notyetDr、砂底に眠る

「握るシャリとスシブレード」第6話

第7話『 寿司に乗ったタンポポが爆発するという誰も予測できなかった大事故に、スシブレード全国大会会場は大混乱。迫りくる獅子スシ爆弾の脅威に、タカオD-1028は持ち前の機転と仲間の助けを得てどうにか切り抜ける。しかし失ったものもまた大きかった。しかし犠牲も決して小さくはなかった。タカオの相棒、サルモンは闇のオーラを纏って暴走し、浜倉は負傷。己の無力を嘆き、力を求めるタカオ。その声に博士はある秘策の実行を決意し……!


前回までの熱き戦い!

「博士!!」
「うゎあ!?」
 廊下を駆け抜け、扉を開け放つと同時に隅取博士を呼びつけるタカオ。そのあまりの勢いとやかましさに、国都博士は思わず飛び上がって近くにいた隅取博士の背中にしがみつき、ついでに隅取博士の飼育しているオコゼがちゃぽんと跳ねた。
 驚き屋の国都博士にはよくあることである。タカオと隅取博士は特に気にせず話を始めた。

「どうしたんだい、随分と興奮して」
「俺、徹夜で練習したんだ。それで回転数とかジェール効果? とか大分わかってきて、それで」
 息継ぎも忘れて捲し立てようとするタカオを隅取博士は片手をあげて制した。
「わかった、一回落ち着こう。深呼吸、深呼吸だよ。それと僕が昨日言ったのはジャイロ効果」
「はい。……すまねぇ先生」
「いや、焦るのも無理はない。ただ、焦ってもどうしようもないことがあるからね。まあ、ひとまずお菓子でも食べて落ち着きなさい」

 博士は冷蔵庫から出した菓子をタカオの前に置いた。それは寿司を模した食玩であった。
 タカオは静かに「いただきます」と手を合わせ、丁寧に箸を割る。スシブレーダーたるもの、そのあたりのマナーは身につけている。そして、寿司食玩をそっと口に運び、目を見開いた。
「ンぶォ」
 タカオは反射的に吐き出しそうになるのをどうにかこらえて口の中のものを飲み込み、口元を拭う。
「博士、これはいったい」
「食玩にワサビを混入させた」
「今度は一体何をやってるんですか」

 国都博士の声には露骨に呆れが滲んでいた。隅取博士はドッキリといたずらの常習犯であり、国都博士はその被害の常連である。隅取博士曰く「いい反応をしてくれる」だそうだが、毎回のことだから呆れもする。それでも何となく近くに居続けているのだから自分も大概なのだろう、という自覚はあるが。
 隅取博士は声のトーンを落として答えた。

「いや、これは単なるいたずらではなくてね。ワサビというものが持ちうる攻撃性について、タカオ君には今のうちに体感しておいてほしいと思ったんだ。これからの君には、必要なことだろうから」
「俺にとって、必要なこと」
 タカオは居住まいを正した。ハンバーグに敗北して以来、自分に何かが欠けているという意識が常につきまとっていたのだ。

「今のサルモンには純粋なパワーが足りていない。ワサビパーツはそれを補うことができる。だが、それは諸刃の刃でもあるんだ」

 ワサビパーツは確かに強大な力と安定感スシブレードにもたらす。だがそれは諸刃の剣だ。尖った風味は下手に扱えば寿司全体の持ち味を殺しかねない。そんな危険なものを、今の焦っているタカオに簡単に渡してもいいものなのか。しかし、あまり悠長なことを言っている場合でもない、というのも確固たる事実であった。敵は彼らを待ってなどくれないのだ。

