ここもなんとかせねば
公式設定でもないし非公式設定でもない駄洒落botのような諸々
「水野1号です」 「水野2号です」 「水野3号です」 「水野4号です、4人集まると消えま ふぁいやー!
水野「あそこに唐揚げがありますよね」 串間「ありませんけど」 水野「あれを私が食べなければ」 串間「食べたんですか」
いくら作
対象:水野研究員 撮影された行動:はにかみながらピースしている
撮影結果:晴れた日の公園でココアを飲んでいる。
写っている水野研究員は濡れていない。
#欲望カメラを日本支部職員に使ったら
+くしましょち
mizunobotを財団的二次創作に置き換えると
水野研究員が生類的なSCPに暴露して死亡した結果発生した水野研究員のクローンを
事態に責任を感じた差前が再生させて娘として育ててる感じかなだめだね犯罪っぽいね
なんとなく好きそうだと思った。大和博士にできそこない呼ばわりとかさせよう。
あぁ~良い…大和博士の遣る瀬無い感じ堪らん…
でもことあるごとに顔を出してつっかかるんでしょう
口うるさい舅のようだ…
かわいそうだからムズノは私がもらっていこう
嫌な予感しかしないので託児所で預かります
やだームズノは調教して助手にするー
前原「水野は煙草吸わないよね?」
水野「白鳥なんですよー」
前原「あん?」
水野「あの、ほら、スワン」
前原「…」
SCP-978での実験の結果、青空の下、麦わら帽子に白ワンピース姿で微笑む水野研究員が記録されました。
水野大和はあまり特徴のない水野研究員のわりと大きめの要素になってる
水野「昨日家で気分悪くって、台所用漂白剤みたいだったんですよー」
諸知「塩素系の洗剤に酸性タイプの洗剤が混ざりでも?
塩素ガスが発生して気分が悪いぐらいですんだなら幸運ですよ。
適切な措置はされたんですか?」
水野「えーといえほら、キッチンハイター」
諸知「ですから」
+いくらくしまくま
水串ときいて
なんか僕の頭の中の水串、どのシチュエーションも場所が居酒屋なんだけど
爛れている
日本酒ガバガバのんでずっと笑ってる水野ん
水野研究員は無知無邪気系誘い受けの可能星を秘めているため注意が必要です
水野パンチは保水力
水野「秘事初めの略なのでは」
mizuno「そうかも。やらしい」
水野「紅白以外にも歌合戦があったりするんでしょうか」
mizuno「黒白歌合戦とか」
水野「告白歌合戦?」
mizunobot「酷薄歌合戦」
水野「クリスマスのケーキ…あのきりかぶみたいなの」
水野「フィッシュアンドノエル」
水野「近い」
大和「一人で何を言っているんだ」
大和「君はいつも何かしら食べているが、好物とかは無いのかね」
水野「そうですね…ごはんとかパンとか」
大和「それはまた色気の無い」
水野「…ほら、漢字だと淡水の化物になるじゃないですか。ちょっと私に似てるなって」
大和「…炭水化物のたんは炭だ」
水野「…」
大和「…」
水野「大和さんは休日に旅行とかされないんですか?」
大和「ふん、わざわざ混雑する時分に人混みに揉まれて浮かれ騒ぐ輩の気が知れんね」
水野「えー、いいじゃないですか、旅の恥はナマステって言いますし」
大和「インド限定じゃないか」
さっきのは駄洒落部分はともかく水野が大和の休日の予定を、
大和が水野の好物をさり気なく聞き出そうとしているようにも読めるかもしれない
諸知「へえ、手作りにするのかい」
水野「ええまあ…」
大和「おや、水野くんが何か創造的な事を行うとは驚きだね。一体…」
水野「…」
諸知「怒らせたね」
大和「何故に」
翌日
水野つ【栗栗栗栗栗栗栗栗】
大和「マロングラッセ…これを?私に?」
水野「栗が8つでクリエイトです」
虎屋作
大和「今日もお肌がきれいだねぇフロイライン。ストレスなんか微塵もないんじゃないかい?」
水野「えー、そんなことないですよー。最近野菜が高くって、買い物のたびにストレスたまってますよー」
大和「…勘の鈍い娘は嫌いだよ」
水野「?」
その日大和は、野菜に腹を貫かれて死んだ
大和「やあフロイライン、今日も1人でご飯を食べているのかい」
水野「いえー、いつもは同僚となんですけど、今日はちょっとタイミング合わなくて。あ、大和さん、いっしょに食べます?」
大和「…勘の鈍い娘は嫌いだよ」
水野「?」
その日大和は、毒を盛られて死んだ。
大和「おやフロイライン、なんて顔してるんだい、いつもよりさらにヒューム値が低下してるようだよ」
水野「あ、大和さん…同期が…その…」
大和「…またにする」
水野「…」
その日大和は、同僚に撃たれて死んだ。
大和「Kクラスシナリオ…財団も頑張ったが、人類もついに終わりか」
水野「大和さん」
大和「まだ生きていたのか、フロイライン。お互いツイてないな。」
水野「…」
大和「…」
水野「…手、つなぎましょうか」
大和「…勘の鋭い娘は嫌いだよ」
その日、世界は死んだ。
世界の死の淵において、大和は考えた。
自分が今日まで生かされたのは
生きるのをやめることを許されなかったのは
この時のためだったのかもな
なあ
フロイライン
人類が消え
新たな支配種が現れ
それもまた消え
大陸の形が変わった頃
1人の男がつぶやいた。
「なんだ、違ったのか」
おにくい
最高に萌える水野研究員のしぐさ
Tips 1. 『水槽で群れをなしている水野研究員の一匹が板前に持ち上げられる。』
しょち
ぴゃっぴゃっぴゃっぴゃっ。
仔猫の鳴き声のような、甲高い音を立てて幼生のミズノが泳ぎ回っている。ようよう言葉を覚えましてね。お聞きになりますか。出来るものかね。はい。数分なら水槽から引き揚げても大丈夫ですから。そう言って諸知は私の掌に雌のミズノを一体載せた。ぴゃ、みゃ、みゃあ。
「みゃあ。みゃあ。こんにちは。こんにちは。すき。すき。」良く肥えた掌の丘に全身を擦り付けるように、ミズノが身をくねらせている。よく動くね。やはり幼生には空気は毒じゃないのかい。いえ。これは大和博士を気に入っているのですよ。ふむ。不意に、この小さないきものを害してみたくなった。
「みゃあ。いたい。いたい。すき。いたい。すき。すき。」頸部から未発達の四肢を覆っている鱗を幾らか千切ると、ミズノは青色の血を流しながら縮こまってしまった。あゝあゝ。弁償するとも。結構です。いずれ剥がすものでしたから。でもこどもで遊ぶのはこれっきりにしてもらいますよ。私は、
「私は、」言いかけ、白昼夢を見ていたことに気づく。前で仕事をしていた部下が振り向いたが、手振りで戻るよう指示した。夢、全ては夢だろう。そう思いながらも、向き直った部下、水野のうなじにある引き攣れた痕を大和はじっと見つめていた。
くしま
西塔「真のブルーがどちらか…確かめる時が来たってか」水野「オペレーターとして貴女たちと共に居たかった…でも大和博士が教えてくれたんです。私は目を覚ましてしまった」「御託は良い!私は正直帰って早く寝たい!」「帰しませんよ。いいえ…貴女は帰れない(足元から水分が上昇し集約し始める)」
+しょち
じゅわじゅわじゅわじゅわ じゅわじゅわ じゅじゅわ
ぼくらはからあげげんきだぞ
カロリーなんかにまけないぞ
本当かね、と大和は水野の腹を抓んだ。
「ふむ、まあ、少なくとも負けてはいないな。うむ、抱くならこれぐらいが好みの紳士諸君も多いのでは、」
からりと揚げられたドイツ人の死体は、食堂にしばらく飾られていたという。
「で、君は皆が出かけているというのに、一人で自室にこもっているわけだ」
「こんなに天気がいい日なのに、邪魔しちゃ悪いじゃないですか。それに一人じゃないですよ」
「…まったく、社交性がない事この上ないな」
これは彼女への言葉だろうか、それとも自嘲の独白だろうか?
「言いますね」
するりと彼女は席を立ち、窓のブラインドを下げた。まだまだ明るい午後の日差しが細切れになる。
「どうです、なかなかのものでしょう」
薄い明かりの逆光で、彼女の見えない口が笑った。
「…それは社交性ではなく遮光性だな」
薄暗くなった部屋で、彼も唇を歪ませた。
「海を持ってきてください」
「…突然、無茶をいうね」
あまりに突拍子の無い発言に、上手く反応を返せなかった。
普段はろくな冗談も言えない子だというのに、無意識なのかそうでないのか、
たまに思考が吹き飛んだような事を言い出す。
「ほら、私外出すると、晴れの日を狙ってもいつも天気予報が外れちゃうんですよ。
もしそれでいざ海にいって雨になったら、なんだか他の人たちに罪悪感を感じちゃうじゃないですか?」
「実に難儀かつ迷惑な体質だな」
「ちがいますよぉ、ただの偶然です」
「それなら、最初から雨の日に行けばいい。なに君なら普段とそう変わらんだろう」
「言うと思いました、絶対寒いじゃないですか。相変わらずいじわるですねぇ」
言葉とは裏腹に、何がおかしいのか楽しそうな声が返る。
「だから、海の方を持ってきてくれればいいんです」
「なんにせよ、私達ほど海が似合わん組み合わせもあるまいよ…」
「そういえば、君に殺されたことはなかったな」
波に揺られ、周囲の水平線を見渡しながらポツリとつぶやく。
何かのバグ的なものだろうと思っていた。
殺される気づかいをしない話相手も悪くないと思っていたんだが。
彼は殆どの人間にとって、鼻持ちならない存在だった。
目にしただけでも嫌悪をもたらし、口を開けば不快を煽る。
理性ある者は、そうできる場合には彼を無視した。
話をしなければならない場合は罵倒し、多くの場合は殴打で会話を終えた。
他人の目を気にせず、理性の閾値を超え、たまたま凶器となるものを持っている状況下では
他者は容赦なく彼を殺した。
ほぼ毎日、彼は命を落としていた。
それでも彼はまったく懲りずに人前に姿を現し、嘲り、皮肉り、そして死んだ。
彼はそういうものだった。
「いまの総人口は…3万人と言ったところか。まだわりと足掻いているようだ」
そうつぶやくうちにも、彼の知覚はその数がみるみる減っていくのを感じている。
役割を果たしに死んでもいいが、その必要もなさそうだ。
彼はいつからかある「仕組み」の一部であり、そのセンサーでもあった。
彼が他者に殺されるとすぐ、その仕組みは彼を蘇らせた。
最も近くにいる人間のそばで。そして彼は毎日のように殺され続けた。
過去に、いや過去でも未来でもないいつか。
彼が死なない日々が続いた事があった。
その「仕組み」は、天地創造の期間が過ぎても、彼が死んでいないことを知った。
それは彼を殺す人間が一人もいなくなったことを告げていた。
その「仕組み」は世界の歯車のギアを掛け変え、逆回しをし、裏返した。
そしてまた彼と、彼を殺す人々は元通りになり、変わらず彼は殺され続けた。
太陽は水平線から無為に昇り、また沈んでいった。
風はなく、見渡す限りの海が凪いでいた。
少し以前から彼には、他者を感じることが出来なくなっていた。
「…つまりは今しばらくの間、君と私は二人きりというわけだ」
小舟の上で、日と塩に焼かれた顔を歪める。
軽く風がたち、小舟がふわりと揺れた。彼は何処からか笑われたように感じた。
数刻後、雨が降り出した。
これを装着して性交すると確実に相手が妊娠します。
性的に未成熟でも男性でも別種でも障子でも。
装着した男性の遺伝子はどうしようかな。なくてもいいかも。完全な相手側のクローンとか?
