nao_sunneyのくだらない思いつき
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 全世界に配備されたSCP-XXX-JP発見システムを用い、SCP-XXX-JPの出現が確認された場合、最も近辺に存在する職員は一切の行動を中止し、SCP-XXX-JPの確保、移送に動いてください。また、SCP-XXX-JPの長期継続的収容は禁止されているため、初期収容体制が確立したのちは、SCP-XXX-JP基準収容資料に基づき行動を行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは全長約3m程の人型実体です。長さ24cm程のかぎ爪を両腕にあたる部分に有しており、顔にあたる部分には水玉型で、赤色の眼球と思われる組織が存在しています。これらの特徴は一般的にフラットウッズ・モンスター1と称される存在の特徴と一致します。SCP-XXX-JPの出自、年齢は本人の黙秘により不明2ですが、ヒンディー語、英語、中国語、日本語での会話が可能であり、口調は気難しい中年男性のようだ、と表現されます。また、SCP-XXX-JPはその外見と後述の異常性を除けば、一般的な成人男性と同等の知識、及び耐久力程度であると推測されています。加えて、SCP-XXX-JPは出現に際し多くの場合、メガホン、カチンコ3を持って出現します。この出現は四ヵ月から一年の間隔で発生します。

SCP-XXX-JPはメンフクロウ(Tyto alba)に類似した実体(以降SCP-XXX-JP-1と呼称)を出現、消失させます。翼にあたる部分で通常通り飛行することが可能ですが、給餌や睡眠を行わないことが判明しています。通常のメンフクロウと異なり眼球が存在せず、代わりに顔の中央には直径5~10cm程の円状の組織が存在しています。この組織の外見は、通常のカメラレンズや照明器具4とほとんど同一であり、SCP-XXX-JP自身もそれらと同じようにSCP-XXX-JP-1を使用することが判明しています。この時、SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPの指示に基づいて飛行をはじめとする自立行動を取ります。SCP-XXX-JP-1が映像の撮影、及び照明の点灯を行う仕組みは判明していません。

SCP-XXX-JPは出現した後、複数のSCP-XXX-JP-1を用いてSCP-XXX-JPが「撮影」と称する行動を取ります。この行動は撮影機器、照明機器の外見を除いて一般的な映像の撮影と同様の手順で行われていますが、撮影開始後数分から数時間のスパンで大きな物的、人的被害を伴う事故、事件5が発生した事例が多数確認されています。これらの事故、事件以前にSCP-XXX-JPを確保及び、該当地区から移送したところ、事故、事件は発生したものの、被害は軽微であったところからSCP-XXX-JPは上記の異常性の他に複数の異常性を有していることが推測されています。

19██年、アメリカ、ウエストバージニア州██████群にてSCP-XXX-JPの確保、収容が行われました。SCP-XXX-JPは発見当初、約20体以上のSCP-XXX-JP-1を用いて撮影を行っており6機動部隊によってSCP-XXX-JPが確保され、SCP-XXX-JP-1もそれに付随して消失しました。SCP-XXX-JPの目撃を伴う通報を行った民間人にはAクラス記憶処理が施され、カバーストーリー「都市伝説」が流布されました。以下は、初期収容時、SCP-XXX-JPに対して行われたインタビュー記録の抜粋です。

インタビュー記録XXX-JP-1(抜粋) 日付 20██/██/██

インタビュアー: ██研究員

対象: SCP-XXX-JP

«記録開始»

██研究員: こんにちは、SCP-XXX-JP

SCP-XXX-JP: こんにちはじゃないでしょうに、あのねえ、これは不当拘束ですよ? これ、任意でしょ? だったら俺、帰っていいじゃないですか

██研究員: そういうわけにはいきません。SCP-XXX-JP、あれほどの大事故を起こした理由をお聞きしたいのですが

SCP-XXX-JP: いや、そういう話じゃないでしょ、俺はね、許可証7取ってんですよ? 誰かに迷惑かけましたか? 令状はあるんですか? ないでしょ? 何なら弁護士呼びましょうか? …まったく、これだから俺はこういうとこ嫌いなんですよね

(以下、重要性のない内容が続く)

██研究員: SCP-XXX-JP

SCP-XXX-JP: だから、俺はそんな名前じゃないって。あー、もう、分かった、分かりました、答えればいいんでしょ? クソ、見つかったのが運のツキだ。いつか作品の中で爆破してやるからな。で、答えたら帰してくれます?

