アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
対象: [人間、団体、SCPオブジェクトなど]
インタビュアー: [インタビュアーの名前。必要に応じて█で隠しても良い]
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
<録音開始, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
インタビュアー: [会話]
誰かさん: [会話]
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
実験記録XXX - 日付YYYY/MM/DD
対象:
実施方法:
結果:
分析:
次のように簡略化しても結構です。
日時: 出来事
太字 -> 太字
斜体 -> 斜体
下線 -> 下線
打ち消し線 -> 打ち消し線
サイト内リンク -> サイト内リンク
外部サイトへのリンク -> 外部サイトへのリンク
██████ or (U+2588, FULL BLOCK) -> 黒塗り(コピー&ペーストして使ってください)
そのまま書けば自動的にリンクされる。
http://ja.scp-wiki.net - http://ja.scp-wiki.net
とある文字にリンクを張る場合は二つの方法がある。
SCP財団 - SCP財団
SCP財団 - SCP財団
折りたたみ
脚注1
行頭に> を加えるとテキストを囲むことができる。
テキスト
す
テーブル
列1 | 列2 | 列3 |
---|---|---|
内容 | 内容 | 内容 |
内容 | 内容 | 内容 |
注:記事にこれらの画像ファイルを使うことはできません。
イラスト。写実的なものであれば大丈夫です。
透かしの入ったもの。
直接的な性描写のあるもの(発見次第削除します)。
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以下の構文をrate用コードの下に貼り付けて、画像を表示してください。
画像の大きさを変更したい時は、以下のコードで「width:300px」を任意の数値に置き換えて下さい。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-1から4は全て
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Aは1匹ずつ10×10×10cmの耐熱ガラスでできた箱の中に入れ、箱の中の温度を80℃以上に保ってください。SCP-XXX-JPの存在する部屋は最低2名の警備員により監視させて下さい。また、実験以外の用途で箱の中にSCP-XXX-JPを2匹以上入れないようにして下さい。
SCP-XXX-JP-Aは1匹ずつ10×10×10cmの鉄でできた箱の中に入れ、溶接した後にコンクリートで鉄を覆い、完全に密封した後に、サイト-81██の高危険度生物収容エリアに収容し、その部屋の室温は常に60℃以上を保って下さい。室内の様子を確認する場合は部屋に取り付けられている監視カメラにより確認して下さい。SCP-XXX-JPの居る部屋には感染する恐れがある為、許可の無い接近は許されていません。また、いかなる理由を持ってしても箱の中にSCP-XXX-JPに指定された生物を2匹以上入れないようにし、SCP-XXX-JPに対する実験は殺菌実験以外には行わないで下さい。殺菌実験以外を許可なく行う、もしくは許可なくSCP-XXX-JPを保護する部屋に入ろうとする者は即座に終了されます。また、SCP-XXX-JP-Bは四肢を切断した後、それぞれの部位を耐衝撃ガラスケースに入れて下さい。
説明: SCP-XXX-JPはスタフィロコッカス(Staphylococcus)科と思われる細菌群の名称です。SCP-XXX-JP同士は何らかの方法で結合し、SCP-XXX-JP-Aになります。細菌群を示す際はSCP-XXX-JPと、全体を示す際はSCP-XXX-JP-Aと、SCP-XXX-JP-Aの1個体を示す際はSCP-XXX-JP-A-[対応番号]と呼称します。SCP-XXX-JP-Aは全長が2cm(個体差あり)の白く細長いハリガネムシのような見た目をしており、身をよじりながら動きます。詳細は実験記録01を参照して下さい。SCP-XXX-JP-Aに食用に飼育されている家畜が触れると、痛みを伴いながら皮膚を貫いて血管に入り込み、感染します。SCP-XXX-JPは人間以外には異常性を発揮しませんが、食物連鎖によって最終的に人間へ感染した際にその異常性を発揮します。SCP-XXX-JP-Aに感染された人間はSCP-XXX-JP-Bに指定されます。SCP-XXX-JP-Aは人間に感染した際、血管へと向かって進み、血管へ到達すれば自らの体を分解、血流に乗って人の脳へと辿り着き、SCP-XXX-JP-Bの脳に感染して多数の症状を引き起こします。発症させる症候群は現在確認している種類で███種です。詳細は実験記録03を参照して下さい。SCP-XXX-JP-Bが死亡したとSCP-XXX-JPが判断した場合、SCP-XXX-JPは脳から体外へと移動。SCP-XXX-JPからSCP-XXX-JP-Aとなります。現在、確保してたSCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP-A-1からSCP-XXX-JP-A-81まで存在しますが、未収容のSCP-XXX-Aがいる事を視野に入れ、現在総数を調査中です。
SCP-XXX-JPは山中の廃墟となった研究施設において、室温が56℃に保たれた地下室で発見されました。発見した際、SCP-XXX-JP-Aの入っていた箱の外に以下の内容の紙と共に日本生類創研のタグが付けられた記録書が発見されました。記録書の詳細はSCP-XXX-JPの記録書を確認して下さい。
[解読不能]くん 合計58匹 即座に殺菌すること
SCP-XXX-JP-Aは58匹確保。全て確保されたと思われます。SCP-XXX-JP-Aが収容違反を起こし脱走。SCP-XXX-JP-α事件により脱走したSCP-XXX-JP-Aのものと思われる事件が██県██町で発生しました。詳細はSCP-XXX-JP-α事件、SCP-XXX-JP-β事件を確認して下さい。
また、SCP-XXX-JP-Aは実験記録06を鑑みて察するに、いかなる方法を用いても駆除することができません。
効果的な駆除方法を思いついた場合、███博士に提言して下さい。
以下の実験記録、事件記録、記録書は時系列順に並べてあります。
この細菌を殺せという命令でしたが、殺す事が出来ませんでした。
引きちぎろうとすれば伸び、潰そうとすれば固くなり、凍らせようとすれば自らの体を変形し続けました。つーか絶対零度に近いの環境の中でも熱を持たないで凍らなかったとかこの細菌おかしいわ。
前に事故で██tの岩石がこいつに落ちたことがあったけど、岩石の方がヒビ入ってバラバラになるとかもうどうしようも無ぇよ。管理もめんどくさいしここに放置しときます。ブドウ球菌ベースで実験的に開発したものが突然変異に突然変異を起こすというウルトラCを起こした時点で嫌な予感してましたし、諦めてください。増殖もしないし、一定以上の暑さになると必要以上に動いて熱を持たないようにしているからまあ大丈夫だよ。多分。
SCP-XXX-JPは50℃を超えると非活性状態になりました。恐らくこの記録書は正しいものだと思われます。 ██博士
実験記録 01 - 日付20██/██/██
対象: SCP-XXX-JP-A
目的: SCP-XXX-JP-Aの身体能力検査
結果: 蛇のように体をくねらせ、およそ0.2m/minの速度で移動します。水中での活動も可能であり、同速度で移動します。また、体をバネ状にして跳躍する事も可能です。しかし、服などの布を貫通するだけの力は持っていません。
分析: 細菌という分類においては驚異的な身体能力を持っています。しかし、力はあまり持っていない為、防護服を着て扱えば危険は無いと思われます。 ██博士
実験記録 02 - 日付20██/██/██
対象: SCP-XXX-JP-A
目的: SCP-XXX-JPはどのような異常性を持つか
実施方法: SCP-XXX-JP-Aを、様々な環境に置く
結果: 牛、豚、鶏など、人間が一般的に摂取する肉類に感染し、キリン、象などには感染しませんでした。また、食用の牛などには感染しましたが、野生の牛には感染しませんでした。
感染した牛をインドに送った際はSCP-XXX-JPは体外へと移動し、SCP-XXX-JP-Aとなりました。
血管の無い生物に関してですが、脳のある生物に対してはSCP-XXX-JP-Aは自力で脳へと辿り着き、感染します。クラゲ、植物等の脳の無い生物に関しては感染しませんでした。
それに加え感染した生物を解体したところ、感染したSCP-XXX-JP-Aと同数の肉片にSCP-XXX-JP-Aが存在していました。このSCP-XXX-JP-Aの入っている肉片を食べた生命体はSCP-XXX-JPに感染されました。分析: 恐らくですが、人間に感染した際に異常性が見られるものだと思われます。 ██博士
実験記録 03 - 日付20██/██/██
対象: SCP-XXX-JP-B
目的: SCP-XXX-JPに感染された際、どのような異常性が見られるか。また、摘出は可能か
実施方法: 健康的なDクラス職員5人に感染させる**
結果: SCP-XXX-JPはDクラス職員の肌が露出されている部分から血管に入り込み、個人差はあるものの、おおよそ3分後にはDクラス職員達は腕などの麻痺、腹痛、頭痛、[編集済]を併発しました。これらの症状は一般的な人間も発症する症候群が複数発症したという事が分かりました。症状に統一性は無く、完全なランダムである事が伺えます。また、ソフトドリンク・ケトアシドーシスという急性の糖尿病を併発した事からSCP-XXX-JP-Bの現在の状態に関係なく症候群を発生させる事が分かりました。24時間後には上記の症状に加え、目の充血、耳鳴り、呼吸不全、[編集済]を起こし、Dクラス職員の一人が心筋梗塞により死亡しました。その後五日間に渡って生き延びたDクラス職員がいましたが、脳梗塞で死亡しました。死亡したDクラス職員からはSCP-XXX-JPが体外へと移動し、SCP-XXX-JP-Aとなりました。
この際、Dクラス職員が苦しみの為か胸を掻き毟る等の自傷行為を行いましたが、傷はありませんでした。現在SCP-XXX-JP-BとSCP-XXX-JP-Aの関係性を調べています。
初日の症候群発症後にSCP-XXX-JPをD-53214から摘出しようと試み、感染後レントゲン写真で異常のあった頭部を切開しました。しかし、SCP-XXX-JPはD-53214の脳と同化していた為摘出は不可能でした。分析: SCP-XXX-JPは人間に感染した際何らかの方法で脳と同化。摘出不可能になります。また、症候群は感染時と感染から24時間毎に複数個発症されると思われます ██博士
実験記録 04 - 日付20██/██/██
対象: SCP-XXX-JP-A
目的: SCP-XXX-JP-Aが増殖、繁殖するか
実施方法: SCP-XXX-JP-Aを複数匹同じ箱に入れる結果: SCP-XXX-JP-Aの全ての個体は異常性のある反応を示さず、増殖、繁殖行為は行いませんでした。
分析: どうやら記録書に書かれていた通り増殖はしないようです。しかし、何らかの理由で増殖する可能性があるので特別収容プロトコルは現状維持がいいと思われます。 ██博士
SCP-XXX-JP-α事件とは、20██/██/██にサイト81██で発生した実験記録03で死亡したと思われるSCP-XXX-JP-B達の暴動です。
SCP-XXX-JP-α事件で██人の職員が死亡。██人が重軽傷を負いました。この際、SCP-XXX-JP-BがSCP-XXX-JPを保護している施設に侵入。破壊行動を行いました。
その結果確保されていたSCP-XXX-JPのうち、SCP-XXX-JP-A-34からSCP-XXX-JP-A-36の3匹脱走しました。犠牲者を出す前に早急な確保が検討されます。
また、SCP-XXX-JP-Bは脳波が無く、心臓が止まっているにも関わらず生存しています。症候群はどうやら死亡したと思われる日からも増加しており、その苦しみから救われるためにSCP-XXX-JPを解放しようとしたと述べています。SCP-XXX-JP-Bの頭を切開した結果、皮膚の下全てがSCP-XXX-JPに変容している事が分かりました。他の部位も同様です。これらのSCP-XXX-JPは食用の豚に触れさせましたが感染せず、Dクラス職員にも触れさせたところ、感染しなかった為、これらのSCP-XXX-JPは感染しないものと思われます。