あってもいいけれど。
装着したまま自慰して果てるとコンドーム自体が増える。
現在未使用24個。
増えたのは6個。
DVをかいくぐるにはどうしたらいいのか。
こんなの描いたの全然覚えてない…
てんぷれ
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid Keter Anomalous Neutralized
特別収容プロトコル:
説明:
補遺:
事例番号 | 発生日時 | 概要 | 捕捉 |
---|---|---|---|
事件記録 | 20██/8/21 | あああああ | あああああ |
事件記録 | 20██/8/21 | あああああ | あああああ |
事件記録 | 20██/8/21 | あああああ | あああああ |
事件記録 | 20██/8/21 | あああああ | あああああ |
事件記録 | 20██/8/21 | あああああ | あああああ |
事件記録 | 20██/8/21 | あああああ | あああああ |
タイプは Euclid なのよ 気をつけなさい
担当になったなら つつしみなさい
safeの世話していても もし間違えば
Keterが牙をむく そういうものよ
このSkipだけは 大丈夫だなんて
うっかり 信じたら
駄目 駄目 あー駄目駄目よ
S・C・P!(手拍子) S・C・P!(手拍子)
ほらほら 収容違反
今日もまた 何処か サイトのピンチ
うんざりするよな処置に ついていけない
そんな気になるけれど 考えなさい
瞼をとじたら負けよ よそ見をしたら
何もかもおしまいよ そういうものよ
モントーク処置 するとこみたいとか
ぼんやりきいてたら
駄目 駄目 あー駄目駄目よ
S・C・P!(手拍子) S・C・P!(手拍子)
ほらほら 収容違反
今日もまた 何処か 世界のピンチ
☆今日もいつもの収容違反
アタマがいたくなっちゃうよ
いつもの財団のいつものサイト
世界は今日も元気だね
★収容 収容 収容 収容 収容違反♪
今日もいつもの収容違反
keterがお外に出ちゃったよ
たくさん手順(プロトコル)はあるのに
taleじゃちっとも働かない
☆☆☆SCiPが わたしをなやませる
要注意団体が 困らせる
職員 たちまで暴れてる
わたし達 道理を求めてる
☆☆ああ 空がこんなに青い理由(わけ)
深海で書記が見つかる理由(わけ)
太陽に色々投げ込む理由(わけ)
どうしてこんなにタウミエル
★くりかえし
☆くりかえし
☆☆☆くりかえし
☆☆くりかえし
★くりかえし
☆☆☆くりかえし
☆☆くりかえし×2
★くりかえし
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPが活性化する████亭は現在フロント企業である████社、████社の福利厚生施設として偽装されています。
月末最終日の前日~翌月1日は実験に使用する以外でのSCP-XXX-JP-2への立ち入りは禁止されています。SCP-XXX-JP内は
実験を行う際は最終日に限らず、被験者以外の職員は防護服を着用の上で実験を行ってください。
SCP-XXX-JPは、静岡県████市にて営業していた民間宿泊施設████亭内にある入浴施設、及びそこから排出される液体です。これには循環浴槽男女各2槽、洗い場内のすべてのシャワー・カラン、男湯、女湯にまたがる源泉掛け流しの露天風呂が含まれます。
SCP-XXX-JPは正確に毎月末日の0時~24時の間活性化します。
通常時は湧出温度97.2度、毎分湧出量12,000Lの硫酸塩温泉で、ほぼ無色透明のお湯が排出されますが、活性化時には浴槽内、給湯されるお湯の全てが透明なオレンジ色がかった状態のSCP-XXX-JP-1へと変化します。浴槽にお湯が張られていない場合、給湯・水道元栓、排水口の状態などに関わらず浴槽から湧き出し、25分以内に満水状態となり、24時までその状態を維持します。活性状態が終わったお湯は異常性を失い、排水口が空いている場合はそのまま排水されます。
尚、給水、給湯源は地下1100mからくみ上げている温泉、及び水道水であり、同じ条件の████亭内の厨房等からの給水や他の近隣の宿、住宅には現在まで影響がみられたという報告はありません。
SCP-XXX-JP-1に影響を受けた人間は、時間に関わらず軽い湯あたりのような症状を訴えます。これには不快感はなく、ごく軽い酩酊状態の様相を示し、心身の疲れが癒されたという感想もありました。この状態は最後にSCP-XXX-JP-1に影響を受けた時間から、正確に二週間後に現れます。
SCP-XXX-JP-2
実験・靴を履いて蒸気のみに影響されたDクラス、カランで全身を洗ったのみのDクラス、浴槽に足のみ浸かったDクラス、体を洗い全身を湯船につかったDクラス。
最初、影響されず。2人目、通常通り全身が変化。3人目、足先のみの変化に留まる。4人目、通常通り変化。
サウナは問題ないらしい
SCP-XXX-JP-1は200█年8月31日、███████大学の温泉同好会サークルの男子学生4名、女子学生2名が暴露し、9月7日、大学キャンパス内の部室棟にて一斉にSCP-XXX-JP-2へと変化しました。
活性化する
説明:
補遺:
名前: 水野 遍
セキュリティレベル:2、ところにより3
職務:超常現象記録整理、サイト-81██の過去書類保管庫発掘管理。婚活。雨天時のフィールド任務。
所在:サイト-81██、雨天時の屋外
人物:通常、水野研究員の目はソバージュのかかった黒髪に隠れて見えません。
彼女は外出している姿は雨天時のみ見受けられるため、雨女、ミズ・ぐしょぬれ等呼ばれることがありますが、これは彼女が幼少期の████事件に伴う、深刻な日光アレルギーを抱えているためです。
そのため、財団から晴天時の外出が厳しく制限されているという事実はありません。適切な装備をしていれば外出も可能です。
また、彼女は同事件による極度の発汗異常症も併発していますが、財団の職務には支障がないと判断されています。
尚、適切な装備をしない状態で日光を浴びた場合[編集済み]
管理官の許可によりサイト-81██内へ一角への居住が認められており、フィールドでの任務がない場合には一日の大半をサイト-81██の書類保管庫での発掘作業に勤しんでいます。
彼女の特異な才能として、湿った書物・文書・書類の中身を触らずして把握できるという能力が挙げられます。サイト-81██書類保管庫はSCP-███-JPの脱走時水没しているため、彼女の管轄
稀にフィールドでの任務に駆り出されることがあり、その際に必要な場合はセキュリティレベル3が与えられます。
水野研究員について
・いや書庫の下の部屋で雨漏りが起こるっておかしいだろこっちは2階で書庫は3階だぞ!?」 - エージェント・██-
研究室の移動は却下、管理部に雨漏り対策を申請して下さい。
・エージェント:冬場は加湿器いらずでいいけど、夏場は厳しいね
・エージェント:雨の日に会ったら突然顔を真っ赤にして逃げ去ったので何かと思ったら道端にエロ本が落ちていました。後で見たら無くなっていたけど…
・エージェント:容姿はともかくとして、本当に水が滴ってる人を初めて見ました。
・もらったおせんべいがことごとくぬれせんべいになっています。
朝刊で見た天気予報では確かに降水確率0%だったのに、水野さんに会って帰ってから見直したら80%になってたんですけど…
・前年度での27歳以後、年齢情報が更新されていません。ちゃんと修正してください。
アイテム番号: SCP-XXX-JP(減量者)
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル:
SCP-XXX-JPは8m×8m×10mの厚さ1mの鉄筋コンクリート壁で囲まれた専用収容セルに収容されています。
天井部に2台の自然風を利用した空調換気システムを設置し、部屋の四隅に設置された排水溝下1mに、それぞれ200Lの容量のグリーストラップが設置されています。グリーストラップ先の配管は貯蔵タンクにそれぞれの機器は上階、地下階からのメンテナンス、清掃が可能ですが、排水溝部分及び室内の吸気口には入室しての定期的な清掃が必要です。
メンテナンスはSCP-XXX-JP不活性化後10分以内に、指定の静電服及び有毒マスクを装備したDクラス職員2名に行わせてください。同様の装備と麻酔銃を携帯した警備員1名が立ち会います。この装備はSCP-XXX-JPに対処するものではありません。作業開始から20分を経過した際は、作業途中でも退室してください。
セル内への入室は火器及び発火装置を伴う器具、申請を受けていない電子機器の持ち込みは厳禁です。
説明:
SCP-XXX-JPは身長3.62m程度のヒューマノイドです。体重は最少時152kgから710kgの記録があります。SCP-XXX-JPの体温は常に80℃を超えています。
肌は赤褐色で一切の体毛はありません。上下の顎から2本の犬歯が外に張り出しています。虹彩は白濁していますが視覚への影響はないようです。SCP-XXX-JPの性別を判断する外的特徴はありません。
これまでSCP-XXX-JPが飲食物を口にしたことはなく、また意思の疎通にも成功したことはありません。
通常時、SCP-XXX-JPは常に収容セル内を動き回っており、静止することはありません。これまでに不規則なセル内の走行や壁への殴打、体当たり、ジャンプの他にドラミング、シャドーボクシングやヒンズースクワット、反復横跳び、バーピー運動のような行動も観測されています。
SCP-XXX-JPは行動している間、異常な量の発汗を行います。汗の多くははSCP-XXX-JPの体温によって激しく気化しますが、1時間に1200L程度の発汗がされていると推測されています。SCP-XXX-JPの体重の減少は発汗量には全く不足しており、この量の汗がなぜ分泌しているのかは不明です。
この汗には32%のエタノール、25%のガソリンに近い石油由来物質、35%の動物性油脂が含まれています。エタノールは米、油脂はヒトに由来する事が判明していますが、DNAの特定までには至っていません。
SCP-XXX-JPは周期的な覚醒と休眠を繰り返しています。
覚醒時、SCP-XXX-JPの体重は600kg後半から700kgを超えており、目に見えて全身に脂肪をまとった体形になっていますが、多少緩慢ながら問題なく活動を開始し、同時に発汗も始まります。
先延ばs
補遺:

公園内で発見された当時のSCP-173-JP
アイテム番号: SCP-173-JP
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル: SCP-173-JPは、その性質上I5サイト群所属の無人島にある、I5サイト-8160に収容されています。人的損失を避けるため、島内のサイトから半径1km以内は職員・非職員に関わらず、実験に伴うDクラス職員以外の女性の立ち入りを禁止しています。そのため、サイト内の職員は全員男性で構成されています。SCP-173-JP-1に対しては観測機器を取り付け、通常と異なる変化がみられた場合には全てサイト管理者へ報告を行ってください。尚、「愛のかたち一覧」に記載されている、SCP-173-JPと類似した外見の未収容の物体を発見した場合、異常性の有無に関わらず予測影響範囲の封鎖ののち、"蒐集家"作戦が実行されます。回収後はI5サイト-8160へ移送してください。
説明:SCP-173-JPは、黒色の御影石に類似した素材の高さ2.1m、重量およそ220kgの像で、2人の融合した人間を簡素化したようなデザインとなっています。前衛芸術家████████氏(後述)の作風と酷似しており、密接な関連性が推定されています。
SCP-173-JPを中心とした半径720mの空間内で、かつお互いに素肌部分を直接接触させている男女の肉体は、全身が融合し様々な素材の像(SCP-173-JP-1)へと再構成されます。これらの像も、████████氏の作品と酷似した、簡素化された人体が融合したデザインとなっています。この融合は、両者が互いにある程度の好感を持つ場合に発現します。Dクラス職員の実験により、互いに好感を持っていても目隠し状態での接触、偶然に伴う接触では融合は起こりませんが、一方でほんのわずかな好感、例として同じDクラス職員としての共感、互いへの良い伝聞、単純な顔や体形の好み等も融合の要因となり得ることが判明しています。
SCP-173-JPは198█年7月9日、東京都█████市内の████自然公園の中心に突如出現しました。それに伴い、13人の一般市民が影響を受け、5つのSCP-173-JP-1へと変化しました。発生から2時間後、公園内はカバーストーリー"不発弾除去"のため閉鎖され、目撃者にはAクラス記憶処置が行われましたが、閉鎖中に公園外の道路と近隣ホテルでも2固体のSCP-173-JP-1が発生したため、更に周囲1km以内の近隣住民を退避させる措置がとられました。SCP-173-JP-1へ変化する瞬間の目撃情報と、現地でのDクラス職員による追加実験によりSCP-173-JPの部分的な効果が実証されました。しかし、影響範囲の妨害措置は施す事が出来なかったため、2日後財団所属ヘリコプターによる、I5サイト-8160への吊り上げての移動が実施されました。以後のサイトでの2m四方の鉛塊への埋設、ファラデーゲージへの収容を含む実験によっても、影響範囲の縮小は成功していません。
████████氏は前衛芸術家として80年代初期の一時期、新鋭の若手として注目されましたがすぐに忘却され、偏執病の傾向が強くなった以後は交友関係もなく、隠遁生活を送っていたとされています。SCP-173-JP出現の2年程前からは近隣住民にもほとんど姿を見せなくなっていました。SCP-173-JPの事件後、関連性の調査のためにエージェントが自宅兼アトリエを訪問しましたが、████████氏を発見することは出来ませんでした。アトリエの作品、作成途中の作品は全て破壊されていました。同時に発見された「愛のかたち」と記載された構想ノートは、激しく損傷していましたがSCP-173-JPに酷似した作品案が描写されていました。これをもとに「愛のかたち一覧」は作成されています。これまで売却された███████氏の作品の内、所在の確認できたものは全て行方不明になっています。また、購入者、所有者とその家族の4割となる██名も、その後作品とともに行方不明になっていることが判明しています。
補遺1:SCP-173-JP-1一覧素材となった犠牲者は遺留物より想定。後の測定により、SCP-173-JP-1-C以外の全てのSCP-173-JP-1の頭部は、脳波に類似した電気信号を発していることが判明しました。SCP-173-JP-1の変質の規則性は不明ですが、通常の物理手段で破壊可能な事が実証されています。
番号 | 発生場所 | 素材 | 特徴 |
---|---|---|---|
SCP-173-JP-1-a | 公園内 | 大学生男女 | 白檀と黒壇とで構成されており、常に湿潤状態。 |
SCP-173-JP-1-b | 公園内 | 母子手帳により男児を妊娠中の女性と判明 | 入れ子状のガラスで構成され、内部は濃度の異なる2色の液体が流動。 |
SCP-173-JP-1-c | 公園内 | 社会人男女 | 塩化ナトリウムの結晶で構成。移動時に崩壊し、以後異常性を示しさず。 |
SCP-173-JP-1-d | 公園内 | 社会人夫婦 | 青銅製。収容以後錆び続けているが質量の変動はなし。 |
SCP-173-JP-1-e | 公園内 | 父親と2名の幼稚園児の姉妹 | 凝固した糖蜜で構成。1ヵ月に1cm程度重力方向に関わらず変形。 |
SCP-173-JP-1-f | 近隣道路 | 小学生の兄妹 | 翡翠で構成。特異性は判明せず。 |
SCP-173-JP-1-g | 近隣ホテル内 | 社会人男性と女子高校生 | アスファルトとカッテージチーズの混合物。緩やかに蠢動。 |
SCP-173-JP-1-h~n | 主にI5サイト-8160 | Dクラス職員男女 | 実験により発生。詳細は別資料SCP-173-JP-1-ClassDを参照の事。 |
補遺2:構想ノート「愛のかたち」の復元、メモとして記載された読解可能な部分を抜粋
5/3 テーマ。男女の本能による性愛[判別不能]普遍的な、それ以外の。表現→×
5/18 [判別不能]じゃすぐに飽きられる。相手は[判別不能]僕自身が愛を知らない。
[汚損]性的なメタ表現…醜悪なカリカチュア?。愛された事もない。あんなのとは違う。だから表現できない[判別不能]からこそ表現したい。素材的には△。[判別不能]の残骸。処理に困る。
[判別不能]男根主義者と異性への恐怖心から[破損]自己嫌悪。自発的な陶酔。
6/23 理解者は生まれ変わるべきだったって。すごい!!くだらない[判別不能]
7/6 僕は会ったぼくとあの女に会った。愛ってのは楽しい狂気[判別不能]大丈夫ですか?
