三須邸
評価: 0+x

アイテム番号: SCP-XXX-JP あの硝子細工の為に

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、50cm立方からなる鋼鉄製の金庫に収容されます。SCP-XXX-JPを収容する前に、物理的な手段を用いて必ず破損状態にしてから収容してください。
(20██/██/██追記)この破損作業は、必ず遮光性の生地を用いた袋に入れた上で行ってください。

SCP-XXX-JPを用いた実験を行う際に、担当職員は実験開始まで決して袋を開かないよう注意してください。袋からSCP-XXX-JPを取り出す作業は、必ず被験者に行わせるようにしてください。
(20██/██/██追記)実験を行う際は必ず二人以上の担当者をつけてください。実験終了後は、必ず両担当者で破損状態の確認を行ってください。

Dクラス以上の職員を被験者とする場合は、レベル2以上のセキュリティクリアランスを持つ者の許可を得る必要があります。

説明: SCP-XXX-JPはクリスタルガラス製の置物です。形状は不定ですが質量は一定して800グラムです。調査の結果、オブジェクトを構成する成分に特別な成分は含まれていないことが判明しています。
また、どのような形状であっても、一部に「Please for me.」という一節が彫刻されています。

SCP-XXX-JPは通常のガラス製品と同様の強度と硬度を有しており、物理的手段を用いて破損させる事が可能です。破損が全体の30%以下だった場合、SCP-XXX-JPは自己修復を行い、元の形状に戻ります。
全体の30%を破損したSCP-XXX-JPは、前述と同様に自己修復を行いますが、修復完了後は完全に異なる形状をとっています。
この修復行動には最長でも1週間ほどの時間がかかります。また、形状の変化に規則性はありません。

修復行動は基本的に最も大きな破片のある地点に、周囲の破片を何らかの力で引き寄せながら行われます。修復地点から約5m以上離れた場所にSCP-XXX-JPの破片が落ちた場合、SCP-XXX-JPはその破片を用いずに自らを修復します。
修復が完了すると、修復に用いられなかった破片は消失します。この際、いかなる密封手段を用いても、破片及び破片の成分の消失を阻止することはできませんでした。
その後、修復が完了したSCP-XXX-JPの質量を計測すると、破損前と同様の800グラムであるという結果が出ています。

SCP-XXX-JPは、破損状態から脱し、新たな形状となったSCP-XXX-JPを直接目視した最初の人間に影響を与えます。この影響はカメラなどの映像記録越しには発生しません。また、(以下、影響を受けた者をSCP-XXX-JP-所有者と呼称)
SCP-XXX-JP-所有者がSCP-XXX-JPを直接目視した瞬間、「このガラスの置物が自分の所有物である。」と認識します。
それに伴い、SCP-XXX-JP-所有者はどのようにSCP-XXX-JPを入手し、自分の所有物としたかの具体的な記憶を有します。
この際に自称される記憶は、SCP-XXX-JP-所有者にの経歴に大きく矛盾する内容であることが殆どです。

実験記録XXX-JP-01 - 日付19██/██/██

対象: 30代のDクラス職員、D-41568

形状: カットガラスの灰皿
入手手段: 5年前、██府██市のフリーマーケットで購入。
灰皿が欲しかったところに丁度いいものが売っていたと述べた。
出店者は他に、手作りのぬいぐるみなども出品していたという。

補足: D-41568は7年前より、██県の██刑務所に服役していた。
また、D-41568が喫煙者であったという記録はない。

実験記録XXX-JP-04 - 日付19██/██/██

対象: 20代のDクラス職員、D-48134

形状: 雪の結晶を模した、幾何学的な形状
入手手段: 11年前、学生時代の修学旅行先である██県で購入。
老婆が経営する、「████屋」という名前の怪しげな骨董品屋だったと述べた。

補足: D-68134が11年前に行ったのは隣県の██府であり、██県には立ち寄っていない。
██府、及び██県の骨董品屋を調べたが、「████屋」という店は存在していなかった。

