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私は私に殺される
今際の際の走馬灯の感想は、つくづく私の人生は無意味だったということだ。
目は開いているはずなのに、激痛で眠くなるはずなどないのに、自分の頭はぼんやりとしていく。
そして、
そして、
そして、私は本当に無になった。
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回収されたSCP-XXX-JP実体 |
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の収容ロッカーに保管されます。闘鶏場で発見された異常存在のパンフレットに関しては同サイトのアーカイブを参照してください。現在、SCP-XXX-JPを用いた実験は闘永舎に関する新たな情報を入手するまで行われません。SCP-XXX-JPが新たに発見された場合、SCP-XXX-JPと共に所持者をすみやかに確保し最寄りのサイトに収容してください。所持者にはSCP-XXX-JPと闘永舎に関しての尋問が行われます。
説明: SCP-XXX-JPは、異常性を持つと推測される鶏卵です。外見は殻の部分にデフォルメされた人の顔が描かれている点を除いて一般的な鶏卵と同じように見えます。超音波検査の結果、内部は破壊される直前まで広大な空洞に繋がっていることが判明しました。これは同じ闘永舎が起源とされるSCP-146-JP-1と同様の異常性です。現在、財団はSCP-XXX-JPを██個収容しています。
発見時XXX-JPでの機動部隊での証言、SCP-XXX-JPを所持していた人物達へのインタビューからSCP-XXX-JPには更なる特異性が存在します。それはSCP-XXX-JPが破壊された瞬間に、破壊した人間を別の場所へ転移させるというものです。しかしながら財団はこの異常性を実験において発現させることは出来ませんでした。SCP-XXX-JPとは別のオブジェクトが異常性の発現の有無を管理し、転移の場所を指定しているのではないかと推測されています。
発見記録XXX-JP
最初に発見されたSCP-XXX-JPは、要注意団体「闘永舎」が運営していたとされるタイの闘鶏場で発見されました。この闘鶏場は地下と地上に二つ闘鶏場が存在します。地上の闘鶏場では、闘永舎は要注意団体であることを隠し、一般的な闘鶏の運営元として業務を行っていました。しかし、地下闘鶏場では世界各地からSCP-XXX-JPを用いて、様々な人物を招いていたようです。確認されているだけでも軍事関係者、政治家、マフィア、更には闘永舎以外の要注意団体構成員など様々です。
闘永舎が提供した軍鶏を要注意団体が改造し、その軍鶏で闘鶏を行っていたようです。財団の機動部隊が地下闘技場に突入した際、ほとんどの人物はSCP-XXX-JPを用いて脱出していました。多くの客が闘永舎運営の元で賭博行為を行っていた形跡が確認されています。この事実から地下の闘鶏は各要注意団体が、世界の権力者たちに対して自身の団体の有用性をプレゼンテーションする場であったと推測されます。他の要注意団体の軍鶏に勝利することができれば、莫大なファイトマネーの獲得、新たなスポンサーの獲得が期待できるでしょう。事実、闘鶏場には観客に対して配られるパンフレットが存在し、異常性を有した多種多様な軍鶏の写真と概要が、作成した要注意団体の名称と共に掲載されていました。
以下パンフレットから確認できる要注意団体と軍鶏
団体:日本生類創研
軍鶏の概要:
卵 割るとタイの闘鶏場の地下に転送される。財団は回収した後に実験したが異常性は見当たらなかった。恐らく異常性を制御するオブジェクトが存在していると考えている。
地下闘鶏場では様々な要注意団体が闘永舎から提供された軍鶏を改造して闘鶏を行っていた。スポンサーに各国の軍事関係者や富豪を呼んでいた。
なぜ発見されたのか
参加しようとした博士が大会のルールを守らなかったため(提供された軍鶏を使わない等)に闘永舎から出禁されてその腹いせで財団にチクったから。やってきた財団の機動部隊に逃げる
2018年1月1日、世界はまた無事に年を重ねることが出来た。
波戸崎濠はサイト-81██の動物飼育施設で、つい先ほど与えられたであろう餌を貪る動物達を見ながら、世界は何も変わっていないという実感を噛み締めていた。財団職員として、今この世界が無事であることに安堵を覚えずにはいられない。年末という時間の経過を否応にも感じさせる日々は、世界がどれだけ弥次郎兵衛が如く、奇跡的なバランスで保ってきたのかを波戸崎に教えてくれた。
両手の重りがあまりにも不釣り合いな世界という弥次郎兵衛を支えるために、波戸崎の生涯をすべて消費したとしても、それを支えきることは不可能だ。それは誰だって同じだろう。一人で世界を支えてしまえる人間なんて、きっとこの世界の主人公に違いない。残酷で悪趣味な世界に主人公など存在しない。この世界は一人の意志でその枠組みを変えることは無い。あってはならないのだ。
我々は財団である。大衆から恐怖と未知の暗闇を守るための盾である。科学と命で編まれた縄でその暗闇を縛り続ける者達である。全て代用できる歯車のみで構成された一体の怪物である。
そんな怪物の波戸崎の歯車としての役割は研究員、即ち怪物の胆であった。異常存在から出る有害な物質を解毒し、有益な栄養を体に供給する。異常存在に長時間関わるということは、まさに胆が据わらなければ出来ない仕事だ。ただし、歯車は生きている。それこそ、休肝日を設けなければ忽ち肝不全を引き起こす。それ故、波戸崎は1月1日から数日の間、職務から離れ休日をとることにしたのだった。
「よし、みんないつも通りと。」
波戸崎はそう呟きながら動物飼育施設を後にした。歩きながら腕時計を眺めると、施設に来た時よりも短針が七からわずかに上がっているのが確認できた。クリスマスも研究員としての仕事で休むことは出来なかった。大晦日も日付が変わるまで働いていたのだ。そんな中でやっと手に入れた休日なのに、僕は財団職員としての責務を忘れることは出来ないのか、とやや自嘲的な笑みが零れた。
久しぶりに家族と再会したのは、サイト-81██の比較的近くにに存在する神社の前だった。波戸崎のために待機して貰ったことに感謝を述べつつ、波戸崎一家は参拝客の列に並び始めた。
財団は個人の信教の自由を保障している。宗教を制限することよりも自由とした方が、職員の業務に対する効率性が高まると判断したためである。そのため異常性や異形のために外出が困難である職員のために、大規模なサイトでは礼拝や参拝用の宗教施設を建築しているサイトも存在する。だが、財団という組織が宗教の節制や禁忌に捕らわれることは無い。例え、宗教の神格であったとしても異常存在という考えに基づき、確保、収容、保護が適応されるのだ。
波戸崎濠は特定の宗教を信仰していない。しかし、父方の祖父は蒐集院の構成員であったために自然と神道や仏教の習慣を身に着けていた。波戸崎にとって宗教を信仰することによって得られる幸福はさして興味が無く、一家が集まりイベントを行えるということが波戸崎にとっての幸福であった。
波戸崎一家の番が来た。賽銭を投げ、鈴緒を揺らす。さらに、礼を二度行った。この時、祈念することが出来ると祖父に習った記憶がある。願いが無いわけでは無いが、神に願っては本末転倒だ。なので、未来の自分に向けて願うことにした。
来年もまた、ここでみんなと手を合わせられますように。
柏手を二回打ち、最後にもう一度礼を行い、波戸崎一家は初詣を終えた。
原案
