保管庫

4/XXXX-JP LEVEL 4/XXXX-JP

CLASSIFIED

classified-lv4.png

Item #: SCP-XXXX-JP

Object Class: Developing

評価: 0+x

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81XXの、気温が常に23~25度に保たれる自然環境再現区画-04に収容されます。区画内環境整備以外の目的で収容区画へ入ることは禁止されています。整備を行う人員は収容区画へ入る前に身体検査を受けなければなりません。収容区画内の整備で使用する物品以外を持ち込むことは禁止されています。

未収用状態のSCP-XXX-JPの収容のため、渉外部門、諜報部門、物流部門、保安部門の共同捜索活動が行われています。収容施設外でSCP-XXX-JP-Aが出現する事態になった場合は航空機動部隊が出動し、SCP-XXX-JP-Aによる被害の拡大防止に努めます。

説明: SCP-XXX-JPは外見的、及び遺伝子的に二ホンミツバチ(Apis cerana japonica)と一致する異常生物群であり、一般的な二ホンミツバチと比べ耐熱温度が高く、気温60度の環境下でも1週間は生存可能であることが判明してます。特筆する異常性を発現するSCP-XXX-JPは全て成体の働きバチ(報告書内ではSCP-XXX-JP-1と呼称)であり、雄個体、女王バチ、幼虫はその異常性の発現を確認されていません。

SCP-XXX-JP-1の異常性は、SCP-XXX-JPの巣へスズメバチ亜科(Vespinae)に属する昆虫(報告書内では総括して“スズメバチ“と表記)が侵入したとき、または外部からの物理的接触により巣が破損したときに発現します。スズメバチが巣へ侵入した場合、SCP-XXX-JP-1の1個体がスズメバチへ接近し、肉体を瞬間的に球状に変容させ対象を包み込みます。変容したSCP-XXX-JP-1の外見は灰色で金属光沢を帯びており、硬度は鋼鉄と同程度です。変容したSCP-XXX-JP-1は明らかに飛行することが不可能な形状であるにも関わらず、約90分間にわたりその場を飛び続けます。変容したSCP-XXX-JP-1の体温は50度一定であるため、内部に閉じ込められたスズメバチは暑さに耐えきれず熱死します。変容から約90分が経過するとSCP-XXX-JP-2は死亡します。

巣が外部からの物理的接触により破損すると、数百匹のSCP-XXX-JP-2が巣から飛び出し、瞬時に巣の周囲を取り囲み、一斉に活性化します。変容した肉体はそれぞれ密着し、およそ5分で1つの軍事兵器と酷似した外見の巨大構造物(SCP-XXX-JP-Aに指定)を形成すると、周囲の動物に対して敵対的な行動をとります。SCP-XXX-JP-Aが移動する際は、その形状に関わらず空中を浮遊し、約24km/hで飛行します。SCP-XXX-JP-Aは出現から約90分で複数の死亡したSCP-XXX-JP-2に分裂します。

死亡したSCP-XXX-JP-1を解剖した結果、硬質化し厚くなった甲殻が臓器を圧迫し、部分的に壊死していることが判明しました。これがSCP-XXX-JP-1の直接的死因であると推測されています。

SCP-XXX-JPは2017年6月27日に養蜂を営む民間人からの「飼っていたミツバチが鉄塊になった」という通報を受け、不審に思ったエージェントが現場に出向き、発見されました。収容作業中にSCP-XXX-JPの巣が一部欠損したことによりSCP-XXX-JP-Aが出現し█人の職員が負傷しましたが、ごく小規模な民間人への記憶処理とカバーストーリーの流布により問題なく収容が完了しました。その後の8月31日、Twitter上で「空飛ぶ船を見た」という内容の文章と画像が発見され、事実確認のために画像が撮影された場所まで派遣されたエージェントは日本生類総研の破壊された施設を発見しました。当該施設の存在は直ちに財団に報告され、施設内の捜索が行われました。その結果、未収用状態のSCP-XXX-JPが存在することが明らかになりました。周辺地域に在住する民間人への聞き取り調査の結果、████人がSCP-XXX-JP-Aを目撃していたことが判明しましたが、カバーストーリーの策定が困難であったため、周辺一帯への記憶処理剤の散布が行われました。