実験記録XXX-JP-07 - 日付20██/██/██

対象: 20代のDクラス職員、D-51684

形状: 猛禽類を模した形状
入手手段: 3年前に██市で侵入した家屋にて入手。
その際に、家の住人と鉢合わせ、殴る蹴るの暴行を加えたと述べた。

補足: D-51684の犯罪歴に、本人が述べたようなものはない。
また、該当地域に類似の事件が発生したという記録も存在していなかった。

SCP-XXX-JP-所有者がSCP-XXX-JPを視認してからある程度の日が経つと、SCP-XXX-JP-所有者はSCP-XXX-JPの影響で得た記憶に、強い不快感や不安感を覚え始めます。この症状が現れるのに個人差はありますが、おおよそ4日から10日程だろうと推測されています。
その後、全てのSCP-XXX-JP-所有者はSCP-XXX-JPによる記憶の矛盾点を解消すべく、入手時に行ったとされる行動を再度取ろうと試みます。

この不快感や不安感はSCP-XXX-JP-所有者がSCP-XXX-JPを視認することで解消されますが、再度引き離されることを拒絶し、SCP-XXX-JPを常時所持することを強く希望しました。
これらの異常認識や異常行動は、SCP-XXX-JPが破損状態になることで全ての効力を失うことが確認されています。

19██年██月██日に██県██市内の市営地下鉄███駅内のホームに侵入した女性の自宅から回収されました。
女性は以前からホームへの侵入を試みており、制止にあたっていた駅員は、女性が「あそこにある」「私のもの」という言葉を繰り返していたと証言しています。

補遺1:20██/██/██、SCP-XXX-JPの担当であった██博士がオブジェクトを誤って目視し、██県で強盗殺人事件を起こした事案から、特別収容プロトコルに追記が行われました。

煮詰まってしまったので寝かせている案

評価: 0+x

アイテム番号: SCP-XXX-JP 盲目ブロック

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPを回収する試みは全て失敗に終わっており、現在はオブジェクトの存在するとされる区画を財団私有地として、立ち入り禁止の検問を敷いています。
職員は、SCP-XXX-JPの特性が発揮するとされるポイントを、カメラを用いて常時監視する必要があります。
また、将来的にSCP-XXX-JPの特性が発揮する可能性のある地域へは、定期的に周辺住民や医療機関の調査を行ってください。

SCP-XXX-JPに接触し、その影響を受けた人物が現れた場合、速やかに財団の監視下にある病院に収容し、目撃者や親族にBクラスの記憶処置を施してください。

説明: SCP-XXX-JP-Cは、██県営████公園の園路に設置された、コンクリート製の視覚障害者誘導用ブロック(点状)です。これは2001年に制定されたJISの規格を満たしたものであり、各ポイントには同様のブロックが4枚から9枚設置されています。園路には線状ブロックも配置されていますが、これらのブロックにSCP-XXX-JPの特性が現れない事は確認済みです。

SCP-XXX-JPの影響が表れるのは、オブジェクトに両の足で5秒以上接触した場合のみです。片足のみの接触や、掌での接触時にはその影響は表れませんでした。

SCP-XXX-JPの影響を受けた人間は、極度の視力の低下、或いは完全な失明状態を発症します。オブジェクトから離れても視力が戻ることはなく、眼球にはいかなる異常も見られませんでした。あらゆる治療が試みられましたが視力の向上、回復には繋がりませんでした。
オブジェクトの影響を受け、財団の監視下にあった████ ███の視力が、接触から8ヵ月後に回復したという報告がありました。Dクラス職員を用いた実験の結果、個人差はあるものの全員の視力が大体6ヶ月~1年後に回復することが確認されました。実験前と比較しても、視力や見え方に大きな差はありませんでした。

SCP-XXX-JP-Aは██県内の████公園の園路に設置された視覚障害者誘導用ブロックですが、実験XXX-JP-A-003以降オブジェクトは非活性化状態にあります。

現在、████公園と██県営████公園は財団の監視下の元、民間に開放されています。

SCP-XXX-JPは、██県で原因不明の失明症状を発症していた患者が、皆一様に「████公園に立ち入った際に失明した。」と述べていたことから調査、発見に至りました。この症例の報告は200█年になってから増えており、最初の症例が発見される一月前に、████公園は園路のバリアフリー対策工事を終了していました。バリアフリー対策工事は████組という会社によって施行されたという記録が残っていますが、財団のデータベースに████組という会社は存在していません。
その後、財団の調べにより████組がバリアフリー対策工事を請け負ったとされる公園は日本国内に██箇所存在するとされていますが、20██/██/██現在SCP-XXX-JPの特性が現れた点字ブロックの存在が確認されているのは、████公園のみです。

付録 SCP-XXX-JP-██:
以下、影響を