Mukunokoromo
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: サイト内の物品用ロッカーに収納されます。金属ケースにて保管し、運搬、実験等で取り出す際は手袋を着用し、直接的接触を避けて下さい。又、SCP-XXX-JPによって生成されたSCP-XXX-JP-1はすべて廃棄してください。当オブジェクトが関与していた宗教団体が残存しています。管理強化の為、追加の実験を行うことは現在禁止されています。

説明: SCP-XXX-JPはB5版の書籍です。装丁は革張りの古い洋書になっています。内部は日記となっており、直接接触することで異常性を発揮します。接触した人間は当日から1年以内にかけて全身の皮膚が白化、のちに硬化し最終的には彫像のような形で固定されます。SCP-XXX-JPとの接触時間が硬化までの時間に影響を及ぼします。接触開始から20時間ほど接触させることで、完全な大理石の彫像へと変化します。接触を中断した場合、個人差はあるものの一年以内に完全に固まります。変化する期間に関しては個人差が大きく出ており、固定された人物と見られるSCP-XXX-JP-1が現在17体、確認されていました。SCP-XXX-JP-1は重要性が低いと思われ、保管場所の問題から廃棄されました。
SCP-XXX-JPはカルト教団の教祖が使用しており、SCP-XXX-JPによって生成されたSCP-XXX-JP-1を殉教者として飾っていました。彫像と化すまでの過程を呪いとして集金に用いており、財団の関心を引き、収容されました。

実験記録001- 200█/██/██

対象:Dクラス職員2名
実施方法:Dクラス職員1名を拘束。拘束されたDクラス職員の手に、自由なDクラス職員が手袋を使用、押し付ける。
時間経過による観察のため、全身が完全に硬化するまで観察を続ける。
結果:接触させてから数十秒で全身の皮膚が白化。
完全に硬化し彫像となるまで20時間ほどかかった。
途中、Dクラス職員に直接触らせて確認したが、滑らかな石像のような質感と述べる。
完全に硬化する30分ほど前まで普通に会話ができ、痛みも特にないと述べていた。完全硬化の30分ほど前、全身に急にひび割れが発生。ひどく暴れだし、身をよじり苦悶の表情で固まる。**
分析: 人に直接接触させることで、彫像に代わるのは間違いないようだ。手袋程度で防げており、宗教団体において用いられていたことからも管理はしやすい模様。

実験記録X002 - 200█/██/██

対象: Dクラス職員1名
実施方法: Dクラス職員1名に全身が白化するまで接触。その後、硬化するまで経過観察
結果: 8か月で全身の硬化を確認。硬化する前日に眠り、そのまま硬化。
分析: 一度触ったら最終的には白化する模様。硬化が急激でないならば苦痛はないようだ。

SCP-XXX-JP-1はカルト教団にて祀られていましたが、財団による調査の結果、大理石の成分と完全に同一のものと確認されました。
SCP-XXX-JP自体は初代教祖と見られる人物の日記となっており、以下にその内容を抜粋します。

補遺:当オブジェクトの成立過程を調べる為、カルト教団の教祖の墓、関係者及び遺品を調査しましたが他に異常性は確認できませんでした。