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81██の低脅威度物品保管ロッカーに収容されます。実験にはセキュリティクリアランス3/1044-JPの職員1名の承認が必要です。
説明: SCP-XXXX-JPは「人体武器大百科」と題されたA5サイズのハードカバー本(SCP-XXXX-JP-1)、直径5cm×高さ1cmの木製の円柱7個(SCP-XXXX-JP-2)、直径5cm×高さ2cmの木製の円柱1個(SCP-1044-JP-3)の総称です。SCP-XXXX-JP-2、3は日本の玩具である達磨落としに酷似しています。個々のSCP-XXXX-JP-2には、それぞれC1~C71の数字が彫られており、SCP-XXXX-JP-3には正面から見た人間の頭蓋骨が描かれています。
SCP-XXXX-JP-1は一般的な小学生児童を対象とした内容であり、人間の骨格・血液などを射出して相手を攻撃する手法や相手の殺傷を目的とした肉体の改変の手順について記述されています。内容は科学的な根拠を持たず、理論上は実行不可能なものとなっていますが、SCP-XXXX-JP-1の全てのページに目を通し、内容の60%程度を理解した人間はSCP-XXXX-JP-Aとなります。SCP-XXXX-JP-Aは、後述の異常性を発動できること以外に通常の人間との差異はありません。SCP-XXXX-JP-1に著者名や出版社の情報は無く、実際に出版された形跡も確認されていません。
SCP-XXXX-JPの異常性は、SCP-XXXX-JP-Aが達磨落としの要領でSCP-XXXX-JP-2を打ち抜いた場合に発現します。それ以外の方法で異常性は発現せず、SCP-XXXX-JP-2の数や打ち抜く順番によって特異性の法則が変化することはありません。SCP-XXXX-JP-2を打ち抜いた場合、SCP-XXXX-JP-2を中心とした半径15m内にいる脊椎動物(以下、対象)から、未知の手段によって打ち抜かれたSCP-XXXX-JP-2の番号に対応した頸椎が████km/hで射出されます。SCP-XXXX-JP-A自身はこの影響を受けません。この時対象が向いている方向から見た頸椎の射出方向は、SCP-XXXX-JP-3の頭蓋骨が印刷されている方向から見たSCP-XXXX-JP-2の射出方向に対応しています。頸椎を射出した対象は脊髄や頸動脈の破断によって死亡します。
実験記録抜粋
D-81096にSCP-XXXX-JP-1を一通り読ませてSCP-XXXX-JP-Aとし2、以下の実験を行った。
実験1
対象: 実験用マウス
目的: 初期収容時の状況から推測されたSCP-XXXX-JPの異常性を検証する。
内容: SCP-XXXX-JP-2を数字の大きいものが下にくるように積み上げ、その上にSCP-XXXX-JP-3を乗せる。マウスの頭部・胴体を固定し、D-81096に一番上(C1)のSCP-XXXX-JP-2を撃ち抜かせる。
結果: マウスの第一頸椎が射出される。頸椎を射出したマウスはその場で死亡が確認された。
分析: マウスで異常性の再現が可能だと確認された。人的資源の浪費は避けられそうだ。
実験2
対象: 実験1で使用したマウスの死体
内容: 実験1で使用したマウスを用い、残りのSCP-XXXX-JP-2を撃ち抜かせる。
結果: 全てのマウスの頸椎が射出された。
付記: 対象の生死に関係なく異常性が発動する。[[/span]]
実験3
対象: 実験用マウスから外科的に切除した頸椎
内容: マウスから外科的に切除した頸椎を配置した状態でSCP-XXXX-JP-2を撃ち抜かせる。
結果: 頸椎はその場で射出された。
分析: 異常性は厳密には頸椎自体に対して発動する。
実験4
対象: 実験用マウス
内容: SCP-XXXX-JP-2をランダムに積み上げた状態で撃ち抜かせる。
結果: 常にSCP-XXXX-JP-2の番号に対応した頸椎が射出された。
分析: SCP-XXXX-JP-2の順番は関係ない模様。
実験5
対象: 実験用マウス
内容: SCP-XXXX-JP-2のみを積み上げた状態で撃ち抜かせる。
結果: 異常な現象は発生せず。
分析: SCP-XXXX-JP-3が異常性の発動に必須である。
以降、上述の説明部分にて述べた異常性の詳細な発動条件を検証する実験の記録は大部分を省略している。完全版の実験記録は文書XXXX-JP-いを参照のこと。
実験記録22
対象: 実験用マウス3匹
内容: SCP-XXXX-JP-2を中心に等間隔でマウスを配置し、D-81096にSCP-XXXX-JP-2を撃ち抜かせる。
結果: 全てのマウスの頸椎が射出された。
付記: 後続の実験より、対象となる脊椎動物の数に上限は無いと判断された。
実験記録25
対象: 実験用マウス
内容: 1m間隔で設置した防弾ガラス10枚へ向けて対象の頸椎が射出されるようにSCP-XXXX-JP-2を撃ち抜かせる。
結果: 頸椎は防弾ガラス全てを貫通した。
分析: 射出中の頸椎は異常な硬度を獲得する。
付記: 停止した後の頸椎は問題なく破壊できた。
補遺: SCP-XXXX-JPは██県███市にて回収されました。20██/██/██、「家に大砲が打ち込まれた」という通報を元に駆けつけた警察官が民家を破壊した頸椎を発見し報告、連絡無線を傍受した財団によって記憶処理とカバーストーリー「トラックの暴走」の適用が行われました。財団の捜索チームによる頸椎の飛来した方角の調査の結果、頸椎の飛来地点は市内在住の出版社勤務である██ ███氏の家と特定されました。
██邸からは後にDNA鑑定から██氏のものと断定された遺体が発見されました。この時遺体の近くに置かれていたSCP-XXXX-JP-2、3及び頸椎の射出についての記述があったSCP-XXXX-JP-1を異常性の原因と推測し回収しました。
邸内からは、「小学生の独裁」「拷問の友 上」「新しい殺人史ドリル」などの小学校で教科書・教材としての使用を想定したと思われる、一般的な社会道徳に反する内容の教材や「まんがで学ぶレインボー・プロジェクト」「小学生から始める!人身御供入門」「楽しい自然災害の育て方」などの異常現象や異常な事物について言及した児童書が多数発見されています。これらの書籍も同様に著者名や出版社の情報はありませんでした。SCP-XXXX-JP-1以外の書籍は異常性が確認できなかったため、サイト-81██の非異常性文書保管庫にアーカイブされました。
その他、██氏が執筆したものと確認された日記(文書XXXX-JP-ろに指定)が回収されています。文書XXXX-JP-ろは█という名前の██氏の子供及び詳細不明な人物について言及しています。文書の記述の通り、邸内には食器等の日用品のサイズやデザインから10歳前後の男児と推定される児童1名が同居していた形跡が認められますが、近隣の住民や██氏の知人の証言、付近の防犯カメラの映像からはその様な児童の存在は確認できませんでした。また██氏には婚姻歴は無く、██ █という子供の出生記録も存在しません。██ █と文書に記述されたもう一人の人物の捜索及び事案との関連性の調査は現在も継続中です。
文書1044-JP-ろより抜粋
█月█日
今回も█のテストの点数が思わしくない。去年以上に酷くなっている気がする。█自身も気にしているようだが、親としてまず私が何とかしなければならないだろう。
█月██日
宿題は付きっきりで見てやっているが、一向に成績は伸びない。本当に成績を上げる気があるのだろうか?いや、本当はあるに違いない。小学校ではないことは分かっている筈だし、親の金で学校に通っている自覚くらいはあるだろう。しかし、熱意と責任感だけで成績を上げられるのでないならば、他にどうすればいいと言うんだ?
