OEND26
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アイテム番号:SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Keter

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPの半径2km以内は一般人の立ち入りを防ぐ為、フェンスで囲い、監視カメラで常に監視を行ってください。サイト-190には機動部隊は-19("鍛治職人")が駐留することになっています。侵入者が確認された場合、事情聴取を行った上でクラスA相当の記憶処理を行ってください。また1ヶ月に1度水質検査を行い、それまでの様子を記録してください。

説明:SCP-XXX-JPは山形県██市から日本海側に流れる全長約███km 川幅約█kmの河川です。この河川には八蛟川と名付けられています。外観は一般的な河川ですが、成分に鉄分が多く含まれています。

SCP-XXX-JPは19年周期で10月の新月に島根県 ████に向けて流れる方向を変え、8つの分流に分かれて進みます。(以下SCP-XXX-JP-1)その際SCP-XXX-JP-1は八分毎に加速していき最終的に時速███に達します。またSCP-XXX-JP-1は進行方向にある物体を全て飲み込んでいきその川幅が広くなっていきます。

SCP-XXX-JP-1は上記の状態になると流れの先端部分が徐々にアオダイショウ(Elaphe climacophora)の様な姿に変わっていき、意思を持つSCP-XXX-JP-2となります。SCP-XXX-JP-2は何者かに対する強い憎悪を抱いており、日本語に擬似した言語を発しています。

SCP-XXX-JP-2は多量のアルコール成分を摂取する事により、その進行速度を著しく落とす事が出来ます。またこの時先端を切り離す事で異常性を消滅させる事が出来ます。この性質を利用してSCP-XXX-JP-2になった際、プロトコル『酒漬けの蛇』を行い異常性を消去してください。

SCP-XXX-JPの異常性が消去されると川の流れが逆になり河川は元に戻ります。河川が完全に元に戻ると古代日本で見られる剣の様な形のSCP-XXX-JP-3が1つ現れます。調査の結果SCP-XXX-JP-3はSCP-XXX-JPの飲み込んだ物質全てで出来ている事が分かりました。その形や長さ、重さに規則性はないものと現在は思われています。SCP-XXX-JP-3はサイト-190内に持ち帰り保存してください。現在サイト-190には█個のSCP-XXX-JP-3があります。

プロトコル『酒漬けの蛇』このプロトコルは機動部隊は-19『鍛治職人』と機動部隊し-19『酒盛り』の合同で行ってください。機動部隊し-19『酒盛り』はSCP-XXX-JP-2の予測進行方向に着き██ℓのアルコール成分を多量に含んだ酒を置いてください。SCP-XXX-JP-2の進行速度が遅くなったら機動部隊は-19『鍛治職人』が厚さ█㎜の特殊合金で出来た刃を使い切断してください。

補遺:20██/4/19
SCP-XXX-JPに関して関連すると推測される資料が見つかりました。資料として掲載します。