Meto0818の砂箱。
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在収容エリア81XXXにある宿舎の玄関にGPSを取り付けた状態で配置されています。担当の職員は24時間以内に一度、SCP-XXX-JPを使用し指定されたルートを徘徊してください。SCP-XXX-JPが破壊された場合、██研究員に報告してください。担当の職員は1週間に一度変更されます。

説明: SCP-XXX-JPは大阪府██市にて、裸足の高齢者達が栄養失調で死亡した状態で発見されるという事例が相次いで発生した際に発見された、下駄型のオブジェクトです。

SCP-XXX-JPは48時間以上使用されていない状況が続くか、下駄としての役割を果たせないほど破壊された場合、最も近い位置にある玄関に存在する下駄にその異常性を転移させます。

SCP-XXX-JPが対象に使用されると対象は自らSCP-XXX-JPを脱ぐことが不可能になり、どのような状況であれ「散歩に行きたい」や「そこら辺を見て回りたい」という衝動に駆られ、初期段階では1時間ほどの徘徊を行います。徘徊するルートは対象の意思で決定できます。この時、対象はあらゆる妨害を無視して徘徊を行いますが、SCP-XXX-JPを対象から第三者によって脱がせるか、破壊することで徘徊を阻止できます。

一度SCP-XXX-JPを使用した対象は繰り返しSCP-XXX-JPを使用する傾向があり、使用回数が増加するごとに一度の使用時間も増加します。最終的な実験では、███時間の使用が確認されましたが、対象の栄養失調による死亡という結果に終わりました。