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対象によって撮影された出現直後のSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの出現及びそれによる被害が確認された場合、フィールドエージェントを現場に派遣し、被害者・目撃者にインタビューを行った後クラスA記憶処理を施してください。また、SCP-XXX-JPを記録した写真や映像は全て虚偽の記録に置き換えられ、被害や現場の状況に応じて「ガス爆発」「自然災害」等のカバーストーリーが適用されます。

説明: SCP-XXX-JPは女性を象った高さ約180cmの彫刻に見える実体です。構成素材等はサンプル採取に成功していないため特定には至っていません。

SCP-XXX-JPは東北地方全域の、飲食を行っている人間(以降”対象”と表記)の付近に出現します。出現後、SCP-XXX-JPは対象の飲食物に向かって風速50m/s以上とみられる猛烈な風を口部から放出します。この風により対象や飲食物を含めた周囲の物品・人物は吹き飛ばされ、物品の飛散による物品そのものの損壊や、風圧や飛来物による建造物・人体への被害をもたらします。木造家屋が倒壊した事例も確認されています。SCP-XXX-JPによる風の放出は約1分間継続し、SCP-XXX-JPはその後即座に消失します。現在まで、SCP-XXX-JPによる負傷者は███名、死亡者は█名確認されています。

SCP-XXX-JPはおよそ6ヶ月おきに出現します。SCP-XXX-JPの出現は現在まで██回確認されており、財団のデータベース中での最も古い記録は、200█/██/██、██県のラーメン店での出現です。SCP-XXX-JPが出現する対象は一般的な家庭・飲食店で食事中の人物・ピクニック中の家族など様々ですが、以下のような共通点が明らかになっています。

  • 飲食物の中に高温のものが含まれている。
  • 対象の中に高温のものの飲食を苦手とする人物が存在する。

予定タグ
euclid、scp-jp、像、瞬間移動、未収容

画像: https://pixabay.com/photo-2273818

下書きここまで

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在、サイト-8144の低危険度物品保管ロッカーにて収容されています。SCP-XXX-JPを用いた実験はセキュリティクリアランスレベル3以上の職員の許可を得た上で行なってください。

説明: SCP-XXX-JPは██████社が販売している敷布団と掛け布団です。同商品の内、このオブジェクト以外に異常性は確認されませんでした。SCP-XXX-JPは人間の言動に対して自らを動かすことによって反応します。しかしこれらをどのようにして認識しているかは判明していません。

SCP-XXX-JPの異常性はこのオブジェクトを用いて就寝した人物(以降”対象”と表記)が就寝以前の168時間中、合計5時間以上の外出を行なっていなかった際に発揮されます。SCP-XXX-JPと対象はその場から消失し、日本全国の世界遺産付近に浮遊した状態で出現します。出現時点で対象は起床しており、周囲の風景に困惑した様子を見せます。出現後のSCP-XXX-JPは世界遺産を”観光”するように移動し、ある程度の時間経過で消失、他の世界遺産付近に出現します。この消失と出現のサイクルは7ヶ所の世界遺産を”観光”し終わった時点で終了し、異常性発揮以前の場所へ帰還します。異常性発揮時のSCP-XXX-JPと対象は人間に知覚されず、写真や映像において記録されません。また、この状態の対象は空腹や長時間の”観光”による疲労を感じず、SCP-XXX-JPから出る事はできません。全ての対象はSCP-XXX-JPによる”観光”について肯定的な態度を示し、外出への意欲を証言しています。これはオブジェクトによる影響であると考えられており、外出への意欲については記憶処理を用いたとしても減退することはありません。

以下はSCP-XXX-JPの実験記録(一部抜粋)です。

実験記録07 - 日付2015/6/24

対象: D-25637

実施方法: 異常性発揮条件を満たし、防寒着やGPS発信機などを所持させたD-25637をSCP-XXX-JPを用いて就寝させる。

結果: SCP-XXX-JPと対象は14時間後に帰還した。SCP-XXX-JPは法隆寺、白川郷、原爆ドーム、石見銀山、京都の文化財、屋久島、富士山の7ヶ所に順に転移した。対象は帰還直後のインタビューにおいて肯定的な感想や、外出への意欲の向上を述べた。また、この感想に対してSCP-XXX-JPはしばらく跳ね回るなどの反応を示した。

