SCP草稿

N-utilizationによるSCP報告書草稿

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体を変化させた後に撮影されたSCP-XXX-JP-1

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██内の専用収容室内を一般的なドアと壁によってSCP-XXX-JP-1とSCP-XXX-JP-2を区切る形で収容し、自動的に画像処理の施される監視カメラによって監視します。異常事態、あるいは変化の兆候が見られた際には担当研究主任の指示に従って対処して下さい。SCP-XXX-JPを使用した実験はレベル3以上の担当研究者の認可、監修の下で行われます。あらゆる要因によって個人の接触時間が合計2時間を超えた場合、接触者にはBクラス記憶処理が適用されます。SCP-XXX-JP-3は実験に十分な数のサンプルが存在する為、更なるSCP-XXX-JP-3が発生した場合は原則として終了されます。SCP-XXX-JP-1の性質上、財団指定マニュアルに掲載されたSCPオブジェクトとの接触が不可避である場合SCP-XXX-JP-1は終了されます。

説明: SCP-XXX-JPはダミー人形(SCP-XXX-JP-1に指定)と人種不明の男性(SCP-XXX-JP-2に指定)の総称です。SCP-XXX-JPは自身達が██家の一員であり、血縁関係にあると認識していますが、戸籍は偽造されたものであり、その氏姓は存在しません。

普段、SCP-XXX-JP-1は一般的なダミー人形と同じ組成、構造を持っています(以降この状態をニュートラルとします)。SCP-XXX-JP-1の特異性は人間と接触が可能な存在に視認された場合、即座に観測者の嗜好に好適し、かつコミュニケーションが取れる存在にほぼ完全な形で変化することです。変化の際に認識阻害が発生し、SCP-XXX-JP-1が変化したことを認識するのは困難です。また、人間がSCP-XXX-JP-1と█時間以上接触すると強力な変身願望を抱きます。その後観測者が視認しているかに関わらず、██時間後に観測者の身体が同質量の特異性を持つ物体に変化します(この物体をSCPXXX-JP-3に指定)。SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JP-3に執着を抱いています。しかし観測者がSCP-XXX-JP-3に一部変化する前にBクラス記憶処理を行うことでその影響を十分に軽減させ、変化を防ぐことが可能です。

SCP-XXX-JP-2は現在財団の収容に積極的な姿勢を示しています。その特異性は顔立ちや身長など共通の特徴を持ったまま、任意でSCP-XXX-JP-2自身の姿を様々な人種や民族に遺伝的かつ文化的に変異させることです。現在は意識的な変異を繰り返しており、その姿と文化的に対応する衣服や装飾品を要求します。加えてSCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1を現在判明していない伝達手段によって強制的にニュートラルにすることができ、またニュートラルのSCP-XXX-JP-1と高次的接触が可能であると自称しています。またSCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1との長時間接触による影響を受けていません。

SCP-XXX-JP-3は形状が維持されている限り特異性を持たないダミー人形です。ただし目視が可能な程度の損傷を負うと脱落部は人体に相当する部位と同質量、同形質の物体に変化します。この特異性はSCP-XXX-JP-3にのみ見られ、またコミュニケーションや人体の復元には成功していません。

発見、確保された当時SCP-XXX-JPは居住者のいなかった家屋に個人的な契約を交わす形で生活してました。周辺住民にはカバーストーリー"引越し"を適用し、SCP-XXX-JPと接触の多かった住民を半年程度観察しました。周辺住民はSCP-XXX-JP-3に変化しておらず、これに対してSCP-XXX-JP-2は自身の処置に依るものだと述べています。

補遺