施設内の捜索の結果として、財団は複数の重要な未確認以上生物の情報を入手しました。しかし、大半の資料は削除されており、現在はそのバックアップデータの発見が情報部門により行われています。財団が回収したデータの中から、SCP‐XXX‐JPをめぐって日本生類総研と詳細不明の武装集団との間に抗争が発生していたことが明らかになっています。施設内にはSCP‐XXX‐JPの活性化以外の要因によってできたと思われる弾痕が複数発見されています。
 
施設に置かれていたSCP‐XXX‐JPの現在の居場所は判明していません。民間人の証言を基にした周辺区域の捜索は、複数の非異常なミツバチの巣を発見に留まりました。現在の最大の懸念材料として、詳細不明な武装集団がSCP‐XXX‐JPを獲得している可能性が指摘されています。回収されたデータ内では、日本生類総研がSCP‐XXX‐JPを軍事的に利用する案が提出されたのち、何者かに却下された痕跡が存在します。

監視カメラ映像の書き起こし

文書作成者注: 以下の書き起こし内容は施設内の複数の監視カメラ映像の継ぎ合わせたものです。映像内には、膨大な人数の日本生類総研構成員と、複数の未確認異常生物が認められました。しかし、今回はそれらすべてを文章化することはせず、SCP-XXX-JPと関連性のある部分のみを切り抜いています。完全な映像記録の閲覧を希望する方はサイト-8176の重要保管室を訪れてみてください。


日付: 2017/08/31


<閲覧開始>

<07:00>: 周囲を野花に囲まれた空間1の中心部にSCP-XXX-JPの存在を確認できます。1名の研究員がガラス越しにSCP-XXX-JPを観察しながら、3名の研究員が複数のメーターの値を見ています。巣からは数匹のSCP-XXX-JP-2が出入りしていますが、異常性は発現していません。

<07:10>: 巣から複数のSCP-XXX-JP-2が出てきて、警戒行動を始めます。それを見ている研究員は明らかに動揺しており、1人が室内電話を使い施設管理者と連絡を取っています。

<07:16>: 施設全体に警報が鳴り響き、非常事態を意味する警告ランプが点灯し、施設管理者が緊急事態宣言を発令します。研究者は個々、可能な限り武装し、全ての研究施設を幾つかの手順を飛ばして強制閉鎖します。しかしSCP-XXX-JPの研究施設だけは閉鎖されず、施設出入口が開放されます。このことにその場にいた研究員は驚いている様子を見せ、施設管理者と連絡を取っていた研究員は大声をあげて早急に施設を閉じるように抗議しています。しかしその意見は最期まで受け入れられないかったようです。

<07:18>: 複数の非武装の研究員が非常口を目指して走っています。SCP-XXX-JPの様子を傍で見ている研究員たちも退避しましたが、ただ1人の研究員だけがその場に残ります。残った研究員は先ほどまで施設管理者に抗議していた人物です。残った研究員は研究施設に入り、SCP-XXX-JPの巣に近づいていきます。

<07:20>: 非常口周辺が爆破され、3つの監視カメラが破壊され、少なくとも5名の研究員が死亡します。爆炎は消火装置によって消火されますが、煙の中から武装した集団が施設内に侵入します。全員が顔をガスマスクで覆っており、人物の特定はできていません。武装集団は廊下を進み、途中で逃げ遅れた研究員を射殺していきます。また、殺した研究員の所有物の中から何かのカードを取る様子が記録されています。

<07:28>: 武装集団は鉄製の扉の前に集まり、カードをスキャナーに通します。扉は電子的ビープ音を鳴らしながら横に開き、武装集団のうち5名がその中に入っていきます。室内には複数の監視カメラ映像が映し出されており、その中にSCP-XXX-JPの姿も確認できます。武装集団はまず、室内にいた研究員を瞬時に射殺し、映像に目を通しています。そしてSCP-XXX-JPが映っているテレビを指さすと、部屋を出て再び走り出します。

<07:35>: 武装集団がSCP-XXX-JPの研究施設前までたどり着きます。まずリーダーと思われる人物が部屋に入り、そこに6人が続きます。管理室、研究室には誰もいません。7人の武装集団は飼育室に入ります。室内にはSCP-XXX-JPと研究員が1人います。研究員は巣に銃口を突きつけています。武装集団が研究員を殺すより先に研究員は引き金を引き、巣に一発の銃弾が命中したように見えます。この瞬間、SCP-XXX-JP研究施設内を映す全ての映像が途絶えます。

<07:38>: SCP-XXX-JP研究施設の外で待機していた武装集団のうち2人が突如として出現した灰色の壁により押し潰され即死します。施設内にいる全ての武装集団は混乱している様子を示しています。灰色の壁は周囲の壁を破壊しながら徐々に移動しています。

<07:40>: 複数回の爆発音と破砕音の後、空が映し出される。

<閲覧終了>

補遺: 音声

概要: 以下は██:██にPoI-3333とPoI-6666の間で交わされた施設内通話の書き起こしです。


<閲覧開始>

PoI-3333: はい、こちら[編集済み]研究室。研究管理者██です。

PoI-6666: ██だ。突然で済まないが頼みたいことがある。

PoI-3333: ああ、はい。なんでしょうか?

PoI-6666: 君たちが研究している[編集済み]についてだが、今日より当研究施設の対攻撃用生物兵器として使用することが決定した。

PoI-3333: まだ[編集済み]は研究段階で、そのような利用が可能であるとは思えません。

PoI-6666: 承知の上だ。我々はあくまで外部からの攻撃を受けた際の緊急防壁として使用すると言っているのだ。[編集済み]は現在までの研究で既にその防御性能の高さと同時に敵対存在への殺傷能力の高さをも確認できている。それさえわかれば十分であると我々は判断した。

PoI-3333: しかし不安要素が多すぎます。第一に[編集済み]の能力が起動して、それが我々を護る盾になるほど頑強である保証がないこと、第二に[編集済み]の能力の起動は敵対存在への殺傷力を有するとともに我々への殺傷力をも持っていることです。

PoI-6666: それも承知している。しかし我々にはあれが必要だ。

PoI-3333: 私には理解しかねます。なにをそれほどに焦っているのですか?

PoI-6666: 敵は近くにいる。

<閲覧終了>


付記: 管理室から回収された情報によれば、この通信が行われる10分前に施設周辺に散在していた監視用昆虫型生物セキュリティからの電波が全て途絶えていたことが判明しています。

概要: 以下は██:██において[編集済み]研究室内の複数の監視カメラに記録されていた、PoI-3333と武装集団との会話、および現場の状況の書き起こしです。


<閲覧開始>

PoI-3333: あなた方が来ることはすでに知っていましたよ。

武装集団はPoI-3333に銃口を向ける。PoI-3333はSCP-XXXX-JPに拳銃を向けている。

PoI-3333: あなた方が少しでもその場から動けば、この場にいる生物は全て鉄の城に圧し潰されることになります。これは脅しではなく真実です。

武装集団はPoI-3333から銃口を向けたまま動かない。

PoI-3333: 今すぐこの施設から立ち去りなさい。

武装集団のうち5人が部屋から退出する。部屋に残る武装集団は3人である。

PoI-3333: あなたも、今の方々に倣ってここから出ていってください。

PoI-3333と最も近い距離にいる武装集団のうちの1人が銃を下ろし、後方で会話をしているように見える。PoI-3333は動揺している。

PoI-3333: 動くな!

武装集団はハンドサインと思われる動作をする。2人の武装集団が部屋から出る。残った1人の武装集団がマスクを外す。

武装集団-A: 交渉をしましょう。

PoI-3333: なんのですか?

武装集団-A: それの所有権についてです。

PoI-3333: あなた方にこの蜂を譲れということですか?

武装集団-A: その通りです。私たちにとって、それは非常に興味深い。あなた方がそれをこの灰色の施設に仕舞い込み続けるより、私たちはそれを使うことができる。もちろんタダでとは言いませんよ。抵抗しなければ、ですが。

PoI-3333: なにに利用するつもりですか?

