SCP下書き
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Aの周辺5kmは財団のフロント企業が買収し、民間人の立ち入りを防いでください。SCP-XXX-JP-A内部に侵入する際はDクラス職員でない限りSCP-XXX-JP-Bを目視して5分以内に退出してください。また、SCP-XXX-JP-AからSCP-XXX-JP-Bが出てきた場合、機動部隊れ-6("虫取少年")が画像処理機能を搭載したドローンにより即座に精神影響媒体処分手続きに従って終了して下さい。

説明: SCP-XXX-JP-Aは██県███市に存在する一般的な外見と内部構造のドーム球場です。SCP-XXX-JP-Aには内部にSCP-XXX-JP-Bが存在すること以外の異常性はありません。SCP-XXX-JP-BはSCP-XXX-JP-A内部に存在する全13体のトノサマバッタ(学名Locusta migratoria)の頭部を持つ人型実態群です。SCP-XXX-JP-Bは既存のいかなるメーカーの物とも一致しないユニフォームを着ており、9体が野球に関する道具を持っています。しかし、現在までにSCP-XXX-JP-B群が「野球」を正しく行ったことはありません。また、SCP-XXX-JP-Bを5分以上目視すると、被害者は激しい頭痛を訴え、6~8分後に笑顔でSCP-XXX-JP-Bを早口で実況者のように支離滅裂な言葉で喋り始め、60分後に心臓発作で死亡します。しかし、被害者は死亡後も声帯が破壊されない限り喋り続け、20分かけて外見がSCP-XXX-JP-Bと同一のものになります。暴露者が10名以上になると、半径10km以内の全ての映像機器にSCP-XXX-JP-Bの映像が映ります。SCP-XXX-JP-Bの位置は24時間毎にリセットされます。

行動変化記録XXX-A - 日付2006/07/14

対象: SCP-XXX-JP-A

実施方法: D-XXX-01にカメラを持たせてSCP-XXX-JP-Bを撮影させる。

[撮影開始](映像による目視も認識災害が発生するため記録は文字に書き起こされる。)
16:05 D-XXX-01がSCP-XXX-JP-Aに侵入する。

16:07 D-XXX-01がSCP-XXX-JP-Bを撮影できる位置に移動する。

16:08 SCP-XXX-JP-Bが映る。微動だにしない。

16:10 D-XXX-01が頭痛を訴える。

16:16 D-XXX-01が支離滅裂な発声を始める。

[撮影終了まで変化無し]

行動変化記録XXX-B(変化点がSCP-XXX-JP-Bの動きのみなので一部省略)

2006/07/21: SCP-XXX-JP-B各個体が両手でバットを持ち、上下に降っている。

行動変化記録XXX-C

2006/07/26:1体のSCP-XXX-JP-Bが投げたボールを複数の個体がバットで殴打している。

行動変化記録XXX-D

2006/08/03:ボールを投げたSCP-XXX-JP-Bが複数の別個体に追いかけ回される。

回収経緯
民間人から「町の人達が急におかしくなった」と通報が入り、機動部隊が出動し、██県███市を鎮圧·閉鎖され、カバーストーリー「生物兵器による大規模テロ」が流布されました。

インタビュー記録XXX-A

対象: 奏███

インタビュアー: 松沢研究員

付記: 対象はSCP-XXX-JP回収時の生存者の一人です。10代前半であり、かなり動揺していた為、少量の鎮静剤が投与されています。

<録音開始>

松沢研究員: それじゃ、少しお話してもいいかな?

奏███: …うん。

松沢研究員: じゃあまず、あの時何が起こったのかだいたいでいいから説明してくれるかな?

奏███: あの時は学校の帰り道を歩いていて、それまで静かだったのに急にざわって声…なのかな?…音がしたんです。なんだか町の人達全員が一斉に喋り始めたって感じだったんです。

松沢研究員: 続けてくれるかな?

