SCP-017-JP
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アイテム番号:SCP-017-JP

オブジェクトクラス:Safe

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SCP-017-JPの画像。

特殊収容プロトコル:SCP-017-JPは、サイト-2569の特殊管理室にて、日光に当たるよう保管してください。

説明:SCP-017-JPは太陽光のみで成長する樹木です。SCP-017-JPは1月1日の夕暮れ時、種の存在しない果実(SCP-017-JP-1と呼称)を生成します。SCP-017-JPはある一定の条件を満たさない限り ぼやけているように見てます。SCP-017-JPの周囲には特殊な力が働いており、効果範囲内はあらゆる手段を行使しても破壊は不可能です。SCP-017-JP-1を摂取すると、通常の視界がぼやけますその状態でSCP-017-JPを視認すると SCP-017-JPのぼやけは発生しません。更には、日の入りを日の出 日の出を日の入りである、と認知します。その後、摂取した生物はもがき苦しんだのち、溺死します。
これは酸素ボンベを使用することにより回避できます。その場合、脳卒中等の理由により死亡します。

追記:SCP-017-JPの下層から、先カンブリア時代の物と予測される道の化石を採掘。周囲の土砂も同じく、未知の成分を保持。SCP-017-JPと同じようにぼやける性質を持ち、SCP-017-JP-2と呼称されました。並びにSCP-017-JPが先カンブリア時代の植物であると断定されました。

<会話ログ-017-JP-3>

<録音開始>

██博士が入室 

██博士:ではまず、この木を見てください。

D-5672:この木か… なんかぼやけて見える

██博士:次に、この化石を見てください。

D-5672:これもぼやけて見えるぞ

██博士:では、この果物を口に含んでください。その後、酸素マスクを装着したのを確認します。そうしたら、口に含んである果物を飲み込んでください。

D-5672:あぁ、わかった。

(D-5672がSCP-017-JPを経口)

(D-5672が酸素マスクを装備)

(D-5672がSCP-017-JPを飲み込む)

██博士:食感と味、その他感じた事を教えてください。

D-5672:ちとシャリシャリしてるな、味は柑橘類っぽい感じだ、酸味は弱い。それに… 太陽のような温かさを感じるな、太陽の香りだ。

██博士:では、視界について教えてください。

D-5672:視界か、全てがぼやけて見える。散瞳薬をさしたみたいだ。だが何故か、さっきまでぼやけて見えた木と化石の方がはっきり見えるぞ。

██博士:了解しました。では、自身の体調を随時報告してください。

D-5672:少々クラクラするな、頭に血が上るような感覚だ。

██博士:了解しました。では、再び違和感を感じた際に報告してください。

(一時間後)

D-5672:余計にクラクラして… 頭が痛ぇ、気分まで悪くなってきやがった…

██博士:了解しました。続けてください。

D-5672:おい、一体いつまで続けるつもりなんだ… 俺はもう…

██博士: …実験を継続します。

(実験開始から2時間後、D-5672が死亡)

メモ:███博士:まるで長時間逆さ吊りにさ
れたようだ、一体どういう事だ?