武装集団-A: あなた方も分かっているでしょう?それの兵器としての有用性。半永久的に入手可能な鋼材。再利用可能な兵器の皮。それさえあれば、私たちは最高の軍を編成することができる。

PoI-3333: なぜこの時代にそんなことを。

武装集団-A: あなたには理解できないかもしれません。私たちとあなたたちは住んでいる世界が違う。しかし、あなた方が無用な介入をしなければ、私たちとの関係性はほとんどありません。そのため理解する必要もありません。

PoI-3333: それは重要なことでは。

武装集団-A: いいですか?この交渉が成功すれば互いにwin-winな結果になるのですよ。先ほども言いましたが、私たちはそれをタダで貰おうなどとは思っていません。それが行うことのできる仕事量を鑑みれば、あなた方には多大な資金がもたらされるでしょう!

部屋の出入り口から投げ入れられた閃光弾が炸裂し、部屋中が一時確認不能になる。PoI-3333の呻き声が聞こえる。

武装集団-A: 我々の礎となるのだ。

PoI-3333: ああ、眼が。くそ、離せ!

武装集団-A: 動くな。口を閉じろ。

PoI-3333は武装集団に囲まれ完全に拘束されている。

PoI-3333は口を押えられながらも呻いている。武装集団-AがPoI-3333を殴り気絶させる。

<閲覧終了>


付記: こののち、SCP-XXXX-JPは外部からの衝撃が加えられていないにも関わらず活性化した。その原因は明らかになっていない。

2018/02/16、今日はここまで(しばらく寝かすかも)

記事内で使うかもしれない用語集(必要に応じて追加)
※ハム音:「ブーン」という雑音、語源はミツバチの羽音
※ドローン:女王バチを妊娠させる役割を担う雄の蜂、UAV2、USV3
※面舵/取舵:船首を右/左に向けるための舵の取り方
※艦対艦ミサイル:主に艦に対して攻撃するときに用いる中距離ミサイル。日本ではあたご型護衛艦、あきづき型護衛艦、あさひ型護衛艦などに搭載されている。
※90式艦対艦誘導弾:ミサイル直径349mm、ミサイル全長5,080mm(ブースタ付)/3,980mm(ブースタ無)、ミサイル全幅1,190 mm、ミサイル重量660kg(ブースタ付)/550kg(ブースタ無)、システム重量1,010kg(発射筒への収容状態)、弾頭260kg HE4、射程推定150km、飛翔速度1,150km/h
※オオスズメバチ:飛行速度はMax40km/h、通常時は5~15km/hくらいか。言わずと知れた日本原産の世界最大のスズメバチ。猛毒をもち、非常に狂暴。テリトリーに入ってきた者を強靭な顎や針で攻撃する。年間数名の死者を出している。
※ホーネット:アメリカ海軍所属の航空母艦の艦名。第二次世界大戦中に就役、活躍した"ホーネット"は二隻。うちエセックス級航空母艦"ホーネット"は終戦まで活躍し、現在は博物艦になっている。
※航海中の船の進行方向:██度で表す。真北を0度とし、真東90度、真南180度、真西270度と定義されている。
※蜂球:トウヨウミツバチがスズメバチに対抗するために手に入れた攻撃手段。スズメバチの周りをミツバチが囲み、スズメバチを熱死させる。スズメバチは37度の温度に長時間耐えることが出来ないのに対し、トウヨウミツバチは40度を超す温度でも長時間耐えることができることを利用した一世一代の大勝負である。
※二ホンミツバチ:飛行速度は約27km/h、蜜を運んでいる時は24km/h

タグ(暫定)
scp-jp euclid 蜂 敵対性 集団意識 昆虫 軍事 群れ 毒性 乗り物 船舶 日本生類総研

1:SCP-XXX-JPの定義

  • SCP-XXX-JP: 異常な二ホンミツバチ全体の総称
  • SCP-XXX-JP-1: 女王バチ
  • SCP-XXX-JP-2: 特殊な習性を持つ働きバチ
  • SCP-XXX-JP-A: SCP-XXX-JPの異常性によって出現した物体