分析: 対象の感想を聞いた際のSCP-XXX-JPの反応は歓喜を表現しているのだろうか。

実験記録09 - 日付2015/7/8

対象: D-12893

実施方法: 異常性発揮条件を満たし、防寒着を着せ、GPS発信機を所持させたD-12893をSCP-XXX-JPを用いて就寝させる。

結果: SCP-XXX-JPと対象は14時間後に帰還した。SCP-XXX-JPは厳島神社、富岡製糸場、法隆寺、奈良の文化財、紀伊山地、小笠原諸島、知床、”琉球王国のグスク及び関連遺産群”の7ヶ所に順に転移した。対象は帰還直後のインタビューにおいて今までの対象と同じく肯定的な感想や外出への意欲を見せた。SCP-XXX-JPはこの感想に対して数度跳び上がるなどの反応を示した。

分析: 対象には防寒着を着せ、これを脱がないよう命じた上で実験に参加させた。実際、帰還時の対象は熱中症の症状を示していた。しかし対象はこちらからのインタビューに応じ、SCP-XXX-JPによる”観光”について肯定的な感想を述べ、不快な思いをしたという旨の証言は一切しなかった。帰還後に対象らが述べる”観光”への肯定的な感想はSCP-XXX-JPの影響によるところが大きいと思われる。

実験記録10 - 日付2015/9/9

対象: D-39213

実施方法: 異常性発揮条件を満たし、防寒着やGPS発信機などを所持させたD-39213をSCP-XXX-JPを用いて就寝させる。

結果: SCP-XXX-JPと対象は15時間後に雨に濡れた状態で帰還した。SCP-XXX-JPは紀伊山地、知床、小笠原諸島、白神山地、日光東照宮、姫路城、平泉の7カ所に順に転移した。対象は帰還直後のインタビューにおいて今までの対象と同じく肯定的な感想や外出への意欲を見せた。SCP-XXX-JPはこの感想に対して直立し、自らを捻るなどの反応を示した。

分析: D-39213はあの大雨の中1日光東照宮や平泉を”観光”したにもかかわらず否定的な感想を一切述べなかった。オブジェクトの影響によるものであることは疑いようもない。

補遺: 2015/10/24、SCP-XXX-JPの実験に参加したD-12893、D-18537、D-25637、D-27195、D-39213の計5人のDクラス職員が結託して脱走を試みたためその場で終了されました。

生きていれば

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SCP-XXX-JPの一例

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 現在SCP-XXX-JPの被害を防ぐ方法は確立されていません。SCP-XXX-JPが発生する██県█市内には財団管轄下の精神病院を設置し、被害者と思われる人物が診察に来た場合は保護を行います。被害者の保護後、SCP-XXX-JPに関わった人物はオブジェクトついての記憶を処理して解放してください。また、█市内の警察と協力して不審な事件とSCP-XXX-JPとの関係性を調査し、被害者の捜索を行うことになっています。

回収された全てのSCP-XXX-JPはサイト-8112の低脅威度物品保管ロッカーに収容してください。

説明: SCP-XXX-JPは██県█市内の、0から20歳までの子供を亡くした経験のある女性のもとへ現れる写真です(以降対象となる女性を被害者、被害者の実子をSCP-XXX-JP-Aと表記)。被害者の元には1週間ごとに新たなSCP-XXX-JPが出現し、初出現時のSCP-XXX-JPの裏には必ず、手書きと思われる「お宅の息子/娘2さんはこんなに元気ですよ。」というメッセージが記述されています。初出現以降の裏のメッセージは、SCP-XXX-JP内の状況について述べたSCP-XXX-JP-Aのコメントという体裁を取ります。被害者が死亡するとSCP-XXX-JPの発生は停止します。

SCP-XXX-JPは全てSCP-XXX-JP-Aが笑っている光景を捉えたもので、その背景は様々に変化します。SCP-XXX-JP初出現時のSCP-XXX-JP-Aは死亡時から一年経過した状態であり、出現を繰り返すたびに加齢していきます。SCP-XXX-JPでは時折イベントが発生することがあり、この時のSCP-XXX-JPはイベントに参加しているSCP-XXX-JP-Aを写しているものになります。

