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下書き

SCP-XXX-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは標準的な生物飼育室に収容します。1日2回適切な量のSCP-XXX-JP-1を給餌する必要があります。SCP-XXX-JP-1の作成は許可された担当職員のみが実施してください。SCP-XXX-JP-2は標準人型生物収容室に収容します。1日3回適切な量のSCP-XXX-JP-1を給餌し、必ず1週間に1回の定期健康診断を行ってください。
日本国内に存在すると推測されるその他SCP-XXX-JP確保、及び民間人へのSCP-XXX-JP-1作成法流出防止、POI-2XXXXの捜索の為、機動部隊い-53("エリザベスカラー")が全国に派遣されます。
説明: SCP-XXX-JPは異常な性質を持つイエイヌ(Canis lupus familiaris)のジャーマン・シェパード・ドッグ種です。外見及び体格は非異常の成体と差異はありません。X線による透過調査は骨格、筋肉、脳を含めた全ての生物的素養が存在せず完全に空洞であることを示しています。口腔カメラを使用した調査は全てのケースでカメラの物理的消失を引き起こし失敗に終わりました。SCP-XXX-JPは着脱不可な首輪を装着しておりプレートには以下の文章が刻印されています。
- バーチャリアル・ドッグス ジャーマンシェパードタイプ Ver0.72(βテスト版)
時折SCP-XXX-JPは行動の際生物的に逸脱した挙動を行う場合があります。これは不定期かつ個体差が存在しますが全ての実体で発生します。上記の異常を知覚し認識した場合、短期的な頭痛、眩暈、吐き気、平衡感覚の喪失等を発症する事が確認されています。以下は異常挙動の主なリストです。
- 歩行。体全体が点滅し出現と消失を繰り返す。
- 走行。一定速度を超えた場合走行中の姿勢と挙動を保ったまま停止、消失し停止時間分に対応する距離に再出現する。
- 跳躍。頭部、または背面部に衝突した物体の物理的な透過。
SCP-XXX-JPは繁殖が可能であり出産直後は非異常の種と同様幼犬の形をとります。成犬として成長後は老化の兆候を示さなくなります。また繁殖事例はSCP-XXX-JP間では確認できず、SCP-XXX-JPと非異常性の種の間にのみ確認されています。財団がこれまで行った繁殖実験の結果は、100%の確率でSCP-XXX-JPが出産されています。
SCP-XXX-JP-1は暫定的にSCP-XXX-JP専用とされている、異常な方法により作成可能な餌です。原材料自体に異常性はありませんが、手順を踏むことで不明なプロセスによりSCP-XXX-JP-1へと変化します。このSCP-XXX-JP-1作成手順はセキュリティクリアランスレベル/3以上かつ限定された担当職員にのみ公開されています。SCP-XXX-JPはこの餌でのみ栄養を摂取する事が可能と推測されており、実験として非異常性の犬用餌を1週間給餌した所、SCP-XXX-JPの体表面に幾つかの損傷が発見されました。その後SCP-XXX-JP-1を給餌するとこの損傷は修復されました。
SCP-XXX-JPは██県内に存在するペットショップで発見されました。その店は裏で非合法な生物を取り扱う場として一部界隈では有名であり、その中で「飼育が簡単かつ死なない犬」が入荷されたとの噂が調査中のエージェントへ入り確保に至りました。店員の証言では「店長がどこからか仕入れてきた」と述べています。SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JP購入時の飼育マニュアルに同梱する形で、いくつかのサンプルとその作成法が配布されていました。その後全店員にBクラス記憶処理を施しましたが、「店長」と称される人物だけは不在であり行方が現在まで不明です。「店長」はPOI-2XXX-JPとして捜索が続けられています。
補遺: SCP-XXX-JPへの給餌役であったD-XXXXが身体の不調を訴えました。あらゆる検査の結果、D-XXXXの身体の約3分の1にSCP-XXX-JPと同様の異常が発生している事が判明しました。D-XXXXは暫定的にSCP-XXX-JP-2として隔離されました。
補遺2: SCP-XXX-JPの何体かに損傷の発生が見られました。これはSCP-XXX-JP-1の供給量が規定より減少していたことを示します。給餌役が長谷川担当助手へと移行してからは損傷の回復が確認されました。以降の給餌役は担当職員が実施します。
補遺3: 現在SCP-XXX-JP-2の異常性は身体の100%に及んでいます。SCP-XXX-JP-1及びSCP-XXX-JP-2についての更なる調査が予定されています。

SCP-XXX-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
説明: SCP-XXX-JPはドイツ、バイエルン州の各町で特定期間にのみ発生する異常事象です。
補遺:
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の汎用低脅威生物収容ユニットに収容します。1日1回、約500gの茶葉を給餌して下さい。
説明: SCP-XXX-JPはアシダカグモ(Heteropoda venatoria)と酷似しながらも異なる性質を持つ種です。体長20cmで、外殻はキチン質ではなく金属で構成されています。餌は通常の種と異なりチャノキ(Camellia sinensis (L.) Kuntze)の葉を主食とします。その特異な性質以外に現在異常性は確認されていません。
SCP-XXX-JPは財団の蒐集院吸収時に管理が引き継がれました。蒐集院管理時の詳細は、アーカイブ文書にて閲覧可能です。
蜘蛛蒐集物覚書帳目録第YYYY番
。永禄十一年捕捉。研儀官 による発見。後の天正五年蒐集さる。

SCP-XXX-JP、近影
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
説明: SCP-XXX-JPは体高141cm、体重950kgのホルスタイン種(Holstein Friesian cattle)の雌です。
補遺:
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SCP-XXX-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 全てのSCP-XXX-JPは低脅威物収容ロッカーに保存されます。新たなSCP-XXX-JP事例が発生した場合、機動部隊か-50"ラクトアイス"が回収とカバーストーリー流布の為派遣されます。実験可能者はSCP-XXX-JP担当職員に限られ、SCP-XXX-JPを使用した実験範囲は事前通達された財団内部の購買店に留められます。
説明: SCP-XXX-JPは異常な性質を持つ36枚の日本銀行券千円紙幣です。外見、構成共に非異常性のものと同等ですが、記載されている発行ナンバーはいかなる方法でも認識が不可能であり、何らかの理由で破損した場合瞬時に復元されます。SCP-XXX-JPを使用して購入した物品は不明なプロセスにより約15分後に構成物が全て「あずきバー」1と同等の物質に置換されます。同時にSCP-XXX-JPが購入者の財布、財布に相当する入れ物、住居内の何れかに転移します。
SCP-XXX-JPは2014年8月16日、三重県在住の██ ██氏からの「購入した品物が全ておかしな物に変わっていた」という通報を傍受し調査が開始されました。██氏への聞き込みの中、通報と同時刻に██氏の家族から「紙幣とメモがテーブルに出現した」との連絡が成されていたことから、特定及び収容に至りました。
補遺: 以下はSCP-XXX-JPと同時に出現したメモの内容です。
今日はとても暑いので、としくん2の代わりにアイスを買ってきます。
でもとしくんの好きなアイスがわからないので、おばあちゃんでも気軽に食べられるものを買ってきますね。
としくんも気に入ってくれるとうれしいです。
すぐ帰るので待っててくださいね。
██氏の実母、義母共に直近でメモにおける行動を実行していない事が判明しています。メモの出自は調査中です。
補遺2: 2015年6月██日、広島県で新たに3枚のSCP-XXX-JPが回収されました。男性は車の燃料を給油後、洗車を行い発進させようとした際エンジン不良を確認、JAFによる対応で異変が発覚したと証言しています。SCP-XXX-JPは男性の胸ポケットから発見され、カバーストーリー「燃料系統の不具合」が適応されました。男性の車は財団フロント企業下の工場において修理が実施されました。
画像出展:https://www.photo-ac.com/main/detail/265997?title=%E3%81%8A%E9%87%91

SCP-XXX-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 財団内に現存するSCP-XXX-JP及び10個のSCP-XXX-JP-3は、セクター-81██の地下エリアに設置された専用密閉式冷凍隔離ユニット内に、固定した状態で保管します。SCP-XXX-JPの研究、実験の申請はいかなる場合も許可されません。機動部隊含む全てのSCP-XXX-JP担当員には、感性抑制訓練レベル4以上を修了した職員が配置され、取扱時には直接的な接触を防ぐ為HAZMATスーツの着用が義務付けられます。該当職員以外が何らかの理由なしにユニットへ接触しようとする場合、機動部隊あ-64("汗っかき")により拘束又は尋問され、場合によりクラスB記憶処理が実施されます。新たなSCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2、SCP-XXX-JP-3が発生した場合、影響の拡大を防ぐため同機動部隊により速やかに終了、焼却処理が実施されます。
説明: SCP-XXX-JPは異常な性質を持つ液体部とワイングラスから成る実体です。液体部は無色透明かつ無臭で、口に含んだ場合濃い塩味を感じます。液体部の成分分析からは未特定のヒトDNA、高濃度の塩分、マグネシウム、カリウム、キチン、尿素、未知のフェロモン物質が検出されました。ワイングラスは非異常性の物と同一の組成ですが、再生能力を有します。何らかの原因でワイングラスが破損又は液体部が完全に消費、流出した場合SCP-XXX-JPは瞬時に消失します。その後消費された液体部は未知の方法により満たされた状態で再出現します。
SCP-XXX-JPが体内へ侵入した場合、対象は更なるSCP-XXX-JPの摂取を求める様に行動します。これは揮発したSCP-XXX-JPにも適応されます。Dクラス職員を使用した実験では、隔離した部屋でSCP-XXX-JPを少量染み込ませた試験紙を嗅がせた際、Dクラス職員は試験紙を摂食しSCP-XXX-JPの保管場所へ向かおうとしました3 。対象の意識は朦朧した様子でしたが、クラスB記憶処理により回復する事が確認されています。研究により950℃以上の高温焼却処理を行うことで、揮発含むSCP-XXX-JPを無力化する事が可能であると判明しています。
SCP-XXX-JPを一定量摂取した人間(SCP-XXX-JP-1)はその後異常な量の発汗作用に見舞われます。この時全身から発生する汗には通常の数十倍の塩分が含まれ、外気に触れた箇所から次第に固形化します。この固形化した汗は厚み2~3cmの殻を形成していき、SCP-XXX-JP-1全体が殻に覆われるまでこの異常性は継続します。外殻の形成が完了したSCP-XXX-JP-1は過度の外部からの刺激以外反応を示さなくなり、約12時間が経過すると外殻に亀裂が入り内部からSCP-XXX-JP-2が出現します。