恐らくSCP-XXX-JPは感染した生物の機関の代用となっているものだと思われます。また、痛覚なども切断された手からも感じるようで、切断された手足も自らの意思で操る事も可能です。以上の事からSCP-XXX-JPに感染された場合、思考や感覚を何らかの方法で操られているものだと思われます。
また、切開、切断行為を行った際、自然治癒力が異常な程上昇していました。切断面を傷跡に触れさせると瞬時に繋がり、焼却をしても自然治癒力が上回りました。恐らく劣化したSCP-XXX-JPの能力持っているものだと思われます。
日付20██/██/██に██県██町でSCP-XXX-JPが発症させたと思われる症候群にかかった患者が5人現れました。早急に回収部隊を向かわせ回収させたところ、5匹のSCP-XXX-JP-Aを発見しました。この際、新たに回収した3匹のSCP-XXX-JP-Aは他のSCP-XXX-JP-Aより小さく、幼体である事が推測されます。新たに回収したSCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP-A-59、SCP-XXX-JP-A-60、SCP-XXX-JP-A-61と呼称。[幼体]と表記します。また、新しく現れたSCP-XXX-JP-Aは全て同じ方法で収容して下さい。
……最悪の事態が発生した。 ██博士
実験記録 05 - 日付20██/██/██
対象: 回収したSCP-XXX-JP-A
目的: 回収したSCP-XXX-JP-Aは繁殖行為を行うのか
実施方法: SCP-XXX-JP-Aと回収したSCP-XXX-JP-Aを同じ箱に入れる
結果: 回収されたSCP-XXX-JP-Aは[幼体]以外[データ削除済み]により10時間後、[データ削除済み]をされたSCP-XXX-JP-Aの体から新たに4匹のSCP-XXX-JP-Aを分裂させました。[データ削除済み]をされたSCP-XXX-JP-Aは分裂が終わるまで増殖行為を行いませんでした。また、この数はいかなる場合においででも増減することはありません。加えて、脱走していないSCP-XXX-JP-Aも繁殖行為をされることにより、自ら行うことが可能となりました。
分析: 今回の実験により、最低でも三匹が収容違反している事、そして成体となったSCP-XXX-JP-Aが2匹居ることが分かった。つまり繁殖は可能だ。2匹もいれば日に8匹程の勢いで増える。さらに幼体のSCP-XXX-JP-Aも段々と成長している。早期に回収をしなければ人類が滅ぶでしょう。 ██博士
現在、確保しているSCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP-A-1からSCP-XXX-JP-A-81まで、SCP-XXX-JP-Bは10人確保しています。これら全てのSCP-XXX-JP-A、SCP-XXX-JP-Bはより厳重な特別収容プロトコルを適用させて下さい。
現在、SCP-XXX-JP-Aが繁殖した事を視野に入れ、収容部隊が確保に向かって捜索しています。
実験記録 06 - 20██/██/██
対象: SCP-XXX-JP-A
目的: SCP-XXX-JP-Aは本当に記録書に書かれてある通り殺菌出来ないのか。
結果:
殺菌方法 結果 分析 150℃で5分間熱し続ける。 記録書同様 高温処理は全て試したが、記録書通りの結果だった。しかし、予想できた事だ。悲観はしない。 2.4GHz/1500Wの電磁波を10分与え続ける。 生存 遺伝子破壊は不可能。しかし、他にも方法はある。 10hPaの圧力を加え続ける。 生存 圧力に比例して硬度が増していきました。 恐らく圧殺する事は出来ないようです。 真空状態の箱に入れる。 生存 これにより宇宙空間でも生存が可能という事が証明されました。 8200Vの電流を流す。 生存 ……まだ、まだ他にも方法はある筈です。 オゾン処理を行う。 生存 ……どうやら殺菌する手段は無いようです。 分析: この実験により、SCP-XXX-JPはいかなる方法を持ってしても殺菌する事が不可能と判断しました。
……どのようにしてこのような生物が生まれたかは分からない。ただ、殺せないという事が分かった。願わくば、SCP-XXX-JP-Aが何らかの生物に感染して増殖をしていない事を祈る。 ██博士