「荒っぽい手段だったのはすまなかったが苦渋の策だったんだ。悪戯じゃなく。だからそろそろ小突き続けるのをやめて国都さん」
「そういう事なら許してあげます」

 国都博士はあっさりと身を引いた。タカオは改めて尋ねる。

「それで、そのワサビパーツってのはどこに?」
「これから僕が材料を仕入れてくる。それまでは休んでいるといい。ろくに寝ていないんだろ? 必要な時に休息をとれるのも優秀なスシブレーダーの条件だ」
「俺が行けないのは、セキュリティクリアランスの問題ですか?」
「それもある。どこの厨房にも入るべきではない場所ってのがあるんだよ」

 完全に納得がいったわけではないが、ひとまずタカオは頷いた。隅取博士と国都博士はそれぞれ席を立ち、目的地へと向かう。目的地へと至るポータルは財団も所有していた。普通に行ける場所ではないのだ。

「ここがスシーポートランドですか」
ポータルを抜ければ、潮風と酢飯の香りが鼻をついた。道には寿司屋をはじめとする海産物を扱う店が立ち並び、寿司職人とブレーダーが行き交う街。耳をすませば、「へい、らっしゃい!」の掛け声がどこからともなく聞こえてくる。そんな寿司を回し、寿司に回される者たちの集う場所がこのスシーポートランドであった。

「そうそう。国都さんは来るの初めてでしたっけ」
「ええ。隅取さんはよく来るんですか?」
「そうですね。ここは僕みたいな頭でもあんまり浮かないから」
「ああ、確かに」

 改めて周囲を見渡すまでもなく、このスシーポートランドには異形の者が大勢闊歩している。その多くは闇の寿司に手を出して呑まれた者であるが、この街では穏やかに寿司を楽しんでいる。
この街では、スシブレード以外の戦闘は許可されておらず、また外部の諍いを持ち込むことも許されていない。回らない寿司協会の重鎮であろうとスシの暗黒卿であろうと、この街に足を踏み入れたからには仲良く肩を並べて居酒屋の頼んでもないのに出てくる突き出しを食らうべし、というのがスシーポートランドの掟である。
だからこそ、頭部が水槽に置換されているという異様な外観をしている隅取博士もこの街では大手を振って出歩くことが出来るのだ。外では騒動を巻き起こすこの姿も、ここでは「ああ、こいつは生け簀ごと回す体力と、負けたときに生け簀ごと食う覚悟があるんだろう。元気なこった」で終わりである。素顔を晒して他者と共にぶらつくことの出来る場をほぼ持たない隅取博士にとってはありがたい場所であった。

得難い幸福を噛みしめながら隣を見やったところで、国都博士が何かを目で追っていることに隅取博士は気が付いた。
「どうかしました?」
「ああ。あれ、かわいいなあと思いまして。何なんでしょうね」
 視線を追ってみれば、地面を複数の正四面体がころころと転がっている。どうやら春風に吹かれて転がっているのではなく、どこかに向かって自律的に動いているらしい。ことんことんと転がるその中心に、大切そうにプラスチック容器が保持されている。その中の液体が春の日差しを浴びてきらきらと光っていた。全く意味はわからない。
「あれは……何なんでしょうね。流石に闇寿司でもないな。蛇の手か?」
 自分のことを棚に上げ、隅取博士は首を傾げた。寿司に由来しない異常な外観とくれば、自分のような超常組織の構成員だろうか。異常に寛容な土地にはそういった者が集いやすい。
「真ん中のやつ、すごい点眼薬って書いてありますけど」
「本当だ。財団製っぽいな。こんな所まで流通してるんですね」
「なんか、幸せそうですね」
「そうかなあ」
 少々の疑問を抱えながら隅取博士は国都博士のほうを見る。そして、彼女のまなざしがどこまでも柔らかく、温かい事に気づいた。隅取博士は黙って口を閉ざし、その横顔をしばらく眺めた。
「? どうしました?」
「いや、何でもないですよ」
 国都博士がこちらを見上げたので、視線を逸らして四面体たちのほうに戻す。こういう時、どこを見ているか追いにくい頭は便利だ。戻した先では四面体が角を曲がって姿を消すところだった。彼ら(?)には彼らの目的地があるらしい。
「そうですか。あ、行っちゃった。私たちも行きますか」
「そうですね」
 見送ってから彼らも歩き出す。目的地は二つ先の通りに並ぶ薄暗い、目立たない店である。ワサビパーツはそこまでメジャーなパーツではなく、その上に既製品ではなく自分で原材料から作ろうというものはかなりの少数派である。それを考えれば、注目なぞ浴びる筈のない店であった。