SCP-XXX-JP-2はヤママユガ(Saturniidae)に酷似した実体です。体長約1.7mで、背面にはSCP-XXX-JP-1となった人物の顔が模様として存在し、SCP-XXX-JP-2の体組織及び遺伝子分析はSCP-XXX-JP-1と同一の結果を示します。出現直後、背部の模様は周囲を知覚している様な反応を行い、悲壮感又は訴えるような様子を見せますが、次第に反応は希薄化し最終的に「無表情な顔」の模様として定着します。出現後SCP-XXX-JP-2は周囲にキチン質の殻を持つ卵(SCP-XXX-JP-3)を4~5個産卵し、摂食行為は行わず凡そ3~4日で死亡します。SCP-XXX-JP-2の死骸内部にはSCP-XXX-JPの成分を含む高粘性の液体が残され、新たなSCP-XXX-JP-1発生元として使用されます。またSCP-XXX-JP-2は低速度、短航続距離ですが飛翔能力を有しており、死亡後の特性と合わせ早期の対処を行わなければ影響範囲の拡大を招く事が予想されます。
SCP-XXX-JP-3の大きさは約15cmで、内部はSCP-XXX-JPの液体部で満たされています。産卵後約24時間が経過すると上部が開き、内部のSCP-XXX-JPから揮発物質が放出されます。SCP-XXX-JP-2によりヒトの体内に直接産卵された場合、通常とは異なるSCP-XXX-JP-3が確認されていますが詳細は不明です(補遺2を参照)。
補遺: SCP-XXX-JPは長野県██群山中の、GoI-████の拠点襲撃時に発見されました。機動部隊("")の拠点侵入直後、内部は既に騒然とした様子であり、多数の悲鳴やパニックの声が聞こえてきました。撤収用と思しき積荷が散乱される中
補遺2: 機動部隊("")の隊員であった江佐██(以下、SCP-XXX-JP-A)の体内から3個のSCP-XXX-JP-3が発見されました。このSCP-XXX-JP-3の大きさは1~2cmであり、SCP-XXX-JP-Aは「SCP-XXX-JP-2実体に脇腹を刺され負傷した記憶はある」と証言しています。SCP-XXX-JP-3は既に一部臓器と癒着した状態で見つかり、本人により終了が希望されましたが未特定の事例であったため却下され観察が続けられました。
約2週間後、腹部は80cm程膨れ上がりSCP-XXX-JP-Aは体内で動いていると言及しました。発見から3週間後、腹部は1.5mにまで肥大しました。この時SCP-XXX-JP-Aは衰弱しきっており、腹部のみが活発に波打っているのが確認されました。程なくしてSCP-XXX-JP-Aは呻き声を上げ、同時に腹部を食い破り3体のヤママユガの幼虫に似た実体が出現しました。実体の大きさは1m程でSCP-XXX-JP-Aの顔と3対のヒトの腕を有していました。機動部隊あ-64の隊員が迎撃態勢を取りましたが、3体の実体はその場で「共食い」を始めました。最終的に1体が生き残りましたが既に瀕死状態であり間もなく死亡しました。SCP-XXX-JP-Aを含めた全ての死骸はその場で崩れ始め、非異常性の塩が残りました。以上の再現及び実験を行うことは、セクター-81██管理官により禁止の旨が通達されています。
改稿予定
全面改訂予定

エージェント・緒方が撮影したSCP-XXX-JPの姿
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8102の小型動物収容室に各個体毎に収容し、個体数は常に各種1体ずつ存在するようにしてください。担当職員は接触時専用の耐衝撃型防護HAZMATスーツを着用して下さい。1日2回、適切な量の水と餌を給餌します。もし新たなSCP-XXX-JPが発生した場合は発生日のうちに回収・検査し、実験での使用予定がある場合を除き速やかに焼却処理を実施して下さい。
説明: SCP-XXX-JPはを異常な視覚的効果を持つ生物です。主な個体の姿はニホンアナグマ(Meles anakuma)、ニホンタヌキ(N. p. viverrinus)、アライグマ(Procyon lotor)、ハクビシン(Paguma larvata)が確認されており、遺伝子検査の結果はこれら全てが同一のDNAを持つと4されます。
旧
の雌です。SCP-XXX-JPの特徴として体長約70cmと通常のニホンアナグマより大型であり、遺伝子検査の結果ニホンアナグマの他に、複数の動物5の遺伝子が確認されています。SCP-XXX-JPの基本的な行動は通常のニホンアナグマに準拠します。SCP-XXX-JPは1日に一度、SCP-XXX-JP-1個体を周囲に発生させます。