2:SCP-XXX-JPの異常性の説明
3:SCP-XXX-JPの発見経緯
4:日本生類総研施設の探査ログ
5:インタビューログ
6:送られてきたメッセージ

アイデアメモ

  • SCP-XXX-JPは、イギリスで結成されたと思われるロックバンドの4人組です。SCP-XXX-JPは不定期にライブを開催しますが、それを行う場所は定まっておらず、SCP-XXX-JPがライブを行う場所にはおよそ1000人が入ることができる程度の広さのライブハウスが突然出現します。
  • SCP-XXX-JPは、実体をもたない概ね人型の不定形生命体です。SCP-XXX-JPは人に危害を加えることはありませんが、周囲に濃霧を発生させることで、人がSCP-XXX-JPより後方に行くことを阻もうとします。
  • SCP-XXX-JPは、地点XX-XXX-XXに沈没している第二次世界大戦中に大日本帝国海軍が使用していたとされる重巡洋艦です。正確な艦名は判明しておらず、史料には明らかにSCP-XXX-JPについての記述が人為的に消去された痕跡が確認されており、調査が続けられています。SCP-XXX-JPの艦内は空気が満ちており、ある一定の期間を繰り返しているようです。
  • SCP-XXX-JPは、特定の条件下にある沈没船にみられる異常現象です。その艦体が誰からも認識されていない状況がXX年以上続いた”軍艦”は、その艦の形状を付近の泥や岩、魚類などを未知の方法で収集することで復元すると海上に向け動き出し、最終的にはその艦が建造された工房があった場所に移動します。SCP-XXX-JPは、その艦体の現在の状況を、その地点と合わせて誰かしらに記憶されている限り発現しません。
  • SCP-XXX-JPは、ヒトスジシマカ(Aedes (Stegomyia) albopictus)の雌の個体群です。SCP-XXX-JPに吸血された動物は、SCP-XXX-JPを異性として意識し始め、最終的にSCP-XXX-JPが生んだボウフラを血のつながりのある実子と同様の存在であるかのように認識します。またSCP-XXX-JPが生んだボウフラが成長し、ヒトスジシマカになると、その中の雌の個体のみがSCP-XXX-JPと同様の異常性を獲得します。
  • SCP-XXX-JPは、サイト8241に存在する、異空間と繋がっている両開き式の鉄製と扉です。異世界はSCP-XXX-JPを開くごとに変化し、同じ空間に転移した例はありません。また、SCP-XXX-JPを開くことができるのは頭脳または身体能力が非常に優れている人に限定されます。異空間では必ず一度、入っている人の生命の危機に繋がる事象が発生します。
  • SCP-XXX-JPは、海水と空気と複数の島によって構成されている面積不明な異空間です。SCP-XXX-JP内の生命体はSCP-XXX-JP-1を除き確認されていません。SCP-XXX-JPへの唯一の出入り口は████の岸壁から入ることのできる、水中洞窟に見える穴から侵入し152m進んだ先に存在します。SCP-XXX-JP-1は外見上、特徴のない日系人男性に見えますが、人間を大きく超える寿命、生理現象がほとんど起こらないという異常な点を有しています。
  • SCP-XXX-JPは、本来であれば異常性を持たない事象、現象を「それが明らかに異常性を帯びている」と強く確信するミーム汚染を区域内に一週間以上滞在した人間に齎す異常空間です。このミーム汚染は、人間がSCP-XXX-JPから出ても暫くの間持続し、その期間は人間がSCP-XXX-JPに滞在していた期間に比例して長くなります。逆にSCP-XXX-JP内で発生したあらゆる異常現象は、SCP-XXX-JPに滞在している人間にとっての「正常」として認識されます。
  • SCP-XXX-JPは、形而下的存在可視化双眼鏡です。艦隊司令部と七福造船所、そして幻島同盟より齎された技術によって作成され、この双眼鏡を除くと、一部のあらゆる動物が軍艦の別の姿に過ぎないことが確認できます。財団はこの双眼鏡を、覗いて動物を見ると、その動物が巨大な軍艦に見える異常物品として扱っています。実際はその逆であり、そのように見える全ての動物は本質的には七福造船所が艦隊司令部からの発注を受け建造した軍艦です。
  • SCP-XXX-JPは、船舶が転覆した際に発生する異常現象です。SCP-XXX-JPの発生の法則性は確認されておらず、あらゆる船舶でSCP-XXX-JPが発生する可能性があると考えられています。SCP-XXX-JPの異常現象は、対象の船舶が何らかの原因で傾斜し完全に横転した際、その船舶の竜骨の重心と位置が完全に固定されることにより、船舶が円を描くようにその場で回転し、再び航行可能な状態まで回復することを指します。SCP-XXX-JP発生中の船舶は不明な理由により一切浸水せず、あらゆる衝撃を全て無効化します。また船内にいた人員は車酔いに似た症状を訴える以外に、現象そのものを知覚できません。しかし船外にいた人間は例外なく海に落とされるか船舶と海水の間に挟まれ圧迫されることによって[削除済み]。
  • SCP-XXX-JPは、護衛艦「わかば」内に出現するランク2霊的実体の総称で、共通して人型、服装から日本人であると判断されています。SCP-XXX-JPには雄型と雌型が存在し、それぞれSCP-XXX-JP-1とSCP-XXX-JP-2と呼称されています。現在までに確認されているSCP-XXX-JP-2は1個体のみですが、SCP-XXX-JP-1は少なくとも35体、最大で60体存在すていると推測されています。SCP-XXX-1の個体数がはっきりとしない要因として、どの個体も同様の服装であり、霊的実体であるために存在が常に揺らいでおり正確な容貌と声色を確認することが困難である点が挙げられます。護衛艦「わかば」内に侵入した人間の中で以下の項目に1つも当てはまらない人間は、SCP-XXX-JP-1に攻撃を受けます。