以下は現在までに確認されているSCP-XXX-JP内でのイベントのリストです。

イベント名 概要 SCP-XXX-JP-Aのコメントの一例
七五三 着物を着たSCP-XXX-JP-A、被害者、被害者の夫が神社と推察される場所を背景に集まった状態を捉えている。 きものをきれてたのしかったよ!
小学校〜大学入学祝い それぞれ、校門の前にSCP-XXX-JP-A、被害者、被害者の夫が立ち、こちらへ向けてピースサインをしている状態を捉えている。 念願の███大学に合格!お母さん、お父さんありがとう!
成人式 ███総合体育館と推察される場所においてスーツ、袴、着物のいずれかを着たSCP-XXX-JP-Aが友人と思われる人物らとともにこちらへ向いた状態を捉えている。 時間が流れるのは早いね。もう大人の仲間入りだよ。
就職祝い 被害者らの自宅と推察される場所でSCP-XXX-JP-A、被害者、被害者の夫がこちらを向いた状態を捉えている 今日から社会人、これから頑張って二人に恩返ししたいと思うよ

SCP-XXX-JP-Aの死亡時年齢、初出現から”成人式”イベントを写したSCP-XXX-JP出現までの期間などから、SCP-XXX-JP-Aは1度の出現につき1年分SCP-XXX-JP内で加齢していると思われます。

被害者はSCP-XXX-JPの出現と同時に、SCP-XXX-JP-Aとの生活の記憶を1年分得ます。この記憶はSCP-XXX-JP-Aが”生存していたら”という前提で展開される虚偽のものです。記憶内のSCP-XXX-JP-Aの容姿や年齢、被害者と共に体験する出来事は記憶生成のトリガーとなったSCP-XXX-JP内のSCP-XXX-JP-Aに由来します。

記憶内では時折、SCP-XXX-JP-Aが新たに死亡する場合があり、死因は必ず現実のSCP-XXX-JP-Aの死因と同様になります。記憶内のSCP-XXX-JP-A死亡は、新たな記憶の生成を引き起こします。この新たな記憶は直前で死亡したSCP-XXX-JP-Aが”生存していたら”という前提の元展開されます。

画像:https://pixabay.com/photo-2659226/

画像:https://pixabay.com/photo-2165708/

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SCP-JP:

kotarou611kotarou611さんとの共著記事です。

翻訳したSCP:

  • SCP-134-KO -ワンダーテインメント博士のワクワク部屋脱出ゲームキット

SCP-007-KO、SCP-021-KO、SCP-033-KO、SCP-111-KO、SCP-134-KO、SCP-817-KOは非公式日本語訳wiki閉鎖に伴いsemiShigUresemiShigUreさんが転載してくださいました。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██内の標準収容コンテナにて収容されています。コンテナ内に前科のある職員が入室することは許可されていません。また、出現が確認された全てのSCP-XXX-JP-Aは隣接するように設けた中型物品保管コンテナ内に保管し、監視カメラを用いて監視してください。

SCP-XXX-JP-B全個体はサイト-81██の医療用施設において、保護及び治療が行われています。

説明: SCP-XXX-JPは高さ約1.2mの丸型ダストボックスです。SCP-XXX-JPには犯罪者に対する罵倒と思われる文言が大量に彫られています。過去に実施されたテストにより、新たに損傷を加えることは不可能であると判明しています。

SCP-XXX-JPはこのオブジェクトを中心とした半径5m以内に前科のある人物(以降対象者と表記)が侵入したことを何らかの方法で認知し、活性化します。SCP-XXX-JPが活性化すると、2m程度の人間の上肢と下肢のようなものが2本ずつ、それぞれ側面と底面から生えるように出現します。これらを未知の手段で動かすことにより、SCP-XXX-JPは自律的な移動が可能になります。上肢と下肢出現後、SCP-XXX-JPは対象者の元へ約80km/hの速度で走り出します。SCP-XXX-JPは対象者の元まで来ると対象者を掴み、そのまま自身の内部へ投げ入れます。投げ入れられた対象者は消失し、直後、SCP-XXX-JPの最も付近に存在する清掃工場に後述するSCP-XXX-JP-Aが出現します。SCP-XXX-JPは認知範囲内に対象者が存在しなくなるまで前述の行動を繰り返します。存在しなくなった場合、SCP-XXX-JPの上肢と下肢は消失し不活性化します。現在まで消失した対象者の行方は判明していません。