SCP-XXX-JP-1は主にの姿を取りますが、遺伝子的にはSCP-XXX-JPと同一であることが判明しています。またSCP-XXX-JP-1固有の特性として異常な再生能力を有しています。軽い外傷であれば数分~数十分程度、頭部以外の欠損であれば、重篤な場合を含め数日~約2週間で完治することが確認されています6。
SCP-XXX-JPの異常性は人間がSCP-XXX-JP、またはSCP-XXX-JP-1の目を直視した場合に発生します。直視した人間は数十秒間の硬直7の後、自身を「アライグマ(Procyon lotor)である」と思い込みSCP-XXX-JPに従属するようになります(以下SCP-XXX-JP-2-αと呼称)。この異常性はサングラスやカメラ越し等SCP-XXX-JP、SCP-XXX-JP-1の目を直視しない対策により防ぐことが可能です。
SCP-XXX-JP-2-αの行動は通常のアライグマに準拠しますが、SCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP-1以外の生物に対し非常に敵対的な反応を示します。これらはSCP-XXX-JP-2-αとなって間もない人物に対しクラスA記憶処理を施すことで回復させることが可能です。
SCP-XXX-JP-2-αとなって約3~4時間が経過した場合、SCP-XXX-JP-2-αの肉体はアライグマへと変化します(SCP-XXX-JP-2-βと呼称)。SCP-XXX-JP-2-βはSCP-XXX-JP-2-αの体格を引き継ぎSCP-XXX-JP、SCP-XXX-JP-1と同様の異常性を有します。SCP-XXX-JP-2-βの状態から人間を元に戻す方法は現在まで存在しません。
補遺: SCP-XXX-JPは201█/09/17に、日本生類創研の放棄された研究施設を捜索中に発見されました。財団の小規模捜索部隊が施設内を探索中、SCP-XXX-JPに遭遇しました。当初SCP-XXX-JPはおよそ30匹前後のSCP-XXX-JP-1の群れを率いていました。SCP-XXX-JPの群れを直視した、████博士を含めた数名の部隊員が数十秒の沈黙の後、突如探索部隊に敵対的な行動を取り始めたことから異常性を有している生物と推定され、増援を要請し急遽収容作戦が執り行われました(収容作戦記録XXX-JP を参照)。
SCP-XXX-JP収容作戦の、音声記録の一部を抜粋し書面化した物です。
収容作戦開始時、████博士ら数名がSCP-XXX-JP-2-αとなってから約3時間が経過していた。
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最終的にSCP-XXX-JP、25匹のSCP-XXX-JP-1が収容され、機動部隊員4名、エージェント3名、████博士がSCP-XXX-JP-2-βへ変化しました。全てのSCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2-β個体は検査・実験の後終了されました。
補遺2: 現在SCP-XXX-JPは収容下にありません。機動部隊"月とすっぽん"によりSCP-XXX-JP、及び新たなSCP-XXX-JP-3個体の捜索を継続中です。既に財団に捕獲されているSCP-XXX-JP-3はその1個体のみをサイト-8102の小型動物収容室に収容し、SCP-XXX-JPが収容されるまで「SCP-XXX-JP」として飼育されます。担当職員は専用の遮光ゴーグルを常時着用し、セキュリティクリアランスレベル3以上かつ認識災害に耐性を持つ職員2名を外部からの監視に配置して下さい。
SCP-XXX-JP-3はハクビシン(Paguma larvata)の姿をした個体です。体格、遺伝子、異常特性の全てがSCP-XXX-JPと同じであり、行動様式もそれに準拠します8。更に自身をSCP-XXX-JPであると思い込ませる認識災害を有しています9。SCP-XXX-JP-3はSCP-XXX-JPが身の危険を感じた場合や、新たな群れを生み出す場合に発生させる、スケープゴート並びに既存の群れの引き継ぎの役割を担う固体であると推測されています。