[破損]彼とぼくの理解者にも。僕の心いの[判別不能]
7/8 ぼくたちには真の愛を。愛に狂う意図。それこそ

SCP-124-JP-a配置図

SCP-124-JP-b配置図
アイテム番号:SCP-124-JP(torsture)
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:001から042までの全てのSCP-124-JPは実験に使用する際以外、サイト8105の低危険物保管庫に箱に納めた状態で保管してください。
現在、SCP-124-JPの実験を行う際はBクラス以上の職員の承認が必要です。直接実験を行う職員、実験申請者の他に、最低1名SCP-124-JPの特性を理解し、実験を中断できる職員を同席させてください。
新たに発見されたSCP-124-JPの特性を確認する以外の実験は基本的に許可されません。承認された場合でも、SCP-124-JPの活性時間は100秒以内を厳守してください。
管理外のSCP-124-JPを発見した場合、影響を受けた全ての人員を拘留し、SCP-124-JPから隔離してください。SCP-124-JPを直接回収する担当者は1名のみとし、複数人で触れないよう注意してください。
目撃者には程度に応じてAからBクラスの記憶処理と精神療法を適用してください。SCP-124-JPの影響を受けた生存者は必要に応じて影響を受けた四肢の切断の上、目撃者と同様の記憶処理と精神療法を行い、SCP-124-JPの影響の隠蔽が困難な場合は終了して下さい。
説明: SCP-124-JPは外見上、アメリカのH████社が発売している██████ゲームと酷似しています。30cm×30cm×5cmの紙製の箱上には大きくtortureの文字と、rとtに重なる様に意匠化したSが表記され、SCP-124-JP-aの上に乗り、笑顔を浮かべた男女2名づつの国籍不明のコーカソイドの人物が印刷されています。
SCP-124-JPの箱及び説明書には異常な特性は発見されませんでした。SCP-124-JPは日本国内でのみ発見され、説明書も日本語で記載されています。
SCP-124-JPは、SCP-124-JP-aとSCP-124-JP-bの2つのパーツで構成されています。SCP-124-JP-aは1660×1345mmの白いビニール製のシートで、縦6×横4の色の星マークが並んでいます。星の色は右から縦に赤・緑・黄・青です。SCP-124-JP-bは紙製の円盤で、手で回して回転させることができる針がついています。右手・左手・右足・左足が前述の4色にそれぞれ対応した、16のマスに分かれています。
SCP-124-JP-aの上に2人以上の人間が乗り、SCP-124-JP-bを他の人間が持つことでSCP-124-JPは活性化します。
SCP-124-JP-bを持つ人間は約30秒に1回SCP-124-JP-bを回転させ、その結果を告げる以外の行動を取れなくなります。この際、意識は失っておらず、眼前の状況を把握できています。
SCP-124-JP-a上の人間は告げられた結果に対して自らの意思に関わらず、1秒以内に指定された星に手足を配置することになります。意識はありますが、指定された星に動かす以外はSCP-124-JP-aから手足を離すことは出来ません。手足の配置は常に重心を崩さないような配置を取り続け、全て埋まっている場合を除き、他のメンバーの手足が配置された星には1つの星に複数のメンバーの手足が配置されることはありません。その配置が間接の可動域から外れた個所や単純に手足の長さが足りない距離にある場合、それに合わせ不可逆の人体の変形、伸長が起こります。活性化中のSCP-124-JP-aの上にいる限り、骨折、出血、靭帯や筋肉の断裂などは起こりません。
補遺 SCP124-JP-001記録:
SCP124-JP-001と共に回収された携帯ビデオカメラで撮影されていた映像です。
実施者:A(男性・23歳)、B(男性・22歳)、C(女性・18歳)、D(女性・19歳)
- 0:00:00 –記録開始。Aの自宅マンションの1室にてパーティを実施している。撮影はBが担当。菓子類、アルコール飲料の減り具合から、すでに開始して1時間以上は経過している様子。
- 0:20:00 – アルコールの影響で全員が過度に陽気に振る舞っている。レースゲームにてCが敗北し、大げさにショックを受けている。
- 0:25:00 – Aが負けたCに対し、袋からSCP124-JP-001の箱を取り出し、罰ゲームとしてSCP124-JP-001のプレイを要求。
- 0:32:10 –Bがやった事は無いが深夜番組で見た事がある、と言及し、同意。Cは笑いながらもプレイを拒否するが、Dが審判に立候補したため、不服ながらもプレイに同意させられる。
- 0:37:20 – Dが説明書に目を通している間、BはDの前のテーブルに携帯ビデオカメラをSCP-124-JP-a全体が映るよう調整して配置。AとBがSCP-124-JP-aを広げ、Cと向かい合って上に立つ(Aは青と黄色の間、Bは緑と赤の間、Cは黄色と緑の間に足を乗せている。Cの左手側が青の列)AはCに暑いので上着を脱いだ方がいいと促すが拒否される。
- 0:41:40 – 画面外のDがSCP-124-JP-bを回転させる音の後、Dは「赤の右手」と指定。A、B、Cが右手を赤の星に配置。
- 0:42:10 – DはSCP-124-JP-bを回転させ「黄色の左足」と指定 。A、B、Cが左足を黄色の星に配置。Cが私たちの反射神経ヤバくない、と笑う。
- 0:42:40 – DはSCP-124-JP-bを回転させ「赤の右足」と指定。A、B、Cが右足を赤の星に配置。Aが手が離れねぇ、と困惑しDに中断するよう要求。
- 0:43:10 – DはSCP-124-JP-bを回転させ「緑の右手」と指定。A、B、Cが右手を緑の星に配置。BもAと共にDに中断するよう強く要求。Cも異常に気付き悲鳴をあげる。
- 0:43:40 – DはSCP-124-JP-bを回転させ「黄色の左手」と指定。A、B、Cが左手を黄色の星に配置。Bの上半身が約30%伸長、Aの体を超えてのけぞるように大きく反り返る。以後Bは沈黙。1
- 0:44:10 – DはSCP-124-JP-bを回転させ「青の右手」と指定。A、B、Cが右手を青の星に配置。AがDを[罵倒]と怒鳴る。Cの右手はほぼ300度捻じれている。
- 0:44:40 – DはSCP-124-JP-bを回転させ「青の左足」と指定。A、B、Cが左足を青の星に配置。Aの下半身が右方向に60度捻じれる。Bの左足はAの腰にほぼ巻き付いている状態となる。
- 0:45:10 – DはSCP-124-JP-bを回転させ「緑の右足」と指定。A、B、Cが右足を緑の星に配置。Aの右足が約20%伸長。CがDに懇願。
- 0:45:40 – DはSCP-124-JP-bを回転させ「赤の右手」と指定。A、B、Cが右手を赤の星に配置。Aの右半身が全体的に4割ほど引き伸ばされる。Cの上半身が170度左方向に捻じれる。以後A、C共に沈黙。
[再生終了。以降の映像はレベル2セキュリティクリアランスが必要です。]
耐久実験記録SCP-124-JP - 日付20██/██/██
被験者: D-24512、D-20112、D-42517
実施方法:D-24512、D-20112をSCP-124-JP-a上に立たせ、D-42517にSCP-124-JP-bを持たせる。結果:52時間40分後D-24512が死亡し、SCP-124-JP-aの活性化が止まる。
分析:D-20112は多臓器不全と全身粉砕骨折により即死。解剖の結果、D-24512の死因は餓死と判明。D-42517は過度の脱水、栄養失調状態となっていたが生存。
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2014/6/19投稿済み。画像は本記事には追加していません。
アイテム番号:SCP-069-JP-J
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:その秘匿性に反して、SCP-069-JP-Jの収容には過度の施錠、警備は逆効果となります。SCP-069-JP-Jは常に、現状の管理責任者が日常的に使用している部屋の中での保管が必要です。部屋は所有者自らの手によって、清潔に清掃、整理整頓されていなければなりません。SCP-069-JP-Jは寝台とマットレスとの間、何年も配置変更が行われておらず、今後も行われないことが確実なデスクの引き出しの裏、管理責任者以外はもちろん、管理責任者自身が手に取る気も起こらないような、本棚の専門書の間等にさりげなく配置し、電子的なデータの場合はD\旧Dデータ引き継ぎ\課題ノート発掘\C\旧Program Files\test\仮置き\課題2001作成途中データ\新しいフォルダ(69)に保存し、使用後は最近使ったファイルの履歴を削除しなければなりません。
説明: SCP-069-JP-Jは幾つかの雑誌、単行本、電子媒体、及び[削除済]、自作の[削除済]などで構成されたアイテム群です。
SCP-069-JP-Jの異常な特性として、特別収容プロトコルに基づく隠蔽措置が十分でなかった場合、管理責任者の不在時に、自動的に整理された状態で机の上に出現することが判明しています。また、最悪の場合SCP-069-JP-J自体が遺失してしまう可能性も示唆されており、どちらも深刻な収容違反に繋がりかねません。
万が一収容違反が発生した場合、所有者のみならずその近親者にも精神的外傷をもたらし、また周囲からの所有者自体の人格、評価にも影響を及ぼす恐れがあるため、上位権限存在であるOKA-3による懲罰が課せられます。過去にO5-█が収容違反を引き起こした際も、この処罰は厳密に適応されました。(詳細はSCP-069-JP-J O5-█衆人環視状況下での音読記録 を参照して下さい)
過去の処罰内容
・尋問部隊ひ-37("家族会議")の招集
・SCP-069-JPに使用されたと思われる経費の削減、供給停止
・晩御飯の供給停止
・友好的な関係を築いていた███からの侮蔑・罵倒
・OKA-3からの過度に優しい言葉
・財団からの自主的退去勧告
[[collapsible show="+(以下の項目は機密指定です。プラグマティズム069-JP精神鑑定を受け、クリアした職員のみアクセスしてください。)
" hide="確認中…承認されました。心身の異常を感じた場合は直ちに閲覧を中止してください。"]]
アイテム番号:SCP-069-JP-J
オブジェクトクラス: R-18 Euclid
特別収容プロトコル:
SCP-069-JP-J自体はサイト-8181の低危険物保管庫に保存しています。持ち出しは一切許可されません。プラグマティズム069-JP精神鑑定をクリアした職員は、一日1時間に限りSCP-069-JP-J のインストールされた、ネットワークに接続されていない専用パソコン端末にてプレイすることが可能です。その際、作中のイベントをレポートにして提出してください。効果的ならば描画しても問題ありません。また週に1度は再度の精神鑑定を実施してください。なお、プラグマティズム069-JP精神鑑定をクリアしていても、18歳未満の職員のプレイは許可されていません。
**概要:
SCP-069-JP-Jは同人作成された、100枚のCDプレスのR-18アダルトゲームです。201█年12月31日に日本で開催されたComic Marketにて回収されました。パッケージには「Sisters of Creature Private school~シスター・オブ・クリーチャー・プライベートスクール」と記載されています。製造元、サークルの記載はありません。価格は1,500円でした。
SCP-069-JP-Jはイベントの1ヵ月半前、私的理由で事前発売されていたカタログを購入した██████職員が偶然発見しましたが、財団の努力にも関わらず、開催日までに作成者、制作委託業者の判明には至りませんでした。イベントの中止はSCP-069-JP-Jの回収が不可能になる可能性が危惧されたため、当日職員50名(前日からの徹夜組8名、3名のサークル参加者を含む)で構成された購入部隊ひ-9("御宅警備員")を投入し、無事全てのSCP-069-JP-Jの回収に成功しました。
SCP-069-JP-Jの内容は財団を極端に戯画したものですが、一般社会に財団の存在が露見する危険性が十分にあります。それに加え、倫理意識の高い人物、もしくは性的なものに極度の嫌悪感を持つ人物がSCP-069-JP-J が財団、及びSCPを性的に揶揄した存在だと認識しただけで、5分以内に血圧が急激に上昇し、最悪の場合重度の脳溢血を引き起こすことがわかっています。
一方で、長時間プレイした一部の職員には、顕著なゲームに対する中毒症状と認識能力の低下が見られました。実際に収容されている多くのSCPとのキス、抱擁、映画館や遊園地でのデート、███は大規模な収容違反を起こす可能性があります。事例SCP-069-J-003を考慮に入れずとも、現実のSCP-173とデートの約束をすることは危険が伴うでしょう。
上記により、倫理意識の高い財団職員、逆に過度のOTAKU趣味を持つ職員のplay!は推奨されません。
これらの特性により、ダミーのSCP-069-JP-Jの報告書と、プラグマティズム069-JP精神鑑定、特別収容プロトコルによるプレイ時間の制限が設定されました。
ゲーム自体は恋愛SLGにFPSとローグライクゲームが混成されたシステムで、パッケージにはワンダリング・ヒロインシステムと記載されています。起動するごとにマップが自動的に再構成され、授業等の教室も常に変更されるため、どこに行けばどのキャラクターと遭遇し、イベントが発生するかの法則性は全く判明していません。そもそもキャラクターの反応も法則性を見いだせていません。マップは非常に広大ですが全て学園内とされているようです。SCP-069-JP-Jへのプログラム解析は全て拒絶されました。また、映像装置による録画の試みは不可解な原因により成功していません。
ヒロインの見た目は観測者によって認識が変わることが確かめられています。
多くの職員は出席番号-173を制服にパーカー付のジャケットを羽織った女の子と認識しましたが、B████████博士はスカートをはいた石像のようだと表現しました。B████████博士は感受性が基準値より低い事が確認されています。
事例SCP-069-J-003:B████████博士がSCP-173にデートの誘いをかけようとし、収容違反の一歩手前で食い止められました。B████████博士はSCP-069-JP-Jから引き離され、精神療法とAクラス記憶処理を受けました。
SCP-069-JP-J初回プレイ時の案内
(何も入力をしないと、5秒後に音声付の案内デモが流れ始める)
私立クリーチャー学園は全寮制のエスカレーター式一貫名門私立校!
入学するのも卒業するのも、至難の業なはずの学校なのだけど、全世界津々浦々から個性的な才能や能力をもった女の子を財団職員先生たちが集めているから現在の在籍数は2,000人以上!
