アイテム番号: SCP-×××-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル:SCP-×××-JPが出現してから発見に至るまでに経過した時間のため、SCP-×××-JPを完全に撲滅することは現段階において不可能です。SCP-×××-JPの出現が確認され次第、なんかええ感じに特殊部隊でその近辺の小中高で道徳セミナーと称して記憶処理の効果を含んだ映像を見せてください。発症が確認されたのが成人以上の人間であってもとりあえず小中高生には絶対見せてください。財団のフィールド職員は、思春期の子供たちがよく入り浸るようなにちゃんみたいなサイトでSCP-×××-JPが見える~みたいな事が言われてないか出現を監視してください。
説明:
SCP-×××-JPは、思春期の、特にモラトリアムを終了していない少年少女の間でのみ出現する知的生命物体です。精神的に子供っぽいな~って思うような言動の大人(モラトリアム終わってない人)のところにも出現することがあります。感染者によると人238.7mmから228.9mm程の大きさであり(人間の頭部くらい)中心部に20本の歯が付いた口があるらしいよ。あと光を反射しないらしくて真っ黒っぽい。感染者の思考を完全に読み取って感染者の思考全てに肯定します。感染者はその肯定に中毒性を感じその肯定に依存し、その肯定なしには生きていけなくなってしまうよ。そこまで依存し、自分で依存に気付くとSCP-×××-JPは感染者の頭部の実を捕食します。そして分裂!一人感染するごとに一つSCP-×××-JPはふえていきます。ちなみに記憶処理をすることで感染者はSCP-×××-JPから一定期間開放されます。その期間にモラトリアムを終了、つまり精神的に大人にならない限りまた感染します。
一番最初の「それ」は『肯定されたいがために歪んだもの』で、犠牲者はそれの餌となって同類とされる感じ
入れたいネタ
・日本の年間不審死の死者数は15万人。このうちの何万人かはSCP-×××-JPのせい。(だからKeter)
・SCP-×××-JPは認識されなければ存在維持できずに死ぬので感染者が出た周辺の小中高で記憶処理を行えば犠牲者は一人ですむね
・つまり中高生が成熟した精神を持てばいい
・思春期の学校の生徒に集会で「道徳の授業」を行うのはその記憶処理。
対象: [SCP-×××-JPに感染した後記憶処理と道徳教育で感染がなくなったDクラス]
インタビュアー: [██博士]
<録音開始>
██博士: [SCP-×××-JPに感染していた期間の自分についてどう思う?]
D-3156: [未熟だった。悔いている。]
██博士: [もういちど観戦できるとしたら感染したいですか?]
D-3156: [二度としたくない、その姿を見ただけで発狂してしまいそうだ]
██博士: [そうですか、では他の感染者、死んでしまった人たちのことはどう思いますか]
D-3156: [……]
██博士: [どう思いますか?]
D-3156: [あいつらはガキなんだよ]
██博士: [そうですか。ありがとうございます。]
D-3156: [うわ、おい、お前は]
██博士: [どうしましたか?]
D-3156: [な、何でお前がここにいる、こっちに来るな!]
██博士: [貴方には何が見えていますか?]
D-3156: [あいつが、俺を!俺を[悲鳴]食べようとしている![悲鳴] ]
<録音終了>
終了報告書:
Dクラスの頭部が消失して終わりました。
記憶処理と道徳教義で成熟したDクラスにインタビュー
SCP-×××-JPが未成熟精神判定して帰ってきてDクラスが悲鳴を上げて終わる(食われる)
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アイテム番号: SCP-909-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:-オブジェクトの影響範囲である1㎞圏内は常に封鎖されなければなりません。近隣住民の避難や立ち入りを禁ずるためにカバーストーリー「放射能汚染地帯」を適用してください。-施行された作戦により異常性の影響範囲を半径3m1の円までに収めることに成功しました、またオブジェクトの異常性が発揮されなくなったため以前のプロトコルは全て棄却されます。
また、SCP-909-JPが枯死しないように、影響範囲内の砂漠化がある程度進行した時点で必ず肥料や水分の補充を行ってください。その際、範囲内にゴミなどが落ちている場合は速やかに除去してください。
原則として全ての調査、維持はDクラスを用いてください。
説明: SCP-909-JPは███市に位置する公園内の広場だった地点に生育するソメイヨシノ(Prunus × yedoensis)です。いついかなる状況であっても常に開花しており、これは落葉しているときであっても変わりません。
SCP-909-JPの異常性は、SCP-909-JPを中心とした円状の範囲内に分布するある特定の物品の転移を引き起こすことです。転移させる物品の大きさなどに制限があるかは不明です。不定期に発生する異常性の対象となった物体は効果範囲付近の地下に転移し、それを覆うように根が成長します。この広がった根がSCP-909-JPの効果範囲であり、根が成長することによって拡大されていきます。現在の効果範囲は半径20m500m—3mの円です。
SCP-909-JPは、公園に遊びに行った児童が次々に失踪するという事件を受け警察が捜査したところ、防犯カメラの前で忽然と児童の玩具なども含めて一切の痕跡を残さず消失した映像が回収され、連絡を受けたエージェントが調査し発見されました。
この際に地面から頭の先端部分のみ露出した児童の窒息死体が発見されたため、電磁波の反響を用いた地下の埋蔵物の観測によりSCP-909-JPの異常性は物体を消失させることではなく、物体を転移させることであると判明しました
また、この範囲内では先述した失踪事件の多発のみならず民間人の栄養失調や脱水症状による死亡が相次いでいます。これはSCP-909-JPが生育するために必要な栄養分や水分を異常性によって吸い上げていると推察され、この点から長期に渡る影響範囲内の滞在は推奨されません。