██月█日[この時期から文字が乱れ始める]
時間だけが過ぎていく。このままでは進学すら危うい。█のためにこれ以上何が出来る?誰か教えてくれ。
██月██日[オブジェクト発見の数日前。日記はここで途絶えている]
今日は何という幸運な日だろう。焦燥に駆られ店で酒を飲む量だけが増える日々だったが、そこで答えを知る人間と出会えた。彼の言葉を聞いた瞬間、文字通り雷に打たれたかのような衝撃が包んだ。これを書いている今でさえ、彼の言葉が一語一句私の体に染み入るような感覚に陥っている。まるで全身が彼の言葉でできているかのような感覚さえ覚える。そうだ、言って聞かせて分からないなら実際にやらせてみれば良かったのだ。
SCP-XXXX-JP-1にはSCP-XXXX-JP-2、3の存在に直接言及した記述はありません。現在、SCP-XXXX-JP-2、3については、██氏の自作であるとする説が有力視されています。
2017/12/██追記: 2017/11/██、マーシャル・カーター&ダーク株式会社の施設の調査をしていた財団エージェントが胴体を貫通する傷を負った状態で死亡しているのが発見されました。現場からは砕けた人間の橈骨の欠片3が発見されています。遺体の体内からも橈骨の欠片が摘出されており、死因は橈骨が高速で胴体を貫通したことによるものと推定されます。当オブジェクトとの関連は調査中です。
改稿案 赤が追加、あるいは変更点
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81██の低脅威度物品保管ロッカーに収容されます。実験にはセキュリティクリアランス3/XXXX-JPの職員1名の承認が必要です。川上 █と川上 ███の遺体に関しては同サイトの遺体安置所に保管されています。
説明: SCP-XXXX-JPは「人体武器大百科」と題されたA5サイズのハードカバー本(SCP-XXXX-JP-1)、直径5cm×高さ1cmの木製の円柱7個(SCP-XXXX-JP-2)、直径5cm×高さ2cmの木製の円柱1個(SCP-XXXX-JP-3)の総称です。SCP-XXXX-JP-2、3は日本の玩具である達磨落としに酷似しています。個々のSCP-XXXX-JP-2には、それぞれC1~C74の数字が彫られており、SCP-XXXX-JP-3には正面から見た人間の頭蓋骨が描かれています。SCP-XXXX-JP-1の一部には川上 ███の血が付着していました。
SCP-XXXX-JPは██県███市にて回収されました。20██/██/██、「家に大砲が打ち込まれた」という通報を元に駆けつけた警察官が民家を破壊した頸椎を発見し報告、連絡無線を傍受した財団によって記憶処理とカバーストーリー「トラックの暴走」の適用が行われました。財団の捜索チームによる頸椎の飛来した方角の調査の結果、頸椎の飛来地点は市内在住の出版社勤務である川上 █氏の家と特定されました。川上 █は川上 ███と共に暮らしていたと思われますが5、SCP-XXXX-JP発見時二人は遺体で発見されました。この時遺体の近くに置かれていたSCP-XXXX-JP-2、3及び頸椎の射出についての記述があったSCP-XXXX-JP-1を異常性の原因と推測し回収しました。死因はSCP-XXXX-JP-2、3の特異性によって頸椎損傷による呼吸筋の麻痺、頸動脈の破断による失血によるものであると考えられると思われます。
SCP-XXXX-JP-1は人間の骨格・血液などを射出して相手を攻撃する手法や相手の殺傷を目的とした肉体の改変の手順について記述されています。内容は科学的な根拠を持たず、理論上は実行不可能なものとなっていますが、SCP-XXXX-JP-1の全てのページに目を通し、内容の60%程度を理解した人間はSCP-XXXX-JP-Aとなります。SCP-XXXX-JP-Aは、後述の異常性を発動できること以外に通常の人間との差異はありません。SCP-XXXX-JP-1に著者名や出版社の情報は無く、実際に出版された形跡も確認されていません。
SCP-XXXX-JPの異常性は、SCP-XXXX-JP-Aが達磨落としの要領でSCP-XXXX-JP-2を打ち抜いた場合に発現します。それ以外の方法で異常性は発現せず、SCP-XXXX-JP-2の数や打ち抜く順番によって特異性の法則が変化することはありません。SCP-XXXX-JP-2を打ち抜いた場合、SCP-XXXX-JP-2を中心とした半径15m内にいる脊椎動物(以下、対象)から、未知の手段によって打ち抜かれたSCP-XXXX-JP-2の番号に対応した頸椎が████km/hで射出されます。SCP-XXXX-JP-A自身はこの影響を受けません。この時対象が向いている方向から見た頸椎の射出方向は、SCP-XXXX-JP-3の頭蓋骨が印刷されている方向から見たSCP-XXXX-JP-2の射出方向に対応しています。頸椎を射出した対象は脊髄や頸動脈の破断によって死亡します。
Dクラス職員と実験用マウスを用いた実験によって、SCP-XXXX-JP-2を撃ち抜いた際の特異性は対象の生死にかかわらず発動し、効果範囲であれば対象となる脊椎動物の数に上限は無いということが判明しています。
補遺: 川上 ███は戸籍が存在せず、付近の住民も川上 ███は川上 █と同居しているという事実を認知しておらず、川上 ███の存在すらも認知していませんでした。また、█邸には建築の際に作られた図面には無かった地下通路への通路が存在していました。この通路は棚に隠されており、他の人物からの目を欺くようになっています。通路を通ると刑務所の独房の一室とおおよそ同じ部屋に続いていました。独房の内部では川上 ███の生活用品が多数確認され、一部の生活用品、壁には川上 ███の血痕が付着していました。
さらに独房からSCP-XXXX-JP以外にも一般的な社会道徳に反する内容の教材や異常現象や異常な事物について言及した児童書が多数発見されています。これらの書籍も著者名や出版社の情報はありませんでした。
以下、確認された書類リストの抜粋タイトル | 内容 |
拷問の友 上 | 効果的な拷問を実際の写真などを用いて記載している本。小学生向けにデフォルメされたキャラクターが別のキャラクターを拷問している場面などの挿絵が見られる。タイトルに上巻と記載されているが██ ███氏の自宅から下巻は発見されなかった。 |
新しい殺人史ドリル3 | 人類史において残虐性の高い、または著名な殺人事件のドリル。内容は主に被害者がどのようにして殺害されたかを中心とした穴埋め式である。旧約聖書『創世記』第4章のカインとアベルから、201█年に発生した██夫妻殺人事件など幅広い殺人事件を扱っている。表紙や中表紙に血痕が見られ、中表紙によっては血痕で解読不能になっている箇所がある。 |
まんがで学ぶレインボープロジェクト | 1943年10月28日にアメリカ海軍が行ったとされる、アメリカ海軍のステルス実験の一部始終を漫画で解説したもの。実験中、駆逐艦エルドリッチの乗組員達が様々な怪奇現象に遭遇するが、概ねグロテスクなシーンとなっている。 |