(スタッフ注、もちろん全ての女の子が攻略可能!)
でもご用心、あんまりなじめなかったり地味だったり、むやみに暴れるような子は、いつの間にか退学や行方不明になっちゃう不思議な学校でもあるの!先生方は格好良かったりワイルドだったり可愛かったりするけれど、やっぱりみんな同年代のオトコノコが気になるオトシゴロ。
そんなある日、学園に突然男子生徒の転校生が入ってくることがわかって…!?
さあ一度きりの青春、いケテル女の子たちとハラハラドキドキの学園生活を謳歌しよう!!
(注:このデモ音声に対応する声優は判明してません)
主人公のあなたは死なないこと以外は何の変哲もない、ちょっとDもといHな高校生。落第続きで男子校の熱血太陽に行くかの二択を迫られたあなたは
いやおうもなく初の男子生徒として、曲者の女の子でひしめく私立クリーチャー学園に乗り込むことになったのでした…
主人公
プレイヤーの操作する主人公は1人称視点のため全身は見えません。身体的なダメージには非常に強い描写がありますが、それでも頻繁に[削除済]します。
登場女子キャラクター一覧(一部抜粋、現状作中に出現しておらず、会話のみで判明しているキャラクターも含みます)
発現時には立ち絵が表示されます。会話ウィンドウには出席番号のみが表示されます。()内は会話内での呼称です。
以下は比較的頻繁に遭遇、言及されるキャラクターです。
・出席番号-173(いちなさん):よく教室の隅でじっとしています。好感度が低いうちは視線を向けただけで睨んできて、油断して目をそらした瞬間、平手打ちで首をへし折ってきます。好感度が高くなると主人公がずっと自分のことを見つめてくれないと嫉妬して、平手打ちで首をへし折ってきます。
・出席番号-131-A,131-B( 愛子と莢子):オレンジと黄色の髪色以外はうり二つの、ショートカットにアホ毛をはやした双子の女の子。どちらも前髪で片目が隠れています。初期から主人公に好感をもって接してくれますが、無口です。
・出席番号-096(シャイ子さん) 恥ずかしがり屋で██████
・出席番号-076(アベ子):目つきの悪い黒髪、オリーブ色の肌、全身の入れ墨とマニアックな女の子です。トカゲ子(後述)と匹敵するほど身体能力が高く、よくライバルとしてキャットファイトをしている描写が散見されています。
・出席番号-073(作中で名前を呼ばれていません):アベ子の姉のようです。妹の事は隅々まで知っている、と豪語している肉食系女子です。
・出席番号-682(トカゲ子):漆黒の制服に身を包んだ黒髪長髪の女の子。異常な破壊力を持っている学園全体のスケバン的な存在ですが、他の女生徒とは群れず、一人で学園の体制に対抗しています。身体能力が好評で退学にもなれないため、学園を壊滅させて抜け出そうとしていますが、主人公や職員たちがけしかける無限湧き使い捨てDクラス用務員たちに取り押さえられ、様々なセクハラまがいの鎮圧をされては「お前ら最低だ!」と涙目になっています。また、自分を怖がらない下級生の幼女や出席番号-999のくすぐり魔な不定形娘に弱かったりという可愛い面もあるようです。
・出席番号-1048 (熊子) 可愛いテディベアのキグルミを着た、愛らしい女の子です。ダンスの得意で妹が三人いるようです。
以下は特定のフラグをクリアした際にできたルートで遭遇した生徒です。
61回目のプレイ時、初等部の生成が確認され、通常確認出来なかった以下の女生徒が確認できました(窓の外から様子をうかがう形となり。主人公との接触には至りませんでした。また、タイトル画面のこのゲームに登場する女の子はみ~んな、18歳以上だよ☆という文言が再度表示されました)。教室は視聴覚室のようで、教室の隅のテレビにピエロのようなキャラクターが映っていますが、誰も注目していません。
・出席番号-040(ふぉーてぃ):ピンクの髪に左目の白膜が黒変した外見で、3匹のポケットモンスターのようなクリーチャーを連れています。
・出席番号-053(作中で名前を呼ばれていません):通常の変哲のない白人の幼女にみえます。トカゲの絵を描いていました。
・出席番号-239(魔女子ちゃん):アルビノの白人の幼女にみえます。魔法のステッキで周りの女生徒にお菓子を出現させていました。
・出席番号-134(ステラ作中で名前を呼んではいけないようです):黒髪単発の瞳が特徴的なアジア人女性です。████・███の柄の洋服を着ています。名前を呼んだNPCの職員は、何処かに連れて行かれ戻ってきませんでした。
・出席番号-231(作中で名前を呼ばれていません) 噂話で言及されました。お嬢様のようですが、病弱で授業に出てきていません。常に6人のボディーガードがつきっきりで守っているのだそうです。チョコチップクッキーが好物とのことです。
・出席番号-1002 (作中で名前を呼ばれていません):ミニスカートの婦警の影のみが観測されましたが、一瞬「風紀委員」の腕章が見えたため女生徒のようです。████に██████████する事例が発生!と主人公を容赦なく[削除済]しました。
182回目のプレイ時、飼育係を手伝うイベントが初めて発生し、巨大な飼育小屋区画に移動しました。飼育小屋の内外に本当にたくさんの猫耳、犬耳、その他獣耳の女生徒のグラフィックが表示されましたが、台詞は一括して「ワンワンニャーニャーばうわうヒヒーンキーたすけこないのキャンキャンみゃーみゃーおかあさんガオー」などと表示され、生徒の特定はできませんでした。
・出席番号-935(くみほ):黒髪のアジア人女性で主人公に対して非常に高圧的ですが、自分で洗濯をするなど家庭的なところもあるようです。韓服にキツネ耳やシッポを不定期に生やしていますがそれを指摘すると怒ります。犬が大の苦手のようです。
・出席番号-1845:((略)飼育係の王(略)):主人公に対して非常に尊大です。今までに4人の職員が遭遇しましたが1名は狐耳の少女、1名は狐そのもの、2名は獣人として観測しています。
・出席番号-811((アエちゃん)生物準備室がマップで生成された際、奥の水槽を調べたところ出現しました。制服は来ていますが爬虫類のような肌をしています。主人公とちぐはぐな談笑をした後に空腹を訴え主人公は[削除済]されました。
・出席番号-524(うぉるたー):バニーガールです。腹ペコキャラらしく、いくつかの飼育小屋と女生徒、マップのグラフィックテクスチャと主人公を飲み込みました。
その他
・出席番号-1733:体育館が形成された際、中でバスケ部が練習をしていると必ず出会うボーイッシュな女子バスケ部員です。なぜか以前遭遇したフラグがリセットされないようでした。
・出席番号-447(作中で名前を呼ばれていません):出席番号-999の色違いのような緑髪のさわやかなスライム娘です。
・出席番号-953(作中で名前を呼ばれていません):トランプを使用したカードゲームが得意な子です。
出席番号-███(シスター・はんそく):「わぁーい!セクシャルテインメント博士限定版シスター・コレクション®は現在絶賛開発中だよ!いろんなシスターをぜんぶ集めてシスター・コレクターになっちゃおう!買ってね!」
※同様の製品が実際に販売されていないか、常に捜索されています。
出席番号-███(シスター・ぜんら):[削除済]
他にも一度のみ出現した女生徒が多数存在しますが、正体不明のまま主人公が[削除済]された、会話がなく外見も特徴的でなくそのまま転校してしまった、等の理由で記録されていません。
また海岸や宇宙空間や近未来的背景のマップもあることが確認されていますがまだ行く方法は判明していません。
その他
以下はパッケージに記載されていましたがいずれも確認されていません。
好感度と別に設定された、どきどき110モントーク・ポイントをためると…?[削除済]
ふんだんに盛り込まれたカバーストーリー・重厚なXK-シナリオ!どの子を収容しちゃうも、どの子に終了されちゃうも思いのまま!™
補遺:
第458回、また[削除済]して終了。今回は5限目まで持ちこたえたけど。…これだけやってガチエロなCG出ないとか、これR-15にクラス変更した方がいいんじゃないかね。と思います。―██████職員
収容から█ヵ月現在、CGの達成率は2%です。
更なる内容は引き続き調査中です。
-
アイテム番号:SCP-236-JP
オブジェクトクラス:Anomalous Safe
特別収容プロトコル: SCP-236-JPはエンジンを切った状態でサイト-8105の第3車両ガレージ内で保管されています。エンジンキーは別途鍵付きのキーボックスに保管してください。実験はレベル4以上の職員の承認、及び監督を受けた上でエンジンキーの貸し出しを行ってください。尚、事件SCP-236-JP-02以後、担当職員には実験前と実験後の心理検査が行われ、同一の職員が2日以上継続した実験を行うことは許可されません。
説明: SCP-236-JPは198█年製の一般的な市街地用ロータリー除雪車です。機能は通常の除雪車と変わりませんが、30cm以上の積雪の除雪のため、SCP-236-JPを15秒以上連続して運転した場合、投雪口から排出される雪に生物の組織の断片が混入します。混入物のほとんどは激しく損傷しています。雪自体は血液や体液で汚れますが、元の除雪された雪と変化はありません。SCP-236-JP自体に巻き込まれた生物はほぼその瞬間に消失します。実験により、SCP-236-JPは継続して関わった人間に対し、自身に対しての異常な執着心をもたらすことが明らかになっています。実験記録SCP-236-JP及び、事件記録SCP-236-JP-02を参照してください。
補遺1:実験記録SCP-236-JP
実験は████████博士監督の元、██████研究助手が当時Anomalousアイテムに分類されていたSCP-236-JPの運転を担当、Dクラス職員2名が人工降雪機の運転、整地及び混入物の回収、警備員2名がDクラス職員の監視とその他不測事態への対応を行う形で実施されました。特筆しない限り検査のため混入物は冷凍保存されています。記載されている記録は初回の出力物及び、特殊な実験結果以外は割愛されています。全ての実験結果を参照するにはネットワーク上の[SCP-236-JP████████実験記録:混入物一覧]を参照してください。
実験記録番号 | 実行日時 | 除雪状況 | 主な混入物 | 備考・考察 |
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実験記録SCP-236-JP-008 | 20██/11/21 | 人工降雪30cm | 獣の毛皮、内臓及び後脚部 | DNA鑑定でエゾジカと判明。死後硬直は発生していなかった。 |
実験記録SCP-236-JP-012 | 20██/11/21 | 人工降雪40cm | アジア人男性とみられる右半身及び衣服の断片 | 動物以外の人間の組織が初めて混入。身元不明者と照会するも成果は見られず、調査継続中。衣服は一般的な量産品だった。 |
実験記録SCP-236-JP-017 | 20██/11/22 | 人工降雪50cm | 十数匹分のイワナ | 排出時、一部は損傷なく生存していたがすぐに窒息死した。 |
実験記録SCP-236-JP-019 | 20██/11/22 | 人工降雪60cm | 雌鹿の頭部、前腕部及び衣服の断片 | 状態から判断して、衣服は鹿が着用していたと思われる。 |
実験記録SCP-236-JP-021 | 20██/11/22 | 人工降雪60cm | マメ科の植物の茎、葉、蔦の一部 | 筋肉組織的な変異が見られ、激しく蠢動。生物サイト-8102への移送と培養実験を申請。 |
実験記録SCP-236-JP-026 | 20██/11/23 | 天然雪27cm | 無色透明なゲル状単細胞生物 | 気付かず近づいたDクラス職員を飲み込み[削除済み]。事件SCP-236-JP-01として記録。排出された生物は生物サイト-8102へ輸送申請。Dクラス職員の補充を要請。 |
実験記録SCP-236-JP-029 | 20██/11/23 | 人工降雪40cm(降雪50cmを踏み固めた) | カーボン繊維とキチン質で構成された70cmの前肢 | これが生物でなければ初めてのパターンなのだが。法則性が未だに全く判明しない。 |
実験記録SCP-236-JP-032 | 20██/11/24 | 人工降雪30cm+ラット10匹 | 混入無し | ラットは回転刃部分の僅かな断片を残し、全て消失した。 |
実験記録SCP-236-JP-035 | 20██/11/24 | 人工降雪30cm+発信機、マイクロカメラ各10個 | 発信機はそのまま排出された。7割が損傷。他の物体の混入無し | やはり生贄となる生物が必要な模様。 |
実験記録SCP-236-JP-036 | 20██/11/25 | 人工降雪30cm+供物としてラット10匹(発信機、マイクロカメラ埋め込み済み) | 混入無し | 発信機の信号、画像はラットが巻き込まれた時点で全て途絶えた。供物が不足しているようだ。 |
実験記録SCP-236-JP-037 | 20██/11/25 | 人工降雪30cm及び供物として当初より儀式に携わる敬虔なDクラス1名(発信機、マイクロカメラ埋め込み済み) | (記載が乱れ判別不能) | 信号は全て途絶えた。我々の信心の足りなさが悔やまれる。 |
実験記録SCP-236-JP-038 | 20██/11/25 | 30cmの雪原を信徒らの血にて清めた。司祭として私自らがかの元へ馳せ参じ(判別不能) | (記載なし) | (記載なし) |
補遺2:事件記録SCP-236-JP-02
実験SCP-236-JP-036から実験SCP-236-JP-038は当初申請されたものではありませんでした。実験に携わった██████研究助手、Dクラス職員、警備員全員が████████博士のSCP-236-JPへの信仰めいた異常行動に対し、疑問を感じていなかった事が記録映像、██████研究助手へのインタビューにより判明したため、オブジェクトクラスの引き上げが決定しました。
アイテム番号: SCP-155-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:SCP-155-JP-1はサイト-8141の標準人型収容室に収容されています。 事件155-JP-3以後、SCP-155-JP-1はI5サイト群所属の無人島にある、I5サイト-8130の標準人型収容室に収容されています。毎日の通常検査に加え、週に1度心理ヒアリングを受けさせてください。SCP-155-JP-1は毎日4時間の義務教育相当の学習と、各検査・実験に対しての報酬として書物、ビデオの視聴が許可されますが、与える作品は事前にチェックし、ふさわしくないものは除外してください。SCP-155-JP-1の心理的動揺は収容違反に繋がる恐れがあるため、職員は彼女を難病による入院患者として扱い、彼女自身にもそれを信じさせる必要があります。そのため、SCPナンバーでの呼称は使用せず名前で呼びかけてください。また、両親の死去事実は言及しないよう注意してください。その他の対応の詳細はカバーストーリー155-07[最後の一葉]を参照してください。