  • SCP-XXX-JPは、既に財団の監視下にない、およそ70年前に建造されたと思われる駆逐艦です。損傷具合が深刻であることから、正確な艦名の特定には至っていません。SCP-XXX-JP内には由来不明のブラックボックスが存在しており、SCP-XXX-JPの消失事案の際、収容ドックから回収されました。ブラックボックス内にはSCP-XXX-JPが意思を持っていたことを示唆する内容の文字コードが存在しており、これを基にしたSCP-XXX-JPの捜索が続けられています。
  • SCP-XXX-JPは、軍艦です。装備が全て取り外され燃料が入っておらず、人が使用していた痕跡があることから、解体又は標的艦として処分される予定であった船舶であるとされています。SCP-XXX-JPが出現する度に付近の兵器が誤差動を起こしSCP-XXX-JPに向かって攻撃します。この攻撃は現在までのところ命中率100%を記録しています。艦隊司令部との関連性が示唆されています。
  • SCP-XXX-JPは、既に廃棄された██階建てのビルです。一般的なビルと異なり、監視カメラの数が非常に多い点が挙げられます。また、その中でもスピーカが取り付けられているカメラは自律的に話し、自身のことを「監視リーダー」と呼称します。
  • SCP-XXX-JPは、「ジャンヌ・カルマン女史」の出生証明書のコピーです。SCP-XXX-JPを半径1m以内にある状態で8時間以上睡眠した人間は、その性別、年齢に関係なく、ジャンヌ・カルマンに見える人型実体(SCP-XXX-JP-1)に変化します。この変化は瞬間的かつ不可逆的です。いずれのSCP-XXX-JP-1も元の人間の記憶を保持しておらず、ジャンヌ・カルマン女史の記憶を保持しています。そのため、全てのSCP-XXX-JP-1は自身をジャンヌ・カルマン本人であることを疑わず、SCP-XXX-JP-1同士が出会った際には強い混乱を示します。高齢のため、一部の記憶や陳述が不明瞭ではありますが、SCP-XXX-JP-1は1997年に"ある人物"に襲われ殺されかけたという内容の話を担当職員に積極的に聴かせようと試みます。この話を無視したり、話題を変えようとする行為は、SCP-XXX-JP-1が強い不快感を露にする結果となります。
  • SCP-XXX-JPは、████に存在する、財団が所有権を有していた島です。SCP-XXX-JPは元々海洋で発見されたアノマリーの暫定的収容施設および基礎実験施設であり、島の内部には複数のサイトが建設されていました。常に████人の職員が滞在していました。しかし、インシデントXXX(通称:幻島事件)により島は完全に消失し、財団による大規模捜索は功をなすことなく、最終的に████人の職員はKIA判定が出されました。この事件の原因は未だに明らかになっていません。事件の██年後、島が事件以前と同じ場所に存在していることを報告し、正式にSCP認定し、調査を行いました。
  • SCP-XXX-JPは、不定期的に体の各部品が変わる人型ロボットです。人語を話し、あらゆる言語での会話を行うことが可能です。また、手や足には小火器が仕込まれており、危害を加えようとした相手を無力化するために使用されます。SCP-XXX-JPは、未来世界のことについて証言することがあり、証言によればSCP-XXX-JPは██博士が要注意人物██の殺害のために開発されたロボットであることが判明しています。しかし、██博士の担当していたアノマリーの暴走によって偶発的時空間転移現象が発生し、現在の世界のサイトに出現し収容されるに至りました。この事態は未来線に少なからぬ影響を及ぼしている可能性があり、現在のSCP-XXX-JPは存在の希薄化と実体化を繰り返しています。
  • SCP-XXX-JPは症状が飛蚊症と類似した幻覚症状です。被験者の視界に黒いシルエットのみが認識できるなんらかの生物として映ります。視認可能な時間は個体の大きさに比例し増大しますが、瞬きをすると消失します。現在までに確認された最大の-1は地球とほぼ同程度の大きさであり、10秒間視認されました。その-1は触手を地表に向けて伸ばしていました。被験者には総じて首元に由来不明な傷跡があります。
  • SCP-XXX-JPは99個の赤い風船です。SCP-XXX-JPに分類される風船はそれぞれ-1から-99に分類され、それぞれが統一性のない異常性を有します。SCP-XXX-JPの異常性は-1から-99の風船が全て起源的には同一であり特定の番号に一様に登録され個別にナンバリングされるべきであるという不可逆的思考を全てのSCP-XXX-JPを認知する人間に植え付けることです。-1から-99はその異常性から個別の番号を与えることが出来ないため当該ページにそれぞれの異常性と付属資料が添付されています。現在までの総合研究進捗率は14%で研究が進むごとに当該ページが更新されます。
  • SCP-XXX-JPはフレッチャー級駆逐艦の全景が収められた写真群です。サイト-████内の個人用デスク、資料集、白衣のポケットなどから発見され、出現の瞬間は捉えられていません。現在までに同一の艦の写真は発見されておらず、回収されたSCP-XXX-JPの種類は████になります。
  • 深海のバーバリライオン。体内がサバンナの原風景のように見える。ハーマンフラーに狙われているが財団によって守護られている。そっとしておいてやんな。

