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リサコン企画、Azalea-000Azalea-000様元ネタ、「どうか安らかに」
想定タグ:scp-jp safe 医療 人工 リサイクル2019

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは低危険度物品収容室に保管されます。

説明: SCP-XXXX-JPは医療用ベッドです。██████株式会社が製造販売している製品と酷似していますが、SCP-XXXX-JP本体に印字されている製造販売者名は███会となっています。

SCP-XXXX-JPの異常性はSCP-XXXX-JPの上で人間が一人のみ仰臥位の姿勢となり、かつ第三者がその人間(以下、SCP-XXXX-JP-1)に対して「おやすみなさい」と発声した時に発現1します。異常性が発現した場合、SCP-XXXX-JP-1は死亡します。SCP-XXXX-JP-1には心拍及び呼吸の停止、瞳孔散大、対光反射の消失2が即座に確認されますが、脳波のみが消失することなく観測が可能です。この状態の脳には酸素及び栄養素の供給が無いにも関わらず神経細胞の損傷は確認されず、腐敗もしません。一方で物理的あるいは燃焼によって損傷させる事は可能です。

SCP-XXXX-JPは███県██市に存在する████病院で発見されました。当時緩和ケア病棟に入院していた患者の間で「院長先生にお願いすると薬も使わず楽に死なせてくれる」という噂が流れており、これがMRに偽装し出入りしていたエージェントによって報告されました。財団の調査の結果、当時院長であった█████氏の主導によってSCP-XXXX-JPを用いた延命治療の停止が行われていた事が判明し、収容に至りました。カバーストーリーとして「独断での保険適用外治療による死亡事故」が流布され、██氏はCクラス記憶処理の後、新たな記憶と戸籍を用意した上で解放される予定です。

今後の実験の可否については倫理委員会での協議により決定されます。暫定処置として、更なる実験申請及びSCP-XXXX-JP-1の終了措置は凍結されます。