まんがで学ぶクローン技術 ホムンクルス編 | パラケルクススが製造に成功したとさせるホムンクルスの製造方法を漫画で解説したもの。内容は概ね一般的な伝承と同じであるが、一般的に知られているホムンクルスの材料に追加して、人間の[削除済み]と[削除済み]が含まれている。本著にはこの材料によって本来ならば数カ月以上必要とするホムンクルスの製造がわずか数時間で完了するという記述がある。現在、研究チームが本著に記載されている実験の実証実験を行っている。 |
よくわかる空間移動術 | 背の部分のみが発見された。背に書かれている文章から推測するに、離れた位置へ自身を瞬間的に移動する技術の指南書と思われる。中表紙は全て乱雑に破られていた。 |
SCP-XXXX-JP-1以外の書籍は異常性が確認できなかったため、サイト-81██の非異常性文書保管庫にアーカイブされました。
SCP-XXXX-JP-1にはSCP-XXXX-JP-2、3の存在に直接言及した記述はありません。現在、SCP-XXXX-JP-2、3については、██氏の自作であるとする説が有力視されています。
追記: 川上 ███のDNA鑑定の結果、201█年に発生した██夫妻殺害事件の被害者であった██夫婦の子供である██ ███(事件当時1歳3ヵ月)と一致しました。██ ███は事件発生時刻、事件現場である██夫妻の自宅にいたと考えられていますが、誘拐され行方不明となっていました。██夫妻殺害事件では犯人は検挙されておらず、川上 █は██夫婦殺害事件と関係があることが考えられます。
改稿案をチャットでの意見を取り入れた改稿案
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81██の低脅威度物品保管ロッカーに収容されます。実験にはセキュリティクリアランス3/XXXX-JPの職員1名の承認が必要です。川上 █と川上 ███の遺体に関しては同サイトの遺体安置所に保管されています。
説明: SCP-XXXX-JPは「人体武器大百科」と題されたA5サイズのハードカバー本(SCP-XXXX-JP-1)、直径5cm×高さ1cmの木製の円柱7個(SCP-XXXX-JP-2)、直径5cm×高さ2cmの木製の円柱1個(SCP-XXXX-JP-3)の総称です。SCP-XXXX-JP-2、3は日本の玩具である達磨落としに酷似しています。個々のSCP-XXXX-JP-2には、それぞれC1~C76の数字が彫られており、SCP-XXXX-JP-3には正面から見た人間の頭蓋骨が描かれています。SCP-XXXX-JP-1の一部には川上 ███の血が付着していました。
SCP-XXXX-JPは██県███市にて回収されました。20██/██/██、「家に大砲が打ち込まれた」という通報を元に駆けつけた警察官が民家を破壊した頸椎を発見し報告、連絡無線を傍受した財団によって記憶処理とカバーストーリー「トラックの暴走」の適用が行われました。財団の捜索チームによる頸椎の飛来した方角の調査の結果、頸椎の飛来地点は市内在住の出版社勤務である川上 █氏の家と特定されました。川上 █は川上 ███と共に暮らしていたと思われますが7、SCP-XXXX-JP発見時二人は遺体で発見されました。この時遺体の近くに置かれていたSCP-XXXX-JP-2、3及び頸椎の射出についての記述があったSCP-XXXX-JP-1を異常性の原因と推測し回収しました。死因はSCP-XXXX-JP-2、3の特異性によって頸椎損傷による呼吸筋の麻痺、頸動脈の破断による失血によるものであると考えられると思われます。
SCP-XXXX-JP-1は人間の骨格・血液などを射出して相手を攻撃する手法や相手の殺傷を目的とした肉体の改変の手順について記述されています。内容は科学的な根拠を持たず、理論上は実行不可能なものとなっていますが、SCP-XXXX-JP-1の全てのページに目を通し、内容の60%程度を理解した人間はSCP-XXXX-JP-Aとなります。SCP-XXXX-JP-Aは、後述の異常性を発動できること以外に通常の人間との差異はありません。SCP-XXXX-JP-1に著者名や出版社の情報は無く、実際に出版された形跡も確認されていません。
SCP-XXXX-JPの異常性は、SCP-XXXX-JP-Aが達磨落としの要領でSCP-XXXX-JP-2を打ち抜いた場合に発現します。それ以外の方法で異常性は発現せず、SCP-XXXX-JP-2の数や打ち抜く順番によって特異性の法則が変化することはありません。SCP-XXXX-JP-2を打ち抜いた場合、SCP-XXXX-JP-2を中心とした半径15m内にいる脊椎動物(以下、対象)から、未知の手段によって打ち抜かれたSCP-XXXX-JP-2の番号に対応した頸椎が████km/hで射出されます。SCP-XXXX-JP-A自身はこの影響を受けません。この時対象が向いている方向から見た頸椎の射出方向は、SCP-XXXX-JP-3の頭蓋骨が印刷されている方向から見たSCP-XXXX-JP-2の射出方向に対応しています。頸椎を射出した対象は脊髄や頸動脈の破断によって死亡します。
Dクラス職員と実験用マウスを用いた実験によって、SCP-XXXX-JP-2を撃ち抜いた際の特異性は対象の生死にかかわらず発動し、効果範囲であれば対象となる脊椎動物の数に上限は無いということが判明しています。
補遺: 川上 ███は戸籍が存在せず、付近の住民も川上 ███は川上 █と同居しているという事実を認知しておらず、川上 ███の存在すらも認知していませんでした。また、█邸には建築の際に作られた図面には無かった地下通路への通路が存在していました。この通路は棚に隠されており、他の人物からの目を欺くようになっています。通路を通ると刑務所の独房の一室とおおよそ同じ部屋に続いていました。独房の内部では川上 ███の生活用品が多数確認され、一部の生活用品、壁には川上 ███の血痕が付着していました。
さらに独房からSCP-XXXX-JP以外にも一般的な社会道徳に反する内容の教材や異常現象や異常な事物について言及した児童書が多数発見されています。これらの書籍も著者名や出版社の情報はありませんでした。[[/span]]
以下、確認された書類リストの抜粋タイトル | 内容 |
拷問の友 上 | 効果的な拷問を実際の写真などを用いて記載している本。小学生向けにデフォルメされたキャラクターが別のキャラクターを拷問している場面などの挿絵が見られる。タイトルに上巻と記載されているが██ ███氏の自宅から下巻は発見されなかった。 |
新しい殺人史ドリル3 | 人類史において残虐性の高い、または著名な殺人事件のドリル。内容は主に被害者がどのようにして殺害されたかを中心とした穴埋め式である。旧約聖書『創世記』第4章のカインとアベルから、201█年に発生した██夫妻殺人事件など幅広い殺人事件を扱っている。表紙や中表紙に血痕が見られ、中表紙によっては血痕で解読不能になっている箇所がある。 |
まんがで学ぶレインボープロジェクト | 1943年10月28日にアメリカ海軍が行ったとされる、アメリカ海軍のステルス実験の一部始終を漫画で解説したもの。実験中、駆逐艦エルドリッチの乗組員達が様々な怪奇現象に遭遇するが、概ねグロテスクなシーンとなっている。 |
