知ることになった。
幸いにして重大なインシデントには至らなかったものの書類の作成と報告について本部に対し徹底するよう協議する必要がある。—██上級研究員
参考記録XXX-5.1 - 日付201█/11/1
対象: エクアドル グアヤス県郊外のSCP-XXX-JP-15
実体: 向日葵
想定される戦闘: グアヤキルの戦い
発見経緯: フィールドエージェントからの報告
報告内容: 写真資料添付の上で前日まで存在しなかったSCP-XXX-JPと思われる約10m2ほどの面積を持つ植物実体の出現
分析: 単体のみで生育するのではなく、有効な影響範囲を確保した上で出現することが判明した。
これについて財団はSCP-XXX-JPの発生条件を調査するために過去の対象実体の想定年代から判明している有史200年内で戦闘行為のあった地域に対しエージェントを派遣していた。
現在、調査対象範囲の広大さによる予算と人的資源の圧迫及び発生年代の同定と条件の解明から同様の調査は行っていない。
実験記録XXX-5.2 - 日付201█/11/16
対象: エクアドル グアヤキル郊外のSCP-XXX-JP-15
実体: 向日葵
想定される戦闘: グアヤキルの戦い
実験内容: NBC防護を施し、フェロモンの感知を困難にした上で侵入した場合、特異性の発露をするという仮定検証及び対象実体の完全な焼却を行った場合、特異性の持続が行われるかの検証
実施方法: NBC防護服を着用した3名の完全武装のDクラス及び2名の非武装のDクラスに対し徒歩で対象の生育範囲に立ち入るよう指示、当該人員らは元軍人と囚人から構成されている。
通信は一方通行のみとした上で風上側に観測班を設置した。結果: 対象に2名以上が侵入した瞬間、両者は互いに距離を取りつつ臨戦態勢となった。
また、最終的に全員が全員に対して敵対する行動を示したが、非武装の人員が立ち入った際には余剰もしくはバックアップウェポンを提供した。結果としてほぼ同時に闘争行為を開始している。
追加の焼却実験の結果として特異性の消失が確認された。分析: NBC防護によりフェロモンの感知を最大限行わないようにした場合、生育範囲に侵入した段階で強制的に争闘効果を発揮する事が判明した。
非武装の人員に対しては闘争行為の前に武器を提供する理由は不明。
なお闘争行為への誘発は有人航空機にも発揮されることから対象は未知の手法によって人間を認識しているものと推測される。
よって対象の有人手段による植物学上の研究は困難と考えられるため、無人探査の用意を提唱する。
補遺: この実験において4名が死亡した段階で生育範囲が未知の手法により約12m2拡大していることが判明した。
生育範囲は国家開発の予定地であったため、「勝者」を長距離狙撃により終了した後に開発反対派による放火とした形でナパーム剤による長時間の焼却を実施した。過去失敗した同様の実験との差異としては根を含む実体全てが焼却された事と推測されている。
実験記録XXX-8 - 日付201█/12/08
対象: アメリカ合衆国 ハワイ州オアフ島におけるSCP-XXX-JP-20
実体: ハナカンザシ(Helipterum roseum)11
想定される戦闘: 太平洋戦争ハワイ王国の建国に伴う戦闘行為と推測される発見経緯: 有給休暇中の博士よりSCP-XXX-JPと思われる生育確認のないキク科と思われる植物実体の発見報告
実験内容: 無人探査回収機による対象のサンプル収集
結果: 回収された植物実体は異常性を保持していなかった。
追加実験として全ての実体の収集を計画したがおよそ3m2程度収集した際突如機材が操縦不能となり、対象の生育内部まで侵入した上で全ての機能を停止した。分析: あくまで特異性が発露されるのは闘争行為のあった地域が主体となりうる事が判明した。
実験5.2の結果より推測される1名分の実体を回収した場合、機材が機能停止したことから一定の面積の維持がなされると考えられる。
なお、追加の機材を投入したところ、対象に接触した段階で機能を停止した。
この事から無人機材による回収を中心とした異常性の抑止は行えないと考えられている。
補遺: 対象について当初太平洋戦争と想定されていたが、日米両海軍の資料を確認したところ、如何なる作戦においても当該地域は戦闘行為が行われていない事が判明した。
追加調査の結果ハワイ王国建国時におきた混乱が推測されたが、この場合前提となる有史200年内を超えており収容プロトコルの見直しが必要となる可能性が高い。メモ: 報告した時その場で責任者として立ち会うよう言われて潰された有給って後日補填されますよね?
