アイデアscp

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは直接肌で触れる事は実験以外では禁止されています。その特異性から週に1回はイベントを発生させてください。レベル3セキュリティクリアランス下、実施してください。実験記録1後からは決してDクラス職員は実験に使用しないでください。サイト-8125の15m×15m×4mの部屋の中心に収容してください。SCP-XXXX-JP-1に触れた者には"今1番欲している物"を聞いてください。それが本当に欲しい物ではない可能性があるので鵜吞みしないでください。聞いた時の物が違う場合実験後、もう一度"今1番欲している物"を被験者に聞いてください。イベント中は増えたSCP-XXXX-JP-2の数を必ず数えSCP-XXXX-JP-1が次どこにSCP-XXXX-JP-2を飛ばすか予測してください。またSCP-XXXX-JP-2が現れた店舗では クラス記憶処理をしてください。またSCP-XXXX-JP-3が現れた場合報告を絶えずしてください。SCP‐XXXX‐JP‐3によって財団を知った者、または見た一般人には記憶処理を施してください。

説明: SCP-XXXX-JPは青色の由来不明のカケラです。構成されてる物質は不明です。SCP-XXXX-JPのイベント1は人間が肌に触れる事で発生します。このイベント1は一日3回しか発生しません。個人の回数制限は無いと思われます。有償物の場合SCP- XXXX-JP-1は触れた対象が今1番欲してる物が買収に使用出来る硬貨や紙幣に変化します。今1番欲している物の値段まで分裂し同じ姿をしたSCP-XXXX-JP-2を0.5秒に1つのペースで増やします。このイベント中SCP-XXXX-JP-2の破壊は出来ません。SCP-XXXX‐JP-1に触れた肌はイベントが終了するまで離れません。欲している物の値段に到達するとSCP-XXXX-JP-2はその場から消えて、SCP-XXXX-JP-1の半径10cmの円の中に触れた対象の欲していた物と花がランダムに出現します。これを触れるまで肌からSCP‐XXXX-JP-1は離れません。イベント1を終了させる為には被験者がSCP-XXXX-JP-1が出現させたものを手を触れないといけません。部屋のサイズがSCP-XXXX-JPが出現させる物が部屋より大きい場合近場の適切な場所に変更します。イベント1終了までは被験者は傷を負いません。殺すことも不可能です。またこのイベント1全て完了させる事でSCP-XXXX-JP-2は破壊が可能となります。SCP-XXXX‐JP-2は触れた対象の欲していた物の存在していた場所にすり替わります。このSCP-XXXX-JPは買えるものなら何でも出現させます。
触れた対象が欲していた物が無償物である場合、イベント1が進行発生する場合と発生しない場合があります。イベント1が発生する場合はSCP-XXXX-JP-1は真っ白な紙に変化しscp-XXXX-JP-2は発生しません。イベント1が進行した場合対象の欲していた物は有償物のイベント1と同じエリアに現れます。このイベントでも花は出現します。この時1部の場合、全身青い人型のようなものが出現します。これをSCP-XXXX‐JP-3とします。SCP-XXXX-JP-3は機械や一部の人間以外の目には映りません。これらのイベントを1週間発生させない場合、近場で最も欲の強い人間をこのSCP‐XXXX-Jp-1に触れるように誘導します。このイベントをイベント2とします。このイベント2は対象者は殺す事で止める事が可能ですが、SCP‐XXXX-JPに繋がる扉のロックは全て解除されます。

実験記録001-日付20██/12/2
被験者: D-196457
1番欲していると発言した物: ビール
結果: scp-jp-1は██通過の██に変化し分裂を始めた。scp-jp-2は██████枚増えた。scp-xxxx-jp-1の近くにいたD-19645は突然姿を消した。その場にはジニアだけが残っていた。施設から██km離れた住宅街でD-19645が発見され収容された。その後彼が一番欲しい物を再び聞き直した結果財団から脱出する道具が欲しかったと答えました。

実験記録002-日付20██/12/4
被験者: エージェント██
1番欲している物: ███ブランドの運動靴
結果: SCP-XXXX-JP-1は日本通貨の1万円札に変化し分裂を始めた。SCP-XXXX-JP-2は███枚増えた。SCP-XXXX-JP-1の5cm右隣に███ブランドの運動靴とカキツバタが出現が確認された。SCP- XXXX-JP-2は財団の1番近くでこれを販売してる店舗で発見し回収しました。