██研究員: 検討してみましょう

SCP-XXX-JP: はあ、で、何でしたっけ? ああ、俺が何であんな作品を撮ってるのかって話でしたっけ。だってみんな好きでしょ? 大災害、逃げ惑う人々、そしてその中で命を懸けて行われる感動的な愛と絆の物語…、さらに大規模なセットと映像表現、迫力のあるサウンド! …まあ、CGもいいんですけど、これはやっぱり生の衝撃ってのが今のトレンドらしくって、欲しいんですよね、そういう画が。そうじゃないとほら、観客って喜ばないでしょ? アイツら我儘だしバカなんですよ。映像と知名度のある役者、あとは少しのお涙ちょうだい加えときゃオモシロいと思うんだから。映画ってのはそういうもんじゃないでしょ。…はあ、そんなこと言ったって、俺もこれで飯食ってる以上は売れるもの作らなくちゃいけませんからね。で、何か俺の仕事に問題がありますか? 映倫的には問題ないと思うんですが

██研究員: …つまり貴方は映画を撮るためだけにあのようなことを?

SCP-XXX-JP: 撮るためだけってのは失礼でしょ。俺はアレで飯食ってるんだから。まあ、やっぱりいい素材ってのはあんまり転がってないから、ちょっとした脚色も加えたりはしますけどね? それは表現の範囲内でしょ

██研究員: …これまでに作成した作品はお持ちですか?

SCP-XXX-JP: ああ、持ってますよ。俺の手荷物ん中見てみてください。まあ、どれもこれも駄作ばっか。いいのは興行収入くらいだから、全部あげますよ。で、これで満足? 車、路駐禁止のところに停めちゃってるから早く取りに行きたいんですけど

██研究員: …インタビューを終了します

«記録終了»

このインタビューより数日後、SCP-███-JPの軽微な収容違反が発生、それに乗じSCP-XXX-JPが被害を深刻化させ、██研究員を含む数名の財団職員が犠牲になりました。この事案より、SCP-XXX-JPの継続的な収容は困難とされ、特別収容プロトコルは対処的な方法へと改訂されました。

事案SCP-XXX-JP-A: 20██/

補遺1: 20██/██/██以降、SCP-XXX-JPの出現が約三年に渡り停止しました。以下は出現停止直前のSCP-XXX-JP収容時、移送を行っていたエージェント・足利への聴取記録です。

内部聴取記録XXX-JP 日付 20██/██/██

インタビュアー: 楠木博士

対象: エージェント・足利

«記録開始»

楠木博士: では、証言していただけますか、エージェント・足利

エージェント・足利: はい、まず、SCP-XXX-JPが出現したという報告を受け、最も近くにいた私が初期収容を行うために直行しました

楠木博士: 確認は取れています。その後、エージェント・新田らと合流、SCP-XXX-JPの移送を行ったと

エージェント・足利: はい、そうなんですが…、当時の記録にもある通り、到着する以前に民間人との接触を許してしまいまして

楠木博士: 確認しています。近隣に住む当時5歳の男児ですね。これ以前のSCP-XXX-JP関連事案に名前が確認できました。おそらく、偶発的にSCP-XXX-JPを目撃していた為、SCP-XXX-JPの隠匿技術が作用しなかったものと思われます。既に記憶処理は行いましたが、彼がどうかしましたか?