まんがで学ぶクローン技術 ホムンクルス編 | パラケルクススが製造に成功したとさせるホムンクルスの製造方法を漫画で解説したもの。内容は概ね一般的な伝承と同じであるが、一般的に知られているホムンクルスの材料に追加して、人間の[削除済み]と[削除済み]が含まれている。本著にはこの材料によって本来ならば数カ月以上必要とするホムンクルスの製造がわずか数時間で完了するという記述がある。現在、研究チームが本著に記載されている実験の実証実験を行っている。 |
よくわかる空間移動術 | 背の部分のみが発見された。背に書かれている文章から推測するに、離れた位置へ自身を瞬間的に移動する技術の指南書と思われる。中表紙は全て乱雑に破られていた。 |
SCP-XXXX-JP-1以外の書籍は異常性が確認できなかったため、サイト-81██の非異常性文書保管庫にアーカイブされました。
SCP-XXXX-JP-1にはSCP-XXXX-JP-2、3の存在に直接言及した記述はありません。現在、SCP-XXXX-JP-2、3については、██氏の自作であるとする説が有力視されています。
追記: 川上 ███のDNA鑑定の結果、201█年に発生した██夫妻殺害事件の被害者であった██夫婦の子供である██ ███(事件当時1歳3ヵ月)と一致しました。██ ███は事件発生時刻、事件現場である██夫妻の自宅にいたと考えられていますが、誘拐され行方不明となっていました。██夫妻殺害事件では犯人は検挙されておらず、川上 █は██夫婦殺害事件と関係があることが考えられます。
筆
これの毛の部分を人に付けると、四肢が腐り落ちSCP-XXX-JP-1になる
また、目も腐り、そこから瞳孔、虹彩が存在しない、強膜で覆われた新しい目が出てくる(一応見えている)
XXX-JP-1は何らかをトリガーとして椎骨を四方に飛ばすことが出来る
この椎骨と接触した人間はすぐさまXXX-JP-1となり、椎骨を射出する
XXX-JP-1の特異性を引き継ぐ
もともとは捕虜になった際の口封じと特攻のために作られた、四肢が腐ってしまうのをどうにかしたいと考えている旨の文書がある
エージェント・浜寺が呼び出されたのは彼が昼食にちゃんこ鍋とカレーを平らげた直後だった。浜松は前原博士の研究室のドアを開く。
「アナウンス聞いて来ました。浜寺です。」
「ああ、どうぞ。ここに座って。」
ドアを開け、浜寺を歓迎したのはコルベット研究助手だ。浜松は、コルベット助手の言葉の通りに研究室にある二つのソファの内、一つに座った。浜松が呼ばれたのは前原博士の指示だろう。が、肝心の部屋の主の前原博士が見えなかった。
「コルペット助手、前原博士は。」
どこに、と発言しようとした浜松は、コルべット助手のどこか達観した顔を見て、これ以上尋ねることが出来なかった。
「いやー、ごめんね。ちょっと用事があってねぇ。」
謝罪の言葉を口にしながら、其の実まったく反省していないのは、前原博士だった。このような前原博士の大雑把さは今に始まったものではなく、人事ファイルに記述されるほどには有名なものだ。資料の紛失、物品の破壊、ある時は収容違反の際、他のオブジェクトを無断で使用したこともある。そのため、前原博士専用の使いっ走り、もとい研究助手としてサラマン”フィッシュ・カー”コルベット研究助手が配属されたわけだが、どうも彼女の大雑把さを人間一人の力で制御するには難しいらしい。そのうち、どっかの博士の運転技術よろしく報告書に纏められるかもしれない。そんな事を考えていると、浜松はふと前原博士が自分の体を見ていることに気が付いた。
「私の体に何か?」
「ああ、ちょっとね。財団に来る前は相撲やってたって聞いてたから、今はどうなんだろうかなって。」
三十路が近いとはいえエージェント・浜松の肉体はいまだに現役当時のままだった。加齢によって歪み始める肉体を虐め、毎日鍛錬を行っている。何故かと聞かれたならば浜松は「それが自分の財団に在籍している理由だからだ」と答える。エージェントだけでなく、財団に所属する人間は何かしらの個性を持っていなくてはならない。特定の分野への才能、高い身体能力、精神性、異常特性。個性は違えど皆、異常存在を確保、収容、保護することに関して高い能力を持つ人材ばかりだ。浜松の個性、それは関取の経験を持ち、今もなおその関取としての実力を持つという点だ。何故そんなことがここでの個性になるのか。財団に入った当初は訳が分からなかった。だが今ではそれが納得でき、エージェントとして関取の経験を持つ事を誇りであるとまで言えるようになっていた。
「…というと今回も相撲が関係しているんですか?」
「飲み込みが早くて嬉しいわ、浜松君。そうね。今回はSCP-788-JPの内部に侵入して欲しいのよ。」
遥か昔、一人の男が一生を終えようとしていた。
不治の病に犯されたその体はやせ細り、風が吹けば飛んでいきそうなほどに衰弱していた。かつてこの男が甲冑を纏い、鬼や土蜘蛛と殺し合いを繰り広げた男だと言われても、この枯れ木のような姿では信じる人間などいないだろう。周りには危篤の報を聞いてきて、大将、同僚達、家族が取り囲んでいる。
最後になにか欲しいものは無いか。大将がそう男に言った。
欲しいものは無い。もうこの世に欲しいと思うものは何もない。未練がないわけではないが、きっと今望んだとしても誰も叶えてはくれないだろう。男はそう返した。
その男は幼少の頃、山姥に育てられていた。山姥は山に住んでいる妖怪である。そのため彼は山に住み、人間など自分しかいないので、その山に生息している動物たちと日々相撲を取って遊んでいた。
転機が来たのは親代わりの山姥が、大将に倒された時だった。親代わりの山姥は人間を食らう妖怪だったのだ。大将が家を調べた時に出てきた、夥しい量の人骨がそれを物語っていた。何年も一緒に生活し、機会もあったはずなのに何故、男は食べられなかったのか。それはあの山姥にしか分かりえない。
結局のところ、男は大将に引き取られることになった。山の友人たちに別れを告げることもできずに、その日のうちに下山した。
それからは実に誉のある人生だった。男は大将に怨みなど抱いたことは無かった。人喰い山姥に育てられたにも関わらず親のように接し、部下として信頼してくれる大将に感謝していた。ただ、だからこそ幼少の頃の未練がこんなにも私の心を揺さぶるのだろうということも理解していた。
あの山の友人達は今も元気だろうか。突然、挨拶すらなく消えたのだからきっと恨んでいるだろう。それでも、また会いたい。また会って、相撲がしたい。だが、もう叶わないことだ。この体では立ち上がることすら不可能なのだ。
目がかすみ始める。周囲の人間達が男の名を叫ぶ。最後に息を深く吸うと、男はもう二度と吐き出すことは無かった。これが男の人間としての最期である。
201█年8月某日、██県██群旧██村。限界集落を超え、もはや歴史に埋もれるのみとなった村を目指す車があった。道路と呼ぶにも憚れるような道を進み、辿り着いた場所は廃村となった村の施設とは思えない、近代的な施設だった。侵入者を阻む100m四方のフェンス、内部には監視カメラが2台。周囲が緑に囲まれているのも相まって、銀の壁がそびえる様は対峙した者に威圧感を与えていた。