SCP-155-JP-2は高度350km付近の低軌道上に存在するため、現状その大部分は収容されておりません。SCP-155-JP-1との関係が判明後、そのおおよその数と位置は常に監視下に置かれています。20██念現在財団に収容されているSCP-155-JP-2は7固体存在し、それぞれSCP-155-JP-2-a~gのナンバリングがされています。I5サイト-8130にはSCP-155-JP-2-aのみが、他の固体は生物サイト-8102に収容されています。新たな固体を回収した場合にも生物サイト-8102に移送してください。個別に施錠された強化ガラス水槽に入れ、週1回Dクラスに水の入れ替えと餌の交換をさせてください。SCP-155-JP-2が地上に降りた場合、機動部隊る-3(”星屑拾い”) が回収にあたります。捕獲が不可能な場合は確実に破壊し、断片は焼却してください。
SCP-155-JP-1とSCP-155-JP-2の接触は決して起こらないよう注意してください。万一発生した場合、30分以内にその危険性を判断し、必要な場合緊急プロトコル007-打ち上げ花火を開始してください。担当職員と機動部隊る-3は緊急プロトコル007の手順を熟知していなければなりません。(このプロトコルは事件155-JP-6以後制定されました。)
説明: SCP-155-JP-1は戸籍上████県████市在住の██████と記録のある、収容時点で█才の少女です。一見して通常の少女と変わらない外見をしていますが、腹部の臍があるべき部分に棘皮動物海星目に見られるものに似た開口部が存在します。開口部の中心から半径2.5cmの皮膚は5方向に向けて放射状に角質化しており、該当部分からは通常の遺伝子に加えて、棘皮動物と酷似する遺伝子の変異が検出されました。開口部は消化能力があり、彼女本来の内臓に繋がっています。腹腔内部の小腸、子宮、卵巣、膀胱に繋がっており、それぞれ問題なく機能していますが、[削除済み]。小学2年生時に行われた健康診断記録及び、それ以前の記録には異常はありません。また身体以外の特性として、SCP-155-JP-1はテレパシーによるSCP-155-JP-2からの情報の受信が可能です。
SCP-155-JP-2は上空350km付近の低軌道上に住む棘皮動物の海星目の一種です。NASA、宇宙軍に対してはデブリ群として偽装指定されており、確認されている個体群に関しては衛星カタログ番号47███番~47███番が指定されています。日本上空を通過する形で約1.5時間で地球を周回しています。財団が観測できる5cm以上の個体は約4,000体ほどで、互いに集合、離散を繰り返しながら、生息環境の宇宙線や低温に問題なく耐えて生存しています。真空に近い環境でどのように呼吸や栄養を取っているのか、生殖を行っているのかは判明していません。今までに確認された固体は全て雄でした。同様の個体群が他にいるかは調査中です。回収された固体は通常の海星と同様の餌を摂食しましたが、他方で絶食実験をしている固体は収容から██ヵ月生存しています。SCP-155-JP-1への情報の発信後、日本上空に群れが到達すると、SCP-155-JP-2のうちの1体が腕の一部を未知の化合物の反応で破裂させ大気圏への突入を試みます。その後、体積を増やしながらSCP-155-JP-1へ向かって降下します。この進入角度、位置調整は非常に正確であり、過去の誤差は50m以内です。この際、表皮に含まれる銅成分により緑色の流れ星として観測されます。
着地したSCP-155-JP-2の表皮は黒く焦げていますが、内部の損傷はありません。着地後1~2時間で、焦げた表皮を割り、更に数倍の大きさに成長した後、SCP-155-JP-1に近づこうとします。移動速度は50cmの固体で秒速5cmを記録しています。SCP-155-JP-1との間にいる人間は襲われる危険性があります。成層圏の群れから分離した個々のSCP-155-JP-2はSCP-155-JP-1の存在自体は関知できるようですが、テレパシー能力は失われており、SCP-155-JP-1もその存在を関知することは出来ません。
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SCP-155-JP-1の描画した自身と2体のSCP-155-JP-2。実際のSCP-155-JP-2には存在しない目や口が描かれています。 |
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テレパシーの内容はSCP-155-JP-1へのインタビューでは特定のSCP-155-JP-2の1固体とではなく群全体から送られており、漠然としたイメージで受け取られるため、ある程度SCP-155-JP-1の年齢相応の脚色がみられます。SCP-155-JP-1は彼女は宇宙空間に住む彼らの一員であり、地上に落ちた王族の姫であり、SCP-155-JP-2は星の世界に迎えに来てくれようとしていると認識しています。腹部の変異は王族の証しなのだと説明されています。テレパシーはSCP-155-JP-2から一方的にSCP-155-JP-1へ届き、彼女から情報の発信を行うことは出来ないとの事ですが、何らかの原因でSCP-155-JP-1と一定期間連絡が取れない場合、SCP-155-JP-1に極度の心理的動揺が見られた場合にもSCP-155-JP-2は大気圏の突入を試みます。
最後の健康診断から7か月後、夏休み明けに彼女は登校せず、そのまま不登校状態となりました。それから2か月後、負傷したSCP-155-JP-1が医療機関に運ばれたため、財団に発見されました。(事件記録055-JP-1を参照してください)
補遺1: 事件記録SCP-155-JP事例番号 | 発生日時 | 概要 | 捕捉 |
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事件記録155-JP-0 | 20██/8/21 | ████県████市在住のアマチュア天体観測家が自身のブログに自宅から見えた緑色の流れ星を言及しており、重要度の低い超常現象として記録されていた。 | これに対応したSCP-155-JP-2は捕獲されていない。 |
事件記録155-JP-1 | 20██/11/2 | 飛来したSCP-155-JP-2がSCP-155-JP-1の住宅を直撃し、全壊させる。SCP-155-JP-1の負傷は軽微。両親は共に死亡が確認された。検死結果には異状は見られず。SCP-155-JP-1を回収。事件はガス爆発として処理され、医療関係者には記憶処理が施された。 | SCP-155-JP-2-aを回収。発見時の幅長は70cm。精巣の肥大化を確認。 |
事件記録155-JP-2 | 20██/12/9 | サイト-8141へ移送されたSCP-155-JP-1がSCP-155-JP-2の飛来を言及。有効な対策が確立しないまま2時間後にサイト-8141付近30mに落下。被害無し。 | SCP-155-JP-2-bを回収。発見時の幅長は60cm。精巣の肥大化を確認。以後軌道上のSCP-155-JP-2群も監視下に置かれる。 |
事件記録155-JP-3 | 20██/12/15 | SCP-155-JP-1を電磁波遮断措置が施された収容室へ移動。15時間後、SCP-155-JP-2が12固体降下。うち3固体がサイト-8141の施設に被害をもたらした。 | SCP-155-JP-1を他サイトへの移動を申請。SCP-155-JP-2はc~fの4固体を残し解剖された。発見時の幅長は35cm~70cm。生殖器の変化は見られず。 |
- | 20██/12/17 | 移動申請が許可され、I5サイト-8130への移動が決定。即日移動を決行。 | 特に問題なく移動完了。 |
事件記録155-JP-4 | 20██/01/14 | 移動後初めてSCP-155-JP-1がSCP-155-JP-2の飛来を言及。3時間後I5サイト-8130の島内にSCP-155-JP-2が落下。被害無し。 | SCP-155-JP-2-gを回収。発見時の幅長は50cm。精巣の肥大化を確認。 |
事件記録155-JP-5 | 20██/02/17 | SCP-155-JP-1がSCP-155-JP-2の飛来を言及。4時間後I5サイト-8130の収容室にSCP-155-JP-2が落下。施設の一部が損壊。SCP-155-JP-には被害無し。 | SCP-155-JP-1との接触前に機動部隊る-3がSCP-155-JP-2を破壊。SCP-155-JP-2及びその破壊を目撃したSCP-155-JP-1に極度の動揺が見られた。 |
事件記録155-JP-6 | 20██/02/17 | 事件155-JP-5から1.5時間後、I5サイト-8130の島内に50体から60体(推定)のSCP-155-JP-2が落下。施設の3か所が損壊(内、第3フロア部分は全壊)、職員3名が死亡、5名が負傷(内1名は機動部隊る-3隊員) | 捕獲対処できる人員ではなかったため、全てのSCP-155-JP-2に対し破壊措置を取る。SCP-155-JP-1は収容室損壊のため地下避難所に移動していたため被害無し。緊急にSCP-155-JP-2の目撃に対してのAクラス記憶処理を行い、動揺は収まった。以後、当日中の飛来は無し。 |
補遺1:事件155-JP-3後の移動申請:SCP-155-JP-2が降下する際のスピードは音速に近く、肥大化が早かった場合や複数固体が固まって降下する場合には更に危険な速度に達します。それが何十、何百という数になった時には、SCP-155-JPだけではない深刻な収容違反を起こす恐れがあります。また物理的な被害の可能性以外にも、収容サイト付近への頻繁な「緑色の流星」は非常に目立ちます。至急他のSCPと隔離したサイトへの移動を申請します。──████博士
補遺2:SCP-155-JP-1の体内から、下記の刻印のされたセラミック製の小片が見つかっています。
日本生類創研 S-00002
アイテム番号: SCP-020-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-020-JPは、サイト-8141の人型生物収容室に収容されています。壁面の緩衝加工といくつかの植物が植えられています。収容によるストレス行動緩和のため、3日に1度、レベル2職員1名の同行の上、2時間以内でサイト内緑化パブリックスペース、もしくは運動場への散歩を実施させてください。収容室内の清掃、植物の手入れはその際にレベル1職員の手により行われます。SCP-020-JPの危険性は少ないですが、衝動的な行動をとることで自身や職員への傷害に至る可能性はあるため、担当職員は常に腰紐付きリードを手放さず、緊急の場合はスタン警棒を使用してください。レベル2以上の職員はSCP-020-JPと接触可能ですが、故意にSCP-020-JPを驚かすような行動は懲戒の対象となります。食事として、ふやかして潰した穀類と野菜を1日3回与えてください。餌やりの際、担当職員は指定の仮面を着用してください。
説明: SCP-020-JPの外見の大部分は人間の少女に酷似していますが、一番の特徴として、両腕が鳥類の翼状になっていることが挙げられます。翼の翼開張は3.0mになります。収容時の検査の結果、生後10歳~12歳程度と推定されました。翼の骨は通常の鳥類同様トラス構造になっており、柔軟で軽量です。その一方で、翼以外の体には先天的な発育不良と骨粗しょう症の症状が現れています。[編集済]の一部、内臓にも大胆な省略が見られるため、通常の食物を消化するには問題があります。以上の結果として、1.3mの身長に対し、体重は約20kgと軽量になっています。通常の少女と比較して多少の胸、腕の筋肉の発達が見られますが、それらを考慮してもSCP-020-JPが十分に飛翔するには全く不十分です。室内で羽ばたき、着地に失敗した衝撃で2度の脚部の骨折を起こしています。
SCP-020-JPの知能は4歳程度です。発声器官、知能に異常は見られませんが、収容時から言語を発したことはありません。言語カリキュラムにより、収容後██ヵ月で散歩、食事、数名の職員名等の単語、簡単な文は理解します。SCP-020-JPは██県████山中で、衰弱しカラスに襲われているところをキャンプに来ていた████大学生グループによって保護されました。その後██自動車道で実施されていた検問により発見され、財団の関知する事となりました。DNA検査の結果、██%のタンチョウ(Grus japonensis)の遺伝子との相似が見られています。
補遺1:
以下はSCP-020-JP回収直後のインタビューログです:
インタビュアー:████博士
付記:SCP-020-JP回収時、サイト████にて発見の際の状況を記録。
<録音開始(20██/08/24)>
████博士: さて君で最後だ。えー██████君。カーチェイスでお疲れのところすまないが、もう少し辛抱してくれ。
██████: いや疲れてるけどさ。まあ運転してたのは███だし…全っ然状況がわからねえんだけどあんたら何なの。あと、あの子…あの子は大丈夫なのかよ。
████博士: ああ、怪我は見た目ほど大したことはないな。どちらかというと栄養失調の方が問題だったが、まあ大事はあるまい。██████: …あの子、なんなのさ。知ってんだろ。酷い事とかしてねえよな。
████博士:即答できればいいんだが。それを知りたくて我々も君らに質問をしているわけだ。大丈夫、我々は彼女を守りこそすれ、傷つけることはないよ。他の友達へも同じ質問をしているが、最初から話してくれるかな。
██████:なんか腑に落ちねえけど…えーと、俺ら夏休みで、サークルの連中で█████山のキャンプ場から帰る途中だったんだよ。午後五時ぐらいだったか、███道から20分?30分ぐらい走ってるときに、最初にアッキが林の奥になんかあるって気づいたんだ。50mぐらい先かな、 カラスがいっぱいいて…動物の死体かなんかだと思ったけど、人の死体なんじゃないかって███が冗談言ってさ。それで俺ら悪乗りして車降りて見に行ったんだよ。
████博士:そうして近づいてみると、あれ…彼女が倒れていたと。
██████: まあ、そう。最初はでっかい鳥かと思ったけど足が見えてさ。動いたからびっくりして、とにかく枝とか鞄とか振り回してカラス追い払って…本当に近寄るまでは鳥と人が一緒にいると思ったから…びびった。
████博士:そうだろうね。他におかしなものや気づいたことは?██████: いや気づかなかった。山ん中だし。あの子はガクガク震えてうずくまってて…顔あげたら俺と目があって、いきなりこっちガッと抱きついてきて。とにかく怪我してるしさ。助けなきゃ、って最初に言ったのは俺だけど、たぶん他の二人もみんなそう思ってた。
████博士:そこなんだが。その…彼女はどう見ても人間ではないと君らの目にも映ったわけだが。それでも助ける必要があると思ったのかね?全員が?██████: …ったりまえだろ!そりゃあんななりじゃ普通に病院にはつれてけねぇなとか、いろいろ考えはしたけど…大体人間だろうがただの鳥だろうが、弱ってる奴が襲われてるとこ見て助けなかったら人でなしじゃん。そんで追い払ったあと、人間じゃないからやっぱり放っておこうなんてしねえよ!