 あるはずだった。

「何なんだこの人だかりは」
 隅取博士は思わず足を止め、呟く。店の前には異様な人だかりができていた。皆こちらに背を向けて、何かを見つめている。遠目に見ても、あまり穏やかな事態ではないことだけは明らかだった。
「何が起きてるんでしょう」
「僕にもさっぱりだ」
 小声でささやきあううちに、人ごみの向こうで何が起きているかがわかった。「へい、らっしゃい」の2つの掛け声が上がったのだ。しかし、何かがおかしい。通常の掛け声と違い、タイミングがずれている。違和感に首を傾げた直後、悲鳴があがった。
「ああ、俺のタコボーグ! くそっ、こんなの無効試合だ!」
「カウントをミスしたお前が悪い。さあ、とっとと食え」
 ざわめきを割るようにして、静かな声が答えた。後には嗚咽だけが残る。
(カウントをミス……? どういう事だ)
 次の勝負の準備が粛々と進む中で、隅取博士は考える。何かがおかしいと、財団職員の経験と勘が告げていた。
 スシブレードにおけるカウントと言えば、通常は「3、2、1、へいらっしゃい」のことだ。己の寿司を回す前に3つ数える、ただそれだけのこと。そこに間違いなど起きる余地があるだろうか? そして、それを誰もおかしいと思わないなんてことがあるだろうか? 財団職員として答えるならば、勿論答えは"YES"である。認識や精神に異常を及ぼすオブジェクトならば、容易にこの状態を引き起こせる。
 何が起きているのか、確認する必要があった。しかし、うかつに近づけば異常に呑まれる。通常ならばまず増援を呼ぶところだが、スシーポートランドは組織の介入を拒絶している。使えるものは自分たち二人の頭脳と己の寿司しかないのだ。

 逡巡する隅取博士の袖を国都博士がちょんと引いた。視線を向ければ、彼女は一点を示す。そこには一人の男が喧騒から距離をとって佇み、騒ぎをじっと眺めていた。上着のフードを目深にかぶっているため顔は見えない。だが、その姿には見覚えがあった。それも最近、財団の映像記録で。そこまで考え、思い出す。

「まさか、カイ君D-1228
「……よう。久しぶりだな、博士」

 フードの男は博士たちに目を向け、フードの端をわずかばかりに持ち上げてみせた。フードの陰から、豚と同化した頭部が覗く。黒々としたビーズのような目からは何の感情も読み取ることは出来なかった。

その有様に、国都博士は小さく短い悲鳴を漏らした。闇の寿司と一体化した人間を彼女が目にするのはこれが初めてだ。彼女を背後に隠すように一歩進み出て、隅取博士は問いかける。
「この騒ぎは何なんだ。闇が何かしたのか?」
「いや。どちらかと言えばあんたらの得意分野だ。騒動になってるのは寿司じゃないからな」
「寿司じゃない……それはラーメンとか茶碗蒸しとか、そういうのとも違って?」
「ラーメンは寿司だろ……いや、とにかく。あそこにあるのは違う。回りもしなければ射出もされない、何しろ食える代物ですらない。あんたらがオブジェクトとかSCPなんたらとか呼んでるやつだよ。早いとこどうにかしてくれ」
 騒動の原因は異常存在にある、とカイは静かに言い切った。Dクラスと言えども、財団職員の一人である。日々オブジェクトに関わるものとして、感ずるところがあったのだろう。その口調は確固たるものだった。