実験記録003-日付20██/12/4
被験者: エージェント██
1番欲している物: ██のライブチケット
結果: SCP-XXXX-JP-1は日本通貨の1万円札に変化し分裂を始めた。SCP-XXXX-JP-2は███枚増えた。SCP-XXXX-Jp-1の7cm左隣に██のライブチケットとカキツバタが出現が確認された。SCP- XXXX-JP-2は財団の1番近くでこれを販売してる店舗で発見し回収しました。

実験記録008-日付20██/12/7
被験者:エージェント████
要求物:███社の天然水
1番欲している物:██社の19██年に生産された自動車

実況記録010-日付20██/12/8
被験者:白士博士
1番欲しい物:ダイヤモンド
結果:scp-jp-1は100円玉に変化し分裂し始めた。ただしこの分裂の時のscp-xxxx-jp-2は100円玉一枚と10円玉6枚だった。一瞬で分裂が終わり白士博士の頭からオレンジの果汁ジュースが降り注いだ。白衣はオレンジ色で染まった。花は秋の麒麟草だった。偶然通りかかった職員が「自動販売機からジュースが落ちた音がしたが何も無かった」という証言からscp-xxxx-jp-2は財団の自動販売機から発見され回収しました。

白士博士 特異性が変わったか?

実験記録013-日付20██/12/15
被験者:白士博士
1番欲している物:ダイヤモンド
結果:scp-xxxx-jp-1は1000円札に変化し分裂を始めた。scp-xxxx-jp-2は█枚増えた。白士博士の肩からペンキが白衣を青に染めた。花は秋の麒麟草だった。

白士博士 私はもう実験の被験者にはならない

実験記録026-日付20██/1/15
被験者:エージェント████
1番欲している物:人型ロボ
結果:scp-xxxx-jp-1は〔削除済み〕に変化し分裂を始めた。scp-xxxx-jp-2は〔削除済み〕。駐車場に出現した。〔削除済み〕の足元には青いバラがありました。

実験記録034-日付20██/1/25
被験者:エージェント████
1番欲している物:世界
結果:scp-xxxx-jp-1は〔削除済み〕を始めた。〔削除済み〕とオダマキが出現しました。その後〔削除済み〕

実験記録042-日付20██/2/9
被験者エージェント████
1番欲している物:████人形
結果:scp-xxxx-jp-1は白く変化し、数十分後に手紙とサルビアが現れた。エージェント████は手紙を読むと泣き崩れた。その手紙はエージェント████の娘が感謝の気持ちを綴った物であった。

インタビュー:20██/2/10
対象:エージェント████の娘

《記録開始》

インタビュアー:この手紙に見覚えはありますか?

エージェント████の娘:はい。昨夜私が書いたものです。

インタビュアー:何故書こうと思ったのですか?

エージェント████の娘:青い人間が父は「君の父はいつ亡くなってもおかしくない人物だ」と直接脳に語りかけてきたわ。頭を両手で触られて父の職場を見た…化け物に殺され…自殺し…身体の一部だけ残ってたり…それで感謝を伝えないまま死ぬのが怖くなって青い人間に手紙を渡しました。

インタビュアー:その青い人間の身長 性別 教えてもらえますか?

エージェント████の娘:身長は私と変わらない162cmぐらいでした。性別はシルエット的に男だと思います。

インタビュアー:その彼について何か気付いた事はありますか?

エージェント████の娘:私は彼に貴方は何者と聞いたの「私はただの願望器」って言ってたわ…私からも聞きたい事がここって死ー、

《記録終了》

実験記録057-日付20██/2/22
被験者エージェント████
1番欲していると発言物:この世で自分に似合う花
結果:scp-xxxx-jp-1は白く変化 エージェント████はその場に膝から崩れ落ち泣いた。「うそ…うそ…」突然エージェント████の20cm先に勿忘草が出現した。

インタビュー日付20██/2/22
対象:エージェント████

《記録開始》

インタビュアー:何故貴方は泣き崩れたんですか?

エージェント████:目の前に亡くなったはずの父が現れたからです

インタビュアー:我々からは貴方の父がいる事は映像でも肉眼でも確認できませんでした。他に何があったんですか?

エージェント████:まず父しか知りようのない情報をベラベラ喋りました。「こうしないと信じないって助言されてな」と言いました。「ここはとても危ない場所なんだろう?命の危機がある職場で無理に働かないでいいんだぞ?でも████にとって誰かを守る事が夢だったから何も言えない。それが己の道と信じるなら進め。私は大丈夫だ。ガンさんが守って天国までまた送ってくれる」って言ってました。

インタビュアー:ガンさんという人は知っていますか?

エージェント████:知りません。

《記録終了》