Moranbon
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SCP-XXX-JP 20██/06/22撮影

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 職員は対象物をサイト-8104の2m×2m×1mの木製の箱の中に折りたたんだ状態で保管し,一人の管理者をつけてください。
もし実験を行うためにSCP-XXX-JPを使用する場合使用者は管理官より使用許可証を受諾してください。

説明: SCP-XXX-JPは日本国山梨県██村にある解体作業中の廃屋にて通常のかけふとんと同じ状態で保管されているのを財団職員によって収容されました。SCP-XXX-JPは通常状態では一般的なふとんと外見的・機能的に差異は見受けられません。SCP-XXX-JPは発見当時廃屋が相当の年月が経過しているように見えるにもかかわらず新品同様の状態を保っていました。
またSCP-XXX-JPは被験者がSCP-XXX-JPを利用した時に反応します。その反応は被験者の『おもい』の強さ及び種類によってSCP-XXX-JPが色と重量を変えることであることが実験によって確認されています。

実験記録001 - 日付20██/04/05

対象: 25歳 女性 (現在は両親と同居していて、親密な関係にあります。)

実施方法: 対象にSCP-XXX-JPを使用させる。

結果: SCP-XXX-JPはトキ色に変色し重量が通常状態から32%減少しました。

分析: SCP-XXX-JPは対象が利用することで変色し重量が減少するのではないでしょうか。

実験記録024- 日付20██/12/24

対象: 10~50代 男女各10名ずつ (対象の半数には興奮作用を持つ薬物█████を服用してから1時間後に実験を行うものとします。また半数にはダウン系薬物███を使用その後の処置は同様に行います)

実施方法: 対象にそれぞれSCP-XXX-JPを使用させる。

結果: SCP-XXX-JPは赤く変色し重量が倍に増えました。

分析: SCP-XXX-JPは対象の感情の高ぶりに反応するのではないでしょうか。

実験記録020- 日付20██/2/14

対象: 36歳 男性 (4日間の不眠によって極度の疲労状態にあるようです。)

実施方法: 対象にSCP-XXX-JPを使用させる。

結果: 観察室から色の変化を確認することは出来ませんでしたが重量が通常状態の200倍となり対象は圧死しました。

分析: SCP-XXX-JPは思いの強さによって重量が変化するのではないでしょうか。

補遺01: 実験020終了後財団職員が保管作業を行なっている際,目視によって微小の色の変化が認められましたので研究班による識別検査が行われ判定結果はcolor=number-████の『疲労の色』でした。