中津徹のガラクタ箱(もしくは頭ン中)

記事名:みんなで過ごした夏休み(仮)
クラス:safe→Neutralized

小学校の夏休みのしおり、非破壊性
1990年代生まれの人物が触れると即座に消失する
消失した人物は子供部屋のような空間に移転する
移転した先には子供の姿の人型実体が存在して「一緒に遊ぼうよ」と言ってくる
拒否すると元いた場所に戻ってくるが、承諾するとしばらくの間一緒に遊ぶ事になる
遊びの内容はテレビゲーム(ゲームキューブのスマブラ、マリカーなど)や漫画(主にコロコロコミック)を読む
外で遊ぶ場合は即座に公園や林、プールに移転する
子供部屋の外は晴れている事が多いが、雨が降ったりもする、どうやらある年の天気と対応しているらしい
季節は夏らしく、部屋はクーラーが効いているが、外は暑い

人型実体は、遊ぶ代わりに質問に答えてくれと言うと、素直に承諾する

一回遊び終わるごとにしおりの中身の「三行日記」の欄が埋まってゆく

元々の持ち主は小学生の男の子であり、体が弱く病気がちであった夏休み前最後の登校日の放課後、車で病院に行く途中に交通事故に遭って死んだ(または病気の容体が急変して急死)

数度の実験の後、ある研究員がその事同じクラスであった事が判明、彼を用いて実験したところ、異空間に手彼の肉体は子供(小学六年生時の身体)に戻っていた

また、数度の実験を繰り返すと肌が日に焼けていた(日焼け自体に異常性は無い)

三行日記の欄が8月31日になった際、消失の前に「ありがとう、楽しかったよ、また明日」と言った
その後消失する異常性は無くなったが非破壊性は消えなかった

更にしばらく経ち、研究員が小学校の同窓会に行った際、タイムカプセルを開けるときに異常現象が発生
教師を含む全員が小学校の教室に、小学生のころの肉体で移転する。教室には人型実体が

皆驚くが、人型実体は「みんな久しぶり、元気だった?」という
その後教師に出席を取るように促す
そして、皆と一緒に遊びたかったが身体が弱かったのでなかなかできなかった事、色々な人たちと遊んだ事をいい
最後に「ありがとう、さようなら」と言い消失、その後全員元の場所に戻った

オブジェクトの非破壊性も消え、異常性はすべてなくなったと思われる状態になり、現在は研究員が個人的に所持している

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe→Neutralized

特別収容プロトコル:
SCP-XXX-JPは、現在エージェント西瓜が個人的に所持しています。

旧特別収容プロトコル
SCP-XXX-JPは、現在サイト-8104の小型オブジェクト収容ロッカーに、クリアファイルに挟まれた状態で収容されています。さらなる実験を行う場合は櫻伊博士の許可を得てから、必ず1990年代生まれでない人物が行ってください。

説明:
SCP-XXX-JPはA4サイズの冊子です。表紙には「平成██年 ██小学校 夏休みのしおり」とプリントされています。下部の記名欄には「5年 2組 ██ ██」と記名されています。

1990年代生まれの人物かオブジェクトに触れると、対象は即座に消失しSCP-XXX-JP-1へ移転します。

SCP-XXX-JP-1は主に「子供部屋のようだった」と表現される異常空間です。

補遺:
[]

実験記録XXX - 日付YYYY/MM/DD

対象:
実施方法:
結果:
分析: