SCP-XXX-JP 「カラーホール」
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8104の5m×5m×5mのコンクリート製の収容コンテナに収容されています。SCP-XXX-JPが休眠期の場合はなるべくその場所から移動させないことを維持するために1日3回予め色を加工した30cm×30cm×30cmのコンクリートブロック3個をコンテナの中に投入し、脱色されたことを確認した後回収します。また、SCP-XXX-JPの収容違反を防ぐためにポラロイドカメラでSCP-XXX-JPを撮影します。撮影後、現像した写真は焼却して処分します。
SCP-XXX-JPが活動期であることを確認した際は即座にSCP-XXX-JPの写真を焼却し、機動部隊と-18("キャンバス")の出動要請を行います。また、SCP-XXX-JPの収容サイト付近に原色がSCP-XXX-JPと同色である物品の設置及び持ち込みを行わないようにします。

説明: SCP-XXX-JPは直径およそ3cmの浮遊する絵の具の塊です。2018年██月██日現在、原色は黄土色です。SCP-XXX-JPは自身の原色と同じ色である物同士を通じて空間移動が可能です。SCP-XXX-JPが色を感知できる範囲は確認できた中で最大██mです。
SCP-XXX-JPは主に休眠期と活動期に分かれます。
休眠期には周囲の物体が保持する「色」を取り込んで変色します。SCP-XXX-JPが色を取り込めることのできる範囲および速度は色を取り込まなかった期間に応じて拡大します。色を抜かれた物体は白色へと脱色し、本来備わっていた性質を失います。
この一連の現象をSCP-XXX-JP-aと呼称します。なお、SCP-XXX-JP-a化した物体は完全に「脱色」された状態とみなされ、「白色」としては扱われないようです。
以下、SCP-XXX-JP-aに関する実験記録です。

SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-aを通じて巨大化して行き直径が1m程度に拡大した後、活動期へと移行します。
活動期へ移行すると、SCP-XXX-JPは過去に取り込んだ色を霧状にして周囲へ放出します。放出範囲と対象の大きさは活動期の経過時間に応じて縮小していきます。活動期の期間の長さは休眠期の期間の長さと同じです。
この放出された霧状実体をSCP-XXX-JP-bと呼称します。SCP-XXX-JP-bに接触した物体は保持している色を上塗りされ、上塗りした色の持ち主の特性に上書きされます。上塗りされた色はどのような方法をもってしても元の色へ戻すことはできず、SCP-XXX-JP-bへ接触した物体への色の侵食を抑えることもできませんでした。
以下、SCP-XXX-JP-bに関する実験記録です。

SCP-XXX-JPは██県██山中に位置する画家の別荘の中で発見されました。発見当時、「画家の別荘がある方向へドローンが吸い寄せられるように飛んでいった」と山の映像を撮影していた青年からの通報を傍受した財団により発見及び回収に至りました。その別荘の持ち主である画家は行方不明であり、依然発見されていません。発見時の状況から、SCP-XXX-JPは██m内の地球の引力を画家の別荘へと上書きしたと考えられます。

補遺: SCP-XXX-JPの回収後、画家の別荘は異常性が消失するまで破壊されました。