チビスラのガラクタ置き場
評価: 0+x


[

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: [削除済み]1動物園跡地から半径5kmの範囲は財団フロント企業によって買収され、カバーストーリー"野生動物の保護"を流布することで一般人の侵入を防止します。イベント-XXX-JPの発生を阻止する試みは現在まで成功していません。暫定的な対応策として、イベント-XXX-JPの発生が確認され次第あらゆる情報媒体にミームエージェントを挿入し、イベント-XXX-JPに遭遇した全ての人物への記憶処理を行って下さい。SCP-XXX-JP担当職員及び財団ミーム部門は、2020/10/06までにSCP-XXX-JPまたはテキスト-CDD9を無力化する方法を発見する必要があります。

説明: SCP-XXX-JPは北海道██市に位置する[削除済み]動物園2跡地の猿山内に存在するオスのニホンザル(Macaca fuscata)です。SCP-XXX-JPの身体的特徴は[削除済み]動物園にて飼育されていたニホンザル"███3"の25歳当時の姿に酷似していますが、███は1976年に[削除済み]動物園の閉園に伴い██動物園へと移送され、その後1980年に老衰で死亡しています4。後述する異常性からも███との関連性が示唆されていることから、SCP-XXX-JPと███との間には何らかの因果関係が存在すると考えられています。また、SCP-XXX-JPの存在する猿山内に進入したあらゆる物品は、[削除済み]動物園内のいずれかの場所に瞬時に移動します。この異常性により、生体サンプルの採取やコミュニケーション能力の有無の確認、当該オブジェクトの終了等のSCP-XXX-JPに接触しようとする試みは全て失敗しています。

SCP-XXX-JPは食事や排泄などの生理的行動を必要としない他、加齢の兆候も見せません。また、SCP-XXX-JPは自発的な行動を殆ど行わず、1日の大半を猿山内の特定の位置にしゃがみこんだ状態で過ごします。

SCP-XXX-JPは毎年10/065の午前10時になると腕を前方に突き出し、両手の指を規則的に動かし始めます。数人の職員はこの動作を「キーボードを打鍵する動きに似ている」と報告しています。この行動から約1分が経過すると、イベント-XXX-JPが発生します。

イベント-XXX-JPは、世界中のあらゆる文字列を表示可能な物品(テレビやスマートフォン、発車標など)に発生する異常現象です(以後、発生条件を満たす物品をSCP-XXX-JP-Aと表記)。この現象は、電源が切られている、通電していない物を含む全てのSCP-XXX-JP-Aに発生します。イベント-XXX-JPが発生すると、全てのSCP-XXX-JP-Aが同時に特定の文字列を表示します。文字列の内容は以下の通りです。

今日は、[削除済み]動物園のニホンザル、███くんの誕生日!なんと、今年で[███が生存していた場合の年齢]歳!おめでとう!これを記念して、午後の「おやつタイム」では特製ケーキ[編集済み]6

イベント発生中はSCP-XXX-JP-Aを通常通り操作することが可能ですが、上記の文字列は常に画面上に表示され続けます。イベント-XXX-JPの発生からおよそ1時間後、上記の文字列は消失し、イベントは終了します。

SCP-XXX-JPは1981年に発生したイベント-XXX-JPによって財団の注意を引き、その後表示された文字列内に記述がある[削除済み]動物園を財団が調査した結果発見されました。

補遺: テキスト-CDD9と財団に指定されている文字列「今日は、[削除済み]動物園のニホンザル、███くんの誕生日!なんと、今年で69歳!おめでとう!これを記念して、午後の「おやつタイム」では特製ケーキを[編集済み]」は、18██年に財団によって発見された、視認した人間7に対して記憶障害を発生させるミームエージェントです。テキスト-CDD9を視認した人間は記憶喪失、異常な記憶の挿入、思考障害等の症状を発症し、社会的活動が困難なレベルの心神喪失状態に陥ります。テキスト-CDD9は文章量が他のミームエージェントと比較して長大である点や、内在する単語が使用される機会が限定的である点、ニホンザルの平均寿命が69歳を大きく下回る点等の理由から一般で偶発的に使用される可能性が極めて低く、Anomalousアイテムとして登録されています8。SCP-XXX-JPによって今後もイベント-XXX-JPが発生し続けた場合、2020/10/069にイベント-XXX-JPが発生した瞬間、世界人口の70%以上がテキスト-CDD9に曝露することで心神喪失状態に陥り、AK-クラス:世界終焉シナリオが引き起こされると予想されています。

現在、SCP-XXX-JPはO5評議会によって無力化命令が下されており、SCP-XXX-JPの終了も視野に入れたイベント-XXX-JP発生阻止の試みが進行中です。また、対抗ミームの開発が最高優先度で行われていますが、テキスト-CDD9の文章量が100文字を超える10程長大なことから、対抗ミーム完成の目途は立っていません。2020/10/06までに対抗ミームが開発されず、SCP-XXX-JPの無力化が失敗した場合に備え、人類文化退行プロトコル-βが計画されています。