当初の収容作戦においてSCP-XXX-JPを収容
補遺3: 以下の文書はSCP-XXX-JP収容作戦時、同時に回収されたものの一部です。
██研究員殿
申し訳ありません、どうやら午前の検査中に担当員がA-647-MAを逃がしてしまったようです。A-647-MAは自分の類似体を生み出し、担当員が少し席を外した隙に。担当員はその類似体をしきりにアナグマだと言い張っていましたが、あれはどこからどうみてもハクビシンです。他の担当員にも姿形を問いただしましたが、ほとんどがアナグマだと言い張ります。恐らく類似体はA-647-MAと同様の姿を相手に見せる影響を持っているのだと思います。
その他

画像の説明文
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
実験記録 XXX-JP-1
被験者:
目的:
結果:
インタビューログ XXX-JP
<記録日時 yyyy/mm/dd>
インタビュアー:
インタビュー対象:[インタビュー終了]
ここは蒐集院について色々設定を考えられたらなぁという場所です(おざなり)
蒐集院はかつて日本において、財団におけるSCPオブジェクトに当たる超常的存在を収集していた組織です。その手法は卜占や呪術、そして神道や修験道を中心とした宗教などを利用した非科学的・非論理的なものでしたが、そのうち有用なものは財団の特別収容プロトコルに引き継がれています。
財団が日本での影響力を強めて以降、ほとんどのメンバーは財団やその他のGOIに吸収されましたが、過激な一派は未だ集められたオブジェクトを手放さず、潜伏して再び蒐集院の復権を目論んでいると推測されています。
カノン
- 日本由来の超常収集組織
- オカルト・呪術的な手法により収集
- 大半は財団に吸収
- 一部は潜伏している(組織そのものが消滅したわけではない)
ほぼ共通認識?(GoI紹介に明言されてはいない)
- 太平洋戦争敗戦時に財団に吸収
- 呼び方は「研儀官」
以下ヘッドカノン(他の方のも参考)
戦国時代
- 朝廷のお抱え組織であるが、元々財団程の大きな影響力は有していなかったと推測される。
- 戦国時代には朝廷の権威が一時的に失墜していた時期があるため、その時だけ相対的に立場が低下していた?
- 故に各国を治める諸大名との交渉が上手くいかない場面も存在する・・・?
- 蝦夷などの地方に至ってはおそらく交渉力皆無と思われる。
- 藤原は伝手あり?
- 「冠位」を何かに絡められる?
- 「上級研儀官」としての表の顔か?
- そうなると大体の大名貴族が蒐集院になってしまう…
- 「上級研儀官」としての表の顔か?
江戸、明治、大正
- 未定
・現実性の強度、高い値から低い値へ現実が流れ込む
ヒューム値目安
現実基準:1
低レベル現実改変者:0.7~0.8/1.2~1.5
高レベル現実改変者:0.4未満/3以上
SCP-343:86(内部)
ヒューム関連機器
カント計数器:測定器
スクラントン現実錨:ヒューム値を2Hmに固定することで、現実歪曲・現実改変を防ぐ
ヘッドカノンとか他の方の参考とか
一般型 …レベル~と呼称し、一般的に「幽霊」と知られているもの
レベルⅠ:存在はするが知性、作用力共に皆無。視認自体も曖昧。残りカスの様なもの。
レベルⅡ:視認でき、知性もある程度存在するが作用力はない。意思疎通は不可。
(自分の世界のみ認識し、繰り返された行動を実行するタイプ)
レベルⅢ:視認でき、知性も作用力も存在し、意思疎通が可能であり、基本敵対的ではない。
(意思疎通の結果によっては感情的かつ攻撃的になってしまう場合もある。)
レベルⅣ:視認でき、知性も作用力も存在し、意思疎通が可能だが、消極的かつ敵対的である。
(敵対的だが会話出来て話も聞いてくれる)
レベルⅤ:視認でき、知性も作用力も存在するが、意思疎通は不可能であり、積極的かつ極めて敵対的である。
(話も聞かず積極的に襲い掛かりとても危険)