SCP-788-JP—―非公式名称「死霊の縄張り」。御大層なあだ名がつけられているが結論、数多くあるSkipの中でこれは愉快な部類に入る。約10kN・s前後の衝撃ーーおおよそ相撲の張り手の威力と同じであるーーをSCP-788-JPに侵入した人間は受ける。さらにSCP-788‐JPに侵入している限り、衝撃が襲い続け、止まることは無い。財団の見解では、人間は誰しもSCP-788-JPの内部には留まれない、そう考えられていた。
転機が訪れたのは、財団が蒐集院残党勢力の一つ、"呪禁道持禁医疾社"8が所持していた資料を押収した時だった。呪禁道持禁医疾社は蒐集院が財団に吸収される際に、いくつかのオブジェクトとオブジェクトに関する資料を蒐集院から奪取していたのだが、その中の一つにSCP-788-JPに関する資料が存在していた。
その資料が示すには、特定の条件を満たしている人間はSCP-788-JP内部に留まることができるということ、SCP-788-JPは
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在サイト-81██の収容金庫に収容されています。実験以外でのSCP-XXX-JPの内容の閲覧は、不用意なSCP-XXX-JP-1の増加を招くために禁止されています。Dクラスを用いた実験を行う際には、担当職員の許可が必要です。実験で変化したSCP-XXX-JP-1は法則性に差異が無いか確認された後、終了されます。辰年生まれのDクラスを実験に使用する際には、スクラントン現実錨の使用が許可されます。
説明: SCP-XXX-JP-1は『せいざ×12しうらない!きょうのうんせいはどっち!?』というタイトルのA4判の書籍です。内容は小学校低学年向けに書かれており、12星座と12支を用いた144通りの人間の運勢が書かれています。運勢の評価方法は4つ存在し、恋愛運、勉強運、健康運、総合運です。総合運以外の運勢は、その運勢を象徴するマークで0~5までの6段階に評価されます。9また、総合運は他の三つの運勢の平均の数値となり、小数点以下の数値は切り捨てられます。
SCP-XXX-JPは毎日午前0時0分に書かれているマークを全て変化させます。変化のプロセスは一度マークが消失した後に再び出現する方法によって出現します。運勢の変化に規則性は無いように見えます。この変化がどうような原理なのかは解明されていません。
基本的に、人間がSCP-XXX-JPを視認したとしても異常性は発現されません。しかし、被検者が自身の該当する星座と12支のページを視認し、なおかつ総合運が2以下だった場合、視認した人間はSCP-XXX-JP-1へと変化します。
SCP-XXX-JP-1は、暴露者の生年月日に対応した星座のモチーフと同等の姿に変化した人間です。概ね30分程度で変化のプロセスは完了します。Dクラスを用いた実験で、SCP-XXX-JP-1は変化する人間の性別、人種、身体的欠損、知的能力に関係なく変化することが判明しています。暴露した時点で周囲の呼びかけに反応を示さなくなり、変化の最中に暴露者は泣き叫び、悲哀の感情を表出させます。
星座 | SCP-XXX-2 | 備考 |
おひつじ座 | 内容 | 内容 |
おうし座 | 内容 | 内容 |
ふたご座 | 内容 | 内容 |
かに座 | 内容 | 内容 |
しし座 | 内容 | 内容 |
おとめ座 | 内容 | 内容 |
てんびん座 | 内容 | 内容 |
さそり座 | 内容 | 内容 |
いて座 | 内容 | 内容 |
やぎ座 | 内容 | 内容 |
みずがめ座 | 内容 | 内容 |
うお座 | 内容 | 内容 |
子 | 内容 |
丑 | 内容 |
虎 | 内容 |
卯 | 内容 |
辰 | 内容 |
巳 | 内容 |
牛 | 内容 |
未 | 内容 |
申 | 内容 |
酉 | 内容 |
戌 | 内容 |
亥 | 内容 |
発見記録XXX-JP: SCP-XXX-JPは██県██小学校で発見されました。児童が動物になったという通報を受け、通報を傍受していた付近のエージェント█名が、警察の身分を偽装して██小学校に進入しました。エージェントが現場を発見した時にはすでに児童1名がSCP-XXX-JP-1に変化していました。男性であった児童は、SCP-XXX-JPによって羊に変化しており、周囲の人間の捕食を試みるといった行動が見られました。その後エージェント数名によって確保され、付近のサイト81██に収容されました。その後、関係者への取り調べによって、児童は『せいざ×12しうらない!きょうのうんせいはどっち!?』という書籍の虎年おひつじ座のページを読んだ際に異常性が発生したことが判明しました。書籍はSCP-XXX-JP-1へと変貌した男児の同級生が所持していたものであり、友人は書籍について███公園に落ちていたものを拾ったと証言しています。SCP-XXX-JPが収容されたのち、██学校の生徒、教師全員に記憶処理が施されました。その後、カバーストーリー「不慮の事故」が適応されました。
実験記録7:
大和博士があんな体になって間もないころの話だ。まだあの頃の大和博士の人事ファイルは今ほど過激では無かった。もちろん彼の特異性は当時から変わってなどいない。
大和・von・Bismarckと対峙した人間は大和博士の言動、癖、容姿、存在に苛立ちを覚え、大和博士を殺害しようとする。本人が泣き叫び、命乞いしようとも、特異性の影響を受けた人間が殺人を嫌悪していようと、その人間は彼をあらゆる方法で殺害する。
これだけならどれだけ良かったことか。大和博士の特異性はもう一つある。それは彼が不死身ということだ。彼は死亡した際、死亡現場からそう遠くない場所に出現する。死亡の原因は全て取り除かれ、いつもと変わらない不健康な肉体を持つ大和・von・Bismarckが復活するのだ。己が殺害される瞬間まで記憶を保持しているという豪華特典付きで。
不死身になったから他人を苛立たせる存在になったのか、苛立たせる存在になったから不死身になったのか。鶏が先か卵が先か。その事に関して大和は考えない。考える余裕が無いのだ。きっと自分がこんなことになった理由は存在する。
自分の部屋を訪れた大和が見たものは概ね予想通りだった。散乱した書類、血だまり、鉄の匂い、朱色に染まった自分の死体。ただ一つ予想が出来なかったことは、死体が二つ存在していたことだった。
「馬鹿野郎……」
もう一つの死体は間違いなく自分を殺した男だった。床に横たわる男だったもの
「そういう性格なんだ仕方がない。」
ふてぶてしくインタビューに返した大和は直後、インタビュワーの拳によって顎を折られた。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト‐8111の人型収容室に収容されます。医療スタッフは定期的にSCP-XXX-JPの再生状況をチェックしてください。インタビューを行う際は、サイト管理者の許可が必要です。