エージェント・足利: ええ、わたしも直接会話をしたわけではなく、到着と同時にその少年とは別れていたようなのですが、その後、移送しているときにSCP-XXX-JPが、なんというか…

楠木博士: 貴女の感じたままで構いません

エージェント・足利: どう言えばいいんでしょうね、興奮していた? というかなんというか、子供とか、若者に戻ったというか…、ずっと「そうか、そうだったんだ、ずっと忘れていたんだ」みたいなことを延々と言ってました。少なくとも、これまでに確認した資料からはあまり想像できないような態度でしたね

楠木博士: …成程、確かにそれは関連しているかもしれませんね。処分の可能性もあるというのに正直なコメントありがとうございます、エージェント・足利

«記録終了»

インタビュー後、さらに二年間SCP-XXX-JPの出現が停止ししていることから、SCP-XXX-JPのNeutralized指定が議論されています。

補遺2: 20██/██/██、SCP-XXX-JPが再出現しました。それと同時に、飛行し人間を襲う巨大な頭目類、中国伝承における殭屍に類似した実体の盆踊り大会、自我を持つパンナコッタの洪水等が同時多発的に発生し、██名の民間人が犠牲になりました。財団の早期行動により被害は最低限で食い止められましたが、この事案を以てSCP-XXX-JPの収容体制が改訂されました。以下は、当該事案時録音されていたSCP-XXX-JPの発言です。

「思い出した! 俺はずっとこんな映画を撮ってみたかったんだ!」

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8118の小型収容ロッカー内に現在5つが収容されています。財団収容下にないSCP-XXX-JPを発見した場合は、即座に確保、収容してください。SCP-XXX-JPを用いた実験及びサンプルの採取等は、収容済みのSCP-XXX-JPの数が一定以上確保できるまで凍結されています。

説明: SCP-XXX-JPは封筒です。大きさは8cm×15cmで材質は未知の植物で構成されています。

SCP-XXX-JP-1は人型

文書XXX-JP-1 (解読できた内容はすべて英語で記載されていました)

氏名 [解読不能]

内容

兄さんには
[解読不能]

あなたは

[解読不能]
セルティック号で
[解読不能]

最初の収容以降、財団管轄の潜水艇や船舶などが複数のSCP-XXX-JPを発見し、収容に成功しています。以下は、現在収容されているSCP-XXX-JP及び内部にある文書の内容です。

文書XXX-JP-2 (SCP-XXX-JPと同質の紙に、すべて未知の黒色の塗料で記載されていました)

付記: 内容はすべて未知の言語(イタリア語に類似)で記載されていました

氏名 魔女[解読不能(名前が記載されていると思われる)]様

内容

先日は、人間の足を生やす秘薬を作成していただいたことに、まずは感謝申し上げます。しかしながら、足を生やす上での副作用については、私は情報を入手しておらず、またそちらがそのことを言及していなかったことに対して、わざわざ手紙を送った次第です。

声が枯れてしまうということを事前に知っていた場合は、私は選択をする時間をもらう行動をしていたと思います。つきましては、今回の一件はそちらに過失があるとして、しかるべき法的措置を行使させていただくことをここに宣言します。何か言いたいことがありましたら、直々にそちらから来ていただきたいと思います。 元人魚、現カタリーナより

追伸 おいこのクソババアなんてもの寄越したんだ[以下罵倒と思われる未知の言語の羅列が██行に渡って記載されていました]

文書XXX-JP-3 (SCP-XXX-JPと同質の紙に、すべて未知の黒色の塗料で記載されていました)

付記 内容はすべて未知の言語(日本語に類似)で記載されていました。

氏名[解読不能]