████博士:…うむ、いや失礼した、人間として当然の行動だ。彼女の外見が愛らしい少女のようではなく、たとえば人の腕のついた鳥でも君は正義の心で助けたろう。
██████: クソむかつくなおっさん…まあでもこう、走ってるときになんか自分の知らねぇ世界があるんだ、って映画みたいな高揚感?はあったけど。いやあの子にゃ悪いんだけど。授業はかったるいし、休みったって部室でいつもの連中とだべってるだけだったし。それに車んなかであの子しっかり俺にしがみついてて…それでまあ、これは俺らで守ってやんなきゃならないな、ってさ。
████博士: ハハ、初々しいね。まあ大体分かったありがとう。あと少々検査をしたら、お友達ともども帰宅の許可がでるよ。██████: っておい、おっさん最初の質問答えてねえぞ。ここなんなんだよ、なんかの研究所なんだろ、まさかあの子みたいなのもあんたらがここで作ったんじゃな(雑音)
<録音終了>
終了報告書:その後の実験の結果、SCP-020-JPが特別な影響力を及ぼしてはいないことが確認されたため、3名は他の目撃者同様、AクラスからBクラスの記憶処理を施して解放されました。 - ████博士
補遺1:
SCP-020-JPは収容後極度のストレス状態となり、食事を殆どとらない状態になりました。更なる検査の結果、発見者██████への顕著な刷り込みが確認されました。Bクラス記憶処理でも効果は変わりなく、Cクラス記憶処理が検討されましたが、SCP-020-JPが何らかの収容前の情報を持っている可能性を鑑み、████博士の代替案で当面問題はないとして、実行は保留されています
██████君を再記憶処理して、SCP-020-JPの飼育員補助に?確かに実行するのは簡単だし、財団はSCPへの対処に必要とあらば潤沢に予算を取るだろう。しかし安価な方法で十分ならば余計な予算の承認は降りないだろうな。大丈夫、餌やりだけならその仮面でも、あれに本物の██████君と、君とを区別する能力はないよ。- ████博士
補遺2:
SCP-020-JPは発見当時、病院の検査着のような衣服を着用しており、左足にアルミ合金の足環がはめられていました。衣服は変哲のないポリエステルと綿の混紡布地で、異常は見られませんでした。足環内部より電磁波が発信されていたため、SCP-020-JPに関わる組織の無線タグではないかと思われます。内容は一定のノイズで解読不能でした。発信装置部分は溶接されており、分解できないため切断して電磁的に遮断された保管ロッカーに別途収容しています。受信先の特定には至っていません。尚、足環には下記の文章が日本語で刻印されていました。
日本生類創研 T-003
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アイテム番号: SCP-042-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:
SCP-042-JPは実験に使用する際以外、サイト8105の電磁波遮断措置が施されている金庫内へ、電源プラグに絶縁カバーをかぶせた上で保管してください。SCP-042-JPの起動実験を行う際は、。レベル3以上の職員の承認が必要です。レベル1以上の職員が実験室に入る場合、電磁波防護服の着用を義務付けます。SCP-042-JPの影響を受けた物体(SCP-042-JP-1と指定)SCP-042-JPの影響を受けた物体(SCP-042-JP-1と指定)及びSCP-042-JP-1の影響を受けた物体(SCP-042-JP-2と指定)は、活性状態が終了した事を確認の上、電磁波遮断措置の施された専用の鍵付廃棄ボックスに入れ、ボックスごと焼却処分してください。実験室に使用しない電子機器、食品の持ち込みは禁止します。実験対象及び実験実施者は指示がある場合を除き、実験開始から活性の2倍の時間が経過するまで実験室に留まるよう徹底してください。
説明:
SCP-042-JPは幅50cm×奥行45cm×高さ30cmの、外見上特に異常な部分の見られない銀色の電磁調理器具です。「温め」、「解凍」、「グリルボタン」と時間設定のダイヤルが扉左側に配置されています。メーカー名は記載されていませんが、20██年発売の████製の製品と酷似しています。内部構造の電子チップ及びマグネトロンに未知の改造跡が見られますが、分解調査はSCP-042-JPを破壊する危険性があるため実施されていません。SCP-042-JPを使用する際は、100V電源への接続が必要です。
SCP-042-JPの内部に投入し、調理されたSCP-042-JP-1は、設定された調理時間の丁度10倍の時間が経過した後に活性化し、加熱時と同様の時間だけマイクロ波を放射することがわかっています。マイクロ波の周波数は、2.45GHzです。防護服無しでSCP-042-JP-1の付近にいる事は危険が伴います。もしSCP-042-JP-1を活性前に飲食した場合、重要な臓器に2度から3度の火傷を負うため、適切な措置を行わない場合殆どが多臓器不全により死亡します。調理に際し、いずれのボタンを使用しても反応は同様です。尚、SCP-042-JP-1からの影響を受けた物体も同様に活性化することが判明しています。実験記録を参照してください。
実験記録SCP-042-JP-1 20██/██/██
対象:レトルトごはん白米 200g
実施方法:設定「温め」 時間:2分。
結果:20分後、SCP-042-JP-1はマイクロ波を2分間放射。
分析:取り出した際、SCP-042-JP-1は通常の電子レンジ同様加熱されました。活性時のエネルギーの発生源は確認できませんでした。
実験記録SCP-042-JP-12 20██/██/██
対象:冷凍ドリア 300g、Dクラス職員1名(以下D-7445と称する)
実施方法:設定「温め」 時間:5分。 1時間後にD-7445を入室させ、SCP-042-JP-1を食するよう指示。
結果:50分後、SCP-042-JP-1はマイクロ波を5分間放射。その後入室したD-7445はSCP-042-JP-1が冷めきっていることに文句を言いつつも完食。その後D-7445を隔離したうえで24時間の観察を行ったが、異常は見られなかった。
分析: 活性の終了したSCP-042-JP-1は摂食しても危険はない模様。排泄物に対しては分析待ちです。
実験記録SCP-042-JP-16 20██/██/██
対象:冷凍チャーハン 300g(アルミ箔で包装)、Dクラス職員1名(以下D-7445と称する)
実施方法:設定「温め」 時間:5分。 取り出し後、D-7445にSCP-042-JP-1を食するよう指示。
結果:調理時、多少火花が発生。D-7445はSCP-042-JP-1が全く温まっていない事に文句を言いつつも完食。50分後、SCP-042-JP-1はマイクロ波を放射しなかった。その後D-7445を隔離したうえで24時間の観察を行ったが、異常は見られなかった。
分析: 完全にマイクロ波を遮断していればSCP-042-JPの内部に入れた物体を摂食しても影響を受けないようです。
実験記録SCP-042-JP-18 20██/██/██
対象:冷凍ゴマ団子 300g、Dクラス職員1名(以下D-7532と称する)、レベル1職員2名(この対象は突発的なものです)
実施方法:設定「温め」 時間:10分。5分経過後に「取り消し」ボタンを押して取り出し後、D-7532にSCP-042-JP-1を食するよう指示。
結果:D-7532はSCP-042-JP-1を手間取ったが完食。50分後、SCP-042-JP-1はマイクロ波を5分間放射。D-7532は腹痛を訴え、崩れ落ちた。10分後、D-7532の終了を確認。その後LEVEL 1職員2名がD-7532の検査のため別室にて準備を行っていたところ、D-7532がマイクロ波を5分間放射。これはSCP-042-JP-1が活性化した50分後だった。1名は両腕に1度の熱傷、対応が遅れた1名は眼球に回復不能の障害、右半身に2度の熱傷を受けた。また、防護措置を取っていなかった計測機器の一部も被害を受けた。
分析: SCP-042-JP-1に影響を受けた物体も活性化する事が確認されました。LEVEL 1職員2名は事故後の検査において異常は見つけられませんでしたが、もし死亡していた場合、更なる連鎖事故が起きていた可能性があります。
実験記録SCP-042-JP-19 20██/██/██
対象:冷凍グラタン 250g(以下SCP-042-JP-1-aと称する)、冷凍ラザニア 250g(以下SCP-042-JP-1-aと称する)
実施方法:設定「温め」 時間:6分。対象はSCP-042-JP-1-aのみ。SCP-042-JP-1-aとSCP-042-JP-1-bを隣同士に置き観察。
結果:60分後、SCP-042-JP-1aが活性化し6分間マイクロ波を放射。SCP-042-JP-1-bはそれを受け加熱されました。更に60分後、SCP-042-JP-1-bが活性化し6分間マイクロ波を放射。SCP-042-JP-1-aはそれを受け加熱されました。以後、同様の現象が7回観測されました。
分析: 予想通りSCP-042-JP-1間では互いに活性し合うことが証明されました。物質間の距離と大気により、徐々に影響は減少していきます。
補遺:実験記録SCP-042-JP-18、19を受け、一部収容プロトコルが改訂されました。Dクラス職員数名を対象として新たな実験を申請中です。
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アイテム番号: SCP-831-JP
オブジェクトクラス: Extranormal Euclid
特別収容プロトコル: 現在研究用として、生物サイト-8102に20固体のSCP-831が保管されています。SCP-831の収容チーム及び研究者は、常に規定の素肌の露出しない服装が義務付けられています。万一SCP-831と直接接触した場合、直ちにAクラス記憶処理を受けてください。未確認のSCP-831-1発見のため、████県内の医療機関のうち、耳鼻咽喉科・精神科の診療記録、及び財団のサーチアルゴリズムによりインターネット上の疾病、幻覚を常に監視対象としています。SCP-831-1として疑われる症状が発見された場合、症状確認のエージェントを派遣し、SCP-831-1の初期段階の罹患者だった場合は、症状の発生時期に応じて、基本的にAからCクラス記憶処理を施した上、7年後の11月まで観察対象となります。特に最終年度には注意が必要です。Dクラス記憶処理はレベル3セキュリティクリアランスを持つ職員の許可を得た場合のみ行ってください。記憶処理を行っていない状況で症状発生から20日以上が経過していた場合、他の第二段階の対象者と同じ処置が適応されます。この場合、処置は第二段階への移行前に行われます。
SCP-831-1の第二段階に移行した罹患者は、倫理委員会の監査に基づくプロトコル831-09[夏季補修]により、翌年1月から6年後の12月までの間に、不自然でない形での疾病、事故、行方不明の犠牲者として処理されます。密閉された屋内での措置が理想的です。詳細な手順は別紙資料[対遊離831-1採集処理]を参照してください。対象者のリストの閲覧はレベル3セキュリティクリアランスが必要です。突発的な不測の事態がない限り、順序の変更は禁止されています。その際、発生したSCP-831はすべて回収し、研究に必要な場合を除き、処理手順に沿って焼却してください。
説明: SCP-831は、日本では一般的にミンミンゼミとして知られている、セミ科のHyalessa maculaticollisに酷似した存在です。通常の寿命は他のセミと同程度と考えられ、9月から10月頃、SCP-831-1の影響者から発生します。SCP-831の生死を問わず、SCP-831に素手及び素肌で接触を行うとSCP-831は幾何学的に展開し、内側に向かい収縮、崩壊し、30秒後には完全に消滅します。この現象は接触者がSCP-831を認識しているときのみ発生します。その約30分後、接触者は約70%の確率でSCP-831-1に罹患します。SCP-831はすべて雄で、20██年現在まで雌は発見されていません。SCP-831-1を介して、7年ごとに通常のセミに交じって発生していると考えられていますが、197█年以前の生態は不明です。
SCP-831-1はSCP-831に触れた対象者へ大きく3段階の症状を与える幻覚症状です。
初期段階:接触から約30分が経過すると、罹患者は昼夜を問わず1匹のセミの声の幻聴を聞くようになります。また、周囲の気温・湿度に関わらず、体感気温を27~30℃に感じるようになります。この症状は不快なものですが耐えきれないほどではなく、2割程度の罹患者は単に疲れによる耳鳴りや体調不良の症状として、医療機関の診療を受けないケースもあります。症状は1ヵ月から1ヵ月半で終息します。この時点で、SCP-831と接触した期間に対して記憶処理が成功した場合、第二段階への移行は起こりません。
第二段階:SCP-831-1に影響されて何の処置も行われなかった罹患者は、7年後のほぼ同時期、以前に増した音量のセミの幻聴と体感気温の上昇を訴えます。幻聴は「何十匹もの数のセミが頭の中で鳴いている」と表現され、会話や睡眠も困難なレベルです。感じる音量はおよそ150デシベルと推定されており、社会生活に支障をきたします。体感気温は40℃前後と推定されています。第二段階に移行した罹患者が死亡した場合、頭部から数十体のSCP-831が発生します。一般的なセミの幼虫のかたちで顔面の目鼻の穴、もしくは不明な方法で内側から1.5cm程度の円錐状に開けられた穴から発生し、外部に出ると即座に羽化し、罹患者の頭部に抜け殻を残して飛び立ちます。穴の内部には物理的な物体の痕跡は残りません。罹患者が生存した場合、症状は依然と同じく1ヵ月から1ヵ月半で終息しますが、3割程度は回復後もPTSDを発症し、耐えきれず自殺を図る罹患者も現れます。
第三段階:第三段階まで移行した症状は過去に1例のみ2です。第二段階を超え更に7年が経過した場合、第三段階の症状が発生します。第二段階を超える音量の脳内の幻聴が発生していると思われますが、罹患者との意思疎通ができなかったため詳細は不明です。対象となったDクラスは数時間で死亡し、326体のSCP-831を発生させました。
SCP-831-1は、197█/09/10の初の発生事例から198█/09/██の再発生事例までの間、超常現象として記録されていました。以下は当時の記録です。
