
SCP-XXX-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPのある住宅には立ち入り禁止とし、周辺の住人には引っ越しをして空き家になったという。また、監視員を常時配備し、監視カメラで監視して下さい。万が一侵入された際は侵入した人間にクラスB記憶処理を実施して下さい。
説明:SCP-XXX-JPは██県██市に位置する住宅の屋上です。水道やガス、電気も通っており現在でも人が居住することは可能です。
SCP-XXX-JPに入るとSCP-XXXに入った人物(以降、対象と呼称)の行為が他人から評価されなくなり、そのことに対して対象は大抵の場合疑問や不安を訴えますが、対象に関係する人間はそれが妥当であるかの様に接します。また対象となれるのは一人だけであり、対象となっている人が存在する状態で他の人間がSCP-XXX-JPに侵入しても異常性を現しません。また、この異常性は対象の死亡か対象へのクラスB記憶処理で消失します。
補遺: SCP-XXX-JPは19██年に屋上で少年が首を吊って自殺しているのを見かけたエージェントによって警察に通報され、家族によるネグレクト及び児童虐待が発覚しました。その後、警察の自宅への調査後、勤務評価が急激に悪化していることや、少年が自殺していたにも関わらず、3週間にも渡り少年の家族は普通に家庭を営んでおり、屋上に入った形跡もあったことなどから財団の目につき、異常性が発覚しました。以下は近所の住民のインタビュー記録です。