投稿済み一覧

SCP-119-JP改稿案

改稿は暫くお待ちください。- pictogram_manpictogram_man

評価: 0+x
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SCP-119-JP

アイテム番号: SCP-119-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-119-JPに関する実験は禁止されています。SCP-119-JPを含む木造家屋は改築され、SCP-119-JP専用の収容施設として使用されています。施設管理以外の目的で収容施設に入ることは禁止されています。

事案119‐JPによる改変事象の影響を受けた人物の調査および処理が現在進行中です。

説明: SCP-119-JPは静岡県██市████町にある二階建ての木造の家屋内の、1階と2階を繋ぐ15段の階段です。

SCP-119-JPは、SCP-119-JPを1階から1段ずつ登っている人物(以下"被験者")に対して漸進的な改変事象を引き起こします。被験者は、肉体と記憶がSCP‐119‐JPを登るごとに改変していきます。改変された肉体や記憶はSCP‐119‐JPを降りることにより元に戻ります。被験者は改変事象を感知することができません。

被験者がSCP-119-JPを最上段まで登った場合、即座にその場に倒れ動かなくなります。その後、被験者の体は燃え始め、被験者が倒れてからおよそ10分でその場から消失します。発生する火の出所は不明であり、被験者と被験者の衣服のみを燃やし周囲には一切影響を及ぼしません。

被験者が完全に消失すると、被験者に関する記憶が書き換わります。これは現在のところ、被験者と直接会ったことのある人物にのみ確認される限定的改変事象であると推測されています。この異常性のため、SCP-119-JPに関する全ての実験は凍結されています。詳細な改変事象の内容については補遺: 事案119-JP調査報告書を参照してください。

補遺: 事案119‐JP調査報告書









Ver 1.05
UPDATE 1.05: 2018/9/29
UPDATE 1.04: 2018/9/16
UPDATE 1.03: 2018/9/06
UPDATE 1.02: 2018/9/05
UPDATE 1.01: 2018/8/25


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