SCP-6264

アイテム番号:SCP-6264

オブジェクトクラス:Keter

特別収容プロトコル:SCP-6264は常にドアがない90cmx90cmx90cmの正方形の部屋のなかに閉じ込められています。
この正方形の部屋は強化ガラスで出来ています。左右50本の糸で吊り上げられているため浮いています。SCP-6264はものを腐らせる体質であるため非常に注意しなければなりません。ただしガラスは腐らせることはできません。

説明:SCP-6264は20cm程の大きさである。SCP-6264はスライムのような見た目でかわいらしい。非常に柔らかい体を持っています。そのため、変形をしたりすることができます。ですがこんな見た目だからって油断してはなりません。SCP-6264は非常に敵対的です。このSCPはなつかせることができないため気を付けなければなりません。
SCP-6264には絶対に触らないでください

SCP-6264に触れると全身が腐り首から上が吹き飛びます。その死体は一気に腐ります。SCP-6264はその死体を食べます。死体からは「血」ではなく「黒い液」が飛び散ります。SCP-6264はその黒い液が体にくっついてSCP-6264と融合します。融合すると一回り大きくなります。


エサを与える場合:SCP-6264には24時間、365日CO(一酸化炭素)が入っているガスを部屋に注入し、充満させてください※職員が入る際は必ずガスマスクを着用し、安全に考慮したうえでアクセスしてください


補遺:以下はウィリアム・W・ウェトル博士により行われたSCP-6264の探査記録です。D-16593はボディーカメラと通信装置、ガスマスクを持たされSCP-6264の収容所へアクセスしました

探査#1
担当者:ウィリアム・W・ウェトル博士
探査実行:D-16593
対象:SCP-6264


ウィリアム・W・ウェトル博士:はい。ついたよ
D-16593ここが収容所ですか?
ウィリアム・W・ウェトル博士そうだよ、ここだね
D-16593なんか、ガラス張りされてますね。
ウィリアム・W・ウェトル博士ほらこれをもって。
[ボディーカメラと通信装置、ガスマスクを受け取る]
ウィリアム・W・ウェトル博士そのボディーカメラを胸につけてくれ。
D-16593わかりました。
[ボディーカメラを装着する。]
[静かにガスマスクを頭からかぶる。]
D-16593これでいいんですか?
ウィリアム・W・ウェトル博士はい、いいよ。それじゃあ中に入って
D-16593はい…わかりました。
[SCP-6264へアクセスする]
D-16593なんだ、ここ。
[自分の声が部屋中に響く。]
ウィリアム・W・ウェトル博士おーい聞こえるか
[D-16593は聞こえてない模様]
ウィリアム・W・ウェトル博士聞こえてないのか…
D-16593結構広いな。この部屋
[いろいろと探索する。]
D-16593おぉ。なんだ、このスライムのような生物?
D-16593何だか、かわいらしいな
[ウィリアム・W・ウェトル博士が触るなと紙に書いて見せている。]
D-16593んだよ。触ったっていいじゃないか。
D-16593まあとりあえずこの部屋を探索するか。
ウィリアム・W・ウェトル博士何とか死ぬことは逃れたな。
D-16593どこに行っても…
D-16593ドアがない…..
D-16593あぁあぁあぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁああぁ
[精神的に混乱状態になる。]
D-16593あぁあぁぁぁあぁぁああぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁあぁ
D-16593なぁスライム!おい聞いてるんだろ助けてくれよ!!
D-16593聞いてるんだろ!!
D-16593クソッ!
[D-16593はSCP-6264に助けを求める]
D-16593何としても出てやるぞ
[D-16593は混乱状態なのか窓ガラスをたたき始める]
[窓ガラスは強化ガラスのため割れない。]
D-16593おい!なんで割れないんだよ
[D-16593は悲しみ始める]
D-16593おい…最後ぐらい聞いてくれよ
[SCP-6264に助けを求める。]
D-16593おい。なんか言ってくれよ…
[SCP-6264に人差し指が触れる]
D-16593おい、なんだよこれ。
[手が腐り始める。]
D-16593痛ってぇえ゛!!
[左腕が腐ってなくなり首まで腐って黒く変色し始める]
D-16593あぁあぁあぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁああぁ
[バシャン!!という音とともに首が吹き飛び「黒い液」が飛び散り外から中の様子が、見えなくなる。]
ウィリアム・W・ウェトル博士また。死んじまったな
<[ウィリアム・W・ウェトル博士は落ち込む]