説明: SCP-XXX-JPは元蒐集院のメンバーであるコーカソイド系のヒト型実体です。SCP-XXX-JPの外見は身長170cm、体重約90kgの成人男性です。特徴として第七頸椎から上がマネカチワニの頭部のものと同一のものであるという点が挙げられます。さらに、SCP-XXX-JPの下顎から後頭部にかけて人間で言う髭に当たる器官が存在しており、頭頂部にはシカ目に見られるような角が見られます。鹿の耳、海老の触角のような器官を持つ。これらの要素は、一般的に東洋で見られる空想上の生物である竜に酷似しています。
SCP-XXX-JPは日本語のみを理解し、話すことが可能です。戦前からの日本の情勢や蒐集院内部のあれこれを豊富に知っているが、戦後の情勢についてはまったくの無知。食事は生命維持に必要ではない。排泄もしない。また収容当時からから現在に至るまで細胞の老化が見られませんでした。
SCP-XXX-JPの容姿以外での異常性は異常なまでの肉体の耐久力と再生力、ミームに対する強い抵抗力を持つという点です。発見当時、SCP-XXX-JPは頭部のみで塩酸に長時間漬けられている状態でした。しかし瓶から取り出された直後に両眼が再生し同時に眼球運動がみられ、2時間後には上半身の再生が確認され、さらに二時間後には下半身を含む全身の再生を完了させました。
発見記録XXX-JP
SCP-XXX-JPは負号部隊の実験棟で発見されました。恐らくSCP-XXX-JPの持つ高い耐久性と再生力に目を付けられ、異常性の解明そして兵士に異常性の転用させるために実験棟に収容されました。SCP-XXX-JPは負号部隊に収容された事に関して、収容は強制的であったこと、自分の異常性の解明のために自身の肉体を解剖されたこと、また[削除済み]されたことを財団が行ったインタビューで話しています。しかし、SCP-XXX-JPの異常性を解明する前に終戦を迎え、兵士にSCP-XXX-JPの異常性を与えるには至りませんでした。
SCP-XXX-JP-1
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-1は特異性によって移動が不可能であるために、山の周囲を財団の私有地とし、
説明: SCP-XXX-JP-1は京都府██市██山中に存在する蒐集院本家の一角にある石碑です。SCP-XXX-JP-1は全長20m、推定重量何でできているか、どんな石碑か、全長(かなり大きい)、重さは。破壊不能(削れない)ので素材は不明。大理石のように見える。SCP-XXX-1は中華風どの時代か、唐?の庭園の中心に鎮座しています。庭には竜の意匠が施されたオブジェが多く見られます。
[削除ずみ]から現在まで毎日死んだ蒐集院の人間がSCP-XXX-JPの内部に入っている。この基底次元で死んだ人間のみ。でどのように?蒐集院の関係者(成り上がりや親族に蒐集院の人間がいる場合はこの情報を見ることはできない。念のため今の財団蒐集院メンバーには記憶処理をしてある。蒐集院の資料によってSCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-1の関係が示唆されている。)
SCP-XXX-2は蒐集院の構成員に普及していた信仰的ミーム群です。SCP-XXX-2は個人によって差異はありますが概ね以下に要約されます。
1.死後、SCP-XXX-JPがSCP-XXX-JP-1によって蒐集院に属している人間を霊的存在へと変えてくれる。
2.人間の時に蒐集院の構成員として人類に奉仕することで高度な神へと生まれ変わることができる。
SCP-XXX-JP-3の影響は蒐集院の活動に対して、少なくない影響を与えています。主にはSCP-XXX-JP-3を用いた人材の勧誘、蒐集院に対する忠誠心の維持、人命の損失で発生する精神的苦痛の緩和、一部のオブジェクトに対する恐怖の減少などがあります。
これらの要因からSCP-XXX-JPは蒐集院内部において、指示を行う上層部とはまた別の特別な地位についていました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPと「頸椎とその神経支配」はサイト-8181の低脅威度物品保管庫に収容されています。SCP-XXX-JPを用いた実験を行う際、観測者は半径15m以内に侵入しないでください。新たなSCP-XXX-JPが回収された場合、収容されているSCP-XXX-JPと差異が無いか報告を行った後、問題がなければ全て焼却してください。
説明: SCP-XXX-JPは直径5cm×高さ1cmの7個の木製の円柱(SCP-XXX-JP-1)、直径5cm×高さ2cmの男性の顔がプリントされた木製の円柱(SCP-XXX-JP-2)1個の総称です。SCP-XXX-JPは日本の玩具である達磨落としに酷似しています。一つ一つのSCP-XXX-JP-1には、それぞれ頸椎の解剖学的呼称がプリントされ、個別の色が着色されています。
SCP-XXX-JPの特異性は達磨落としを行いSCP-XXX-JP-1が打ち抜かれた場合に発現します。それ以外の方法で異常性は発現せず、SCP-XXX-JP-1の数や打ち抜く順番によって特異性の法則が変化することはありません。SCP-XXX-JP-1が打ち抜かれた場合、未知の手段によってSCP-XXX-JP-1に書かれている人間の頸椎が、SCP-XXX-JP-2の顔の方向の空間に転移します。この異常特性の効果範囲内はSCP-XXX-JP-2を中心として15mです。SCP-XXX-JP-1を抜いた人間はこの影響を受けません。
SCP-XXX-JPは「頸椎とその神経支配」という題名のA5判の書籍に付属していました。書籍の内容は概ねタイトルと一致します。書籍自体には特異性はありません。書かれている出版社や著者は実在しないということが調査によって判明しています。
発見記録XXX-JP
██県██市の医療系専門学校から「授業中にみんなが動かなくなった」という生徒の通報を受け、その通報の異常を察知した財団が警察官に扮したエージェント数名を向かわせました。その結果、通報者の同級生と教師の合計██名が頸椎損傷による呼吸筋の麻痺によって死亡しているのを発見しました。また、通報者の机の周囲に犠牲者の第1頸椎が全員分確認できました。事件当時の状況では何が特異性を持っているのか判断できなかったために、生存した生徒をそのままサイト-████に輸送、尋問を行いました。
対象: 通報者であり事件当時唯一生存していた生徒、川上██
インタビュアー: エージェント・█
付記: 対象は同級生と教師が死亡していることを知らない
インタビュアー: 川上さん、落ち着かれましたか?川上██: [不愉快な表情で]まぁ、えぇ、それなりには。
インタビュアー: 同意も無く拘束してしまい申し訳ありません。あなたは今事件の容疑者としてここにいます。あなたの無実を証明できればすぐにでもここから出られるはずです。そのためにも我々に事件の時の状況を話してください。
川上██: あの時私たちは█時限目の授業で解剖学を学んでいました。
インタビュアー: 周りの人間が動かなくなった時、あなたは何をしていましたか?