諸刃の剣、『ワサビパーツ』を手にしてタカオの前に現れたカイ。だが彼の心と寿司は、入り混じる闇の誘惑と混沌の呼び声、光への渇望と熱き勝利への想いによって混迷を極めていた。唯一気を許した妹の制止も空しく、カイは禁忌中の禁忌、クソど畜生中のクソど畜生工法に手を染め……!
「やめてお兄ちゃん! マッシュポテトにセメントを混入させたシャリなんて、邪道とかどうとかの前に食品ですらないよ!」
「おい、博士!? そんなことしたら、あいつどころかあんたの冠動脈まで……!」
「いつものドッキリだって言ってくださいよ、お願いです、隅取さん……」

「タカオ……クソど畜生の外道と蔑まれても、俺は、お前と──」

次回、第8話!『決着! ワサビパーツとおにいちゃん冠動脈マッシュポテトクソど畜生工法セメント!』

次回予告 へい、らっしゃい!

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別れの言葉というものが、どうにも苦手だ。愛らしきクソガキだった頃から今に至るまで、ずっと治らない。

塚原さんと最初に会ったのはおよそ二年前のことだった。自分が財団のエージェントになったごく初期、初めて出動した緊急事態の時に出会った人だ。財団での知り合いの中では最も付き合いが長い人の一人とも言える。とはいえ、これで記録の更新も停止になるのだ。別れを経験するのは今に始まったことではないし、お別れが言えるだけ恵まれていると言えよう。

「失礼します。桜庭です」
「どうぞ」

しかも、今回は返事が返ってくるのである。扉の向こうは荷造りの真っ最中だった。幾つものダンボール箱に私物が詰められていく。積み上げられた荷物の量を見るに、まだまだ先は長そうだ。明後日出立と聞いていた気もするが。彼の手際の良さを見るに、捗ってなおこの有様というわけだ。そうなる理由は簡単である。

「相変わらず物が多いですね」
「これでも大分減らしてるんですけどね。あなたも何か持って行きます?」

部屋の主、塚原上級研究員は几帳面に棚の上に並べられた品々を片手で示した。ちょっとした小物から実用的なものまで、細々と揃えられている。しかし、それらの私物に統一感というものはない。殆どが土産と貰い物だからだ。そして、塚原さんは比較的物を大事に取っておく人で、飾っておく人でもあった。曰く、多くのフィールドエージェントに懐かれる人間にはこういう物品の集合がよく発生するらしい。その結果がこのごった煮という訳だ。

「いや、これ塚原さんにって貰ったものじゃないんですか」
「その通りだし、全部持っていきたかったんですけどね。業務と関係しないものは控えろって釘を刺されちゃって」
「……まあ、塚原さんだったら移動先でも物増やしてそうですしね」
「否定は出来ませんけど。そういう訳なんで、大半は残念ながらここに残していく事になりそうです」

処分するのも忍びないから、形見分けを兼ねてこのサイトの職員たちに欲しいものを持っていってもらっている、とのことだった。道理で最近この部屋の前が賑やかなわけだ。別れを惜しむ職員が集まっているにしてはどうも表情が明るいと思った。それでいいんだろうか、と思いながらも促されるままに一本のボールペンを手に取る。裏返してみると、ノベルティの類だったらしく、見慣れたロゴが記されていた。財団内で見慣れた、という意味であり、つまりろくでもない企業だという意味でもある。

「ニッソのフロント企業じゃないですか」
「そうそう、日本生類創研に潜入した人が生還の記念にって。異常性はないですよ」
「そうでしょうけど。じゃ、これ貰っておきます」
「それだけでいいんだ? 松岡君とかはすごい量を抱えて行きましたけど」