奏███: はい。それで、気味がわるくなって、急いで家に帰ったんです。でも、家に帰ったら、パパは新聞を読んでいる姿勢で、ママはお皿を洗っている姿勢のまま…その…笑顔で…スポーツの実況みたいにしゃべっていたんだ。呼び掛けても全く答えないし、テレビは砂嵐だし…それから怖くなって友達の家に向かったんだ。

奏███: 友達の家に向かっている途中も声はずっと聞こえて、外にいた人もスポーツの実況みたいに早口でしゃべっていて、交差点じゃ車が何台かぶつかっていて運転している人もスポーツの実況みたいにしゃべっていたんだ。電車も脱線して、壊れてできた穴から見えたんだけど中にいた人達も…

松沢研究員: それじゃあ、助けが来るまでどうしていたのかな?

奏███: 僕は急いで誰もいない公園に行って、隠れていたんだ。

松沢研究員: ありがとう。それじゃ、お話は終わるね。

奏███: ちょっと待ってください。助けが来るまでに白衣を着た1人男の人が来たんです。

松沢研究員: その人は何て言ってたのかな?

奏███: その人は…「ワーオ!博士のミスター·バッターズは晴れてみんなの人気者になったみたいだね!君もミスター·バッターズを応援しよう!楽しもうね!」って言ってました。助けを求めたんですがそれだけ言うとすぐに行っちゃいました。顔は…あまり覚えてないです。

松沢研究員: …ありがとう。それじゃあお話を終わるね。

<録音終了>

終了報告書: インタビューの内容により、SCP-XXX-JPは要注意団体「博士」との関連性があると考えられています。また、現在、奏███は義務教育を終了していないため、財団傘下の教育施設に通わせています。

回収された文書XXX-A

1989年██県███市にて発見されたノートに書かれた文書です。

7/14 今日から日記を書く事にした。日記といっても書くことと言えば野球の練習の出来事しかない。明日は███高校との練習試合だ。

7/15 今日は███高校との練習試合。結果はボロ負けだった。他のみんなは「良い試合だったから良かった」なんて言っている。良い試合したって勝てなきゃうれしくない。

7/16 奇妙な連中に合った。「日本しょうるいそうけん」って名乗っていた。それで、やつらは「新しいスポーツ支援商品の試作品が出来たので試してもらえませんか?もちろんお代は無料です。」って言ってた。信じてる訳じゃないけど、一応もらった。カプセルの薬だったから明日みんなにも配ろう。

7/17 今日みんなに昨日の薬を配って飲ませた。怪しがってなかなか飲まないやつもいたけれどなんとか説得して飲ませた。なんだか力が沸いてくるような感じがした。明後日の地区大会も優勝できそうだ。

省略

7/19 今日は人生で一番嬉しい日だ。チームが初めて地区大会で優勝した!でもいつまでも嬉しさにひたっている訳にはいかない。来週の県大会も優勝するぞ!

省略

7/27 明日は全国大会だ。みんなの準備もモチベーションも最高だ。今日は早く寝よう。

7/28 何が起こったのか理解できない。何で今この日記を書けることができるのかすらわからない。全国大会のバスに乗って配られたジュースを飲んだら眠くなって、気付いたらドーム球場のグラウンドに寝ていた。目の前に白衣を着た男が立っていて陽気な声で話しかけてきた。「君たちは今人気者になろうとしているね!でももっと人気者になりたいよね?大丈夫!この私、「博士」が君たちをもっと人気者にしてあげるよ!楽しもうね!」って言ってそのまま消えた。頭が痛い。もう今日は書けない。

8/23 わからない。みんなの頭がどんどんバッタみたいになっていく。僕もそうだろう。何で?何でこんなことになったの?あの時薬をのんだのがいけなかったの?ごめんなさい、ごめんなさい。

わからない。みんな、野球してる。ぼくもいく。

博士の新シリーズ<語り部ミスターズ5「バッター」>は面白かった?ミスター·バッターズは██県███市の███に行けば会えるよ!楽しもうね!

取引先と偽って日本生類創研に問い合わせたところ、SCP-XXX-JPの起原について以下のことが明らかになりました。

·日本生類創研が生物の身体能力を得られる試作品の薬品を███高校の野球部員に提供し、効果が確認される。

·インタビューをしようとしたところ、全国大会行きのバスが行方不明になり、実行できず。

·██県███市にSCP-XXX-JP-Aが出現

日本生類創建


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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)

特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]

説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]

補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]