o_okeyaの脳内手帳
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SCP-XXX-JP指定区域

アイテム番号:SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Safe

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JP指定区間はカバーストーリー「老朽化による大規模崩落」によって建設された特設サイトにより、一般自動車道から隔離されます。隔離の際、指定区間を迂回する高速道路を建設してください。SCP-XXX-JPの実験の際は、担当者の許可証を特設サイト管理官に届け出てください。
SCP-XXX-JPの全ての実験は、SCP-XXX-JP-Aの走行能力を助長する危険性があるため禁止されています。(補遺1を参照)

説明:SCP-XXX-JPは道央道███パーキングエリアから███サービスエリア███インターチェンジまでの10kmの高速道路区間です。
区間内に分岐はなく、平坦な傾斜を維持します。

SCP-XXX-JP区画内を車両が制限速度の約2倍以上の速度で走行した場合、人型実体(SCP-XXX-JP-A)が道路上に出現しまし、車両の追跡を始めます。SCP-XXX-JP-Aは身長およそ160cmの人型実体です。現在までにSCP-XXX-JPに類似する容姿の人物は確認されていません。(補遺2を参照)

異常性発現時、SCP-XXX-JP-Aは該当車両を時速100km秒速100km(補遺1を参照)で該当車両の追跡を試みます。該当速度で走行することによる身体的な負担は見られません。この試みは、多くの場合において該当車両の走行速度がSCP-XXX-JP-Aの走行速度を上回っているため、失敗に終わります。実体の走行速度の上昇に伴い、該当車両にSCP-XXX-JP-Aが接触することが可能になりました詳しくは補遺1を参照してください。

該当車両とSCP-XXX-JP-Aとの車間距離が1km以上になった時、SCP-XXX-JP-Aはその場で立ち止まり、消失します。この際、実態は苦悶するような表情を浮かべ消失することが確認されています。消失の際の追跡および確保の試みは全て失敗しています。

実験を通して、SCP-XXX-JP-Aは感情があるように見えますが、現在までSCP-XXX-JP-Aとのコミュニケーションの試みは成功していません。