概要紹介:████県の████████町の住民9名がセミの声がする幻聴に悩まされ、耳鼻科、精神科への診療を受けました。詳しい症状を確認したところ、体感気温も30℃前後となっている事が判明しましたが、徐々にどちらの症状も薄れていき、10月中旬には症状を訴える住民はいなくなりました。
発生日時:197█年9月10日
場所:████████町
追跡調査措置:住民には猛暑によるストレス障害というカバーストーリーが用意され、必要な住民及び医師にはAからBクラスの記憶処理を行いました。事件から4年が経過していますが、その後住民に異常は発生していません。
―夏が長くなるのと一緒に、休暇も長くなれば文句もないんだがね。―████博士
補遺831-1 オブジェクトクラス再分類経緯:
198█/09/05、実質的な2回目の発生周期。7年前の197█年に症状を訴えた住民7名、及び更に24名の住民(後の調査による197█年当時████████町住民だった████県住民3名を含む)に再度症状が現れました。197█年にも症状を訴えた住民(及び当時医師の診察を受けなかった住民7名を含む)14名は、以前に増して耐えがたい音量のセミの幻聴と体感気温の上昇を訴えました。
第二段階に移行した患者への記憶処理は何の効果ももたらさず、投薬による強制的な睡眠がかろうじて有効でした。10月中旬にはまた以前と同様に鎮静化しましたが、それまでに2名の自殺未遂、3名の精神障害、6名にPTSDが残りました。
近隣の科学工場で発生した事故による、有害物質の漏出による精神疾患としてカバーストーリーが挿入され、一部の住民に補償金が支払われました。
198█/11/██に████████町のアパートに住む独居男性(██████)の孤独死体が発見されました。死後14日が経過しており、手帳にはSCP-831-1の第二段階の症状が出ていることが記載されていました。
男性の顔面及び頭部は多くの穴と42匹のSCP-831の幼虫の抜殻で覆われており、室内には外へ逃げられなかった31匹のSCP-831の死骸が残されていました。室内に入った警察官がSCP-831に触れ、SCP-831-1の第一段階の症状が現れました。警察内部のエージェントの報告により、以後の処理は財団へ引き継がれました。
197█年にAクラス記憶処理を行った住民2名には198█年の症状が発生していないことが判明しました。記憶処理を行わなかったSCP-831-1罹患者に改めて症状が発生した前後の出来事を回想してもらったところ、多くの対象者がセミにぶつかった、サンダルでセミの死骸を蹴ったなど、SCP-831らしき物体との接触事例が確認できました。
SCP-831及びSCP-831-1間で密接な因果関係がある事がほぼ確実とされたため、超常現象からEuclidへ再分類されました。
補遺831-2:プロトコル831-09[夏季補修]制定案での経緯、及び以後の経過事例
198█/04/██、初期段階のSCP-831-1罹患者記憶処理手順及び、以後の第二段階のSCP-831-1罹患者へのプロトコル831-09[夏季補修]が提案されました。記憶処理手順は承認されましたが、プロトコル831-09[夏季補修]は意図的にSCP-831-1に罹患させたDクラス職員(D-225641)による長期経過実験が完了するまでは保留とされました。
199█/04/██、精神障害を患った198█年度の罹患者が自室内で自死、その際300体を超えると思われるSCP-831が発生。また約200体を残し屋外に逃亡し、以後の1ヵ月で同居していた家族2名を含む36名が初期症状のSCP-831-1に罹患しました。密閉環境でない屋内外での第二段階罹患者の偶発的な死亡事故によって、隠蔽し切れないレベルでの大規模収容違反が起こる可能性が否定しきれないという観点から、プロトコル831-09[夏季補修]はDクラスの実験終了を待たずに承認され、198█年度の第二段階罹患者が対象となりました。
199█/09/██、3回目の発生周期。新たに25名のSCP-831-1の初期症状の罹患者と、16名の第二段階罹患者が発生しました。記憶処理を行った198█年度の罹患者からの発生はありませんでした。D-225641は第二段階に移行しましたがその後回復しました。
199█/09/██、4回目の発生周期。新たに15件のSCP-831-1の初期症状の罹患者と、4件の第二段階の罹患者が発生しましたが、記憶処理を行った前年度の罹患者からの発生はありませんでした。D-225641は第三段階に移行し、その数時間後に死亡、頭部から326体のSCP-831が発生しましたが、全て確保されました。
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The Slow Full stomach Of Undiluted Ardor
ゆっくりと、純粋な愛情に、満腹して
この部屋には、小ちゃなとかげへの愛しかありませんでした。昨日までは。
<ログ開始、00h-06m-8s02略>
██████博士:いま、良い子の小ちゃなトカゲは、誰ですか?
SCP-682-CU:あー。これは、何かの間違いやね。悪いけどなサイト管理者を
██████博士:……大変だ!最高にキュートな小ちゃなトカゲがげっそり痩せて黒ずんじゃってる!
SCP-682-CU:別にこれは地の色と体格なんやけど。それよりここはどこのサイ
██████博士:給餌係のD-085は何処だ!あいつは解雇だ!
SCP-682-CU:いや、そこまでせんでもと思うんやけどな。あのな。たのしいざいだんには用はあらへんのや。ねえちょっと聞い
██████博士:█████!すぐに最高に可愛くって可哀想なぼうやにごはんを!
█████助手:ありましたよ!小ちゃなトカゲちゃんへの十分な食料!
████助手がジャンボミルワーム御特用(5kg)を持って現れる。
██████博士:よくやった!さあちっちゃな可愛いトカゲちゃん、たらふくお食べ!!
██████博士がジャンボミルワーム御特用(5kg)の中身をSCP-682-CUに流しかける。
SCP-682-CU:ちょ、僕は虫はって、ぎゃああああ!!
<ログ終了>
「……ねえ、なんだか今日のカナヘビさん、ちょっと雰囲気違わないですか?」
「そうですか?でも優しいんですよ、さっき食堂に████が出たときも、喜んで食べてくれてたし。」
「へえ。好みでも変わったんです?」
大きな蜘蛛を頬張るのに忙しいエージェント・カナヘビは、職員を見もしませんでしたが、とても幸せなのでした。
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SCP-JP(
アイテム番号: SCP-999-JP
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル:
SCP-999-JP-1はセクター-8105の常に6m×6m×6mの鋼鉄製の独房に収容されています。SCP-999-JPを直接観察することのないよう、窓はありません。扉の下の開口部を開け、1日に1度、欠かさずに5kgの人肉を与えてください。週に1回、SCP-999-JPを拘束の上10kgの人肉を与えた上で、独房内の検査・清掃を行ってください。監視は独房内の監視カメラと、室内に設置された圧力センサ、赤外線検知装置のみで行います。30分以上の連続した監視は行わないよう、2人1組で相互いに時間管理を徹底してください。録画映像のチェックも2名以上で行い、連続して30分以上は行わないよう注意してください。食事の摂取量、SCP-999-JPの体重は常に記録を取り、異変があった場合はかならずLEVEL3以上の職員の指示に従ってください。
説明:
SCP-999-JPは外見上30代の日本人男性ですが、知性のない食人鬼です。収容から現在までコミュニケーションを取る試みは全て失敗に終わっています。物理的な損傷に対しての異常な再生力、両腕及び両肩に特に際立った不自然な筋肉の発達、鋼鉄に傷を付ける事が出来る程度の指と爪が変形した強靭な鉤爪が見られます。SCP-999-JPは一般的な野菜、穀物、人間以外の生物の肉は一切摂取しようとしません。SCP-999-JPは食人鬼ですが、生きた人間を食料にする必要はありません。ただし、一切人肉を摂取できない状況が4~5時間以上続いた場合、SCP-999-JPは自らの肉でその飢えを満たそうと試みます。この行動によって失った部位はそれ以前よりも異常な発達を示すことがわかっています(実験記録SCP-999-JP-Aを参照してください。)
SCP-999-JPは一般には199█年8月に発生した████市一家心中事件として知られている事件の犯人█████(3█)とされています。彼は妻、娘の三人家族で████市██地区に住んでおり、娘の友人は登校に誘おうと彼の家に立ち寄った際、彼が妻と娘を貪っている所に遭遇し、たまたま地域を巡回していた警察官に助けを求めました。警察官により、SCP-999-JPは頭部と腹部に銃弾を受けましたがその生命活動は止まらず、不死身の化け物と交戦しているという応援要請により、警察内に潜入しているエージェントからの連絡を受け急行した機動部隊、に-8("地域猫")によりSCP-999-JPは拘束されました。
警察官、娘の友人を含む█名のBクラス記憶処理に加え、薬物使用によって錯乱した父親が起こした無理心中というカバーストーリーの流布と、財団提供の偽の█████の死体により事件は終息し、█████はSCP-999-JPとしてセクター-8105に移送されました。
映像記録-999-1 - 日付19██/██/██
事件直後の██TVによるニュース内の、近隣住人へのインタビュー映像です。
インタビュアー:なにか一家に、変わった様子などはありませんでしたでしょうか…?
(中年の女性):いいええそんなところ全然なかったわよ、いつも朝ゴミ捨ての時に私挨拶してたんだもの、もう絵に描いたような幸せ家族って感じで奥さんもきれいだしお子さんは可愛くって利発だしこんな事いっちゃってあれだけど旦那もイケメンで高給取りで若いのに一戸建てなんてそうそうないわよってのにもう全然鼻にかけないで、でもねああいう優しくっていつもニコニコしてるような人が危ないのかもねえ、って本当怖いわあなにより██ちゃんがかわいそうよほんと小学校にだって入ったばっかりでねぇ
収容当初、SCP-999-JPとの意思疎通の努力はすべて失敗に終わりました。身体上は特に危険は見られないとして一般的な人型収容施設に入れられ、食事が与えられましたが手を付けず、SCP-999-JPは空腹に苛立った様子で部屋を歩き回り、自らの両指を噛み千切りました。当初自傷行為と見られたこの行動により鉤爪が発生し、収容違反が発生しました。SCP-999-JPが拘束される2分間に1名の職員が死亡、1名が負傷(指と鼻を欠損)SCP-999-JPは銃撃を受けながらも職員を捕食していました。
上記の事態を受け、エージェント・████により適切な収容手順を定めるための実験が行われました。
実験記録SCP-999-JP-02 19██/08/12
対象:SCP-999-JP、人肉20kg(終了済みのDクラスの一部を使用)
実施方法:SCP-999-JP収容施設内に投入。
結果:SCP-999-JPは人肉を四日間にかけて摂取した。
分析:あればあるだけ食うわけじゃないらしい。多少は節度があるじゃないか。大腿骨を噛み割る際に右頬と奥歯を損傷したが、再生した。より化け物らしいご面相になっている。 -エージェント・████
実験記録SCP-999-JP-03 19██/08/17
対象:SCP-999-JP、豚肉10kg
実施方法:SCP-999-JPが空腹の兆候を示した後、収容施設内に投入
結果:SCP-999-JPは摂取しようとせず、1時間後自身の右肩を齧り始める。人肉5kgを投入。自傷を止め、人肉を摂取。
分析:豚肉だってただじゃないんだがな。右肩は250%程度の筋組織の増加と硬化を確認。 -エージェント・████
実験記録SCP-999-JP-03 19██/08/19
対象:SCP-999-JP、チンパンジーの肉10kg
実施方法:SCP-999-JPが空腹の兆候を示した後、収容施設内に投入
結果:SCP-999-JPは奇声を上げてチンパンジーを殺害。摂食しようとはせず、自身の右肩を齧り、左前腕部から胸を爪で掻き毟る。人肉5kgを投入。自傷を止め、人肉を摂取。
分析:嫌んなるほどグルメだね。何をもって数%の遺伝子の差異さえ判別しているのかは不明。右肩は前回と比較して50%程度、左前腕部及び胸は250%程度の筋組織の増加と硬化を確認。しかし良い食べっぷりだ。 -エージェント・████
エージェント・████の報告書
書いててつまんないなこれ…題名は気に入ったから保留。
補遺:
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SCP-143-JP
アイテム番号: SCP-143-JP(蠱毒な壺)
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
SCP-143-JPはサイト-8128の電気的に遮断された監視装置つきの保管室に収容されなければなりません。また、内容物の変質を防ぐため、保管室内は-2℃に保つ事が必要です。保管室内には実験が行われるDクラス職員を除き、██姓(同音を含む)の人間が立ち入ることは許可されません。また、実験にはLEVEL 3以上の職員2名以上の承認、立ち合いが必要です。保管サイトには実験が行われるDクラス職員を除き、██姓(同音を含む)の人間が立ち入ることは許可されません。また、実験にはLEVEL 3以上の職員2名以上の承認、立ち合いが必要です。SCP-143-JPに対する実験は現在中止されています。保管室内での音声はすべて記録されていることが求められます。保管室内、SCP-143-JPへのマイクが入った状態での観測室では、決して特定の個人名を口にすることの無いようにしてください。
説明: SCP-143-JPの外見は蓋をした状態で1.5m×1.5m×1.5mのほぼ正方形をした石櫃で、上部ははめ込み式の蓋となっています。(蓋を含めた石櫃をSCP-143-JP-2と指定)非破壊検査において内部構造を確認したところ、SCP-143-JPの内部は劣化した油紙、注連縄、数枚の紙の札に包まれた高さ1.2m大の壺があり蓋は硬く密閉されています。更にその内部には、2体の小柄な人体をベースに他の生物(主に犬、猫、狐、鼬、鼠等の食肉目)が不規則に融合した形状のミイラが封入されています。一方の人骨は非常に古く、指の第一関節は摩耗により欠損しています。その足元には前述生物の骨片に加え、蛇、トカゲ等の複数の爬虫類、多くの昆虫の残骸が入っており、壺の半分を占める変質した有機物の堆積となっています。(壺及び内容物をSCP-143-JP-1と指定)