内容

‘‘アイツ‘‘がお前の住んでいる方へ向かったという情報を入手している。お前の種族はまだ人間に発見されていないみたいだが、‘‘アイツ‘‘は手ごわい、俺たちのことを知り尽くしているし、人間に見つかったことがないと油断していた奴らはすぐ‘‘アイツ‘‘に捕まっていった。捕まった奴らはどこかで家畜にされるなんて話も聞く、少なくとも一生海に戻ることはできないだろう、お前に何かあったら、兄弟達は俺が責任をもって面倒を見る。だから安心してお前は旅を続けてくれ、お前の旅に、幸運と出会いを。

[解読不能(名前が記載されていると思われる)]

文書XXX-JP-4 (SCP-XXX-JPと同質の紙に、すべて未知の黒色の塗料で記載されていました)

付記: 内容はすべて未知の言語(ギリシャ語の類似)で記載されていました

氏名 [解読不能]

内容

おお、愛しの[解読不能]、其方は世界一美しい、とてもまぶしくて、まるで[解読不能]の翼のようだ、我が傍に来た暁には、我は其方を大海のような広い心で受け止め、永遠の愛を約束しようではないか。だからさ、もう愛人と会うことはしない控えるから、帰ってきておくれ。

[解読不能]

補遺1: 1970/6/12、日本海の海底(███地点)で新たに発見されたSCP-XXX-JPを当時回収を担当していたエージェント██が誤って損傷させる事件が発生しました。その後エージェント██はその場から消失しました。現在財団はエージェント██の捜索を行っています。

1970/8/3追記 ██県██市にある海岸で、郵政省の制服を着用していたエージェント██を発見、保護しました。エージェント██は発見当初失神しており、発見から5分後に意識が回復しました。エージェント██は消失していた間の記憶に関する質問に対し「郵便配達をさせられていた」と証言しましたが、これ以上の情報を得ることはできませんでした。

補遺2: 1985/9/1、北大西洋の海底3650m地点で新たに1つのSCP-XXX-JPを発見、回収に成功しました。発見されたSCP-XXX-JP内に封入されていた文書の筆跡は、文書SCP-XXX-JP1と同一のものであることが判明しました。以下は、発見されたSCP-XXX-JP内に同封されていた文書の内容です。

文書XXX-JP-5 (木質の洋紙に、黒色のインクで記載されていました)

氏名 エイダ・フローレンス・マードック

内容
我が妻エイダへ

私自身、どうして今手紙を書いているのか、いまいち状況が呑み込めていないが、伝えたかった言葉を伝えるべく、君に死人からの手紙を送る。

君と初めて会った日のことを覚えているだろうか、君は大地に咲く花のような笑顔を見せてくれていたのをよく覚えている。君とは沢山の手紙のやり取りをした。セント・デニーズ教会で見た君の花嫁姿は、私の人生に大きな光を灯してくれた。君がいなければ、私は弱く、情けない男に成り下がっていただろう。そんな私を強くしてくれた君には、感謝してもしきれない、本当にありがとう。
[解読不能(文章は染みで判別できない状態にあり、一部塗りつぶしを行っていることが判明しました]

だからこそ私は、君をおいて逝くことになってしまったのには、多くの後悔が残る、私は君に、とても悲しい思いをさせていたのだろう。約束を守ることができず、本当に申し訳ない。

[解読不能(文章は染みで判別できない状態にあり、一部塗りつぶしを行っていることが判明しました]

君には勇ましく生きていて欲しい。私の知る明るく、笑顔が素敵で、美しいエイダでいてほしい、君は大地に咲く花だと私はいったが、その花が風で倒れてしまう姿を私は見たくない。君の光のような笑顔に雲がかかり、雨が降り続けることを、私は望まない。時には涙をこぼす日もあるだろうが、どうか前を向いて生きていて欲しい。私には願うことしかできないが、どうしても、このことを伝えたかった。

私は君のすべてを誇りに思う。共に歩んでくれたエイダに、幾万もの感謝と慈しみを送る。

永遠の愛をこめて。タイタニック号ウィリアム・マクマスター・マードック一等航海士

追伸 ペグ8や私の両親を時折気にかけてくれると嬉しい

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