SCP-XXX-JP-Aはブラウン管のテレビ受像機です。SCP-XXX-JP-Aには配線、電気の供給が行われていないにもかかわらず常に同じ映像が繰り返し映し出されています。映像は、対象者が犯した犯罪についての裁判を行うところから始まり、対象者は必ず有罪とされます4。判決が出た後、対象者は裁判官から”罰”と呼ばれるものを受けるよう言い渡されます。この”罰”は裁判を行なったその場で執行されます。”罰”の内容は対象者によって変化しますが、最終的に全ての対象者は破砕機にかけられた後、焼却されます。映像は対象者が焼却された時点で終了します。

SCP-XXX-JP-Aが写す映像には複数個の人間の眼球が浮遊した状態で出現することがあります。眼球の個数は映像の途中で0個、2個、4個の間で変動します。映像内の人物は眼球に一切の反応を示しません。対象者の関係者の経過観察により、対象者の両親(以降SCP-XXX-JP-Bと呼称)の就寝中に眼球が消失し、SCP-XXX-JP-A内の映像に眼球が出現することが判明しました。これらの事実、SCP-XXX-JP-B全員が毎日”悪夢”5を見るという証言をしていることから、映像内の眼球はSCP-XXX-JP-Bの眼球であると考えられています。また、SCP-XXX-JP-B全個体は就寝すると必ず見る”悪夢”に疲弊しており、深刻な鬱症状を示しています。

SCP-XXX-JPは2013/8/22、██県██市██刑務所からの”手足の生えたゴミ箱が囚人を襲っている”という旨の通報を傍受した財団エージェントにより確保、収容されました。エージェントが██刑務所に到着した時には既に██人がSCP-XXX-JPにより消失していました。目撃者にはAクラス記憶処理が為され、SCP-XXX-JPによって消失した対象者の親族と近隣の住民などにはカバーストーリー”刑務所内抗争”、”囚人██名が死亡”が流布されました。

以下は財団が収容しているSCP-XXX-JP-Aとその内容(一部抜粋)です。

No. 消失した対象者 対象者が犯した犯罪 ”罰”の内容等
1 鈴木██ 傷害罪
7 大村█ 脅迫罪
11 金輪███ 自殺教唆罪
16 D-1796 強姦罪、殺人罪
18 D-3042 殺人罪

補遺1: 2014/4/18、SCP-XXX-JP研究主任である草田博士よりSCP-XXX-JP-Bの終了が提案されました。

SCP-XXX-JP-Bの終了を提案いたします。保護から6ヶ月経過した現在、SCP-XXX-JP-Bには記憶処理さえも使用しSCP-XXX-JP-Aの内容に対するショックを和らげようと手を施しています。しかしそれも限界が近づいてきました。SCP-XXX-JP-Bの鬱症状はさらに進行し、Bクラス記憶処理も最早効果を表していません。これ以上の保護及び治療は無意味にSCP-XXX-JP-Bを苦しめるだけではないでしょうか。ー 草田博士

SCP-XXX-JP-Bの終了を許可します。ただし、終了は1組ずつ行い、十分な間隔を開けるようにしてください。これによりSCP-XXX-JPの新たな異常性等が発見された場合は速やかに以降の終了計画を中止し、報告を行なってください。
ー サイト-81██管理官 糸中███

補遺2: 2014/5/13、SCP-XXX-JP-B-1、2の終了が実行されました。その直後、両名の眼球が消失し、SCP-XXX-JP-A-1の映像内に眼球が4個出現しました。これらの眼球は現在まで消失することなく常に映像に写り続けています。

これ以降SCP-XXX-JP-Bの終了は全面的に禁止されました。

補遺3: 2014/5/18、草田博士の出勤が確認されなかったことを不審に思った研究員からの連絡により、財団は草田博士の捜索を開始しました。結果、2日後にサイト-81██付近の森林で首を吊り死亡した状態で発見されました。特に争った形跡もなく自殺とみられています。また、草田博士の死体には眼球が存在していませんでした。以前、この眼球の行方は不明です。