また、上記とは別に財団職員の死体1体が入っています。(音声記録143-2を参照)
SCP-143-JP-1は██姓の人間にのみ害を及ぼす様々な影響を及ぼします。影響範囲は周囲50km程度でSCP-143-JPに近づくほど顕著となります。(発見経緯及びSCP-143-JP実験記録を参照)
SCP-143-JP-2は内部のSCP-143-JP-1の影響を防ぐ作用があります。しかしこの防御作用は完全ではなく、周囲20mにまで近づく事で直接的な被害をもたらし、遠距離でも長期間では影響を防ぐことはできません。
SCP-143-JPは山形県の██地域で発見されました。19██年、30日の間に██姓の230名が一斉に体調不良(腹痛、てんかん、発作等々)を訴え、症状の重い20名が入院(うち7名は[削除済])、同期間に出産された████の嬰児が[削除済]として生まれたため、財団の調査が行われました。該当苗字の一族は元々地域の豪族の末裔で現在人口の5%を占めていますが、狐憑きの家系としても知られています。風土病として処理されていた飢餓を思わせる症状、一定確率で現れる催奇性が異常かつ顕著だったため、財団の監視対象となっていました。多くの近年の事例は一族間で内々に処理されることが多かったため、公式の記録には殆ど残されておりません。
3日後、異常が発生した範囲半径20kmの中心付近の山中において、█号台風により崩れた崖で、土から露出し、石櫃の蓋がずれた状態のSCP-143-JPが発見されました。発見当時、石櫃を更に開封したところ発見地点付近の██姓の6名が昏倒、入院中の20名に激しい嘔吐、痙攣を引き起こしたことが報告されました。調査を中断し、蓋をすることで症状が治まったため、サイト8128への移動を申請。許可されたためSCP-143-JPを移動させたところ、入院中に亡くなった3名を除き██姓の人間全員が健康を回復しました。集団食中毒のカバーストーリーと、病院を中心とした関係者の一部にBクラスの記憶処理が行われました。
サイト8128にて改めて調査を開始したところ、石櫃、壺は約800年以上前のものと判明しましたが、人骨の片方は体組織、衣服共に劣化が少なく、近年の女児のものと判明しました。SCP-143-JPの内部に入ったのは20年程以前と見られ、の198█年に██地方で行方不明となった████(8)と失踪時期が一致しますが、何故SCP-143-JPの中に入ってしまったかは不明です。(音声記録143-1を参照)
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SCP-143-JP実験記録
補遺:
20██/05/13: クラスD職員をSCP-143-JPの保管室に入れ、自らを██姓だと名乗らせる。変化は見られなかった。
20██/05/18: ██姓の人間1名をSCP-143-JPの保管室に入れる。対象はSCP-143-JP発見当時入院患者となっていた██を再検査として確 保。サイトに近づくだけで激しい痙攣の発作に見舞われ呼吸困難となる。保管室へ運び込んだところ[削除済]
20██/05/26: ██姓だったが結婚し別姓となっている人間をSCP-143-JPの保管室に入れる。変化は見られなかった。対象にはBクラスの記憶処理を行いました。
20██/06/06: クラスD職員に記憶操作を行い、自らを██姓だと認識させる。その瞬間、実験②と同様の結果となった。
20██/06/07: クラスD職員に記憶操作を行い、自らを██姓と同音の██姓と認識させる。その瞬間、実験②と同様の結果となった。分析:距離と名前の読みに対する自己認識が判断基準のようですが、SCP-143-JPがどのように判断しているかは現時点では不明です。現状サイト-8128は██地域から100km以上の距離があり、近隣に██姓の人間はほぼ居ないことが確認されているので、問題になるようなことはないでしょう。また、██地域でも現状新たな██姓の犠牲者は出ていないため、調査を急ぐ必要はないでしょう。-鼓林博士
音声記録143-1
20██/08/19:SCP-143-JPに取り付けられている観測機器より、対象が音声を発していることが報告されたため、鼓林博士が接触を試みました。
対象: SCP-143-JP
実施者:鼓林博士
付記: 音声が微弱なためSCP-143-JP-1に取り付けた高集音マイクを介し、観察室から行われました。
<録音開始>20██/08/21>
SCP-143-JP:(泣き声)鼓林博士:もしもし。私の声が聞こえますか。
SCP-143-JP:ダレ?
鼓林博士:** 私は鼓林と言います。あなたは何者ですか。
SCP-143-JP:ワタシ…ワタシ████。(████は198█年に行方不明となった女子児童です)オカアサンイルノ?
鼓林博士:…今ここにはいません。あなたの現在の状況…あなたは今自分がどうなっているかわかりますか?
SCP-143-JP:ワカンナイ。クライシサミシイ。鼓林博士:そうね、あなたはどうしてそこにいるかわかる?
SCP-143-JP:ヨバレタノ。カエリミチ、ヨリミチシテ。ヤマデマヨッテ。鼓林博士:誰に呼ばれたの?その人はそこにいないの?
SCP-143-JP:ワカンナイ、ズットヒトリ。カエリタイ。鼓林博士:どうして突然話し出したの?
SCP-143-JP:…タブン、ネテタカラ。ワタシカエレルノ?鼓林博士:…今はまだわからないわ。色々と調べないと。
SCP-143-JP:カエリタイ、サミシイ。(泣き声)鼓林博士:疲れたわよね、今日はここまでにしてまた明日話しましょう。
SCP-143-JP:キットネ。
<録音終了,20██/08/21 >
終了報告書: 対象の精神は████のものと思われます。精神年齢は失踪当時と変化しておらず、自身が死亡したことも認識していません。今回は確認できませんでしたが、SCP-143-J内に取り込まれた際の経緯から、他の精神も存在するのではないかと思われます。████の肉体は既に損壊していますが、何らかの方法で彼女の精神だけでも救い、その事がこのSCP-143-Jを解明、無効化する手段となるのではないかと思われます - 鼓林博士
音声記録143-2
20██/08/22に予定されていた音声調査は、予定されていた鼓林博士が出勤せず、中止となりました。また、SCP-143-JP内部に鼓林博士と思われる実体が出現していたため、███博士が接触を試みました。(███博士は鼓林博士と面識があります)
対象: SCP-143-JP
実施者:███博士
付記: 音声が微弱なためSCP-143-JP-1に取り付けた高集音マイクを介し、観察室から行われました。
<録音開始,20██/08/24>
███博士:もしもし。聞こえますか。
SCP-143-JP:(呟き。聞き取れない)
███博士:もしもし。
SCP-143-JP:ダレ…イイエ、コタエナイデ。クライ、カラダウゴカナイ███博士:鼓林博士、でしょうか。
SCP-143-JP:タブンネ。シンジタクナイケド。
███博士:████は居ないのですか。
SCP-143-JP:ワタシヒトリ。ワタシガ████デヒトリナノカ、モウ(雑音)ナノカ。ヒドクサミシイ。サミシイノハイヤダ。███博士:鼓林博士?
SCP-143-JP:アナタダレ?
以降の15分間、███博士の発言に対しSCP-143-JPは同じ質問を繰り返しました。███博士は質問に答えませんでした)
<録音終了,20██/08/24>
終了報告書:私が話した相手が鼓林博士なのかどうかは確証が持てません。機器も私も、あの声は鼓林博士だと判断しています…ですが、正直、確認のためにまた話したいとは思えません。 - ███博士
以後の音声対話、および実験は中止されています。特別収容プロトコルに実験を行う場合にはクラスD職員を介する案、保管サイトへの立ち入りを禁止する人名に鼓林、及び小林を追加する申請が███博士より出されています。
鼓林博士だったものと中のミイラがゆっくりと融合をし始めているのが観測できた。改訂を急いでもらうよう進言しよう - ███博士
指摘
特別収容プロトコルを検閲するな、って言うのは読んだ職員が収容に必要な情報を得られないことが問題なので、
例えば架空の文章を作って、「文書143-01の条項に当てはまる職員は接触禁止です」みたいな風にすれば苗字を作らずとも問題ありません。
具体的な苗字を出してしまうと不気味さが損なわれる気がしますしね。
SCPの感想としては詰め込み過ぎな印象です。
██姓の人間に害を与える、SCPの効果を防ぐ、意思疎通能力、それと最後の博士を取り込んだ能力と私の見た限りでは4つ異常な特性があるようですが
要点がバラけていて個々の異常性が説明不足になってる気がします。
コトリバコとかベニヒサゴとかそれ系にそっくりなのがまずあまり良くないかなーと
実験記録はテンプレを使用して番号をふってあげないと突然「実験②」とか出てきてもどれ?ってなります
ありがち&まとまりきれていないことが判明したので保留。むずかしい。
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電車
乗車率300%を超えるとなにか起こる
SCP-JP(マンホール)
蓋を置くと穴が生成される、もしくはすでにされている状態かで
円筒上で手すり、足場金物付きで、深さは測定不能。
機械測定ではらちが明かないのでとりあえずD職員に調査をさせることに
一応ネタはあるけれどどうしても星新一を思い出してしまう。
SCP-JP(天使レンジ)→結構ありふれているのでボツ。変死レンジに改造。
普通の電子レンジ。調理されていない玉子をいれて1分経つと成体が翼をつけて生まれてくるよ。
天使バザー(仮)で購入した男性が電子レンジで茹で卵を作ろうとして発見。財団で保護。
動物のみ
以下実験ログ。
投入→鶏卵…成体の鶏。ただし普通の翼に加えて小さい翼が1対
投入→目玉焼き…変化なし。黄身が硬くなった
投入→ダチョウの卵…成体のダチョウ。出力時、ダチョウにもレンジにも物理的な損壊なし。作業をしていたDクラス職員が腕を負傷。翼が通常より発達しており、女装なしで実験室の端から端まで7m羽ばたきながら跳躍した。観測機器に被害。
いくら1粒…成体の鮭。背びれ部分の両脇に1対の胸びれ状のひれ
投入→マンボウの卵巣…不承認
投入→フタバスズキリュウの卵の化石…不承認
投入→????の卵のう…[削除済]昆虫にも対応していることはわかった。
投入→たまごっち…[編集済]
注意書き…※猫、および人間は決して入れることのないようにしてください。誤った使用法による物的、人的損害に対し一切の保障、訴訟は受け付けられません!!
ネズミ…卵1個。自然ふ化させた場合投入したネズミと遺伝的に全く同じネズミが誕生。
天使レンジで作成された卵を天使レンジに入れる実験は保留中です。
眼から高出力のマイクロ波を出す翼の生えたアルビノ猫。
SCP-JP(爆破男)
出稼ぎ外国人労働者。なぜだか喉元から勝手に手りゅう弾等が出るマンになった。
家族には仕送りが送られてる。
テロの実行犯として確保。自爆。死んでないので病院へ。また爆発。
死傷者3桁ぐらいで財団へ。
出るタイミングが完全にランダムなので大半は手元で爆発する。爆発のダメージは回復するけれど本人は痛い。
内科的な体調不良は通常通りだが、それに対応して爆弾の威力、量が増える。大病を患ったら不味いかもしれない。
財団は残酷ではないので対爆スーツ、収容室に何枚かの堅牢な壁を設置。
島にでも隔離したら?却下。
似た感じのものが既に投稿されている。あっちは自己意識ないけれど何か似てるね。
特別収容プロトコルをボンバーマン的に吐いたら動かないといけなくさせたいってだけなんだけれど
イメージはボンバーマンのドクロのゲリ(そのまんま)
絶滅動物園
いろんな絶滅動物が生きてる動いてる
現実には絶滅してないのもいたりする
なんかちょっとおかしいのもいる
ニホンカワウソ(絶滅年-実際と同じ)見かけはほとんどニホンカワウソなんだけれどカギムシ
タンチョウ(既に絶滅)足の数が多いとか?四足にしよう
ヒノモトゾウ(近年に絶滅)ナウマンゾウっぽい。鼻が3つに分かれてる
ニホンオオカミ(剥製が残っている奴とはちがい、シベリアオオカミとかより巨大)
ヒト(削除済み)
別の宇宙とか恐竜とかを集めたやつが本家にあるけどいかに差別化するか
動物園の時点で無理じゃね
微妙に知らない、こっちの動物をわかっていない奴らがむりくりつくった感を出したい
SCP-JP(人材直売センター)
派遣D職員。高い?安い?
正直クローン系はもう日本支部にだっていくつかあるしなあ
何かを斬新にしたい
オチ的にはですね、倫理面よりDクラスのコスト面を優先させる財団ってやだなあって感じにしたい
りんご産みの少女
本家に似たようなのがあったような気がしないでもない。
女の子がリンゴを食べる。子宮内でへその緒に繋がったリンゴが実る。
出産すると…?キング博士
なにか面白い事を思いついた気がするんだけれど
SCP-JP(ジャングル・ジム)
並行世界へ
周囲を女の子女の子した世界にするSCPのtale
(これじたいは自分が考えてるものじゃないから許可が必要だ)
可愛いもの(レースやピンクのふりふりやお菓子)に浸食されるサイトと職員たち
エージェント・餅月他をふりふりにしたい
前原博士が影響を受けない。なぜか
男祭りで終息させる
合間に三国技師のかんたん講義とか
マザーグースとか
がいようをかくのはかんたんだな!
けっこう前にディスカッションした墜落し続けている飛行機で何十年も経っていて生活している話。
実際には数日前に行方不明になった飛行機。なってなくてもいいや。墜落した飛行機でもいいや。
使わないなら書きたいけれど。蠅の王的に派閥ができたり。子ども作ったり。
どうやってこれを知ったか。ブラックボックス?ブラックボックスってそんな細かい事記録されないよね。
しかも長い事。
墜落した飛行機から発見された日記か。残るの?
問題が発見された時点でナチュラライズドっぽい感じがする。
現実の行方不明事故があったからちょっとはばかられる部分はある。
飛行機やめるか。豪華客船とかにするか。ああそれならわるくない。
なんだっけ、種なしバナナを食べると受精するネタ。…やっぱりdownvoteなきがする