木瓜の造花

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 現在SCP-XXX-JPは、サイト-8469の専用収容室に収容されています。SCP-XXX-JPを使用した実験は、取扱最高責任者の許可、加えて取扱最高責任者の立ち合いの元行う事が原則とされています。

説明: SCP-XXX-JPは木瓜の造花です。SCP-XXX-JPは枝・葉・花から構成され、材質はプラスチックですが、SCP-XXX-JPを傷つけたり破壊する事は不可能です。
SCP-XXX-JPの異常性は人間がSCP-XXX-JPを物体に突き刺した際のみに発生します。SCP-XXX-JPを物体に突き刺した際その物体は以後、「普通」の状態を保ち続けさせます。
ここにおける「普通」というものは、曖昧な為はっきりとした事は分かってはいませんが、恐らくは大多数の人間が考えるその物体が有する性質などが反映されていると思われます。

実験記録XXX - 日付20██/01/01

目的: 基本的な異常性の確認
実験者: ███博士(指示)D-XXX-1(実行)
実施方法: 施設内から採取した後、人為的に放射能汚染させた土に対しSCP-XXX-JPを刺す
結果: 汚染された土の汚染濃度が下がり採取して来た地点の土と同様の値を観測。

実験記録XXX-2 日付20██/12/08

目的: 枝・葉・花での効果の差異の計測
実験者: ███博士(指示)D-XXX-1(実行)
実施方法: 枝・葉・花の一部分ずつを採取し、用意した3つの容器に入れられた汚染された土にそれぞれ刺していく
結果: 失敗。SCP-XXX-JPを枝・葉・花に分けることが地面に叩き付けようが、ダイナマイトを使用しようが出来なかった。造花は「普通」いつまでもその状態を保てるものの為、恐らく造花にも性質が反映されてると思われる。

実験記録XXX-3 日付20██/03/15

目的: 他のSCPオブジェクトに対する効果の検証
実験者: ███博士(指示)D-XXX-1(実行)
実施方法: SCP-███-██に対しSCP-XXX-JPを刺す
結果: SCP-███-██が跡形も無く消滅。恐らく「普通」なら存在しない異常な存在だった為消滅したと考えられる。これにより今後SCP-XXX-JPを他のSCPオブジェクトに使用する事を原則として禁止する。

補遺1: SCP-XXX-JPが初めて見つかったのは1███/10/██、███県の███市の男性が健康診断で52年もの間世界平均と全く同じ数値を出していたことから判明、即座に財団が保護しました。その時に男性宅から回収されたのがSCP-XXX-JPです。尚、男性は市内の骨董屋で買ったSCP-XXX-JP活ける時に指を切ったと供述しています。

補遺2: 実験記録XXX-2造花にダイナマイトを使用したとあるが、これにより破壊出来なかった理由としてはそもそも造花に対してダイナマイトを使うなんて事を「普通」は考え無いと思う為、いつまでもその状態を保てるという造花の性質が優先されたのだと思われます。  -██博士