サンドボックス
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、財団所有の無人島に建設された、サイト81██内の低脅威度物品保管倉庫に収容されています。サイト81██敷地内の海岸沿いがSCP-XXX-JP-Aに選出されるよう、120m四方を平面に均し、木や岩、小屋等を人為的に配置し、1ヶ月毎に点検を行い、必要に応じて再配置を行ってください。SCP-XXX-JP-Bとの接触を目的とした実験は、セキュリティクリアランスレベル4の職員2名の許可を得た上で行ってください。
未回収のSCP-XXX-JPが発見された場合は即座に回収し、必要に応じて適切な記憶処理を施し、カバーストーリー「開発陣の遊び心」を適用してください。

説明: SCP-XXX-JPは、日本のゲーム会社████が作成した、砂遊びをテーマにした子供向けの「████ ███」というタイトルのアーケードゲームです。横100cm、縦60cmの枠内に専用の砂が敷き詰められおり、砂の高さや形に応じて、海や山、動植物、天気等がプロジェクションマッピングで映し出されます。100円硬貨を投入すると「█████モード」と「すなあそびモード」の選択肢がモニターに表示され、後者を選択すると、ゲームの説明動画が1分間映し出された後で、砂の形に応じたプロジェクションマッピングが3分間行われます。
SCP-XXX-JPの異常性は、説明動画が始まってから終わるまでの間に被験者が砂に接触し、過去に訪れたことのある日本国内の海岸(以下、SCP-XXX-JP-A)を100分の1サイズで再現した場合に発現します。SCP-XXX-JPは実際のSCP-XXX-JP-Aと部分的に違う風景を砂に映しますが、被験者は「過去に訪れた海岸である」と強く認識し、訪れた時の記憶を鮮明に思い出すことができます。ごく稀に、プロジェクションマッピングが行われると同時に、1~2cmの人型実体(以下、SCP-XXX-JP-B)が3体以上出現します。SCP-XXX-JP-Bは投影された海岸に実際にいるように振る舞います。被験者がSCP-XXX-JP-Bに触れようとすると逃走しますが、砂を敷き詰めた枠内からは出ることができません。その為、捕獲する事は容易でが、その時点でSCP-XXX-JP-Bは活動を停止させ、ゲーム終了後に消失します。実験によりSCP-XXX-JP-B実体が出現した事例は、現段階では1件のみであり、SCP-XXX-JP-Bの出現条件の特定が研究の主眼となっています。
SCP-XXX-JPはインターネット上の「海岸で遊んだことを鮮明に思い出せる良ゲーム」「特定の条件で説明に無い動く人形が出現するゲーム」という書き込みを元に調査が行われ、収容に繋がりました。財団がSCP-XXX-JPの製造元の調査した結果、販売開始直後に開発チームのリーダー████が失踪していることが判明し、現在行方を捜索中です。その他の開発チームのメンバーから事情聴取を行いましたが、有益な情報は得られなかったため、Bクラス記憶処理を施し、解放されました。