nebusoku

アイテム番号:SCP●●●-JP
オブジェクトクラス:●●●

特別収容プロトコル:
SCP●●●-JPはサイト●●●に収容されています。
●×●×●に収容し、湿度管理、食事管理を行ってください。
寄生されているDクラス職員が死亡した場合、他のDクラス職員を割り当ててください。

収容室に入室する場合は化学防護服を着用してください。
退室後は防護服ごとシャワーを浴び、防護服を脱いだ後も生理食塩水で鼻うがいを最低でも3回は

実行してください。
給仕に割り当てられる職員はDクラス職員です。
この業務に割り当てられた職員は2週間ごとの脳波検査、MRIなどの検査が行われ、1年経過観察を

した後、別の業務に移るか、業務の続行を命じられます。

説明:
SCP●●●は脳に寄生して発生する腐食性の担子菌に分類されるキノコです。
脳を分解し、または毛細血管から直接栄養を吸収しつつ、脳の運動神経系を支配し、頭骸骨に密着

する形で子実体を形成しながら頭骸骨を突き破ってキノコを生やし、胞子を広めます。

侵入経路は鼻腔からです。
鼻毛に付着、発芽し菌糸を伸ばしながら嗅神経を辿り脳へ侵入、痛みを司る部分を覆って痛みを緩

和させます。
脳の運動を司る部分を支配しβエンドルフィン、エンケファリンなど放出させます。脳が栄養分と

して分解され、溶け始めます。

子胞体を作り、割れ始めると骨を溶かす溶液を放出しながら、髄膜を突き破り、さらに柔らかくな

った頭蓋骨を突き破ります。頭頂部からキノコの部分が出てきます。人が多い場所を探し、胞子を

放出します。

成熟すると、キノコの笠の部分に人間の目、鼻、口と酷似した器官が徐々に切れ目と共に出現し、

瞬きをしたり、口で会話をするようになります。人間の部分が段々無表情になり、キノコの部分が

その人そのもののように振る舞い始めます。

その頃には脳がほぼ分解され、代わりに菌糸が生えていおり、切り離すと人間の部分は死亡します

。キノコの部分は湿度管理をすれば保存が可能です。

人間の状態:初期症状頭痛、食欲増進、表情がなくなる、ゾンビのように出歩く

【追加】
脳に菌糸が伸びる前であれば、鼻うがいなどで物理的に流せたり、除去はできますが、菌糸が脳に

到達した場合には生存確率は下がります。運良く生き残っても脳に障害が残ります。

潜伏期間中は脳や血液中の糖分を栄養にするためと、菌糸が脳の全体を覆うため常に進行している

状態です。カビが生えていく過程を思い浮かべて下さい。

財団が収容できていないオブジェクトが少なからず存在しています。

SCP●●●はSCP●●●同士で有性生殖することが確認されています。

一般的な医療施設で診察中に発見した場合、適切な治療を施し、既に脳に菌糸が広がってしまった

被験者は確保し被験者行方についてはカバーストーリーを流布します 。