同期の名前を出されて、桜庭は顔を顰めた。エージェントとしては尊敬しているし、人間としても決して嫌いではないが、ここで同列にされるには少し嫌な相手だ。共に不条理と戦うという時にあの不真面目さはいただけない。少々露骨に表情に出ていたのだろう、塚原さんは不思議そうにこちらを見た。「いいやつなんですけどね。ふざけたやつですが」と付け加えておく。

「業務中に平気で下ネタ飛ばしてきますからね、あいつ。仕方なしに乗ったらめちゃくちゃ蔑んだ目で見てくるし」
「一体何を言ったんです」
「やだぁ、まだ昼間ですよ塚原さん」

正直に言えば、男にゴミを見るような目で見られてもあまり嬉しくない。というか、女性であっても塚原さんのような人に軽蔑されるのは普通につらい。ありがたい事に、彼はそれ以上追及してこなかった。まあ、向こうも忙しいのだろう。そう思ったところで、彼が手を止めてじっと手元を見ている事に気付いた。ここまで会話していてもずっと手を止めずにいたから、少し興味が湧いて身を乗り出す。彼はこちらの様子にも気づいていないようだった。これも珍しいことだ。

「掘り出し物か何かです?」
「ん? ああ、個人的にね」

塚原さんは手にしていたものを机の上に置いた。小さな木箱で、蓋には小さく「SCP-932-JP 炭化した体組織の一部(異常性は確認されず)」と書かれていた。桜庭は932-JP、と小声で繰り返す。聞き覚えがあると強く思ったのだ。だが、番号だけで思い出せるほどまだ彼は修練を積んでいる訳ではない。

「藁で出来た小さいフクロウです。かなり賢くて、人にも懐く」
「……ああ。あの時の」

 赤い閃光が閃くように記憶が蘇った。エージェントとして初めて体験した緊急異常事態。サイト-81██で発生した要注意団体の潜入。鳴り響く警報と、燃え尽きた小さな煤の塊。思い出した。SCP-932-JP、同僚たちには簡単にワラフクロウ、と呼んでいたオブジェクトだ。そいつが身を挺して外敵に特攻したおかげで自分たちが間に合い、財団の機密と一人の担当職員が守られたのだ。その職員こそが塚原さんだった。そうか、あの時の煤を彼は持っていたのか。

「あれ、知ってるんですか?」
「はい。あの時駆けつけた中にいたんですよ、俺」
「あの時の! すみません、覚えてなかった。その時はお世話になりました」
「いえ、仕方ないですよ。ペーペーで全然役に立ってなかったし」

自分だって記憶は大分曖昧になっている。実際オブジェクトの詳細も番号だけでは思い出せなかった。試しに記憶を辿ってみて、欠落の多さに時の流れを改めて突きつけられる。財団での2年は長い。その間に多くのものを得て、多くのものを失った。あの時あの場所に居合わせた職員で今もこのサイトに残っているのは自分と塚原さんくらいだ。このサイトはそれなりに人の出入りが多い事を考えても、残酷な時の流れだと思う。

「そうか、あの時の新米さんが頼もしくなって」
「親ですかあんたは」
反射的な突っ込みを入れる。ああまた締まらない空気にしてしまうな、と思った。まあ向こうも一応は笑っているから及第点といった所か。ふと、この顔はあの時にも見たなと思い出した。安全が確認された直後、床に散らばった燃えかすを拾い集めているときだ。この日とはこういう笑い方をしていた。一体どういう別れの言葉を口にしていたのだろう。騒動の最中でそれどころではなく、新米には当然聞き取ることも出来なかったのだ。今になってその事が急に残念に思われた。
あの時の台詞がわかれば、今何を言うべきかもわかるだろう。「親かよ」だとか下ネタを振ってくる先輩の話しだとか、そういうのじゃない、ちゃんとした相応しい言葉が。それは確信に近い直感だった。
「……何か?」
「ああ、いえ。大した事でもないんですが」
 ただ、それをこの場で聞くことに躊躇するかどうかとは別問題だ。

形状記憶の天使 下書きディスカッション
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