川上██: [視線を露骨に逸らして]授業の日に配られた教材についていたダルマ落としで遊んでいました。
インタビュアー: なぜ遊んでいたのです?
川上██: 何故と言われましても…なんとなくとしか。
インタビュアー: 教諭であった相垣さんは生徒の教育に対して熱心な方と聞いていますが?
川上██: 勿論、先生はこんな僕にも熱心に教えてくれました。ただ、それでも私は勉強をしようとしなかったんですよ。勉強自体が私に合っていなかったのだと思います。そんなことが分かっていたのに私は…ただ何をするわけでもなく毎日席に座っていたんです。あれが起こる日も同じようにしていました。
インタビュアー: 続けてください。
川上██: 授業が始まってすぐに、先生は教科書と教材をみんなに配り始めました。先生が言うには友人に生徒に知識をつけて貰いたいのだがどうすればいいのだろうと聞いてみたら、友人の書いた本を勧められたのだと、君たちに少しでも知識を身に着けて欲しいのだと。…先生はみんなに向けて言っていましたが、本当は私一人に向けて話していたんじゃないかと思います。
インタビュアー: それでもあなたは先生の期待を裏切ったのですね。
川上██: [沈黙]はい。ただ裏切ったとしても先生にその態度を見せるのは嫌だったんです。なので、隠れてさぼろうとしました。倒したりしたら大きな音が出て先生に見つかるので、二個重ねたあとにペンで押してたんですけど…力加減を間違えて机の外に飛ばしちゃって、先生に見つかると思ったら、すぐにみんな一斉に倒れてたんです。みんなどうしたんだろうと思って立ち上がったんですけど、何もないはずの場所になにかがあってつまずいてたんです。あれは、その、教科書でみたことがある形をしていて、液体まみれで…
川上██: [█十秒の沈黙]インタビュアー: 以上で終了とさせていただきます。
川上██: …あの、先生たちは生きてますよね?脊椎が損傷しただけだから、動けなくはなっても死ぬことは無いと思うんですがその
[以下、川上██の発言が続いているがインタビュアーが録音を終了したためにインタビュー終了]
終了報告書: その後、実験によってSCP-XXX-JPの特異性を確認、川上██は異常存在である可能性は無いと判断し記憶処理ののち解放しました。全てのSCP-XXX-JPは回収され、収容のために残した数点を除いて焼却されました。
追加文書SCP-XXX-JP
教諭相垣██氏の周辺を調査した際、自宅でSCP-XXX-JPに関する情報を書き記した日記を発見しました。内容は川上██に対しての事柄が大半を占めています。以下の文章はその抜粋です。
█月2█日
また川上がテストで欠点を取った。一年の時も留年ぎりぎりだったが、今年はそれ以上に酷い。本人とそのことについて話したが、本人も気にしているようだ。担当教諭として私が何とかしなければならない。
█月█日
どんな指導をしても川上の成績は伸びない。川上は本当に勉学に励む気があるのだろうか?いや、本当はあるに違いない。無いのならすぐにでも学校を辞めているはずだ。専門学校も無料で授業を受けられるのではない。川上は親からのお金で学校に通っている。少なくともその自覚と責任はあるはずだ。きっと私の指導が川上に合っていないのだろう。だが私の指導が合っていないとすればどうすればいい?他の教諭たちよりも優れた指導をしていた自覚があったのだが。
1█月█日[この時期から文字が乱れ始める]
時間だけが過ぎていく。このままでは国家試験どころか進学すら危うい。川上のために私はこれ以上何が出来るのだろう。誰か教えてくれ。
1█月3█日[発見記録XXX-JPで起きた事件の数日前。日記はここで途絶えている]
今日は何という幸運な日だろう。焦燥に駆られ店で酒を飲む量が増える日々だったが、そこで答えを知る人間と出会えた。その男は言った、「その生徒が努力しようとしないのは、自分の置かれている立場がどれだけ恵まれているのか知らないからだ。そして、果たすべき事を果たさなければ、それが恐ろしい事態を招くということを知らないからだ。」と。聞いた瞬間、文字どうり雷に打たれたかのような衝撃が包んだ。これを書いている今でさえ、彼の言葉が一語一句私の体に染み入るような感覚に陥っている。まるで全身が彼の言葉でできているかのような感覚さえ覚える。川上にもこのことを教えなければならない。すぐにその旨をあの男に伝えると、彼は素晴らしいものを川上のために作ってくださった。きっとこれならば川上はきっと努力してくれるはずだ。
自分用wiki構文
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
列1 | 列2 | 列3 |
---|---|---|
内容 | 内容 | 内容 |
内容 | 内容 | 内容 |
解説の書き方10
対象: [人間、団体、SCPオブジェクトなど]
インタビュアー: [インタビュアーの名前。必要に応じて█で隠しても良い]
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
<録音開始, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
インタビュアー: [会話]
誰かさん: [会話]
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
実験記録XXX - 日付YYYY/MM/DD または日時: 出来事
対象:
実施方法:
結果:
分析:
文字を点線で囲む構文)を使う際は、>の後ろに半角スペースを挟まないと機能しないことに注意
150% of current size
span要素カスタム
Finally it works
… in iPhone!
UPDATE 1.08: 2018/11/21
UPDATE 1.07: 2018/11/03
UPDATE 1.06: 2018/10/30
UPDATE 1.05: 2018/9/29
UPDATE 1.04: 2018/9/16
UPDATE 1.03: 2018/9/06
UPDATE 1.02: 2018/9/05
UPDATE 1.01: 2018/8/25
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Title: ワンクリックコピーツール
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Adviser: C-take
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