—██博士
これらの実験から収容プロトコルの見直しが検討され、申告が受理されました。
実験8から2ヶ月後、シリア・アラブ共和国のカルケミシュ(英:Carchemish)地域において考古学者とその発掘チームが由来不明の向日葵畑をドローンによる調査の結果発見したという速報が掲載されました。
内容とその特徴からSCP-XXX-JP実体群であると判断され、立ち入り調査からの特異性暴露を防ぐために急遽現地武装勢力に偽装した武装機動部隊を派遣し該当する周辺地域を封鎖しました。
なお発掘チームに対してはカバーストーリー「拉致」を適応した上でクラスB記憶処理と向日葵畑は遺構の一部であるという擬似記憶を植え付け解放し、その座標を記録から抹消しました。
封鎖後、改めて無人機による調査を行ったところ、向日葵と思われる植物実体が最低でも2km2の広さに渡り生育していること、その中央部において人型実体が不動の姿勢を取っていることが観測されました。12
人型実体の装備と過去の文献資料及び旧約聖書から推定される戦闘行為はカルケミシュの戦い(英:Battle of Carchemish)であり、紀元前605年の闘争行為と判断されました。
これを受け再度の協議を行った結果、開花対象となりうる年代は制限がないこと、対象の出現地域の同定が事実上不可能であると断定されました。
これらの結果と過去の実験から対象を封鎖ではなく焼却を基幹とした収容プロトコルに改定されました。
また、SCP-XXX-JP-20の例から対象植物の範囲が拡大したことから今後も対象が拡大する可能性が否めない事、人口過密地での発露が深刻な事態を招く事からオブジェクトクラスがKeterに更新されました。
追加調査の結果SCP-XXX-JP-21の事例において対象植物が開花した範囲は風化などの劣化現象も減少しており、内部にいた人型実体(以降SCP-XXX-JP-21-bと呼称)が無人機の飛行音に反応した事からSCP-XXX-JP-21-bが生存していると判断され、対象内部においては未知の手法により食事の必要がなくなっていると仮定されています。
この仮説の実証のためにSCP-XXX-JP-3-bに対し聞き取り調査を行うことにしました。
以下は実際のインタビュー記録です。
対象: SCP-XXX-JP-3-b
インタビュアー: ██上級研究員
付記: 特異性の暴露を防ぐため通信を再度リレーしている都合音声に不明瞭な点がある。
<録音開始,201█/2/15>
インタビュアー: おはようSCP-XXX-JP-3-b、良い朝だね
SCP-XXX-JP-3-b: おはようございます、私の名前はD-████だったはずですが…どちら様か存じ上げませんがここは夢のような場所です、こんな通信に頼らず直接お話しをしたいものです。インタビュアー: 失礼、私は上級研究員を拝任している██という、君の名称は以降このように表示されることになった。直接というのは機会があればだな、何点か君に質問をしたことがあるのだが、よろしいかね?
SCP-XXX-JP-3-b: えぇ、構いません上級研究員殿、その前に…前回私が勧誘した彼はいつこちらに来るのでしょうか?
インタビュアー: 彼は現在別の職務に就いている関係上明確な約束はできない。このインタビュー次第で考慮がなされる。
オチ:多幸感に満ちており、一切の空腹や喉の渇きはない
[あんなこんなそんな]
<録音終了>
終了報告書: 二言目にはこちらに来るように誘う事からそれが使命だと感じているのかもしれない。
テキサス州での爆撃機SCP-XXX-JP-2-bにも同様のインタビューを行った上で武器の損耗がなされるのか確認を行いたい。
インタビューの結果対象の生育範囲に立ち入った場合、飲食の一切が不必要になることがわかりました。
同日同様の手法で行ったSCPXXX-JP-2における爆撃機は燃料がその速度を問わず減少しないこと、使用した武装がおよそ12時間後に「復活」していることが報告されました。
なお、機内においても争闘行為があり、現在通信を行っている1名の他は死亡していることが報告されています。
OC:E
人型10-12名の秩序だった組織 たとえるのなら分隊のような
フランスのアレとの差別化を考える、
それと変な特異性を入れてメアリーさんにならないようにね
うるせぇクタバレ 無理っぽくね?
「接敵!」
「伏せてろバカ!実弾だぞ!」
チクショウ、どうしてこうなったんだ。
そもそもにして発端はなんだった、思い出せ
40時間前:日本国 場所不明
「次期の████に関する資料を配布するため、1人1セット必ず受け取ってもらいたい」
「すみません、自分のが印刷ミスなんでしょうが読めないところが多いので余剰と取り換えてもいいですか?」
「あぁ、ではこれを」
32時間前
「██3尉13、連隊本部より至急第2応接室へ来るようにとのことです」
貴重な自由時間は部屋に表れた当直の言葉で終わりを迎えた。
クソ、自分は何をやらかした?無くした薬莢をごまかして員数合わせをしたのは3か月前だし応接室ということは面会だ。
何が引っかかった。
「██3尉?」
「了解しました」
靴を履き直していると同室の奴らが何が原因か聞いてくるが知ってるわけがないだろう、今度の外出だけは取り消されるなよと茶化されたところですでに自分の命運は頭デッカチが握ってるんだ、せいぜい連帯責任にならないことを祈ってろ。
「██入ります。」
「初めまして、君が██3等陸尉か」
入室するなり馴れ馴れしく声をかけてきたのは連隊長の横に座っている高そうなスーツを着た野郎だった。
チクショウめ、誰だか知らんがこいつに違いない、こんな"民間人"が一体どんな権限を持って座ってやがる、カウンセラーか何かか?
「掛けてくれ3尉、こちらは白川さんと言うある会社の営業だそうだ」
冗談じゃねぇ いつから市ヶ谷は堂々と身売りするようになったんだ
「どうも、瀬戸内ケミカルプロモーション合同会社の白川と申します」
おまけに聞いたこともねぇ会社だ、クソ 自分が世間知らずなのか
「今回██さんには我が社の調査について協力していただきたいと思いまして急ではありますがお呼びしていただきました」
「自分よりも格闘やレンジャーのMOS14持ち…もっと言うならケミカルと言うことは科学が入ると思われるので施設の方が適任であると考えますが……」
あえて連隊長に聞いてみる、そもそもいろいろ無茶苦茶だ
「どうも君でなければならない理由があるらしい、邪魔はしないからゆっくり話し合ってくれ、外出が取り消されるわけではないからそこは安心してほしい」
八方塞がりだチクショウ、こんな素性不明の人間と楽しく会話が出来るわけがないだろう。
24時間前